こんにちは~、キートンです!(^-^)/
みなさん朝起きてびっくりしたかと思うのですが
昨日のNY市場、3指数とも下がりました。ここ最近にはない大幅な下げです。
- NYダウ:35368.47 -543.34(▼1.51%)
- ナスダック:14506.89 -386.85(▼2.60%)
- S&P500:4577.11 -85.74(▼1.84%)
で、昨日上げたのはエネルギーセクタのみ。でした。。
株価下落の構図
原油高騰が長期金利に影響をおよぼし、株価が下げました。
NY原油先物が一時87ドル台に急上昇しインフレ懸念広まる
↓
インフレ抑制のためFRBが利上げ加速するのではとの観測
↓
米長期金利が1.8台後半に上昇
↓
割高な株に売り、景気回復減速懸念も
↓
全面的な株安
という構図になります。
ではチャートをみてみましょう。
アメリカ株3指数のチャート
まずはNYダウ、そしてナスダック、S&P500とみてみましょう。
NYダウとS&P500は下がったとはいえども下値は切り上げてきてるのでなんとか持ちこたえているかなという印象ですが、ナスダックは下値が切り下がっているので、上昇トレンドに転換するためにはひときわ強い上昇圧力が必要となってきます。
ただ、これから利上げっていうときにはなかなか好材料が出てきそうにありません。
なんとかポジティブサプライズが出てくることを祈るしかないですね。
までもコロナ感染者についてはアメリカは本日も減少傾向にありましたので、ピークアウトの予想が強まりました。
そして、サプライチェーンの混乱(供給制約)についても、かつての港湾のまわりに船がずっと待機するような現象はだいぶ緩和したとのことですので、ようやくモノが正常に流れていきそうです。
これらが上手く早く経済に作用してくると、もしかしたらFRBによる利上げ回数も下がって、ハト派に転じて株価上昇というのもかなり有りえるパターンと推測されます。
金利がさらに上昇!!
あれ?もう先週でFRB(中央銀行)による利上げを織り込んだんじゃなかったの??
年初の1.4%からすでに1.7%台にまで上がってるじゃん!
と思った方も少なくないでしょう。
昨日、1.7%台から1.8%台後半まで上がりました。0.1%以上もあがったわけですから、株価はそりゃ下がります。。下図は米10年債利回りの推移です。
実はこれ、FRBが利上げは利上げでも当初予定してた0.25%ずつの利上げを0.5%にしてくるのではないかと予想し、1.7からさらに上の1.8%台にまで押し上げたのだと思われます。
節分天井、彼岸底と相場の格言でありますが。。どうもこの格言は今年は通用しないかもしれません。
コロナ収束時期で、かつ業績相場への移行という前代未聞の相場にさしかかっているため、誰も予想だにしないことが起こるのは無理もないと思います。
でも、想定外が想定内と思えれば、比較的精神的に楽だと思います。。
利上げがこうポンポンとやってくる局面では株はあまり買わない方がいいですね。
むしろ売ってキャッシュポジションを厚めにしておくと良いでしょう。
ですので、今年のS&P500に連動するETFやナスダックに連動するQQQなどについて
売買で運用しようと思ったらかなり難しいでしょう。
今年は買い増しなどせず、今のうちに方針を決めておくとよいでしょう。セル オア ホールドですかね。。
以前の記事でも説明したように、FRBの利上げでも過去に株価はずっと上昇しております。
FRBが丁寧に説明し市場を不透明感にさらさなければ、たぶん株価上昇トレンドの継続は達成可能でしょう。
NYダウ、ナスダック、S&P500の手綱はFRBが握っているといっても過言ではありません。
私ら市場参加者は3指数ではなく、FRBの発言に十分注意することでリスクを下げることができるのではないかと思います。
ということで3指数の話はここまでにして。。
さ、ただし、コイツには効き目はなさそうです。そうです。エネルギー株です
無敵セクターか!エネルギー株の強さ
まあ、昨日のあの3指数の下げをものともせず、ゴーイングマイウェイでなんとプラスで終えてます。
要はコイツ、エネルギー株は利上げとかインフレとかほぼ関係なしのセクターです。
当然、FRBとかも関係なく、ガンガンに株価上げてきます。
足元の原油は85.43ドル/バレルと下図の通り上昇しつづけてまして、とどまることを知りません。。
それもそのはず、これから数年後には120ドル/バレルに達するであろうという一部アナリストの観測もあるくらいですから。。
もはや無敵です。ヤバいです。
ちなみに主なエネルギー株だけ、チャートともに紹介しておきますと
エクソンモービル(XOM)
シェブロン(CVX)
ダイヤモンドバックエナジー(FANG)
パイオニアナチュラルリソーシズ(PXD)
最後に
以上、米国株価3指数はどこへいく? その3 NYダウ、ナスダック、S&P500
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。
つみたてNISAやidecoは長期投資なので、こんなの無視してかまいません。
くれぐれも下落したからといって動揺なさらないよう、気を付けてください。
間違っても売ったり、減額したりしてはいけません。
淡々と積み立てていってください。
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。では、また!(^-^)/
役立つアイテム
まだ読んでない方は是非!目からウロコ間違いなし!
お金の大学
Mens Leather Store
財布や鞄など、感動のレザー作品が多数。
セブン-イレブンでいつでも受け取り
くらしのパートナー「セブン」
エトランジェ・ディ・コスタリカ
オリジナルステーショナリーとヨーロッパ雑貨
コメント