セクターローテーションとは?

株式投資・お金
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こんにちは~、キートンです!(^-^)/

前回まで企業が取り組んでいる事業の分野(セクター)についてお伝えしてきました。

そのセクターですが実は歴史や流行が繰り返すのと同様、好調なセクターがかわるがわる入れ替わりローテーションしていくのです。
このセクターローテーションの知識があれば、今どんな相場なのかがわかり次にどんな相場がきて
どんなリスクもしくはリターンがあるのかを察知でき、どんな行動をすればよいのかを判断することができます。

チャート分析も重要ですが、こういった大きな流れについても理解しておき、いい波に乗っていきたいですね。


相場サイクル

では、まずは相場サイクルをご説明しますと。

今回のコロナショックみたいに金融緩和、財政出動といった金融相場となりました。

【金融相場】:金融緩和、財政出動(株価上昇)
 ⇓
【業績相場】:増益決算(株価上昇)
 ⇓
【逆金融相場】:金融引き締め、増税(株価下落)
 ⇓
【逆業績相場】:減益決算(株価下落)
 ⇓
そしてまた
【金融相場】にもどり

相場サイクルがぐるぐる回っていくのです。

でどんな行動したらいいの?

ってことでそれぞれの相場において、どんなセクターに資金が流れ込むのかを見てみたいと思います。

金融相場

まずは金融相場から。
こちらは不景気時に政府が景気と株価を刺激するためにお金をばらまき、金利を下げます。

有望なのは景気敏感セクターや不動産など金利低下にメリットがある企業です。

つまり
「金融セクター」
「不動産セクター」
「情報技術(ハイテク)セクター」

が買われ上昇する特徴があります。

ただ日本はゼロ金利でもともと低かったため、ばらまかれたお金の余り分は米国株だったりグロース株へ流れました。

業績相場

次に業績相場に移ります。
ここでは上記の金融緩和が功を奏し、景気が上昇、企業の業績も上がり、株価もぐんぐんと上昇していきます。
いちおう、景気敏感株とよばれるセクターです。
鉄鋼や化学、紙を作ってる企業
「素材セクター」
そして製造業も活況をとりもどし工作機械や設備投資関連のニーズが高まり
「資本財(工業)セクター」
が買われ上昇する特徴があります。
株価上昇、物価も上昇と業績相場が拡大していくと。。

逆金融相場

そして逆金融相場に入っていきます。
つまり政府による金融引き締めです。
いまでいうとテーパリング(お金バラマキやめていく)や金利引き上げといった内容ですね。

そうなると株価は下落しはじめ、ここで敢えて株式購入はさけておいたほうがいいでしょう。
注目するのであれば、景気に左右されないセクターで
「通信セクター」
「生活必需品セクター」
「ヘルスケアセクター」
「公益セクター」
「エネルギーセクター」

が有力となります。

で引き締めをつづけていると企業の元気もなくなっていき、

逆業績相場

へ突入していきます。
金融引き締め→景気後退→企業業績が悪化→株価下落
といった相場です。
ここでも何もしないでおくのが賢明かと思われます。
敢えて注目するのであれば
逆金融相場と同様、ディフェンシブセクターとよばれる5つのセクターで、それら景気鈍感(どんかん)株を検討するのがよいでしょう。

そして景気後退が継続、明かりが見つかりませんという状況で世間が混乱しないよう、今度は政府がお金をばらまき(米国債、住宅ローン担保証券(MBS)の買い入れ)をスタートさせ、また金融相場へと移っていきます。

最後に

以上、セクターローテーションとは ということでご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。

相場のサイクルが変わるトリガーは、中央銀行の金融政策です。
その政策のプロセスは
米国でいうとFOMC(連邦公開市場委員会)や金融政策に影響を与える雇用統計などの重要経済指標となります。

今のフェーズの次はどんな相場がきて、どんな株が伸びてくるのか、サイクルの変化を察知して

冒頭にも申しましたが、
歴史や流行が繰り返すのと同様、有望なセクターがかわるがわる入れ替わりローテーションしていくのです。
このセクターローテーションの知識があれば、現在の局面の次はどんな相場がきて、どんな株が伸びてくるのか、そしてそれが分かればその株に投資するという行動が自然ととれるでしょう。

知識は武器にも防具にもなります。これからも勉強してお金に困らない暮らしを手に入れましょう!

それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。

本日もご覧いただきありがとうございました。では、また!(^-^)/

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