こんにちは~、キートンです!(^-^)/
テクニカル分析のひとつ「マックディー」を前回説明しました。
そこのチャート内で使われていたのがいくつかの線、それが価格の移動平均線です。
ズバリ、価格のトレンド(上昇下降)および、売買サイン(クロス)を出してくれます。
世の中で見るチャートにはたいがい使われている移動平均線。
ちょっと画面内がごちゃごちゃしててなんか見づらいなと思ったことありますよね。
でもこれが実はすごく重要で、ローソク足チャートとあわせてみてみることをおススメします。
ではさっそくこの移動平均線についてお伝えしたいと思います。
移動平均線のおさらい
チャートの中に何本かゆるーい線が入ってるのみたことありますよね
それが移動平均線というものでトレンド(価格の方向性)を判断するモノサシとして
考案されたものです。
単純移動平均は単純な平均株価を計算することによって求めることができます。
例えば、5日平均であれば5日間の終値を足して、5で割れば求められます。
こうして計算された移動平均を線にして描くとさきほどの図のように
10日平均、25日平均、75日平均などと
移動平均線を描くことができるのです。
で、これが「単純移動平均線」(SMA)でした。。
※過去記事も参考にしてください。
株価チャートって読めます?(トレンド編)
にて、記載しております。↓↓
指数平滑移動平均線(EMA)
さあ、難しい言葉が出てきてもう無理って方も多いかと思います。。
がしかし、内容は簡単で名前だけので安心してください。
ちなみに
- 単純移動平均線」(SMA)=Simple Moving Average
- 指数平滑移動平均線(EMA)=Exponential Moving Average
とよびます。
【重要】:世界一般ではEMA(指数平滑移動平均線)が使われてます。
※この長ったらしく難しい名前が日本人からも嫌われたのだと思われます。。
EMA(指数平滑移動平均線)は直近の値段に重きを置いて算出してあります。
数か月前の値段なんて今にとってはあんまり重要ではないですよね。。
覚えなくてもいいのですが計算は下記の通りです。
例えば3日EMAのイメージは
(1日目価格+2日目価格+3日目価格+3日目価格)÷(3日間+1日)
ということで直近の価格をもう一回たして、そして一日プラスした日数で割る
これだけです!!
すなわち直近の価格を重視してる値ということになります。
イメージはこんな↓感じです。
EMAの実際の計算ですが
指数平滑移動平均線の最初の値は、単純移動平均と同じ計算、つまりn日間の終値の合計をnで割って求めます。そして2日目以降は、前日EMA+平滑化定数α×(当日終値-前日EMA)で求めます。なお、平滑化定数α=2÷(n+1)です。この平滑化定数を用いた計算により、ウェイトの減衰が指数関数的になります。
たとえば
1日目 100円
2日目 110円
3日目 120円
4日目 130円
5日目 120円(当日)
としましょう
3日間EMAはと。。n=3です。
1日目 100円
2日目 110円
3日目 120円 110円(100+110+120=EMA)※単純移動平均と同じ値
4日目 130円 110+(2/(3+1))X(130-110)=120円(=EMA)
5日目 120円 120+(2/(3+1))X(120-120)=120円(=EMA)
てな感じです。
補足として
単純移動平均は
過去の異常値も100%分子の値として含みますので、
単純移動平均線にはダマシが多いとのことです。。
どういうことかというと、
ここでゴールデンクロスして買ったのに、上昇がとまって下落してしまったとか。。
です。
一方、下図の通りEMA(指数平滑移動平均)はSMAに比べて、天井や、底のタイミングが早めに現れるため、
売買サインを早めにだしてくれます。
最後に
以上、移動平均線ってなに?(SMAとEMA) ということでご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
今回もこうやって分析ツールの意味を理解することで、チャートの意味、値動きの意味を深く知ることができ、ツールの選定にも自信がもてますし、売買タイミングの精度をあげて利益を伸ばすこともできます。
ちなみに、前回ご紹介した「MACD」(マックディー)という分析ツールについてもこのEMAを使ってますので信頼性は抜群にイイです!!
知識は武器にも防具にもなります。これからも勉強してお金に困らない暮らしを手に入れましょう!
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。では、また!(^-^)/
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今日もちらっとロウソクが出てきたのでちなんで今日はコレ。
香りとほのかな光とでリラックスしてはいかがでしょう。
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