アフターコロナの投資戦略 その5(サプライチェーン混乱編)

株式投資・お金
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こんにちは~、キートンです!(^-^)/

サプライチェーン問題ですが、半導体だけではありません。一つが転ぶとドミノ倒しのようにさまざまな製品が作れなく、滞り、供給制約をうけてしまいます。

本日ついにマクドナルドのポテトMとLが一時販売停止となりました。
「な、なんてことをするんだ。。」と一瞬目を疑いましたが、こちらもサプライチェーン問題に絡む販売停止とのことでした。
この事件でもサプライチェーン問題の感染性がいかにヤバいことかがうかがえます。しかし。。

今日もそんな情報も仕入れることで、日本の株、米国株への投資スタンス、戦略を考えるべく、知識を得て情報整理して考えていきましょう!

株式投資の環境因子

株式環境の因子として考えられるのは

  • コロナ感染
  • テーパリングと利上げ
  • ハイテク動向 DX
  • 脱炭素
  • 原油動向 
  • 半導体 (←前回はここまで)
  • サプライチェーン混乱(供給制約)
  • インフラ整備

といった項目が上げられるかと思います。

サプライチェーンの混乱の内容

これについては経済産業省のホームページでわかりやすい図がありましたのでご紹介します。

2020年の白書ということですのでデータ的にはちょっと前になるのですが、起きてる現象は同様ですので、混乱の内容としては一目瞭然で理解できるかなと思われます。

上図は日本を中心とした模式図ですが、
中国➡日本
米国➡日本
東南アジア➡日本
といった日本へ供給する各国の生産がストップしてしまった例です。

そして原材料を輸入して付加価値をつけて製造するという日本のお家芸ができなくなってしまったということです。
現在では解消しつつあるとのことですが、これは日本に限らず他国でも起こった事象でして、世界の経済が回らなくなってしまった実例です。

このサプライチェーン混乱の原因、詳細についても経済産業省のホームページにつらつらと文章でかかれておりますが、かいつまみつつ、いくつかにすみ分けしてご紹介します。

海上運輸

この海上運輸が一番問題でして。。

アメリカロサンゼルス(LA)全米最大のコンテナ港「ロサンゼルス港」と その隣の「ロングビーチ港」の史上最悪とされる混乱にあります。

両港は全米のコンテナ輸入数の4割以上を取り扱っているとされており、ここから鉄道で全米各地に物資が運ばれています。

品目は多岐にわたり、自動車や家具、衣料品、電化製品、食料品に加え、原油や化学製品、金属や鉄鋼、紙、動物飼料などです。

この混乱の原因は

  • 新型コロナウイルスの感染拡大よる巣ごもり需要
  • 経済活動再開に伴うリベンジ消費で貨物需要の急拡大
  • 港内労働者のコロナ感染による人員不足
  • 物資不足不安による小売店などの大量発注
  • 全米規模でのトラック運転手不足

など。。

さまざまな要因が複雑に絡み合って物流の混乱が起き、それが長期化しています。

両港の沖合で入港を待つコンテナ船の数は110隻を超え、平均待機日数も過去最高となる8・7日だと報じられました。

陸揚げされたコンテナも輸送するトラック運転手不足から保管場所が不足し、湾の外にまで積みあがったコンテナがあふれる事態となっています。

陸上運輸

上記の海運のところでも記載した通り、トラック運転手の不足で輸送ができなかったり、トラック自体の不足もあって、急きょレンタカーなども借りて宅配したりとピーク時は大混乱だったそうです。

航空運輸

航空輸送については、さすがに空の上で停滞するわけにもいかないため、騒がれてはおりませんが、海上輸送ではらちが明かないとのことでやむなく航空輸送に切り替えている企業もあります。
ただ航空輸送は運賃が高いためその分コスト増につながってしまうというかなり痛いデメリットがあります。

多くの産業が様々な輸送手段を用いて資材を調達し、各産業が相互依存していることから、陸上輸送、倉庫、海上輸送、航空輸送のいずれかが欠けてもサプライチェーンは混乱することが新型コロナウイルスの感染拡大において改めて示されました。

工場の操業停止

東南アジアなどの一部の生産拠点の稼働が停止してしまったことや運輸の遅れも追い打ちをかけて、
次の生産工程に対して供給できなくなり、結局、自動車なんかはこのように一部部品の供給が滞るだけで、自動車生産をストップせざるを得なくなりました。

みなさん覚えてらっしゃいますでしょうか?マスクが売ってない!という時期を。。
それと同じでメーカーとしては部品がない!!作れない!ということが
製造業で起こってたということです。

人手不足

アメリカでは給付金をばらまいたため、働きに出かけず巣ごもりのまま過ごしていた方が大勢いました。それから時は経ち、2021年9月で給付金がストップし、労働者が戻ってきてるものの、55歳以上の方ではもうすでにリタイヤされて、労働者の数が戻ってない現状となっております。

また、アメリカでは移民流入の制限もありまして、数百万人の移民からの人手不足も問題となっています。

政治的な供給停止

前回お伝えしました半導体についてはアメリカが中国の半導体メーカーとの取引をやめてしまったため、TSMC(台湾半導体メーカー)に集中せざるを得なくなり、半導体を使うたくさんの製品郡に影響を与えた側面もあります。

投資戦略の検討

2021年末時点ではサプライチェーンの混乱もピークを越え、少し緩和してきているとの伝えもありますが、
まだ、オミクロン株の先行きも不透明なことから、世界全体でみると
工場の完全再開や労働者の戻りが緩やかなため、混乱は解消しつつも回復には時間がかかると思われます。回復しないわけではありませんので、これからはゆっくりだけど上がるのみです。

ということで陸海空の運輸業についてはまだまだ上値の余地がありますし、旅行やレジャーの再開が加速するとさらに輪をかけて活況を呈し、業績、株価は伸びていくものと思われます。

しかも緩やかでいまは乱高下してますので押し目を狙って買いをいれるといいかもです。

銘柄で行くと

  • ダイヤモンドバックエナジー(FANG)
  • パイオニアナチュラルリソーシズ(PXD)
  • 日本郵船(9101)
  • デルタ航空(DAL)
  • ANAホールディングス(9202)

などなどです。似たような銘柄を探して、お好みでどうぞ!
たぶん一年後「ニヤッ」としてることでしょう。

最後に

以上、アフターコロナの投資戦略 その5(サプライチェーン混乱編) ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。

ちょっとマックのポテトが食べられないというのが残念で仕方ありません。。
ちなみに日本マクドナルド(2702)の株価は現時点では堅調に上昇です。
このような悪材料をものともしないマクドナルドの人気には頭が下がりますね。

知識は武器にも防具にもなります。これからも勉強してお金に困らない暮らしを手に入れましょう!

それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。

本日もご覧いただきありがとうございました。では、また!(^-^)/

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