こんにちは~、キートンです!(^-^)/
いきなりショッキングな画像ですいません。。
最近、アメリカのバイデン大統領が大規模インフラ整備を行うということでニュースで報じられておりました。
それもなんと、1兆2000億ドル(日本円で140兆円)規模とのことです。
インフラとは
「infrastructure」と表記し、インフラストラクチャの短縮語です。
インフラとは、基盤、下部構造などの意味を持つ英単語。一般の外来語としては、
IT用語辞典より
道路や鉄道、上下水道、発電所・電力網、通信網、港湾、空港、灌漑・治水施設などの
公共的・公益的な設備や施設、構造物などを指すことが多い(社会インフラ)。
とのことで、要は人が生活するうえで最低限必要なもので
国や自治体、企業が構築、整備するものと思っていただければと思います。
図で見ると一目瞭然で分かりやすいかと思います。
バイデン大統領の表明内容
2021年11月16日、アメリカのバイデン大統領は下記の通り表明をおこない、
インフラ投資法案に署名、成立しました。
「私たちは今日ついに、これを達成する」と、ホワイトハウスで開かれた法案署名式でバイデン氏
与党・民主党と野党・共和党の双方の連邦議員に語った。バイデン氏はさらに、「アメリカの人たちに伝えたい。アメリカはまた動き出しました。
そして皆さんの生活は、もっと良くなります」と国民に呼びかけた。「一世一代」の大型財政支出と位置づけられるこのインフラ投資法は、
BBS NEWS JAPANより
総額約1兆2000億ドルのうち約5500億ドルを今後8年間で、
高速道路や道路、橋、都市の公共交通、旅客鉄道などの整備にあてる。
加えて、清潔な飲料水の提供、高速インターネット回線、
電気自動車充電スポットの全国的なネットワーク整備などにも連邦予算で取り組む。
ということで
「一世一代」の莫大な資金をインフラに充てるということです。
なんでそんなに費用をかけるの??今は、コロナ対策が重要じゃないの??
と思ってしまいますよね。。
インフラ投資の必要性
コロナ対策も重要で必要なのですが、しかしながら、アメリカのインフラの深刻さは重大です。
下記の記事からその深刻さがうかがえます。(以下esriより抜粋、編集)
前のドナルド・J・トランプ大統領は、アメリカの道路、橋、空港は「崩壊している」
と繰り返し宣言しており、これらの老朽化した施設は、即時の注意がなければ、
経済成長を妨げ、さらに悪いことに、アメリカの生活を脅かす可能性があります。確かに、アメリカの交通インフラの多くは、長年の怠慢と不十分な資金提供のために、
esriより
古く、過負荷で、サービスが不十分です。米国土木学会(ASCE)は、
米国のインフラストラクチャに関する2017年のレポートカードをリリースし、
国の輸送ネットワークに全体的な文字グレードD +を割り当てました。ASCEは、
インフラストラクチャを相対的な健全性(B +グレード)に復元するために、
今後10年間で4.9兆ドルを投資する必要があると見積もっています。
アメリカの道路
アメリカ州間高速道路は、資源、製造業者、労働市場、顧客をつなぐために不可欠です。
トラック業界は、米国で出荷されるすべての商品の総量の70%と価値の64%を占めています。
それは国民経済に不可欠です。しかし、ASCEによると、米国の道路の品質は史上最低であり、その結果生じる交通は、
米国の最も重要なトラックルートの多くを悩ませています。
実際、混雑はトラック業界に年間500億ドル近くの費用をかけています。
これは、1年間じっと座っている264,500人のトラック運転手に相当します。ちなみに、交通量の多い貨物ルートの多くは、質の低い道路を横断しています。
最新のトラック輸送車両を構成する3軸18輪車は、満載時に最大80,000ポンドの重量があります。
それらは、移動する道路、場合によっては、そのような重量に耐えることを意図されていなかった
道路に多大な力を及ぼします。下図で強調表示されている高速道路セグメントは、連邦高速道路局によって劣悪な状態にあると判断されました。
esriより
アメリカの橋
米国の道路網には、古風な植民地時代の木製の交差点からモノリシックな10車線のスーパーブリッジ
まで、サイズと複雑さの範囲で60万を超える橋が含まれています。橋の平均年齢は43歳で、すべての橋の40%が50歳を超えています。これは、ほとんどの構造物の予想寿命です。さらに心配なことに、9つの橋のうち1つ
esriより
(合計56,007)は構造的に欠陥があると評価されています。
つまり、4つのコアコンポーネント(デッキ、上部構造、下部構造、カルバート)の1つが状態が
悪いことを意味します。構造的に欠陥のある橋はもはや安全ではありませんで、
かなりのメンテナンス、さらには交換が必要です。
上図は2007 年 8 月 1 日、朝のラッシュアワーに、州間高速道路 35W 号線(I-35)ミシシッピ川橋が
崩壊を始め、下を流れるミシシッピ川に落ちていきました。車を運転していた人々が先を争って
橋から脱出しようとした時、数台の車両が水中に沈んでいくのを目の当たりにし、恐怖に震えました。事故の結果、13 人が死亡し、145 人が負傷しました。
esriより
国家交通安全委員会は、今回の事故は設計上の欠陥が原因だと発表しました。
アメリカの鉄道
実は、アメリカの鉄道のあるトンネルについては老朽化が深刻で、トンネル内が崩れかかって、中の鉄筋が見えるほどにボロボロなんです。鉄道会社は危険なのは承知のうえで、ほかに振り替える鉄道もなく、やむなく運航しており、スピードもかなり低速運航にならざるを得ず、時間が遅れるのは当たり前になっている状況です。
esriより
もちろん乗客もほとほと困っている様子で、異常が常態化していてあきらめてるらしいです。
というわけで、アメリカにはドリームがあると思いきや、ドリームを叶える基盤のところが
おろそかになっていたというわけです。
形あるものは必ず消えてなくなります。
そういった原理原則の考えのもとに運営するのを怠ってきたツケが
10倍返しで戻ってきたイメージですね。
これみると、コロナ同様、それ以上に危険が潜んでいそうで、一筋縄ではいきそうではありませんね。
てなことで、今回
「一世一代」の大型財政支出に踏み切ったわけでございます。
インフラ関連銘柄について
アメリカンドリームの基盤である「インフラ」は常に心配のない状態にしておいてもらいたいものです。
で、
今回、大規模投資が認可されたということでインフラ整備で活躍しそうな企業についてみてみようかと思います。
セクター投資ですので一定のリスクはありますが、上記で述べたような背景があるということを後ろ盾にして
エントリーしてみてもいいのかなと思います。
個別企業はさすがにちょっとリスクが高いので、まずはETF(企業の詰め合わせセット)
をご紹介したいと思います。
その前になぜインフラに注目したかというと、これだけの莫大な資金が流入するわけですから
今まで細々とやってた企業が水を得た魚のようにグングンと成長するかもしれないと
いう考えからです。
今回は
世界一の資産運用会社であるアメリカのBlackRock社が出している
「iシェアーズ グローバル・インフラ ETF」(IGF)
です。
それではいつものごとくチャートから見ていきましょう!
っと、それは次回で見てみたいと思います。
それまでみなさん調べてみてはいかがでしょうか。
最後に
今回は インフラ投資が熱くなる!ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。
ハイテクばかりがフォーカスされがちなアメリカですが、インフラ事情はかなり深刻な状況となっております。
実は日本も公共投資をずーっとサボってた時期がありまして、アメリカ同様、道路も橋も上下水道もかなり老朽化がすすんでおります。
お金持ちになっても体が不健康じゃあ、元も子もありませんよね。
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。では、また!(^-^)/
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