こんにちは~、キートンです!(^-^)/
前回まで日本株についてお伝えしてきましたが、今回はちょっと個別株は小休止して日本の証券会社が売り出している商品(投資信託)をひとつご紹介したいと思います。
ツイッターや本、ユーチューブなどさまざまなメディアで株式のお話となると「レバナス」という文言をたびたび目にします。とくに去年は「レバナス最高!」「レバナスしか勝たん」というどやどやコメントも多くみられました。
で今、投資信託で有名でもてはやされている、通称「レバナス」というものがあります。
昨年も話題沸騰で大人気を博してましたが、いまもある意味、話題にのぼっておりさまざまなコメントが飛び交っております。
結論、手出し無用です。。
レバナスとは。。
2018年大和アセットマネジメントがだした「iFreeレバレッジ NASDAQ100」をレバナスと呼んで愛用される方が大勢いらっしゃいます。
レバレッジとは「てこ」という意味で、その名の如く、小さい資金で大きく運用できるというファンドです。2倍レバレッジや3倍レバレッジといった商品もあります。
で、NASDAQ100とはアメリカの成長株をたくさん集めて、複雑な計算をして指数にしたファンド(株式)でして、日々値動きが激しく、成長性が比較的高いのが特徴です。
で、この「iFreeレバレッジ NASDAQ100」ですが2021年のファンド・オブ・ザ・イヤーの5位に入賞したそうです。
その順位がコレです↓
余談ですが※eMAXIX Slimシリーズは手数料が安くおススメです!
そしてその
レバナスの成績とは
じゃじゃん!2021一年をみると右肩上がりのすばらしい成長を遂げてますね。
ただ、今はちょうど一年前と同等の値段まで下落しており、あきらかに鈍化ペースになってしまいました。
つまり去年購入して保有している方はいくらかの含み損を抱えているということになります。
これに売買手数料やら運用コストがかかりますので、含み損のかたは踏んだり蹴ったりで割に合わないかもしれません。。
ま、これは一時的なものだからという考え方もあるわけですが、今後のナスダックには要注意です。
その心はナスダックをけん引しているGAFAMです。そのGAFAMにも、ちらほらほころびが見え始めているからです。それはまた後日お伝えします。
「iFreeレバレッジ NASDAQ100」の特徴
購入時手数料がなんと2.2%もかかります。
売却時もこんだけかかるとするなら、およそ5%の株価上昇益がないとペイできない計算になります。
そして運用管理費が年間で約1.0%もかかります!eMAXIS Slimシリーズだと0.1%程度と10分の1です。
つまり10万円のレバナスを買ったとなると、年間で1000円支払います。
そして、購入時は2200円も支払います。
手数料で3200円はちょっと高いですよね。
だけどレバナスだから10%20%は稼げるから大丈夫だよ!と根拠のない自信からエントリーされる方が多いらしく、この思い込みが命とりになることも少なくありません。
まずはこの手数料。パンフレットなどにはこの記述はじつは最後にしか書かれてません。
それも細かい字でしかです。。
ネットでみると、解像度も悪く文字がぼやけてて、恣意的にやってるとしか思えないくらいです。
こちら株式と言えども、この商品にはまだまだ思わぬリスク、見えないリスクがまだあるのです。
レバナスのメリット、デメリット
私もナスダック連動のETF「QQQ」は保有しておりましたので、S&P500などよりもとても成長率が高く、ETFのなかとしてはピッカピカの魅力たっぷりだったのは認識しておりました。ただレバレッジをかけたナスダック100(レバナス)についてはいろんな評価があり、3倍よりも2倍がベストだとか、もみ合い相場では弱いとか。。でちらっと検討したときもありました。
メリット
とはいえ2020年から2021年にかけてはコロナの反動、金融相場で著しい成長を見せてくれました。
このときのレバナスはまさに無敵で大きなリターンを得た方はとても美味しい思いをされたのではと思います。
こういった、上昇相場においてはとっても有益なレバナス(レバレッジ型)の商品ですので、それはそれで有効に利用することで爆益をもらたらしてくれます。
ただ、この「有効利用すること」が非常に難しく。今となれば2020-2021は金融相場でコロナあけの上昇相場ということは誰が見てもわかります。ところがこの相場感というのは実際その渦中にあるとすごくわかりにくく、自分がどういう状況におかれているかというのを俯瞰するのはプロといえども難しいとのことです。
下記は余談で2021の振り返りですが
2021年調子のいい株式相場のなか、パウエル議長さんが言っていた「インフレは一時的」という神話というかお守り的な発言がありましたね。
その後インフレがおさまらなくなり、実は。。と怪しくなってきたころでした。
なんか雲行きが怪しいなとおもっていたら、ついに「インフレは一時的」は一時的ではないかも発言になり、プラス、テーパリングという言葉も出回ってました。
そしてそれにつられて「利上げ」のカードを持ち出しました。
それでナスダック指数は伸びを鈍化させ、2021年末には三尊天井となり、天井を打ってしまったわけです。
デメリット
ここで成長が止まってしまったナスダックですが、もみ合い相場の上、2022年には急落しました。
それでいてなお「レバナス民のレバナス信者はガチホしていたため、2022年1月24日FOMC後の急落をうけ、カウンターパンチを喰らったのです。
このときにこのレバナスのデメリットが浮き彫りになりました。。
どういうことかというと、
当然レバレッジなのでナスダックが下げる以上(およそ倍)で下落します。
そしてその前のもみあい相場ではじつは値が動くことで含み損が増えている可能性が大なのです。
こちら↓はレバナス総本山である大和アセットマネジメントの「iFreeレバレッジ NASDAQ100」のページから引用です。文字多すぎで読みにくいとは思いますが、
要は下げトレンドで値動きするとより一層の含み損を抱えることになるとだけ認識しておいてください。
2022年1月末の株価の下げ、これはどんな人にもかなり応えたのではないでしょうか。
レバナス保有者はなおさらでして、このパンチが効いた人は、もうレバナスやめようと思われたのではと想像します。
でも、これを機にレバナスをやめて、株式市場で復活できた人はラッキーだったのではないでしょうか。
痛手は大きかったけれど、やりなおすことでこの教訓をバネに再起でき今後に生かせるからです。
最後に
以上、レバナスってなに?「iFreeレバレッジ NASDAQ100」
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。
初心者手出し無用
投資経験者も手出し無用
もはやギャンブル性に重きを置いたマネーゲームみたくなっております。
本来の株式評価である企業の業績などには基づいての取引ではなく、株取引ではないのでは?といっても過言ではありません。
ということで、「レバナス炒め」と料理の名前としてでも覚えておいた方がちょうどいいかなと。
あまり関わらない方がいいですよ~
もしかしたらほんとにレバナス炒めは美味しいかも??
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。では、また!(^-^)/
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