ESG投資ってなに?~ESG投資の表と裏~

株式投資・お金
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こんにちは~、キートンです!(^-^)/

表紙の絵ですが、なんてのどかで優しくて心あたたまる絵なんでしょう!
この絵自体はすごくいい絵なのですが、このすごくいい絵を利用した商品があるんです。
それはまたあとで。。

はい、今日は今、話題沸騰であります、「ESG投資」なんですが。。
結論から申しますと
ズバリ、「いらない!」
です。

ESGとは?

  • Environment:環境
  • Social:社会
  • Governance:会社(組織)の管理

の3つの単語の頭文字をとって「ESG」ということです。

※Governance(ガバナンス)とは

組織における不正行為を未然に防ぎ、体制管理をするために必要不可欠な「ガバナンス」。企業では「コーポレートガバナンス」とも呼ばれており、経営の管理・監督を行う仕組み全体を指します。「ガバナンス」は健全な企業経営を行っていくために非常に重要です。

d’s JOURNALより

改めて
ESGとは
環境に配慮しており、社会的責任もはたしており、不正が起きない仕組みづくりをしてます。
みたいな企業や組織またはそういった取り組みのことをいいます。

地球の資源や環境汚染などに配慮して、社会貢献にも取り組み、会社のなかも規律、管理がいき届いており、こういったことにも重点的に取り組んでいるという企業が
「ESGに取り組んでいる企業」
ということになります。

なぜこんなことをとくに取り組むようになってきているのかというと、

欧州の方では昔から環境汚染問題や、地球温暖化などの環境保護する声が高々と上がって、COP26だとかいう会合(取り決め)を世界レベルでやっております。

つまりそういった環境配慮の視点が世界中にひろまったことから
企業は自らつくる商品や利益やサービスとは逆の面
つまりB面である
環境や社会貢献や企業統治といった切り口から見られるようになってきたからです。

表(A面)も裏(B面)もきれいな企業ですよ。とアピールすること。そして。

そうやって世間に認められないと、長期的に事業活動を続けていくことができなくなるからです。

最近ではよく「サステナビリティ」(持続可能性)な~んて言葉が流行ってますね。

ESG投資とは?

そして、そのESGに取り組んでいる企業に投資していくのがESG投資ということになります。

ここで日本のESG投資のファンドをご紹介します。

損保ジャパンが出してる
日本では総資産がトップのファンドです。

「損保ジャパン・グリーン・オープン(愛称 ぶなの森)」というファンドです。

運用実績は下図のような感じになっており、運用報告書には「31%も利益をあげました!」
と書いてありました。

で、話しはもどって
このESG投資の始まりは2006年 国連責任投資原則(PRI)にて提唱されたのがスタートです。

そこからグローバルでは機関投資家(証券会社の投資家とか)がESG投資の考え方を採用しましたが、当時日本では流行りませんでした。
日本ではやるようになったきっかけは
2015年金融庁と東京証券取引所が発表したコーポレートガバナンス・コードにESG投資の考え方が導入されたことがきっかけです。

さらに同じ年の2015年日本の年金を管理しているGPIF(年金を投資して運用する機関)がESG投資を推進している国連責任投資原則(PRI)の署名機関になったのがきっかけで、日本にもESG投資という概念が広がりました

とのことです。

ESG投資のメリット

①長期の資産形成に向いている。
企業が長期的に事業活動を続けていくことができて、その結果
長期にわたって会社が成長していくということなので、投資のリターンも増えていくという理屈です。

②安定した運用が期待できる
環境破壊や反社会的行為や不正などのスキャンダル的な事象や事件を起こす可能性が低いため、
事業活動、成長に安定をもたらすことになります。
また、ESGに配慮していれば投資家からお金が集まりやすいので、その分株価上昇に期待できるということになります。

③社会貢献につながる
人や地域や国に配慮していく考えの企業に投資することは、投資家自身も社会貢献をしているということになり、投資家自身にも自負が生まれることになります。

ESG投資のデメリット

上記のメリットについてですが、
とてもいい投資をしていて、とてもESG投資をしたくなってきますよね。

しかしESG投資の実態としては。。

必ず堅実に投資利益がもたらされるわけではないんです。

これはESG投資でよくいわれていることで。

  • 長期投資だから短期でのパフォーマンスが落ちるという側面があるのと
  • ESGへの取り組みが見せかけだけになっていて、実は企業活動(利益の追求)がおろそかになっているかもしれないということです。

ESGの考え方を絡めた企業商品の販売だったり、商品やサービスの開発だったりに発展しているのかとかを見ないと、やってますよアピールだけだと怪しいです。

ESG投資が特別に高い利益が得られるわけでない

下図の組み入れ銘柄ですが日本を代表する企業たちで日経225とほぼ変わらないと思ってよいでしょう。

つまりESG投資だからと言って株価の上昇率が高いとか、分配金がたくさんあるとかではありません。

改めて
ESG投資とは!

  • 流行を発信するメディア、マスコミのネタであり
  • 金融機関(〇〇証券)がうちらから手数料を収穫するネタであります。

ESG投資、これは安心、安定、長期ではバッチリ利益積みあがります!
な~んて言葉に騙されないようにしましょうね。

ESGという略称

この3文字の略称自体がデメリットです。
「環境」、「社会」、「内部統制」
この言葉は今作られたわけではなく、昔からある言葉でして。
これらを無視してきた企業は今は生き残ってないでしょうね。
環境に配慮。。などとは普通の考え方であってESGという言葉が浮いてるだけです。

再度先ほどのファンドをお見せします。
「損保ジャパン・グリーン・オープン(愛称 ぶなの森)」

なんとも環境にやさしそうな図柄の表紙ですね。

運用実績のグラフですが、これはコロナショックからの回復途中の切り取りですので、これは上昇して当然のグラフです。しかも日経平均とほぼ同じ形ですね。

最後に極み付きの資料をお見せしますと
手数料がとてつもなく高いです。やっぱりって感じですね。

S&P500(VOO)が手数料0.03%なのに、この損保ジャパンのファンドは1.65%も
うちらから奪っていきます。S&P500(VOO)の50倍の手数料です!

日本の銀行や証券会社の窓口に近づいてはいけません。

金儲けのためならなんでもやるプロ集団です。
まさに仁義なき戦いと思って投資はやりましょうね。

したがって、投資するならですが
普通にS&P500や全世界株式のインデックスファンドへの投資で全然OKです。

結果的にESGに配慮している企業でないとS&P500には組み入れられないと思います。
逆にESGに配慮してない企業でしたらすぐに何かのほころびから不祥事に発展して社会的信用を失い、風評被害や社内から崩れるとともに利益ががた落ちしS&P500どころか世間から外されていくと思われます。

ESG投資をやるべきか?

NO!です。

ファイナルアンサー?
。。。
ファイナルアンサー!

正解!!

ということで
勝手に「ESG投資」なんてカテゴリー分けされちゃってて、世界でブーム?みたいになっております。
やって損はしないかもですが、手数料ガバガバとれちゃうので投資ファンドの思う壺といえるでしょう。もちろん、手数料が安くて、成長性のあるファンドだったら問題ありません。

下図のようなホームページは見ちゃうと、
「あ~、環境って大事だよな~、世界のためにお金を捧げるっていいことだよな~」
って思っちゃいますよね。
それがこのホームページの戦略だからです。

最後に

以上、ESG投資ってなに?~ESG投資の表と裏~ ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。

実はこの話題、日本経済新聞社が提供する毎朝のニュースで、特集を組んでおススメしてました。自分もこのテレビを見てふむふむなるほどと思いましたが、すぐにん?と思って記事にしました。
あ、日本経済新聞社も企業でしたね。

情報にはくれぐれも気を付けましょう。

それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。

本日もご覧いただきありがとうございました。では、また!(^-^)/

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「お金の大学」


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