「ロシア軍のウクライナ侵攻決定」の誤情報で株価急落!

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こんにちは~、キートンです!(^-^)/

ん??朝起きてみると、原油が93ドル??とんでもなく上がってるではありませんか。
こりゃなんかおかしいなとニュースをみると、「ウクライナ侵攻決定」などと記載してありました。うそだろ!と思いつつも、アメリK3指数をみてみるとどれもそろって急落してるではありませんか。。今後どうなる??

せっかく、3月の利上げが0.5%はない説が広まってきた感じで株価上昇の気配だったんですけどね。。

では、いつもの相場関連情報から。

2/11のNYダウ、ナスダック、S&P500

ダウ(DJI):-1.43%(34738.07ドル、前日比-503.47ドル)
ナスダック(IXIC):-2.78%(13791.15 -394.49)
S&P500(SPX):-1.90%(4418.65 -85.42)

3指数とも続落で終わりました。

ということで、下記ニュースにもありますが、ロシアのウクライナ侵攻への警戒が高まり、リスク回避の売りが幅広い銘柄に広まりました。

米国株、ダウ続落し503ドル安 ウクライナ情勢緊迫でリスク回避

11日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前日比503ドル53セント(1.4%)安の3万4738ドル06セントで終えた。ロシアのウクライナ侵攻への警戒が強まり、リスク回避の売りが幅広い銘柄に広がった。インフレ加速を背景に米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを急ぐとの見方も相場の重荷だった。

 ホワイトハウスのサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は11日午後に記者会見を開き「ウクライナ国境のロシア軍が増えており、ロシアのプーチン大統領が命令すればいつでも侵攻が始まる可能性がある」と指摘した。米国と英国はウクライナにいる自国民に対して退避を促した。地政学リスクの高まりが株売りを促した。

 幅広い銘柄が売られる中、顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムやソフトウエアのマイクロソフト、スマートフォンのアップルなどハイテク株への売りが目立つ。航空機のボーイングや機械のハネウェル・インターナショナルなど景気敏感株も安い。

 ウクライナ情勢を受けて相対的に安全資産とされる米国債が買われ、10年物国債利回りは一時1.91%と前日終値から0.12%低下した。だが、インフレ加速を背景にFRBの金融引き締めへの警戒はくすぶっており、株式相場の重荷になった。ゴールドマン・サックスは10日、FRBが年内に0.25%の利上げを7回実施すると予想、従来の5回から引き上げた。

 投資家心理を測る指標となる米株の変動性指数は前日比14%高い27.3に上昇し、不安心理が高まった状態とされる20を大幅に上回った。一時は30.9に上昇した。

 半面、ウクライナ情勢の緊迫化で米原油相場が上昇し、石油のシェブロンは2%上昇した。ダウ平均の採用銘柄ではないが、ロッキード・マーチンやゼネラル・ダイナミクスなど軍需株も総じて買われた。

 ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続落した。前日比394.487ポイント(2.8%)安の1万3791.154で終えた。アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が10%安、エヌビディアが7%安と半導体株の下げが目立った。電気自動車のテスラとネット通販のアマゾン・ドット・コムも下落した。

日経速報ニュースより

上記のニュースはややぼやかした風の表現となっているため、

実際のやりとりはどうだったかいうと
WH(ホワイトハウス)から12日、15:30ごろ、

「プーチンがウクライナ侵攻を決定した」と発表。
そして株価急落開始しました。
それから
「ウクライナ周辺にロシア軍10万人集結」
「侵攻は来週にも侵攻か」
「ロシアのウクライナ侵攻は冬季オリンピック中に実施予定」
「ウクライナ在住の国民(米国民)はすみやかに退去」
「ロシアは空爆で侵攻開始を予定、奇襲もあり」
と相次いでロシアの出方についての発表があり、不安をあおるだけあおって
WHが
「ロシア大統領がウクライナ侵攻を最終決定したわけではない」
「バイデン大統領とプーチン大統領とで電話会談が行われる」と発表した。
この前述を撤回するような内容から察すると
なにをもって侵攻となったのかが把握されておらず、WHが混乱している様子であり、火消しに回ろうとしたが時すでに遅しという結果となってしまったようです。

その後一応株価は下げ止まりましたが、情報の確かさを確認するすべも時間もないため、下落したままで株式市場は終了しました。
一方、原油はどうだったかというと下図の通りです。

こちらもウクライナ侵攻のニュースを受けてから急騰して、「侵攻決定はまだよ」発言により高止まりは見せたもののもとの値段に戻る様子はありませんでしたね。
下図は原油(WTI)の一日の動きです。

米10年債利回り

下図の通り、先日まで2%越えの2.043%をマークしておりましたが、ウクライナ侵攻決定のニュースをうけて安全資産の債券買いが優勢を増しまた1.9%台にもどりました。

VIX(恐怖指数)

こちらも株価大幅続落をうけて、いったんは30を超えましたが、火消し発言により落ち着きをとりもどしつつあります。ただ27台はまだまだ安心できる数字ではありませんね。

ウクライナ侵攻の場合の対処について

 上述で実際起こったことがウクライナ侵攻があったと仮定した場合のシュミレーション的な状況でして、原油は上がり、株価は下がり、10年債は下がり、ドルも下がります。
非常にわかりやすいですよね。

 ズバリ、原油や天然ガス関連以外の株式は「あ・ぶ・な・い」ということです。

ウクライナの穀倉地帯で生産される小麦なども高騰する可能性はありますね。
だから、つみたてNISA以外の株式についてはバリュー以外を売って、原油株をもっておくとうまく立ち回れるかと思います。

ちなみに3月になると凍結した路面が解けて戦車などが動けません。つまり2月中に行動を決定する必要があります。
バイデン大統領が譲歩した形に出るのか、はたまた強硬姿勢を示しつづけるのか。おそらく本日の会談で方向性が決まるものと思われます。

最後に

以上、「ロシア軍のウクライナ侵攻決定」の誤情報で株価急落!
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。

備えあれば患いなし、原油株がここまで役立つ?万能だとは思いませんでした。
やっぱり持つべきものは気の合う友達と原油株ですね。

それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。

本日もご覧いただきありがとうございました。では、また!(^-^)/

キートン@米国株投資 (@masterkeaton19) on X
米国株で現物、信用取引、CFD取引やってます(NISAも)。ブログ「キートンの米国株投資」も是非見てやって下さいm(__)m バイクが好きなフツーの会社員です。よろしくお願いします。愛車はYAMAHA TZR250R 3XV 1992 ✨🌙*゚

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