こんにちは~、キートンです!(^-^)/
今年は1月から相場がてんやわんやになっており、いろんな発言や情報、株価、指数の動き
で振り回されて株価も、私キートンの脳もフラフラになっております。
とくにNYダウ、ナスダック、S&P500の3指数が心配なので、現状どうなのか、そして今後を展望する上で最近の事情をひも解いて、ちょっと整理しておきたいと思います。
米国株3指数のチャート
まずはNYダウ、ナスダック、S&P500のチャートを並べます。
最近は、ま~、どれもジェットコースターみたいですね。
アメリカの高インフレ対策の進捗は?
結論としては
1月のFOMC会議で利上げを決める時期を決めるのではないかと予想しており、
バランスシート縮小の検討も進めていく。という内容だと推測します。
そこでのパウエル議長の発言はとくにサプライズはなく、いつものごとく株価は上昇するものと思われます。
で、インフレ退治の経緯を振り返りますと
去年、アメリカの中央銀行(FRB)は政府より、
「7%ちかくもあるインフレをなんとかしなさい」と指令を受けたため、
- テーパリングの開始
- 利上げの検討
- バランスシート縮小の検討
を行っております。
そういった対策を練ってるなかで最近の出来事としては
アメリカ中央銀行(FRB)の議長、副議長を決める上院公聴会というものがありました。
議長は前期と同様、パウエルさん
副議長はブレイナードさん
が候補として上がっておりましたので、
1/11にパウエルさん
1/13にブレイナードさん
がコメントをし、ほぼ確定の見通しです。
1/13にブレイナード副議長からのコメントで
3月利上げを示唆するような発言がありました。
これがわりとタカ派的な発言でしたので、これで13日のナスダックが下がってしまいました。。
それ以外にも、先々週から先週にかけてFRB関係者の発言が飛び交い、
株価が上がったり、下がったりと混乱を極めていました。
金融相場から業績相場への移行期間ということもありますが。。
そして1/13の次の日1/14(金)のNY市場の3指数は下記の通りで終えました。
- ダウ:35911.82(-0.56%)
- ナスダック:14893.75(+0.59%)
- S&P500:4662.84(+0.08%)
VIX指数(恐怖指数)としては19.18と前日比-5.52%でしたので
株価に乱高下はなく比較的穏やかだったと見ます。
1/18からはFOMC手前なのでFRB関係者の発言が停止されます。
したがって、タカ派的な発言が飛び交ってたのがピタリと止まりますので、平穏な日々が過ごせると思います。※3指数が上がる可能性アリ。
一方、パウエル議長が1/11の公聴会のときになにを言ってたかというと。
- 22年後半にもQT(バランスシート縮小(中央銀行FRBの資産圧縮))
- 利上げは年内
としか言っておらず、タカ派の姿勢が崩れてハト派寄りになっていました。
それはそのはず、すでにFRB議長の座はほぼ手中におさまって、もはや、政府にそんたくすることなく、言いたいことが言える立場になったのですから。。
おそらく、次回FOMC以降のパウエル議長はまたハト派に戻り、利上げの実施については、慎重になることでしょう。ましてや、バランスシート縮小も然りです。
「ブレイナード副議長候補の上院公聴会」の記事がありましたので下記にご紹介します。
バランスシートにまで言及してますね。こりゃマーケットはびっくりしますね。。
バイデン米大統領が先に連邦準備制度理事会(FRB)副議長に指名したブレイナード理事は13日、数十年ぶりの高水準にある物価上昇圧力を確実に抑えるため、3月にも利上げに踏み切る可能性があるとの見解を示した。
同理事は上院銀行委員会が開いた指名承認公聴会での質疑応答で、「連邦公開市場委員会(FOMC)は向こう1年間に数回の利上げを予想している」とした上で、「資産購入が終了し次第、われわれはそれを行える立場になる。今後1年間、データから何が求められているかを見ていく必要がある」と語った。米金融当局の債券購入は3月半ばに終了する予定。
Bloombergより
2時間余りにわたった公聴会で、野党共和党議員の質問が友好的なトーンだったことを踏まえると、ブレイナード理事は比較的スムーズにFRB副議長就任の承認を得ることができる公算が大きいと見受けられる。
影響力のあるハト派寄り当局者の一人であるブレイナード理事が高インフレと闘う姿勢を示したことは同理事の政策面での重要な転換点となる。同理事は昨年7月、当局目標の2%をはるかに下回る水準にとどまるという長年のパターンに戻ることがインフレに関するリスクだと述べていた。
その後、物価上昇圧力が高まって1982年以来の水準に達したことから、当局者の間では重点をインフレ抑制に急転換する動きが広がった。その多くは物価圧力が定着するのではないかと懸念し、3月にも利上げを開始するべきだとの考えを表明している。
ブレイナード理事は「われわれには強力な手段があり、今後インフレ率を押し下げるためそれを活用していく」と説明。「全国の勤労者世帯からインフレに関する声が上がっていることを、しっかり認識している」と述べた。
同理事は物価圧力が向こう半年間程度高止まりするとの見方を示した上で、金融当局者が昨年12月の時点でインフレ率が22年末までに2.5%近くまで鈍化すると予測した点に言及。「しかしわれわれはこうした予想を慎重に受け止めるべきだと思う」と語った。
大統領が再任の方針を発表したパウエルFRB議長は11日、上院銀行委の指名承認公聴会で、8兆7700億ドル(約1000兆円)規模に膨らんでいる連邦準備制度のバランスシートについて、年内の削減開始を見込んでいると証言。ブレイナード理事はこの件に関して議論が始まったと指摘した。
Bloombergより
長期金利の上昇
下図は米国債10年利回りってやつです。
米10年国債利回りはここんとこだいたい1.7~1.8くらいでして、一時1.8というときもありましたから、今は比較的落ち着いているといっていいでしょう。そして、今年の利上げ3回は織り込み済みとのことでここからドンドコ上がることはないと思います。
ですので1/13のナスダックの下げはもはや過剰なインフレ懸念による下げのアクションだったとみてます。1/14にはすでにナスダック上昇してます。
ということで一つ言えることは
「長期金利の上昇はないことから、グロース株の突発下落基調はおさまる」
でしょう。
なお1/14の記事がありましたので下記にご紹介しておきます。
【米国市況】ハイテク主導で株が持ち直す-国債利回りとドル上昇
14日の米株式市場では、S&P500種株価指数が終盤にかけて持ち直し、小幅上昇。
利上げを支持する当局者らの発言が相次ぎ、投資家の戦略見直しが進んだ今週は、相場ボラティリティーが大きく高まった。
米国株はS&Pとナスダック反発、ハイテク主導で終盤に挽回
米国債は大幅安、10年債利回り1.79%に上昇
ドルが上昇、利回り上昇の中-対円で日中の下げ埋める
NY原油は反発、週間で4週連続高-オミクロン株巡る懸念和らぐ
ナスダック100指数は反発。押し目買いで昨年10月以来の安値から回復した。四半期決算を発表した米銀大手では、トレーディング収入が大幅減少したJPモルガン・チェースとシティグループの株価が下落。一方、融資指標である純金利収入が今年増加する見通しを明らかにしたウェルズ・ファーゴは買われた。
Bloombergより
はい、おつかれさまでした!
長々と今回は文字ばかりになってしまったので、ここで一旦終わりたいと思います。
最後に
以上、米国株価3指数はどこへいく? NYダウ、ナスダック、S&P500
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。
NYダウ、ナスダック、S&P500とも(グロース株ふくめ)は2021,2022年ほどの急成長はみせないものの緩やかな上昇を続けていくものと思われます。
ですので
バリューかグロースか
ではなく
バリュー&グロース
そして2022年は
バリュー>グロース
との見かたで重心移動しておこうと思います。
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。では、また!(^-^)/
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