こんにちは~、キートンです!(^-^)/
CPI(消費者物価指数)は割と強い数字でした。ただコア(食品、エネルギー以外)は弱かったので、インフレ鈍化はやはりしているということで、株価は堅調でした。
でもいま株価はなぎ状態です。
S&P500は7月31日の高値以来短期的には下げ基調で50日移動平均線は横ばいを続けております。
現在4450です。
去年はどうだったかというと、2022年8月16日の高値から急降下して2022年の9月15日時点は3901と下落の真っ只中でここから10月12日の3577まで下がっていきます。
と思うと、いまはやはり去年とは違っており、いくら9月の軟調な時期でも凪で推移していることを思えば株価は力もってます。
短期的には下げ基調といいましたが、下値は切りあがっているため、来週のFOMCでのパウエル議長の発言の如何でトレンドが変わるかもしれません。
今年は早めにサマーラリーが終了していることもあり、もしかするともしかするかもしれません。S&P500の前回下値は8月17日の4370、その前は6月26日の4328でここら辺の下値をくぐる前に上昇トレンド転換が見られるものと思われます。とはいうものの、ここで一気に逆張りするのは気が早いので、明らかな上昇がみられるまではステイでしょうね。
いまは原油が上昇をつづけており、インフレ再燃の懸念が高まってます。これから秋冬に突入ですのでさらに需要が高まり、原油価格の上昇が見込まれます。バイデン政権もここはなんとか踏ん張らないとと思ってるはずですのでなにかしらの手は考えてるのではないでしょうか。
ということで、さっそく今週の米国主要3指数を振り返ってみたいと思います。
ダウ、ナスダック、S&P500
3指数は終値ベース、先週末比で
でした。
ダウ
昨日の大きな下げがこの1週間の成績に大きく影響してまして、マイクロソフトやセールスフォースが足をひっぱってます。もちろんアップルの期待外れの発表でも足をひっぱってますが。。でもなんとか50日移動平均線を超えて下値支持をしている状態です。これは去年と比較すると今年の株価は強いというしかなさそうですね。
ナスダック
こちらも同様、50日移動平均線を下回ってますが、なんとか押し返そうといった状態です。来週押し返すことができるか見ものですが。アップルのiphone15ですが、もはやネタがなくなり充電コネクタをやっとUSBに換えてきました。もういまさらどうでもいいのですが、値段が13万弱ともう買う気になれません。たしかにアップルの製品はものすごく魅力的に操作しやすいのですが
最新機種じゃなくても6万円のSEで充分かなと思いますし。もはやスマホはみんなに行きわたって頭打ち感がありますので、スマホ市場も潮時かなと思います。
S&P500
こちらもダウやナスダック同様、先週に引き続き50日移動平均線を支えにしてほぼオンラインで動いてます。こちら三角持ち合いを形成してますので、来週のFOMCが転換点となるかもしれません。そして昨日は株価指数先物、株価指数オプション取引、個別株オプション取引の3つが重なり大きく下げましたし、来週はもしかしたら下げるかもです。。
米10年債利回り
下図をご覧ください。
4.334と先週から上昇しました。
8月の鉱工業生産指数は市場予想0.2%を上回り0.4%、設備稼働率も予想79.4%に対し結果79.7%と上回り、米原油が連日で約10カ月ぶりの高値を更新したこともあり、米景気の底堅さを背景に米金利が上昇しました。
ここ最近4.2~4.3%と金利が高止まりしているため、株価も軟調です。高止まりしているかといって株価が下落するかというとそれはハテナです。
今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)
見渡すと市松模様を呈しており、全体にトレンドは感じられず、しばらくはこういった傾向が続くものと思われます。テスラがきらりと輝いておりますが、なかなかのアップダウンが見込めるためまだ上昇トレンドとは言えないかと思います。超短期でトレードするにはいいかもしれませんね。
下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。
昨日は下げたものの依然としてエネルギー(VDE)が堅調でして、情報技術関連(VGT)が下落をつづけております。公益セクター(VPU)が9月に入って8人抜きで一気に3位に食い込んできました。いまはディフェンシブ優勢に傾きつつあります。
先日、ナスダックに上場した孫さんのARMの株価をみてみましょう。
上場直後はグイ、グイと上げました。が昨日はトーンダウンし、ちょっと勢いがありませんでした。
ま、次の決算がどうなるかを様子見する程度でよろしいかと思います。
VIX(恐怖指数)
下図をご覧ください。
13.80と先週とほぼ同じでした。昨日金利が上昇したため、一気にVIXも上がりましたが、金利高水準でも13台でとどまっているということは金利高止まりでも株価は強く、上昇の可能性を秘めてるかもしれませんね。
ドル円の状況
下図をご覧ください。
現在は147.8円と先週とほぼ同じです。
アメリカ自動車大手3社(クライスラー、フォード、GM)がストライキに入りました。これが引き金になるかですが政策金利の引き下げの予兆となれば、円高ドル安を意識してこれから調整に入るかもしれません。しかし、まだまだ金利はアメリカのほうが高いので円安ドル高のトレンドはしばらく維持しつづけると思われます。
プット/コール・レシオと銅価格
株価の買いタイミングを見るプットコールレシオ
と景気の先行指数である銅価格
を今週から表示だけさせておきます。(チェック忘れないように)
プットコールレシオはグラフの青い線が1.1を超えると買いと一般的に言われてます。
まだその水準には達してなさそうですね。
そして銅は「ドクターカッパー」と呼ばれいろんな製造品に使われている素材です。銅の需要が高まると景気が良くなり銅価格があがってくるのでこちらはグラフを見て上昇トレンドかどうかを判断します。今のところは変化なしってところですね。
経済イベント(経済指標)
米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。
<過去分>
最後に
以上、キートンのウィークリー米国株ニュース 230916
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。
もう、消費者物価指数で株価は動かなくなりました。10年債利回りでも株価の反応は薄いです。
FRBはソフトランディングを想定し、いまのいい加減をしばらくたもっていくと思われます。アップルもいまいちなのでS&P500は上昇するかもですが、去年みたいな急上昇は期待しないほうがよいでしょう。
株って勉強すればするほど、ほんと楽しいですね。
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/
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