こんにちは~、キートンです!(^-^)/
また今月もやってきました、消費者物価指数CPIの発表です。
結果は下記の通り、先月より下げて終わりました。
前回からトレンドは下落(鈍化)基調にあったため、ある程度は想定されておりましたので
そこまでサプライズはありませんでした。
12月消費者物価指数CPI前年比
→結果6.5 予測6.5 前回7.1%
次回CPIもおそらく前回より高いことはないでしょう。
となると、もはやCPIはさほど重要指標ではなくなってきました。
雇用のほうにも注目あつまりそうですが、数値的には鈍化する方向ではないのは
コンセンサスになりつつありますので、あとはFRBの言動に注目が集まるのかと思われます。
つまりFRB高官の発言が株価を左右していくのではと思います。
あと来週からは第4四半期の決算発表シーズンに突入です。
ここで株価下がるとの見方が大半なのですが、昨日のJPモルガンチェースの結果みたいに
さほど悪くなかったねという見方もあるかと思います。
よって株価は企業業績で落ちつつも金融情勢が上圧力なので、いずれ上向くものと考えます。
たしかに今週は上圧力になってきた感じで株価推移していたように思えます。
さ、それでは
今週1週間を振り返ってみましょう。
ダウ、ナスダック、S&P500
3指数は終値ベース、先週末比で
- ダウは2.0%プラス(終値:34302.62)
- ナスダックが4.8%プラス(11079.16)
- S&P500は2.7%プラス(3999.8)
でした。
ダウは4日続伸で50日移動平均線を下値支持線として見事に跳ね返しで上昇してます。
前回11/30の高値を超えれるか来週が楽しみですね。
ナスダックも4日続伸で50日移動平均線を突破してきました。そして50日移動平均線はここでようやく上向きに転じております。向かうは事前予想評価が悪い、決算発表が気になるところです。
ただ先ほども申した通り、金融情勢は上圧力ですので、いったん下げたとしてもまた押し上げられると思われます。
S&P500も4日続伸で50日移動平均線を超えて一気に200日移動平均線にタッチそして超えてきました。4000までもうすぐそこです。
こちらも気になるのはやっぱり決算発表ですね。
決算発表といっても個別の企業が上げ下げするため、S&P500などの指数でみると
いったん下落するとしてもマイルドな下げがあって、そしてまた上昇となるでしょう。
そして今週初めにパウエル議長の講演がありましたが、そこでは金利政策などには言及せず当然タカ派な発言もみられませんでした。
We are in good place
と前回FOMCで言ったように
もうすでにとてもいい感じになってきてるということでしょう。
それに昨日は前FRB議長のイエレン財務長官から
「米経済は失業率を低水準で抑えながらインフレ率を抑えることができる。つまりソフトランディングができる!」
との自信を示したとのことです。
となるとですね。
これから米株は一進一退あるものの長い期間の上昇つまり発車してしまう可能性があります。
もう汽車のベルが鳴ってます。
いそいで米国株に乗り込みましょう!
米10年債利回り
下図をご覧ください。
3.50%と先週からはほぼ横ばいですが、CPIの影響もあり、トレンドは下落基調で推移してます。
今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)
今週はインフレ鈍化(金利上昇圧力低下)の見込みが楽観的となり、グロース株に買いが入った模様です。
ヘルスケア以外おおむね好調な結果となりました。
下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。
先週同様TOP3は電気通信、エネルギー、金融セクターが上位にいます。
エネルギー、原油価格は比較的落ち着います。だのにこれだけつよいのはびっくりです!OPECプラスの原油生産の操縦が上手いのでしょうね。
情報技術、生活必需品、ヘルスケアセクターが下位をにおりますがなんとか頑張ってます。
VIX(恐怖指数)
下図をご覧ください。18.34です!先週の21.14からストンと落ちましたね。
2022年1月13日以来の18台です。ぴったり1年前ですね!
ここからほんとに株価上昇ラリーのスタートが始まりそうです。
ドル円の状況
下図をご覧ください。
来週の会合で金利0.5を0.75に引き上げるのでは?という憶測のもと円買いが強まったようです。またCPIによるドル売りも重なってドル円が大きな下落となりました。
ここは致し方ないとして、株はもっておきましょう。
そしてある意味買い時かもしれませんね。
経済イベント(経済指標)
過去のイベント含め、時系列に並べて下記に示しておきます。
過去の指標からながめていくとなんとなく流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。
<過去分>
<今週>
12月消費者物価指数CPI前月比→→結果-0.1 予測-0.2 前回0.1%
12月消費者物価指数CPIコア前月比→結果0.3 予測0.4 前回0.2%
12月消費者物価指数CPI前年比→結果6.5 予測6.5 前回7.1%
12月消費者物価指数CPIコア前年比→結果5.7 予測5.7 前回6.0%
<来週>
12月小売売上高(コア、前月比)→結果 予測-0.6 前回-0.2%
12月小売売上高(前月比)→結果 予測-0.8 前回-0.6%
12月設備稼働率(前月比)→結果 予測79.5 前回79.7%
12月鉱工業生産指数(前月比)→結果 予測-0.2 前回-0.2%
1月フィラデルフィア連銀景況指数→結果 予測 前回-13.8%
最後に
以上、キートンのウィークリー米国株ニュース 230114
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。
「米経済は失業率を低水準で抑えながらインフレ率を抑えることができる。
つまりソフトランディングができる!」
by 前FRB議長のイエレン財務長官
もう汽車のベルが鳴ってます。
いそいで米国株に乗り込みましょう!
株って勉強すればするほど、ほんと楽しいものですね。
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/
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