こんにちは~、キートンです!(^-^)/
ちょっとした事件が起こっているようです。
”テック関連のスタートアップへの融資で知られる銀行持ち株会社SVBファイナンシャル・グループ傘下のシリコンバレーバンクが経営破綻し事業を停止したと発表した。”
との報道があり、大手銀行株が大きくさげてしまいました。たとえばJPモルガンチェースの株価をみると
ご覧の通りです。
ただこのSVBファイナンシャル・グループについてはそこまで大きい会社ではありませんので、今回の事件がおおきく他へ波及するかというと、そうではない。と思います。
一時的な事件ということで済むのではないかと思います。
こんな感じで下向き圧力がかかるなか、米雇用統計はどうだったかといいますと
- 02月 非農業部門雇用者数[前月比]→前回51.7万人 予想22.3万人 結果31.1万人
- 02月 失業率→前回3.4% 予想3.4% 結果3.6%
と、雇用者数は増えたものの、失業率は増えてしまいました。。
これを市場はどうみたかというと、労働市場が弱まってきたとみて、金利は下がりました。そしてFRBの3月利上げ幅も縮小傾向です。
※ただ、株価はあがってませんが。。
ただ、労働市場ははっきりとしたトレンドがつかめない状態にあります。
そこで、次のCPI(消費者物価指数)の発表数値がどうなるかを見極めたいところだと思います。
インフレを抑えられるかどうか、決着つくのはもう少し時間かかりそうですね。
こういう混とんとした市場環境の中で株価はどう動いたのか
今週の米国主要3指数を振り返ってみましょう。
ダウ、ナスダック、S&P500
3指数は終値ベース、先週末比で
でした。
ダウ↓
ナスダック↓
S&P500↓
ダウはいよいよ去年からのボックス圏内をはずれて下へ抜けていきました。
さきほども申した通り、銀行株の急落で、今週はいいとこなしで、4日続落です。しかも大きな陰線で。。
ナスダックもダウ同様下げてますが、ダウほどではありませんでした。ただ、50日200日移動平均線をともに割り込んでますので、底堅い展開ではなくなりました。ここでテック株のけん引力があればまだマシですが、どうもそれも期待できそうにありません。。
S&P500も同様でして。
今週は下落が拡大した週でした。
3指数ともこれから下落する悪材料とすれば、
- 先ほどのSVB問題
- FRBのタカ派発言
- CPI(消費者物価指数)のネガティブサプライズ
くらいなものですので、いずれも株価に大打撃を与えるパンチはもってないかなと思います。
逆にCPIが予想より低い値がでてしまったら、株価はまた反発してくるでしょう。
むしろその可能性が高いと思います。
となると。。
そうです。チャンスです!!
アノマリーどおり3月、4月は上昇月ですので、ここは買い!
となりますね。
ただ、結構買い場が続いているので、もうフルインベストメントで余剰資金がない場合があるかと思います。
せっかくの買い場なのにチャンスをみすみす逃すことはありません。
ここで有効なのが信用取引です。持ってる株を元手に株を買えますので、大丈夫です。安心してください。
S&P500指数に連動するVOOやアメリカ全体を網羅しているVTIも購入できますし、
大型個別銘柄もほぼ網羅してますので
ここでこの信用取引使わない手はないですね。
私キートンも下がるたびに少しずつ買建を増やしていってます。
米10年債利回り
下図をご覧ください。
3.701%と一気に下げ、50日移動平均線をも割り込みました。
こちら雇用統計で失業率が増えたのと平均時給が下がったのを好感して、金利幅拡大懸念が縮小していったためと思います。
金利と株価はシーソーの関係とよくいいますが、ちょっと今回どうしたことは株価はむしろ下落してます。
やっぱりSVB問題が足引っ張ってるんでしょうね。。
ま、しばらくの辛抱ですので、いまのうちにエントリーしておきましょう。
今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)
今週はやっぱりどのセクターも真っ赤っかとなっており、SVB問題、金融破綻懸念が広がっている影響だと思います。
3月アノマリーどおりになるのかどうか心配でしょうが、長い目で米国株が回復しないことはこれまでなく、ずっと右肩上がりの成長をみると、やっぱりこういったショック時には買い場となるのがほとんどです。
バーゲンセール開催中ですので、ぜひ今のうちに!!
下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。
セクター全体が下落トレンドです。
こういったときに有望個別株を買うとかなり恩恵をいただくことができます。
その理由としては、環境による下落は企業の独自起因での下落ではないので、企業自体がしっかりしてれば環境が整い次第、株価は上がるようになるからです。
VIX(恐怖指数)
下図をご覧ください。
結果24.79となっております。
SVB問題、雇用統計と事件が重なり、振れ幅も大きく、去年の年末水準まで上げてきてます。
一時30近くまであがってますね。。
みため明らかに普通のうごきではないことがわかります。
こういったイレギュラーの事件のときがやはり買いのチャンスでしっかりつかんでおきたいと思います。
ドル円の状況
下図をご覧ください。
一時138円台までいくかと思いましたが、雇用統計後に一気に下げて、135円まできました。
経済イベント(経済指標)
米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。
<過去分>
最後に
以上、キートンのウィークリー米国株ニュース 230311
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。
おっと、ちょっと足踏みがきましたね。
でも、こういったイレギュラー時は絶好の買い場となります。
信用取引もフル活用し、チャンス逃さないようしっかり掴みにいきましょう!
株って勉強すればするほど、ほんと楽しいものですね。
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/
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