こんにちは~、キートンです!(^-^)/
ではここ約1週間の値動きなどなど見てみたいと思います。
ダウ、ナスダック、S&P500
ウクライナへの侵攻から1週間ほどたちました。
侵攻がはじまった日の2/24の夜からいずれも大きな上昇となり、まだボラティリティは高いものの2/24の下値の範囲で値動きしている状態です。
日本時間3/5の朝、米国市場が終わった時点でその日をみてみると、
ロシアが原発を攻撃したとのことで市場開始後は一気に下がりましたが、終わりではいくらか値を戻しております。
今後の見通しとしては、ロシアが核をつかったり、他の国を攻撃するなどのあらたな悪材料が出ない限りは2/24の下値を支持として値動きするものと思われます。
VIX(恐怖指数)
まだまだ30オーバーで今後も株価乱高下は続くでしょう。
米10年債利回り
低下してるんですけど、株価上昇にはあまり寄与しておりません。だいぶ債券が買われていると思われます。
2月雇用統計
大幅に上昇です。
人手不足は解消に向かっており、時給上昇も鈍化しております。
この夏には賃金上昇もピークアウトを迎え、そこからインフレ後退が始まるかもしれません。
すると。。そうです、金融引き締めの緩和が想定でき、株価上昇のきっかけとなってくると思われます。
米FRBパウエル議長発言
日本時間3/2の夜にアメリカFRBのパウエル議長が3月のFOMCで0.25ポイントの利上げを公表しました。
その後のマーケットは不透明感を払しょくした形で株式上昇しました。
- 内容は以下の通りです。
- 「3月の利上げは適切と見られる」
- 「ウクライナ戦争の米国経済における影響はかなり不透明」
- 「労働市場は非常にひっ迫、インフレは目標を上回る」
- 「賃金は速やかなペースで上昇」
- 「インフレは年内低下へ、リスクを監視」
- 「3月FOMCで25ベーシスポイントの利上げ支持」
- 「ウクライナ戦争の不透明性で、FRBは注意深く利上げを実施していく」
- 「もし、インフレ過熱が続けば、50BPの利上げも可能性に」
- 「インフレは高過ぎ、行動することが適切」「我々は注意深く、機敏に行動」
- 「金融市場、戦争に対処するに十分な流動性がある」
- 「供給サイド問題、想定以上に長期化」
- 「ドルは基軸通貨の地位を維持できる」
- 「米国経済とロシアとの直接的関係は小さい」
- 「労働参加者の減少が賃金インフレを押し上げ」
- 「バランスシートの正常化には3年超かかると予想」
- 「我々はソフトランディング達成が可能」
- 「金融市場は、利上げの思惑にすでに引き締まっている」
- 「金利の上昇、中立水準以上必要かわからない」
- 「景気後退に陥ることなく、インフレ制御する」
以下はその他の記事ですが、今年を見通す上で重要な内容ですので頭に入れておきましょう!
米地区連銀経済報告(ベージュブック)
- 「経済活動は緩慢または、緩やかなペースで拡大」
- 「物価は力強いペースで上昇」
- 「労働市場で強い需要で、労働者不足が広範に広がる」
- 「労働者供給でいくらか改善」
- 「新型コロナの急増、厳冬で、ビジネスが一時的に混乱」
- 「消費は想定以下」
- 「全般的に見通しは楽観的」
エバンス・シカゴ連銀総裁
- 「インフレは非常に高く、金融政策で対応すべき」
- 「ウクライナ危機による米国への明確な波及は見られない」
- 「25BP以上の利上げは予想しない」
原油はまだまだ上がるのか?
もうすぐ頭打ちだと思います。上がっても120ドルまで。もはや悪材料は出尽くした感があるためです。
さらに言うなら
今回ロシアのウクライナ侵攻により、各国が経済制裁を科したものの、ロシアの石油企業などへの制裁は遠慮しました。ここをストップするとロシアに依存しているヨーロッパの人々が生きていけなくなるからです。
ロシアが原油、天然ガスの供給を絞るかといいますと、経済制裁を受けておりますから、売れるものは売っていくと思います。
このウクライナ情勢が落ち着くまでには一定の価格減少、一時的な下落が見込まれますが、もはや去年みたいな60ドルとかまで落ちることはもはやないでしょう。
というのも
・石油企業は新しい設備投資、開発は控える方向。つまり増産はしない
・脱炭素といいながらも脱炭素へ向けての開発には原油は欠かせなく、コロナ明けによる企業活動の活発化により需要は高まる
と考えているからです。
セクターローテーション
セクターローテーションとは、相場が変わるにつれて、調子のいいセクターがかわりばんこに変わっていくことを言います。
↓のリンクで説明してますが
コロナショック後のお金バラマキ金融相場ではGAFAMみたいな
情報技術系セクター
が絶好調でしたよね。
そして今回業績相場、逆金融相場となったら
エネルギーセクター
が絶好調
と役者がコロコロと変わっていくんですね。
ほんとは業績相場に入って株価上昇だったはずですが、インフレの急上昇により、早期の金融引き締めをせざるを得なくなりました。
つまり逆金融相場にはいっていってます。
そしていまはウクライナ情勢の緊迫化が高まりをつづけております。
そうなったら、いまはディフェンシブなバリュー株が妙味があるといえます。
さきほどのセクターローテーションでいくと
今は逆金融相場のさしかかりですから、
エネルギーセクター
次に視野にいれるのが
- ヘルスケア
- 生活必需品
かなと思います。
今、エネルギーセクターで堅調に推移してるのがこれ
エネルギーETFのVDEのチャート見ておきましょう。
なかなかの伸びをみせてますね。石油はもうすぐ頭打ちかもとは言われてますが、私キートンとしてはまだまだ来年も好調だとにらんでます。
石油価格に連動する銘柄はもしかしたら危険かもしれませんね。
最後に
以上、キートンのウィークリー米国株ニュース 220305
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。
「節分天井彼岸底」という相場格言があるのですが、そろそろお彼岸です。そしてそのころにはFOMCが開催されます。
これから、2/24の底をさらに下げる材料はなく、利上げも0.25%とほぼ決まっているので、株価が下がることはないのかなと思ってます。
もし格言どおりになるとすれば。。何かが起こるしかありません。
あとはNATOとロシアが戦争するというシナリオ(第三次世界大戦)くらいなので可能性は極小です。
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。では、また!(^-^)/
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