こんにちは~、キートンです!(^-^)/
みなさんご存じの通り、ロシアの仕掛けたウクライナ情勢についてはだいぶ進展しました。よくない方向ですけども。。アメリカは3連休だったため、その間いろんなイベントが発生ししかもネガティブイベントの連続でしたのでたまっていたものが米国株市場に噴出したのでしょう、ほぼすべてがマイナスとなりました。
では、いつもの相場関連情報から。
2/22のNYダウ、ナスダック、S&P500
- ダウ(DJI):-1.42%(33596.62ドル、前日比-482.57ドル)
- ナスダック(IXIC):-1.23%(13381.52 -166.55)
- S&P500(SPX):-1.01%(4304.77 -44.11)
3指数とも続落で終わりました。まだウクライナ情勢です。
いずれも200日移動平均線を割り込んでおり、
ダウについては、年初から約10%のダウンです。
ナスダックについては50日移動平均線が200日移動平均線を下へ突き抜けるデッドクロスを形成してしまいました。
つまりナスダックは長期の下落基調へ突入するというサインです。(あくまで想定ですが。。)
S&P500は前回安値を下回り、200日移動平均線が横ばいになってきてます。
米10年債利回り
下図の通り、2.0%切っており比較的おちついております。
今は地政学リスクで株価が下落してます。
ただ、ウクライナ問題というのもだいぶコマがすすんできましたので、着地点が見え始めてます。
利上げムードで10年債利回り上昇がポンポン上がると今度はそれで株価下落リスクが高まりますので注意が必要です。
VIX(恐怖指数)
30オーバーでポーンとはねてしまいました。ウクライナ問題で売りの勢いが強かったためです。最終的には28.8でおちついてますが、まだまだ高い水準です。
ロシアの勝ち
決着がついたっぽいです。
ロシアの当面のゴールは「ウクライナがNATOに加盟しないこと」です。
それはウクライナ東部の親ロシア派地域を独立国家として認めたこと。つまりウクライナが一部ロシアになってしまったことでウクライナの一部にくぎを刺した形で身動きできないようにしてしまいました。
これはロシアが半ば強引すぎる手法でやってしまったのでこれからあれこれ非難が高まるでしょうか、これはウクライナだけではなくジョージア国でも同様のことをやってきてますんで、再現性が高いと踏んで今回もその暴挙にでたわけです。
これは今後もウクライナ問題として引き続き議論されていくことでしょう。
がロシアはこれで目的を果たしたことになります。
ロシアへの経済制裁
こちらもロシアのシナリオのなかに当然はいっているわけでして。
ロシアは経済制裁をうけても国内での影響は少ないとみて今回の問題を引き起こしていると考えられます。
ロシアは自給自足が可能なわけでして食料もあり、資源もあります。それらを十分にため込んでおけば兵糧攻めくらってもしばらくは全然平気です。
天然ガスのようにロシアの天然ガスをのどから手が出るほどほしいヨーロッパの国々もあるわけですから、多少の制裁を受けてもびくともしないでしょう。
アメリカのバイデン大統領は彼は2つの大きなロシアの金融機関に対する制裁を明らかにし、西側でソブリン債務を発行する国の能力を遮断し、ロシアのエリートに対する制裁は水曜日に発効すると述べました。バイデンはまた、ウクライナの分離主義地域での米国による新規投資、貿易、資金調達を禁止する大統領命令に署名しました。
がしかし、ロシアの石油輸出に対する制裁を発表しませんでした。
米国市場のベンチマークであるウェストテキサス中間原油は火曜日に約1%上昇して1バレル92ドル強になりましたが、2月14日にヒットした95ドルという複数年の最高値をまだ下回っています。
バイデン政権が石油などにまだ厳しい制限を課していない理由の1つは、ロシアが可能な限り積極的ではなかったということです。これまでのところ、ウクライナへの侵略は本格的ではありませんでした。
ですので、ロシアとしてみれば
- ウクライナのNATO加盟は阻止できた。
- 資源輸出は可能で経済は痛まない。
- 引き続きNATOはロシアに対して武力行使ができない。
という最高の結果が得られたわけです。
もうこれ以上ウクライナを侵攻してどうのこうのするという理由がなくなりました。
ちなみにロシアのプーチン大統領は戦争を好みません。
ロシア軍の撤退は近い
そうなると
ウクライナ東部の独立国家がおちつくまではまだ駐留させておいて、近々、ロシア軍の撤退がはじまる流れになります。
しばらくは世界で経済制裁の検討や会合、会談がおこなわれますが、どの国もこう毎日毎日ウクライナ情勢にはかまってられませんから、話題もフェードアウトしていくものと思われます
今後の株価の見通し
ロシアウクライナ問題は上述のとおり、ある程度コマがすすみ、着地点が見えてきてます。
一旦下がった株価が一定の反発があるとは思いますが、このまま右肩上がりで伸びていくのは予想しかねます。
いま根底にあるのはFRBの政策金利の引き上げですので、そちらを忘れてはいけません。
3月中旬に行われるFOMCで利上げとその内容の発表があります。
そしてその後の利上げペース、金融引き締め(QT)のスケジュールがある程度はっきりするでしょう。
ポイントはそこでマーケットがどう反応するかを見ることです。
ある程度見通しが立ったと判断し株価が動けばそれに乗じてエントリーするのが望ましいです。
ちなみにFRB高官が最近、あまりにもマーケットが反応しすぎているということと3月の利上げの幅は0.5%より0.25%の可能性が高いとコメントを出しております。
ですのでそこの理解を条件に、今回のウクライナ問題が着地できれば、その時点で一部エントリーすることは有効な手段であると考えます。
最後に
以上、ウクライナ情勢が収束?
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。
ロシアが籠城戦いうお家芸を武器に今回のシナリオをうちたてました。
ロシアの完全勝利だったんではないでしょうか。
しかし、これでロシアが失ったものは信用というプライスレスな貴重なものです。
これはロシアが経済的にも国や国民性にも影響をあたえるもので成長を阻害するもっとも大きなリスクです。
願わくば引き続き各国対話を重ねて理解を深め打開策を模索していって解決に結びつけてほしいものです。
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。では、また!(^-^)/
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