こんにちは~、キートンです!(^-^)/
最近、テレビで利上げがどうのこうのというニュースを聞きますが、アメリカの政策金利のことでして、こちらの上がり下がりで株価は大きく変わります。。金利があがると景気が悪くなるので、株価とくに成長株なんかは下がります。
ですので、株式売買をやってると利上げとか言う言葉には敏感になっておく必要があります。
政策金利とは
そんなに深く理解する必要はないのですが、こちらでいう政策金利はアメリカではFF金利といいます。
FF金利=フェデラル・ファンド(Federal Funds)レート
と呼びまして、現在は0.25%となっており、短期金利となります。
ここで覚えておいてほしいのが、この短期金利(+α)で
中央銀行(FRB)が⇒民間銀行へお金を貸しているのです。
利上げとは
そしてこのFF金利というものをアメリカの中央銀行(FRB)がこれから段階的にあげていこうとしてます。
しかし、このFRBが政府よりインフレ抑制の指令をうけたため、利上げを前倒ししていこうと考えております。
利上げ(FF金利の上昇)を前倒しするとなると長期金利が上昇しやすいといわれており、実際に米10年債利回りがこないだ1.4%台であったのが一気に1.7%台へ急上昇しました。
短期金利と長期金利の差が広がったことで、その金利差(利ザヤ)で儲ける(銀行)金融株が上昇しております。
※FRBから短期金利で借りて、企業などには長期金利で貸し出すため。
ちなみに今年の利上げは3回から4回と言われてますが、おそらく、2023年、2024年も引き続き利上げをするものと想定されます。
また、FRBが利上げの次にやるのは資産圧縮(バランスシート縮小)といった内容も公表されました。このバランスシート縮小も長短金利差に有効なため、銀行にとっては追い風になります。
金利の上下に関しての詳しい内容は↓↓の記事をどうぞ!!
儲かる金融株 バンガード・米国金融セクターETF(VFH)
そこで注目してみたいのが「バンガード・米国金融セクターETF」です。
VFHのチャート
まずはチャートをみてみましょう。
上がり下がりはあるものの一年を通してみると右肩上がりでいいチャートをしてます。
直近は先ほど説明した米10年債利回りの上昇によりさらに上昇しております。
なんとこの1年で43.7%も上昇してるんですね。
VFHの概要
バンガード・米国金融セクターETF(VANGUARD FINANCIALS ETF)は、MSCI USインベスタブル・マーケット・金融25/50インデックスのパフォーマンスへの連動を目指す。このセクターは、
楽天証券より
銀行、抵当・不動産金融、消費者金融、専門金融、投資銀行・証券会社、資産運用会社・資産管理銀行、企業への貸付、保険、金融投資、不動産(REITを含む)
などの業務に従事する企業で構成されている。
純資産総額(百万ドル):11,660.74(2021/12/31)
直近分配金(ドル)・現地支払日:0.5099(2021/12/21)
分配金回数/年:4
直近現地分配金・権利落ち日:2021/12/16
分配金利回り:1.78%
設定日:2004/01/26
経費率:0.10%
VFHの分配金
分配金の履歴は下表の通りで、安定かつ最近では若干ですが上昇してきております。
VFHの組み入れ銘柄
保有率トップ10を下記に示します。
- JPMorgan Chase&Co。(JPM)9.14%
- Berkshire Hathaway Inc.クラスB(BRK.B) 7.06%
- Bank of America Corp.(BAC)6.49%
- ウェルズファーゴアンドカンパニー(WFC) 3.78%
- BlackRock Inc.(BLK)2.65%
- モルガン・スタンレー(MS)2.50%
- シティグループ株式会社(C)2.49%
- ゴールドマンサックスグループ株式会社(GS)2.47%
- チャールズシュワブコーポレーション(SCHW)2.16%
- S&Pグローバル株式会社(SPGI)2.12%
金融株は景気敏感株ですので、ボラティリティ(変動)が大きいと思ってた方がよいです。
となると、ETFは分散がききますので様子見ではじめるにはもってこいのファンドです。
目利きができるようになったら、個別株にシフトしてもよろしいかと思います。
ウェルズファーゴ (WFC)なんて最近調子がいいですね。
チャートはこんな感じ↓↓になっております。
VFHのTrading Viewによるテクニカル分析
下図の通り「買い」となっております。
最後に
以上、利上げで儲かる金融株 バンガード・米国金融セクターETF(VFH)
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。
株価のアップダウンが激しいとされる金融株ですが、利上げやバランスシート縮小の見通しがでてきて、金融株の上昇基調がある程度見込めるようになりました。
今回はETFとしてご紹介しましたが、金融株を含んだバリュー株とかもありますので、まだまだ優良ファンドについてお伝えしていきたいと思います。
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。では、また!(^-^)/
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