フィボナッチってなに？～チャート分析シリーズ～

こんにちは～、キートンです！(^-^)/

このフィボナッチって単語はチャート分析だけでなくいろんなところに隠されるツール、ツール？？ではなく、数字なんです。
この数字が実はチャート分析に素晴らしく大いに役立つのです。
これは是非とも覚えていってもらいたい数字ですので、理解というよりそんなもんなんだ～
って感じでみていただけるといいかなと思います。

身近なフィボナッチ数字
フィボナッチ数字の法則
チャートでの黄金比率
実際のチャート
最後に
役立つアイテム

身近なフィボナッチ数字

フィボナッチっていうのは人の名前で
イタリアの数学者レオナルド・フィボナッチさんからちなんだ用語？単語です。
で、このフィボナッチという人、むかーしの人で西暦1200年ごろの方でして、なにをしたのかといいますと、「算盤の書」という書物を発行したひとで、０～９のアラビア数字を世に広めたひとです。そして、みなさんも耳にしたことのある

「黄金比率」を理論的に発見した人です。
　※ちなみに投資家ではありません。

黄金比率とは。。1:1.618とか5:8とかいわれる数字で
たとえば、
パルテノン神殿の縦横比

ミロのビーナスの上下半身比

はなびらの数

などなどと自然界というか世界を支配している数字といっても過言ではありません。

フィボナッチ数字の法則

チャートの説明に入る前にちょっとだけ覚えておいてほしい法則があります。
下記の数字をごらんください。

１、１、２、３、５、８、１３、２１、３４、、、、とつづきますが次はなんでしょうかというと

５５
となります。

そして、８９、１４４とつづいていきます。

この法則というのが答えの「前の前の数字」と「前の数字を足す」といったぐあいに並べられた数字です。

この数字のならびを「フィボナッチ数列」と呼び、この数列を一定の式にはめて出された数字がこの世で最も美しいバランス、もっとも調和のとれた比率ということで「黄金比率」という言葉で広く知られてます。

比率の計算

１÷２、２÷３、３÷５、５÷８とずうっと隣同士で割っていきます。
すると答えがだんだん0.618になっていきます。
次に
１÷３、２÷５、３÷８、５÷１３とずーっと隣の隣どうしで割っていきます。
すると答えがだんだん0.382になっていきます。

0.618＋0.382=1

ですのでこの0.618：0.382＝1.618：1が黄金比率となります。

チャートでの黄金比率

ズバリ、チャートの上がり下がりは黄金比率になりやすい！んです。
下図をみてみますと、これはモデルですが

上げが100として下げが38.2でまた上がり始めるといった具合にたいがいの上昇相場のチャートではこれがみられるということです。

たとえば最初に５０や７０のところで上がってるな～と思ってて、でもそろそろ天井いくなとおもったら、そこはちょっと待ちましょう。
上昇トレンドであればちょっと落ちてもまた上がります。
でもその「ちょっと」がわからんのです。。

でもこのフィボナッチの黄金比率を知っていれば。。山を越えて３８。２％下がるとしっていれば。。谷付近を狙って買いをいれると、また上昇トレンドに乗っかって、最大限の利益を手にすることができるのです。

※「押し目」というのは一時的な値下げのことをいいます。

実際のチャート

ということでまた、TradingView（トレーディングビュー）で探してみます。と！！

さがす間もなく見つけました！！
ほんとこれブログ書いてる今すぐに一発で見つけました。
ドル円のチャートですが見てください。ほら！

見にくいので拡大してみましょう↓↓

黄色の○と○が０と１です。
横棒の線が色分けして並んでますね。

で、黄緑の0.382のライン見てください。黄色の⇒のところです。ほらきっちりそこで反転してますよね。
今、ドル円は円安基調がしばらく続くといわれている最中で、ドル高トレンドです。

もうこれで証明というか、実感できたのではないでしょうか。

マジックでもトリックでもありません。これが事実です。

※ TradingView（トレーディングビュー）のインジケーターのなかの「Auto Fib Retracement」をクリックするだけで、フィボナッチの横棒が現れます。簡単ですね！

最後に

この黄金比率という考え方はフィボナッチが理論的に発見したものです。これはとても素晴らしい発見で、自然界の成り立ちや私らの美意識についても改めて気づかされました。
この自然界では人間もこういった法則のなかで生きていくことで自然にその法則が身に染みて創作物や表現にも表れてきたのでしょう。
チャートについても見た目はただのグラフですがその奧にあるのは人間の行動心理です。
なんらただの数列ですがチャートとフィボナッチ、因果関係があるといっても良いかと思います。

知識は武器にも防具にもなります。これからも勉強してお金に困らない暮らしを手に入れましょう！

それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。

本日もご覧いただきありがとうございました。では、また！(^-^)/