先物(さきもの)取引をわかりやすく解説 その2

株式投資・お金
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こんにちは~、キートンです(^-^)/
前回は先物取引のさわりについて解説しました。

おさらい

おさらいしておくと

発売予定のめちゃくちゃ欲しかったノートパソコンを20万円で買う予約をしました。
で、買う時点で人気が上がって23万円になってました!
とすると
3万円おとくに買えてラッキーです。

3万円値上がりしたから売ってもいいかな?とおもったら
売って3万円儲けることができます。
こうしてあらかじめ商品などをある一定の金額で売買して利益をあげる取引のことです。

先物取引の売り

この例は買うときの例で説明しましたが
今回は売買の「売る」取引について説明します。

で、先物取引はどこが素晴らしいかというと
買いもできますし、売りもできます。

これから値段が上がると思ったら買いから入って値段が上がった分だけ利益がでます。

これから値段が下がると思ったら売りから入って値段が下がったら売るのです。

図解でいうとこんな感じです。

もってないのに売る

ん?もってないのに売れるわけないじゃん!

先に売る?下がった分だけ利益?って行為がなかなかわかりづらいと思います。

現在の売買でしたら自分がもってないのに売ることはできません。

ただこれは、将来、一年後とかの話です。

もってないノートパソコンを売る

ノートパソコンの例でいきましょう

2か月後にAというノートパソコンを30万で売りますよと自分が言って
2か月後にAというノートパソコンを30万で買いますという方がいて
そこで契約が成立したとします。

本来は自分がちゃんとAというノートパソコンをもってて2か月後に渡せばいいのですが

自分はAというノートパソコンはもってないです。もってないのになぜ売る約束したかと
いうと、
「どうかんがえてもこのAというノートパソコンは30万では高すぎる。市場では
30万という値段がついてるがもっと安くなるはず」という勘がはたらいて
20万円で売るという約束だけをしました。

受渡は2か月後ですから、今もってなくてもなんにも心配いりません。
それまでに手に入れて渡せばいいからです。

契約してから必死にあちこちショップをさがして25万円で売ってるところをみつけた
とします。
ちょっとまてよ?とそれからも必死にさがして20万円で売ってるところをみつけたとします。
そして20万円で購入し期日までに用意できて30万円で売れたら
10万円の利益になりますよね。

先物売りの仕組み

かんたんにいうと
まず売る値段をきめておいて
あとから品物を用意する
そして売る

というやり方が先物取引の売りというやりかたです。

受渡しは2か月後とか半年後とか、先物取引できめた期日のところです
そこまでに品物を用意すればいいから
最初に高いとおもったらそこで売るという約束をして
あとで安いものを調達する

売りから入ったものは品物を調達した瞬間に売り先がきまってますから
安く買った瞬間に取引が終わり、そこでの差額が利益がでるしくみ

品物をもってなくても売れるのです。

先物売りのデメリット

ただ30万円で売るって契約したのですから、どんなことをしてでも
調達しなくてはいけません。
たとえ調達するのに50万円かかったとしてもです。
このときはつまり先物取引での損となります。

まとめ

買いとまったく逆ですがしくみはまったく同じです。

株は上がりそうだなーっという銘柄を買うそして下がった売るという取引ですが
値段が上がる下がるの両方のパターンで、買う、売るを自分で決められるというメリットが
あります。
ということで先物取引の特徴は「期限」があります。
株はいつまででももてますね。
半年しかもてないとか1年しかもてないとかあります。

日経平均先物(日経225)は3か月までしかもてないときまっております。

ただ、株よりもすすんだ最先端の経済行為です。
ぜひ勉強して実践してみてはいかがでしょうか。

実践はしなくとも、世界経済のなかでこういった取引が株よりも多くおこなわれている
ということは知っておくと経済ニュースの内容がぐーっとわかりやすくなります。

以上、2回にわたり先物取引について解説しました。
それではまた!(^-^)/

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