こんにちは~、キートンです!(^-^)/
NVIDIAは本物だった!!
マグニフィセント7銘柄決算の締めくくりともいえる
NVIDIAの決算
が日本時間2月22日午前6時頃発表がありました。
内容は非の打ち所がない完璧な内容で、株価が急騰しました。
決算発表の中身はというと
2023年11月から2024年1月決算
売上高:予想20.395Bに対し発表値22.103B
EPS:予想4.593に対し発表値5.16ドル
そして
2024年2月~4月の売上高見通しが
予想220億ドルに対し、240億ドル
とこちらも予想を上回り
NVIDIAの四半期の業績推移をみてみると下図のとおりで
2023年の中盤から伸びを加速させております。
今後の収益(EPS)予想も右肩上がりで、成長率はいまのところ未知数ということが言えます。
データサーバーのメーカーであるスーパーマイクロコンピュータ(SMCI)
によると、生産能力はあるがNVIDIAのチップがないため生産できない
というようなことを言ってます。
つまり半導体が足りなく、今後AIがいろんな分野で使われると、さらに半導体需要が高まり
とてつもない市場になっていくことが考えられます。
いわゆるエヌビディア(半導体)の成長は本物ということが証明されたことになります。
とりわけ、アメリカの長期金利(10年債利回り)のほうは4.3%強と依然高い水準で推移しておりますが
今はこの半導体の成長いいかえれば労働生産性の強い成長のほうが金利の影響を上回るフェーズにきておりますので、1995年以降の株式成長をトレースする形となりそうです。
さてそれでは、一旦株価軟調を示していた週初めからのNVIDIA決算を受けての
今週の米国主要3指数について振り返ってみましょう。
ダウ、ナスダック、S&P500
3指数は終値ベース、先週末比で
- ダウは+1.3%(終値:39131.54)
- ナスダックが+1.4%(15996.82)
- S&P500は+1.7%(5088.79)
でした。
ダウ
下図をご覧ください。
今週上昇したのは
好決算のウォルマート(WMT)、コカ・コーラ(KO)、ユナイテッドヘルス(UNH)、P&G(PG)、JPモルガン(JPM)、ホームデポ(HD)、メルク(MRK)、マクドナルド(MCD)などとディフェンシブ銘柄がずらり上昇してます。
マイクロソフト(MSFT)も上昇したのですが、アップルはいまいちです。。
NVIDIA上昇で連れ高になるかと思われたのですが、半導体関連銘柄はそこまで強くはなかったです。
ハイテクがけん引かと思われがちですが、そうでなく、銘柄全体が好調です。
これはこれで素晴らしいことで、いまアメリカ経済は絶好調と言えます。
あ、いいわすれましたが、ダウは連日で最高値更新です!
ナスダック
アップル、マイクロソフトの2トップはあまり冴えなく今週はほぼ横ばいでした。
ところがNVIDIA決算で木曜日急反発し、ナスダックをけん引して2021年11月19日の最高値16057.44に一時つっかけました。
つっかけたのは今年2回目で終値では沈んでおります。
NVIDIAのあの強烈は好決算からいくと3月後半を待たずして、来週もしかしたら突破できるかもしれませんね。今週のNVIDIAの決算は木曜の朝でしたので、金曜にはみんな手じまいして、勢い的には収束してしまいましたが、来週どこかでまた上昇の機会があればそこでトライできるのではと思います。
チャートをみてみるとここ最近は21日移動平均線を下値支持線として推移しており、今週前半の下落も21日移動平均線で反発しておRます。NVIDIAの好決算があったとはいえ。。
となると、金利、業績関係なく、投資家心理いわば強気態度が株価を動かしていると言っても過言ではないでしょう。
ラッセル2000はまだ完全な浮上ではありません。NVIDIAの株価上昇にけん引される部分はあるかと思いますが金利動向の影響が強いと思われ、利下げの時期これがカギを握っていると思われます。
QQQ(ナスダック100連動ETF)これはがっつり握っておきましょう!
S&P500
5088.79と昨日下げたとはいえ、またもや最高値更新です!
こちらもナスダック同様、21日移動平均線を下値支持線として推移しており、ここ最近では必ず21日移動平均線で反発しております。
すなわちそこが押し目であり、強気相場ではそこが絶好のエントリータイミングといえます。
ただ、もう持ってる方はそのままホールドで全く問題ありません。
NVIDIAの成長が本物と証明された今、1995年からの強気相場がほんとに来そうです。
さらには、強烈な利上げ局面も終了し、これから利下げが来ますので相乗効果で比較的長い年月で強気相場が続くものと思われます。
いっぽう、日本では35年ぶりに日経平均が最高値を更新しました。おそらくしばらくは上昇するかと思われます。しかし35年ぶりにようやく更新したということなので、日経平均が35年で1倍、そのあいだにS&P500は14倍になっており、日本の株価はS&P500などと比べて大きく劣後しているといえます。
一時的には日経平均もいいかもしれませんが、長期投資するのであればやはり右肩上がりのS&P500をもちつづける。これで万事OKです。
米10年債利回り
下図をご覧ください。
4.252と先週からほぼ横ばいです。
政策金利(FF金利)はまだまだこのまま水平飛行のままと予測され、がつんとこの10年債利回りが下げる局面は当分ないかもですね。なんせアメリカ経済が絶好調なので。
来週金曜日にはFRB注目の物価指標PCEコアデフレータが公表されます。ある程度CPIの結果を織り込んでますので、さほど変化はないと思いますが、予想を上回ったりすると株価に影響するかもしれませんね。しかしAIブームがかなり強力なので、株価下げても気にすることなく持ち続けて問題ないでしょう。
今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)
今週もハイテク大手が軟調です。エヌビディアだけは特別ですがね。
昨日は引けにかけての手じまい売りでだいぶ下げたのでその反発は来そうです。
さきほどダウのくだりでも申しましたが、ウォルマートやメルク、JPモルガンなどディフェンシブが好調で全体的に上昇しております。
ちょっと真ん中に目立つのがテスラです。
依然として調子が悪く株価指数の足を引っ張ってます。
数年前は毎年50%成長するとのことで強気を打ち出していたのですが、今ではEVの販売が思わしくなく、ほぼゼロ成長です。
何か企んでいるとは思いますが、今後に期待したいと思います。
下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。
一か月での伸びでトップはまたまたいれかわり、VIS(資本財、サービス)、VHT(ヘルスケア)、VAW(素材)の順でならんでおります。
一方落ち込んだのがVGT(情報技術)とVNQ(不動産)で完全に取り残されております。
せっかくNVIDIAが好決算発表したのですが。。ただ、情報技術はこれからですのであまり心配いらないと思います。
ただしかし、ほんとに各セクター全体が上昇してきてます。いい感じです。
不動産はちょっときびしいかな~
VIX(恐怖指数)
下図をご覧ください。
13.74と先週から下落して終わっております。
CPI発表、NVIDIA決算と続いたので持ち高調整で株価下落しVIXは上昇してましたが、NVIDIAの好決算で株価上昇に転じ、VIXはそれで下げてくれました。21,50日移動平均線を下にブレイクしたので、来週以降楽しみですね。
ドル円の状況
下図をご覧ください。150.49円/ドルです。もう、150円前半は当たり前になってきてます。
年初にはいろんな記事やニュースで今年は円高だとしきりに聞いてましたが、ふたを開けてびっくり、誰が予想できたか一気に150円を超えてます。。
何度ももうしますが金利差の影響というより、おそらく新NISAからのアメリカへの資金流入がかなりあると思われます。たいがいみんな積み立ては月初に設定してるので、3月初旬にまたドル高円安にシフトしそうな感じです。
経済イベント(経済指標)
米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。
<過去分>
今週のイベント結果(経済指標の結果)
- FOMC議事録 01月
- PMI(購買担当者景気指数・速報値) 02月[製造業PMI・速報値]→前回50.7 予想50.2 結果51.5
- PMI(購買担当者景気指数・速報値) 02月[非製造業PMI・速報値]→前回52.5 予想52.1 結果51.3
- PMI(購買担当者景気指数・速報値) 02月[コンポジットPMI・速報値]→前回52.0 予想51.7 結果51.4
- 中古住宅販売件数 01月→前回378万件 予想395万件 結果400万件
来週のイベント
- 新築住宅販売件数 01月→前回66.4万件 予想69.0万件 結果
- 耐久財受注(速報値) 01月[前月比]→前回0.0% 予想-4.5% 結果
- 耐久財受注(速報値) 01月[輸送除くコア・前月比]→前回0.5% 予想0.3% 結果
- コンファレンスボード消費者信頼感指数 02月→前回114.8 予想115.0 結果
- 実質GDP(改定値) 第4四半期[実質GDP・前期比年率]→前回3.3% 予想3.3% 結果
- PCEデフレータ 01月[PCEデフレータ・前年比]→前回2.6% 予想2.4% 結果
- PCEデフレータ 01月[PCEコアデフレータ・前年比]→前回2.9% 予想2.8% 結果
- 中古住宅販売成約指数 01月[前月比]→前回8.3% 予想 結果
- PMI(購買担当者景気指数・確報値) 02月[製造業PMI・確報値]→前回 予想 結果
- ISM製造業景気指数 02月→前回49.1 予想49.2 結果
最後に
以上、「キートンのウィークリー米国株ニュース 240224/NVIDIAは本物だった!」
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか
今週はNVIDIAの決算が異例の注目でかなり湧きました。前回の決算で株価下げたので警戒してかの事前調整がありましたが一切心配ご無用で、きちんと決算、ガイダンスとも予想を上回りグロース銘柄の真打ちっぷりを見せてくれました。これで米国株、軌道に乗り加速していくことでしょう。
日経平均?外国人投資家逃げたら終わりでしょ。怖いです。。
株って勉強すればするほど、ほんと楽しいですね。
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/
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