キートンのウィークリー米国株ニュース 230422

株式投資・お金
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こんにちは~、キートンです!(^-^)/

 金融不安が落ち着きつつありますが、間髪入れずに次のイベントの決算発表シーズンに突入しました。
S&P500などの指数の上位にあるGAFAMの決算は来週にマイクロソフト、アルファベット、アマゾン、メタがあります。アップルは5月4日です。それまではなかなか動きづらい局面となります。
 GAFAMの決算が予想を上回ったとしても成長率は鈍化方向ですので、決算前にエントリーするのは避けた方がよいでしょう。

 そして5月初旬にはFOMCが開催され、そこでの利上げ打ち止めにも注目でして、予想は利上げ打ち止めが有力ではありますが、サプライズが出ない、つまり利上げ打ち止めとなれば、株式市場は上昇トレンドになるでしょう。

 結論FOMC手前まで待つというのがベストではないかと考えます。

そして5月以降の作戦としては

基本
利上げ打ち止め後については過去も株価上昇してましたので、5月以降は上昇トレンドをメインシナリオとして、それにヘッジで個別売買に取り組むというスタンスです。
つまり、株式は去年みたいな下げはないという考えです。

ただそこで

【A案】 年後半で利下げする。場合

全世界VTやアメリカVTI、個別株利確しないでもっておくのがよろしいかと。
それなりのホールディング力をもっておく必要がありますね。

【B案】 今年いっぱい利下げしない。場合

全世界VTはもっておき、アメリカVTIや一部の個別株を利確して、上昇トレンドの銘柄を短期で売買する作戦に変えていくのがよろしいかと思います。

【C案】 場合によっては利上げする。場合

B案と同じ

 で、このタイミングがどこかと問われると
FOMC後です。

でそのサインは?となると
チャートで50日、200日移動平均線を基準にそこを株価が割るかどうか。
大循環分析での売りサインで決済するかどうか。

などのチャート分析で決済基準を見極めたいと思います。

ただ、タイミングを逃す可能性もありますので
逆指値を都度いれておいて
頭としっぽはくれてやれといった気持ちで利確するのがいいのではと思います。

それでは、そういった作戦を頭におきつつ、今の値動きから今後の動向をさぐるべく
今週の米国主要3指数を振り返ってみたいと思います。

ダウ、ナスダック、S&P500

3指数は終値ベース、先週末比で

米国主要3指数
  • ダウは-0.2%↓(終値:33808.97)
  • ナスダックが-0.1%↓(12072.46)
  • S&P500は0.0%→(4133.51)

でした。

ダウ

 ダウはまだ小動きで50,200日移動平均線上にあり、金融不安後退のムードから、今度はインフレ抑制の金利上昇を嫌気するムードとなってきているようです。決算発表を控え、手控えムードも後押ししてさえない展開となってるようです。

ナスダック

 ナスダックも小動きでここのところはボックス相場となってます。
テスラが10%下げたなどの冴えない決算も影響してるかと思われますがよく踏ん張ってる状況でして、個人的には思ったよりも下がってない感じです。

S&P500

 4000台キープを安定して続けており、なおかつヒタヒタと上昇トレンドを形成しています。
FRB高官からのタカ派な発言が飛び交ってるにもかかわらず金利もそこまで動いてないので、ちょっとやそっとのことでは姿勢を崩さない強いトレンドになりつつありますね。

米10年債利回り

下図をご覧ください。
50日200日移動平均線の中でして、3.576と先週から若干上昇です。
今週もFRB高官からのタカ派発言で上昇しましたが、振れ幅はこれまでより小さく、安定軌道に乗りつつあります。
FOMC後で利上げ打ち止めが明確にされればおそらく3.4や3.3程度に低下していくものと思われます。

今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)

 今週もあまり色彩的には暗いというか動きが乏しい展開でした。
バリュー系もグロース系も株価が軟調ですね。
これは大手にみられる傾向なので、突っ込んでいい銘柄をちゃんと分析していけば、恩恵を受けられるポートフォリオをつくることができます。
 JPモルガン(JPM)は決算は素晴らしく良かったのでしばらくは上昇していき前回高値を超える場面もくるのではと思います。
 ホテル銘柄のマリオット(MAR)もここのところ需要増加が見込まれ株価も押し上げられてきてます。
 ボーイング(BA)ゼネラルエレクトリック(GE)なども旅行需要にのって株価も上昇圧力です。
とかとか。

下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。

 現在、公益(VPU)がトップでつぎにヘルスケア(VHT)という順番です。
これまでトップクラスにいた情報技術(VGT)がなんと最下位となってます。ちょっとこれは雲行きが怪しいですね。
とくにGAFAMの決算には気を付けましょう。

ま、でも全体的にはどのセクターもプラスで伸びてきてます。のでこれから突出してくるセクターを見つけてるのも面白そうですね。

VIX(恐怖指数)

下図をご覧ください。
ついに16.76と17を切ってきました。
決して悪くないのですが、いまはボラティリティがないということであまり動けないということになります。
株価がじわじわ上がる局面なので、頻繁にトレードするのではなく、休むも相場でしばらく静観もよいかと思います。

ドル円の状況

下図をご覧ください。

 現在は134.1円近辺で、50日、200日移動平均線の近くであまり動かなくなってきました。
日米金利差を今後しばらくは動かないと思いますので、ここらへんのレンジで推移するものと思われます。
 つまり、しばらくは為替リスクがない状態でトレードができるということです。

ですのでいまはFXでドル円トレードよりも株式や商品トレードのほうがトレンドがわかりやすいのでトレードしやすいですし、ボラティリティもあるのでとても面白いと思います。

経済イベント(経済指標)

 米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。

<過去分>

今週のイベント結果(経済指標の結果)
  • フィラデルフィア連銀景況指数 04月→前回-23.2 予想-19.6 結果-31.3
  • 中古住宅販売件数 03月→前回458万件 予想451万件 結果444万件
  • PMI(購買担当者景気指数) 04月[製造業PMI(速報値)]→前回49.2 予想49.1 結果50.4
  • PMI(購買担当者景気指数) 04月[非製造業PMI(速報値)]→前回52.6 予想51.4 結果53.7
  • PMI(購買担当者景気指数) 04月[コンポジットPMI(速報値)]→前回52.3 予想51.1 結果53.5
来週のイベント
  • 新築住宅販売件数 03月→前回64.0万件 予想63.5万件 結果
  • コンファレンスボード消費者信頼感指数 04月→前回104.2 予想104.4 結果
  • 耐久財受注(速報値) 03月[前月比]→前回-1.0% 予想0.8% 結果
  • 耐久財受注(速報値) 03月[コア・前月比]→前回-0.1% 予想-0.2% 結果
  • 実質GDP(速報値) 第1四半期[実質GDP]→前回2.6% 予想2.0% 結果
  • 実質GDP(速報値) 第1四半期[個人消費]→前回1.0% 予想3.9% 結果
  • 中古住宅販売成約指数 03月[前月比]→前回0.8% 予想0.9% 結果
  • PCEデフレータ 03月[PCEデフレータ・前年比]→前回5.0% 予想4.1% 結果
  • PCEデフレータ 03月[PCEコアデフレータ・前年比]→前回4.6% 予想4.5% 結果

 来週はFRBが注目するPCEデフレータの発表があります。
おそらくFRBはこちらをもって次回FOMCでの利上げ&利上げ打ち止めの意思を決定してくると思います。
その後のFRB高官やフェドウォッチャー( WSJ)の発言を待ってからトレードするほうが確実でしょう。
ちなみに雇用統計はFOMCのあとですのでそこの関門も視野に入れておきましょう!

最後に

以上、キートンのウィークリー米国株ニュース 230422
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。

さあ、いよいよ決算発表にFOMC、雇用統計とイベントが連なりつつ重なっておりますのでGWに向けて、想定されるいろんなパターンごとにしっかり頭を整理して準備しておきましょう!

株って勉強すればするほど、ほんと楽しいものですね。

それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。

本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/

キートン@米国株投資 (@masterkeaton19) on X
米国株で現物、信用取引、CFD取引やってます(NISAも)。ブログ「キートンの米国株投資」も是非見てやって下さいm(__)m バイクが好きなフツーの会社員です。よろしくお願いします。愛車はYAMAHA TZR250R 3XV 1992 ✨🌙*゚

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