こんにちは~、キートンです!(^-^)/
S&P500とナスダック最高値更新!
先週後半から経済指標がインフレ鈍化を示す内容だったのと、FRB高官たちの発言がなかったため、長期金利が低下し、今週はゴルディロックス相場みたいな感じでした。
おかげで、ナスダック、S&P500ともに史上最高値更新しました。
ひとつずっこけたのが昨日の雇用統計で、非農業部門雇用者数が予想をはるかに上回ってしまい、長期金利が急上昇、株価も一旦落ち込んで週末最終日のSPXはマイナスで終わりました。
ただ、失業率は2021年11月以来の4%台ですので約2年半ぶりに4%をつけたこととなります。
労働市場は幾分和らいできたことは市場も感じとってると思いますので、今日の株価の下落が尾を引くことはないかと考えられます。
そして、来週はCPI(消費者物価指数)の発表とFOMCがありますので、次はそこに目が向きはじめてます。来週前半は持ち高調整は入るもののインフレ鈍化つまりCPIが極端に予想から外れなければ株価は上昇の可能性が充分に考えられます。がしかし、FOMCでのパウエル議長の会見がちょっとどうなるかはこれから情報採取してFOMC通過後に準備しておきたいと思います。
とはいうものの、今の株価はやはりNVIDIAに左右されてる感じがまだしており、目を離せない状況です。このNVIDIAについて、いくつか情報が発信されており。
ひとつは
株式分割です。来週からは10分の1に分割されることで個人投資家が買いやすくなります。ただこれは分割するだけですので株価にはあまり影響しないと思われます。
あとは、NVIDIAのCEOジェンセンファン氏が大量の株を売却予定という情報と、独占禁止法の調査が入るとのことです。これらのニュースはどちらかというとネガティブに受け止められやすいニュースですのでむしろ売られる圧力のほうが高いのではと思います。
したがって、個人的には私キートンは今週末でNVIDIA株は手じまい利確しました。次回エントリーするときは値段でいうと最高値更新したときか、下落反発したとき。時期としてはFOMC通過後がいいのかなと思います。
昨日の雇用統計発表時にはエヌビディアといえども株価下がってますし、経済指標にはある程度左右されておりますので。。
来週どうするかというと、まだ決めてませんが、このエヌビディアには注目しつつも、上昇銘柄があればそれに乗っかるのと、なにかショートも少し考えてみようかなと思います。
ま、ということで、いつものごとく先週の各種指標について。まずはこちらから。。
ダウ、ナスダック、S&P500
3指数は終値ベース、先週末比で
- ダウは+0.3%(終値:38799.00)
- ナスダックが+2.4%(17133.13)
- S&P500は+1.3%(5346.98)
でした。
ダウ
下図をご覧ください。
下がっていったん上がってはいるものの50日移動平均線にタッチしたところです。
今週上げたのは
- ボーイング(BA)+7.11%
- アマゾン(AMZN)+4.45%
- メルク(MRK)+4.09%
- ハニウェル(HON)+3.26%
- セールスフォース(CRM)+3.18%
- アップル(AAPL)+2.41%
- ビザ(V)+2.28%
- マイクロソフト(MSFT)+2.21%
今週下落したのは
- シェブロン(CVX)-3.88%
- ダウ(DOW)-3.30%
- アメリカンエキスプレス(AXP)-3.05%
- キャタピラ(CAT)-2.83%
- ホームデポ(HD)-2.35%
- ウォルトディズニー(DIS)-2.33%
と やっぱり大型ハイテク強し。
ナスダック
下図をごらんください。
今週水曜日には最高値更新してます。
5月から上昇基調を保っており、4月下落直前の高値を余裕でクリアし登り続けております。
ここ最近はエヌビディアだけでなくアップルが調子よく力強くナスダックをけん引しております。
いままでエヌビディアに頼ってた部分があるので、これからの伸びに期待です。バフェットも売り終わってますしね。
来週はアップルの発表会「Apple Worldwide Developers Conference。」が6/11~15で開催されますので、こちらで盛り上げてくれると助かるんですけどね。
ちなみに今回はAIをメインに発表する予定とのことですが、生成AIというよりかはアップル独自の機能性をアップさせる方向でのアップデートで、あのOPENAIとの提携もあるかもとのことです。
S&P500
こちらもナスダック同様、最高値を更新しました。年初比+12.7%
ちなみにこれまで、利上げ後の利下げ局面というのは株価が上昇する局面になってます。
ただいま強気相場ですので、利下げに関するポジティブニュースが発せられるとポーンと跳ね上がります。
次回のCPIやFOMCでどうなるかはわかりませんが、まずはCPI発表前にはS&P500先物もしくはナスダック先物をOCO注文で売り買い仕込んでおきたいかなと思います。
あ、あとエヌビディアですがS&P500の中で2番目の保有比率になったそうです。
米10年債利回り
下図をご覧ください。
4.435と先週から低下しました。
昨日の雇用統計の強い数字が金利の伸びに反映し異様に大きい陽線となっております。ということは上圧力が大きかったつまり数日下落していた反動が大きかったということでしょう。次におおきく動くのはCPI発表時でして。先日、米国の消費が止まったということでお話しましたが、これが本当だとすると5月のCPIが弱い数値になるかもです。となると長期金利が低下、ナスダックや債券に有利ですね。
今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)
上半分が新緑の季節となってきております。
情報技術、ヘルスケア銘柄が上昇しました。
すごいとしかいいようのないNVIDIAの輝きは週間で+10%とまだ健在でかつ、もはやほかの追随を許さない状況で独走態勢の様相です。
エヌビディアやアップル以外の銘柄も今週の上昇には目を見張りますが、やはりエヌビディア、アップルは最近つまづくことなくスルスルと上昇してますので、これらはまだ伸びる可能性が高いです。
そういった凸凹のない右肩上がりの銘柄を選定して乗っていくのが安定して資産伸ばせそうですね。
ということで来週はエヌビディアに偏ることなく、上昇銘柄をいくつか盛り合わせにしてトレードしていってもいいかなと思うところです。
エヌビディア、アップル、イーライリリー、マイクロン、といった感じで。。
エネルギーは原油に左右されやすいのでとっても神経使います。今回はトレンド不明なので保留にしておこうかと思います。
下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。
1位は
VGT(情報技術、アップル、マイクロソフト、エヌビディアなど)
2位は
VHT(ヘルスケア ユナイテッドヘルス イーライリリーなど)
3位は
VOX(電気通信 メタ、アルファベットなど)
と今週も1位は情報技術ということで5月最後にへこんだ分を取り戻す格好で復活しており、他セクターを寄せ付けずぶっちぎっての1位です。
S&P500といえどもこれらが混じってますので、上澄みだけをとっておいしい部分をいただくにはやはり情報技術セクターの銘柄を保有するのが一番簡単な方法かと思います。ですので、そういったおいしい情報技術を集めたファンドがQQQ(ナスダック100連動)という銘柄ですので、こちらを新NISAの成長投資枠とかにいれておくと勝手に素晴らしいパフォーマンスを出してくれるでしょう。
S&P500やオルカンもいいですが、利下げ局面の4、5年という中期的にはQQQ(ナスダック100連動)が効率いいかと。
一般的な長期(10年、20年)だとまだまだアメリカ優勢っぽいんでS&P500でいいかと。
超長期だと(お子さんの老後資金など)オルカンが無難かなと、50年後アメリカがどうなってるかわからないので。。
なーんて思う次第です。
VIX(恐怖指数)
下図をご覧ください。
12.21と先週からほぼ横ばいです。
雇用統計の発表でがつんと上昇したものの上げ幅は21日移動平均線を頭に限定的で、その日は結果陰線で終えており、ゴルディロックス相場の週だったと言えましょう。
来週はというと、CPIとFOMCがありますので週前半は上昇の可能性があるかもです。FOMCはもしかしたらCPI次第という可能性がありますので、FOMC通過後でのエントリーが望ましいかKと思います。
ドル円の状況
下図をご覧ください。156.72円/ドルと昨日の雇用統計の発表で跳ね上がりました。
21日と50日移動平均線とを行ったり来たりですが、じわじわ上昇しております。
ちなみに2か月前は151。78円と思えば遠くへきたもんだです。
最近はこの円安はオルカンのせいにされてるそうです。ということは新NISAで資金がアメリカに流出してることがほぼ確実な情報となっているということで、私キートンが去年から言ってたことが正しかったという裏付けにもなります。
日本の投資認識はまだまだです。ということはこれから増えてくるとすると、この円安はまだまだ長いということかもしれません。
経済イベント(経済指標)
米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。
<過去分>
今週のイベント結果(経済指標の結果)
- PMI(購買担当者景気指数・確報値) 05月[製造業PMI・確報値]→前回50.9 予想50.9 結果51.3
- ISM製造業景気指数 05月→前回49.2 予想49.8 結果48.7
- JOLTS求人件数 04月→前回848.8万人 予想831.5万人 結果805.9万人
- 耐久財受注(確報値) 04月[前月比]→前回0.7% 予想0.7% 結果0.6%
- 耐久財受注(確報値) 04月[輸送除くコア・前月比]→前回0.4% 予想0.4% 結果0.4%
- ADP雇用者数 05月[前月比]→前回19.2万人 予想17.7万人 結果15.2万人
- ISM非製造業景気指数 05月→前回49.4 予想51.1 結果53.8
- 貿易収支 04月→前回-694億ドル 予想-700億ドル 結果-746億ドル
- 雇用統計 05月[非農業部門雇用者数・前月比]→前回17.5万人 予想19.0万人 結果27.2万人
- 雇用統計 05月[失業率]→前回3.9% 予想3.9% 結果4.0%
来週のイベント
- 消費者物価指数(CPI) 05月[前月比]→前回0.3% 予想0.1% 結果
- 消費者物価指数(CPI) 05月[前年比]→前回3.4% 予想3.4% 結果
- 消費者物価指数(CPI) 05月[食品・エネルギー除くコア・前月比]→前回0.3% 予想0.3% 結果
- 消費者物価指数(CPI) 05月[食品・エネルギー除くコア・前年比]→前回3.6% 予想3.5% 結果
- FRB政策金利(FOMC) 06月[上限金利]→前回5.50% 予想5.50% 結果
- FRB政策金利(FOMC) 06月[下限金利]→前回5.25% 予想5.25% 結果
- ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) 06月→前回69.1 予想73.1 結果
最後に
以上、「キートンのウィークリー米国株ニュース 240608/S&P500とナスダック最高値更新」
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか
今週最終日の引け前は先週と同様ナスダックもS&P500も挽回上昇をみせてくれました。強気相場のなか、アメリカの利下げは先のようですので株高はまだまだ続きそうですね。
株って勉強すればするほど、ほんと楽しいですね。
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/
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