こんにちは~、キートンです!(^-^)/
FOMCが終了したと思いきや、またFOMCがやってきます。
それへ向けてのFRBパウエル議長の発言が響いた一週間でした。
その一撃必殺の発言のポイントをみてみましょう。
パウエルFRB議長発言
「市場は我々の伝達に適切に反応」
「金利を巡り、若干より速やかに動くことは適切」
「インフレは世界的な問題、しかし、水準が違う」
「米国は他国に比べインフレにおける問題が大きく、速やかに引き締め」
「インフレは3月にピークに達した可能性もあるが、わからない」
「インフレで具体的な進展を見たい」
「経済は強い、労働市場はひっ迫」
「50BPの利上げも選択肢に、5月FOMC」
「目標は経済をリセッション入りさせず、インフレを引き下げること」
「戦争は、インフレ上方圧力に」
そしてこれに対し各マスコミコメントでは
FRBのパウエル議長は21日、5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%の利上げを実施する可能性を示唆した。5月会合では量的引き締め(QT)も決まる予定だ。米ハリス・フィナンシャル・グループのジェイミー・コックス氏は「FRBが0.5%の利上げを示唆すると、市場は直ちに0.75%の可能性を織り込み始める」と引き締めの加速を警戒する。引き締めが景気を冷やすとの懸念が強まり、景気敏感株や消費関連株で売りが目立った。
日経テレコンニュースより
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は21日午後、国際通貨基金(IMF)が主催するパネル討議に参加し「次回5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%の利上げを検討する」と述べた。FRBは5月3~4日に開くFOMCでは通常の倍となる0.5%の利上げに加え、保有資産の圧縮の開始を決定する見通し。0.5%の利上げが実施されれば2000年5月以来となる。
日経テレコンニュースより
23日からはFOMC参加者が対外発信を控えるブラックアウト期間に入る。パウエル議長にとっては21日のパネル討議がFOMC前の最後の情報発信の機会になる見通し。
実際のインフレのピークは3月かもしれないが「それが分からないので3月にピークを迎えたとは考えていない」と述べた。先週発表の3月の米消費者物価指数(CPI)でエネルギー・食品を除くコア指数が前月比0.3%上昇と2月(0.5%)から上昇率が低下し、市場の一部でインフレのピークアウトの見方が出ていた。 パウエル議長は「物価の安定なくして経済は成り立たない」とも述べた。「私の考えでは、もう少し速いペースで利上げを実施することが適切だ」とも話し、金融引き締めペースの加速の必要性を訴えた。
日経テレコンニュースより
この一週間下図のようなイベントがあったのですがFRBパウエル議長の発言、これだけが注目の的でした。
本日4/23からブラックアウト期間といって、FRB関係者が5月3日~開催されるFOMCまでに公での発言が禁止されてます。
つまり、4/21のパウエル議長の発言がFOMC前で最後の公の発言となったということと、議長自らの発言ということでほぼそのとおりに議会が一致すること。がコンセンサスとして認識されたということになります。
FRBがいよいよギアを上げるタイミングきたことを意味します。
しかも「0.5利上げ+QT」
一応これはある程度株式市場では認識されていたのですが、株価に織り込みきっていたかというと??でしたので、今回あらためて織り込みにいってます。
それでは、前述ふまえていつものごとく、1週間をふりかえってみましょう。
ダウ、ナスダック、S&P500
3指数いずれも今週は、終値ベースで先週末より大きく下落です。
やはりFRBパウエル議長の発言が効いたのか、(木)、(金)と2日連続での大きな下げです。
ダウの下げ率はというと先週末比で1.9%、S&P500は2.8%、ナスダックが3.6%マイナス
となりやはりナスダックが一番ダメージをくらってます。
いずれも200日、50日移動平均線を完全にしたまわってます。
かなり事前に利上げとQTの情報は広まってたように思えましたが、織り込みが足りなかったのか?はたまた、改めてパウエル議長からの発言でびっくりしただけなのか、ちょっと疑問ですが
50,50と考えると、今週の木金の下げは行き過ぎのような気がしますので、売られすぎということで来週にはある程度回復するものと思われます。
あ、あとネットフリックス暴落しました。時間外取引で25%下落してました。
ネット株についてはこれから暗黒の時代がやってきます。。
VIX(恐怖指数)
20近辺でおちついてたのですが、株価の急落でやはりVIX上昇しましたね。いまは28近辺です。
来週はおそらくするすると下がってきます。が、もうこの時点で買いに行くのは控えたほうがよさげな気がします。
米10年債利回り
2.9%をこえてきました。
5月のFOMCでは5月から実施する利上げ、QTについてと次回6月のFOMCでの予定事項についても言及されると思われます。そうすると6月からの利上げを0.5%と予想してどっかの時点で織り込んでくる可能性があります。
つまり、金利はまだ上昇する見込みですので株価はどこかで調整局面はきます。それはどのタイミングか、今日からのブラックアウト期間なのかFOMC後なのか。。
4月消費者物価指数の結果もふまえてよーく注視しておいたほうがよろしいかと思います。
前回も申しましたが
たしかに今年の金融引き締めは過去にないことをやろうとしてますので、FRBはタカ派にならざるをえず、いまのうちにショックを和らげようとしてます。
「FRBには逆らうな」という言葉がありますが、これはそのとおりで利上げ局面では株価はどうしても下への圧力がかかります。もうわかってることですので、事前に売却するなどの準備をしておいて、いざ利上げとなったらじっと静観しておくのが得策といえます。
原油価格の動向
下図をご覧ください。上下のジグザグが小さいジグザグになってきましたね。
オーバー、アンダーシュートが小さくなってきて落ち着いてきてます。
経済成長の鈍化ということでIMFから発表があって原油関連株が売られましたが、
裏返すと、原油あっての経済成長とも言えます。
経済成長しない世界はありえません。数か月単位での原油関連株の上下を繰り返しながら上昇基調で伸びていくものと思われます。
4/20のニュースではドイツがロシアからの原油輸入をやめるらしいです。
2022年夏までに半減、そして2022年末にはゼロとのことです。
また、フランスのマクロン大統領が続投となればEU自体がロシアからの原油をボイコットする方向です。
これでまた原油価格の上昇圧力が高まったことになります。
脱炭素?まだ気にしなくていいです。脱炭素を達成するために原油が必要ですので。。
ドル円の状況
日本人にとっては株価よりもしかしたらこちらのほうが気になるのではないでしょうか。
先週は126円??えーー!!てことでたまげてたのですが。。
もういまは128円で落ち着いてます。。129円か!?とも130円トライか!?ともいわれてる今日このごろです。
ドルで米国株を持ってる方なんてのは今週ぐんぐん円貨が上がってびっくりされたのではないでしょうか。
米国株が下がっても先週末にくらべたら行ってこいくらいだったと思います。
ただ、ドルがこれから上がっていきますがどこかでピークアウトします。
たまたま為替リスクの恩恵をうけてますが、株式運用も怠らずチェックしてくことが肝要と思われます。
最後に
以上、キートンのウィークリー米国株ニュース220423
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。
FRBは株価を殺したいわけではありません。リセッション(長期株価低迷含め)景気後退入りをなんとしても阻止したいのです。
下記3回目です。
たしかに今年の金融引き締めは過去にないことをやろうとしてますので、FRBはタカ派にならざるをえず、いまのうちにショックを和らげようとしてます。
「FRBには逆らうな」という言葉がありますが、これはそのとおりで利上げ局面では株価はどうしても下への圧力がかかります。もうわかってることですので、事前に売却の準備をしておくとよいかと思われます。
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。では、また!(^-^)/
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