こんにちは~、キートンです!(^-^)/
アメリカの中央銀行
FRBのとっても偉い人であるブレイナード副議長さんが先日こういいました。
「FRBは追加利上げと金融政策の引き締め継続にコミットしているがインフレと経済の展開次第」
「インフレが低下すると確信できるまで、金融政策が当面制約的であることは明らかだ。連邦公開市場委員会(FOMC)は政策金利が一段と上昇すると表明している」
またFRBが利上げを「時期尚早」に撤回するのは危険とし、インフレ低下には「しばらく時間がかかる」
と。
これらのことは前から繰り替えし言われてることなのですが。このまま「データ次第ということで」突き進んでいっていいのでしょうか?という疑問があります。
というのも。「9月度消費者物価指数(CPI)」の反応です。
株価乱高下といわれてますが、寄りで落ちただけで、立会内では終始上昇してました。
というのも、CPI発表後、ショートカバーとか買いがはいっていったのです。
つまり、このCPIの数値をみて市場は
「目先は上」
とみたと捉えることができます。
下図は今年のCPIの推移です。
6月にピークを付けたとよく言われてますが、そのとおりですね。
6月度:9.1
7月度:8.5▲0.6
8月度:8.3▲0.2
9月度:8.2▲0.1
FRBはデータ次第といってるので、遅行指標のCPIをどうみるのかにかかっております。このCPIだけではないと思いますが。。
現状、実体経済は価格がすでに下がってきているのもあって、あまりに利上げをつづけていくと、景気後退がアンダーシュートしてしまってオーバーキルになってしまいます。
次のFOMCあたりで利上げの鈍化をほのめかす発言がもしかしたら出てくるかもと考えます。
おそらく、そんなことを考えた人たちが今回のCPI後でショートカバー(売りの買戻し)、買いを仕掛けてきたのかもしれませんね。
株式市場は6か月先を見てます。CPIは過去6か月を見てます。
FRBはこのズレも理解したうえでデータをみて政策に反映させていけるかですね。
まさに今は株式の大きな転換点だとおもいます。
では
いつものごとく、今週のアメリカ主要3指数をみてみましょう。
ダウ、ナスダック、S&P500
3指数は終値ベース、先週末比で
- ダウは1.2%プラス(終値:29634.84)
- ナスダックが3.1%マイナス(10321.39)
- S&P500は1.5%マイナス(3583.08)
でした。
昨日は米ミシガン大が発表した10月の消費者信頼感指数は59.8と前月から1.2ポイント上昇し、FRBが積極的な金融引き締めを続けるとの観測から長期金利が上昇し、前日に大幅高となった反動で、目先の利益を確定する売りで大きく下がりました。
今回のCPIでほぼ底打ち感が出た感じがします。
FRBの利上げムードもすこしやわらぎが出てきた感じもあります。
しかも今10月でアノマリー的には上昇開始の月です。。
米10年債利回り
下図をご覧ください。
4.022%です。
先週からは0.2ほどの上昇でなかなか勢いがとまりません。
CPIは落ち着き始めましたが今度は雇用の勢いが収まるかどうかですね。
今週のセクター別騰落一覧
今週も真っ赤ではなく、グリーン勢が割とある感じです。
ま、第三四半期の決算ですので、グリーン一色というわけにはいきませんね。
金融のJPモルガンは好決算でした。
この色柄をみるとおり、株式は一進一退です。
今後は3歩進んで2歩さがる。けど上昇はしていく。
やっと上昇基調のレールに乗れた。がったんごっとんと平坦ではないですけど。
そんな感じです。
下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。(9月後半~10月前半です。)
いずれのセクターもマイナスで、中央値は-9%あたりです。
上昇率上位にエネルギー、ヘルスケア
下位に不動産、公益
といった具合です。
これが今後どのような感じで上がってくるか見ものですね。
VIX(恐怖指数)
下図をご覧ください。32.01と先週からはこちらも横ばいです。
今は相場の大きな転換点ですので、大きく凸凹するかもです。VIXの流れは凸凹しつつ下落すると思っててよろしいかと。
原油価格の動向
現在1バレル85.60ドル近辺で推移してます。先週より7ドルも下落です。
減産するため価格が高騰するかと思いきや、景気(需要)が悪すぎるため、価格はまだ下落するよね。ということでこういった下げに至ったのかと思われます。
グラフを見ると下げのカーブがだいぶ平坦になってきたかと。
ま、また上がるとインフレになりますんでね。
ドル円の状況
下図をご覧ください。
148.7円近辺で推移してます。先週より3.4円も上昇してます!
もうこれは近いうちに150円いきますね。
「また」為替介入するのかどうか。
意味ないとおもって介入あきらめるのか。
経済イベント
過去のイベント含め、時系列に並べて下記に示しておきます。
過去の指標からながめていくとなんとなく流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。
<過去分>
7月FOMC議事録公表
7月中古住宅販売件数→結果481万件(前回512万件、予想:487万件)
8月製造業PMI→ 結果51.3、予測52.0 前回52.2
8月サービス業PMI→ 結果44.1、予測50.1 前回47.3
7月新築住宅販売件数→ 結果51.1万件、予測58.1 前回59.0
7月耐久財受注→ 結果0.0%、予測0.7% 前回2.0%
7月中古住宅販売成約指数→ 結果-1.0%、予測-2.6% 前回-8.6%
第2四半期実質GDP→ 結果-0.6%、予測-0.7% 前回-0.9%
7月PCEコアデフレータ→ 結果4.6%、予測4.8% 前回4.8%
7月PCEデフレータ→ 結果6.3%、予測6.4% 前回6.8%
8月コンファレンスボード消費者信頼感指数→ 結果103.2 予想97.6 前回95.7
8月ADP雇用者数(前月比)→ 結果13.2万人 予想29.5 前回26.8
8月ISM製造業景気指数→ 結果52.8 予測52.0 前回52.8
8月非農業部門雇用者数→ 結果31.5万人 予測30 前回52.8
8月失業率→ 結果3.7% 予測3.5 前回3.5
8月ISM非製造業景気指数→ 結果:56.9 予想:55.3 前回:56.7
8月度消費者物価指数(CPI)前年比 結果8.3%、予測8.1 前回8.5
8月度消費者物価指数(CPI)前月比 結果0.1%、予測-0.1 前回0.0
8月度消費者物価指数(CPIコア)前年比 結果6.3%、予測6.1 前回5.9
8月度消費者物価指数(CPIコア)前月比 結果0.6%、予測0.2 前回0.3
8月生産者物価指数(PPI)前年比 結果9.8%、予測8.8 前回8.7
8月生産者物価指数(PPI)前月比 結果-0.1%、予測-0.2 前回-0.5
8月生産者物価指数(PPIコア)前年比 結果7.3%、予測7.1 前回7.6
8月生産者物価指数(PPIコア)前月比 結果0.4%、予測0.2 前回0.2
8月度小売売上高 前年比 結果0.3%、予測-0.1 前回0.0
8月度フィラデルフィア連銀景況指数 結果-9.9%、予測2.4 前回6.2
8月度鉱工業生産指数 結果-0.2%、予測0.3 前回0.6
8月設備稼働率 結果80。0%、予測80.4 前回80.3
9月ミシガン大学消費者信頼感指数 結果59.5、予測59.9 前回58.2
8月中古住宅販売件数→ 結果480.0万件(前回481万件、予想:465万件)
9月FRB政策金利(FOMC)→下限金利3.0% 上限金利3.25%
9月製造業PMI→ 結果51.8% 予測51.2 前回51.5
9月サービス業PMI→ 結果49.2% 予測45.4 前回43.7
9月コンポジットPMI→ 結果49.3% 予測46.0 前回44.6
8月耐久財受注 結果-0.2%、予測-0.4 前回-0.1
9月コンファレンスボード消費者信頼感指数 結果108.0、予測104.3 前回103.2
8月新築住宅販売件数 結果68.5万件 予測50.1 前回51.1
8月中古住宅販売成約指数 結果-2.0% 予測-1.6 前回-1.0
第2四半期実質GDP 結果-0.6% 予測-0.6 前回-0.6
8月PCEコアデフレータ 結果4.9% 予測4.8 前回4.6
8月PCEデフレータ(前年比) 結果6.2% 予測6.0 前回6.3
9月製造業PMI→結果52.0、予測51.8 前回51.8
9月ISM製造業景気指数→結果50.9、予測52.5 前回52.8
8月耐久財受注(前月比)→結果-0.2%、予測-0.2 前回-0.2
8月耐久財受注(輸送除くコア)(前月比)→結果0.3%、予測0.2 前回0.2
9月ADP雇用者数(前月比)→結果20.8万人、予測20.0 前回13.2
8月貿易収支→結果-674.0億ドル、予測-679.0 前回-707.0
9月ISM非製造業景気指数→結果56.7、予測56.4 前回56.9
9月失業率→結果3.5%、予測3.7 前回3.7
9月非農業部門雇用者数(前月比)→結果26.3万人、予測26.4 前回31.5
<今週>
9月FOMC議事録
9月消費者物価指数(CPI、コア)(前年比)→結果6.6%、予測6.5% 前回6.3%
9月消費者物価指数(CPI、コア)(前月比)→結果0.6%、予測0.5% 前回0.6%
9月消費者物価指数(CPI)(前年比)→結果8.2%、予測8.1% 前回8.3%
9月消費者物価指数(CPI)(前月比)→結果0.4、予測0.2% 前回0.1%
9月小売売上高(コア、前月比)→結果0.1%、予測-0.1% 前回-0.3%
10月ミシガン大学消費者信頼感指数→結果59.8%、予測58.7% 前回58.6%
<来週>
9月鉱工業生産指数(前月比)→結果 、予測-0.1% 前回-0.2%
9月設備稼働率(前月比)→結果 、予測79.9% 前回80.0%
10月フィラデルフィア連銀景況指数→結果 、予測-4.5% 前回-9.9%
9月中古住宅販売件数→結果 、予測472万件 前回480万
最後に
以上、キートンのウィークリー米国株ニュース 221015
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。
今回のCPIで米国株式は大きな転換点を迎えたと思います。
今、エントリーしてるかたはそのままどっしり構えてていいかと思います。
まだキャッシュをお持ちの方はタイミング見ることなく、気軽にエントリーしても大丈夫だと思います。1年で株価がもっとも上がる季節10,11、12月です。
まさに
いつ買うの?今でしょ!
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。では、また!(^-^)/
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