一目均衡表ってなに? ~チャート分析シリーズ~

株式投資・お金
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こんにちは~、キートンです!(^-^)/

過去に、いくつかチャート分析の種類についてご紹介してきましたが、今回は「一目均衡表」という分析方法についてお伝えしたいと思います。
このテクニカル指標は、日本で、ペンネーム「一目山人(いちもくさんじん)」って方がつくられた指標であります。

ボリンジャーバンドとかストキャスとか海外の有名なテクニカル指標がたくさんありますが、そんな世界のテクニカル指標の中でも最もすばらしいと評価されてます。
日本で作られたテクニカル指標なのに株式投資になじみの少ない日本人にはほとんど研究、使用されておらず、一方海外投資家のほうがこぞって日本に来てこの「一目均衡表」を学んでいるという実態です。

こちら、一見、難しいと思われてて、使い方がわからない、正しく使える方が少ない。と言われておりますので是非マスターして、株式市場でみんながつかめないチャンスをつかめるようになりましょう!

一目均衡表の構成

まずは一目均衡表を実際にあらわしたチャートをみてみましょう。

auカブコム証券より

なんだか、線やらぬりつぶしやらがあって、かなり見づらいですよね。
ただこれは最初だけで見かたが分かると慣れてきますのでご安心ください。

ということで株価の値動きを示すローソク足いがいに5つの線が引かれてますので
その名称と機能について覚えましょう。
とくに難しくありません。

5つの線

上図にはローソク足いがいに5つの線があります。ちょっと多いですよね。でもこれを理解すればまさに一目瞭然という最強のチャートになりますので、頑張って理解していきましょう!

転換線(緑の線)

価格のすぐそばにある線です。ローソク足にくっついて連動します。
過去9日間の最高値と最安値の中心値を結んだ線で、短期的な相場の方向性を示します。

基準線(赤い線)

転換線の外側にある線です。
こちらも価格と一緒に動くんですけど、転換線よりかはローソク線から離れてます。

過去26日間の最高値と最安値の中心値を結んだ線で、中期的な相場の方向性を示します。
例えば、ドル・円相場の過去26日間の最高値が120円、最安値が100円だった場合、基準値は110円となります。

先行スパン1(紫色)

現在のローソク足より先に描かれている線
線のでこぼこが激しい方が「1」

基準線と転換線の中心を、26日先に先行させて記入します。
基準線は過去26日間の中心、転換線は過去9日間の中心ですが、先行スパン1はそれぞれの中心となります。

先行スパン2 (黄土色)

現在のローソク足より先に描かれている線
線のでこぼこが激しい方が「先行スパン1」
線のでこぼこがあまりなく横一線の長い箇所が多い方が「先行スパン2」と認識しておいてもらえたらと思います。

過去52日間の最高値と最安値の中心を、26日先に先行させて記入します。

先行スパン1と先行スパン2に囲まれた部分を「雲」と呼びまして、グレーに塗りつぶされてます。

遅行スパン (青色)

読んで字のごとく、「おくれて行く」ということですので、現在のローソク足より遅れて描かれております。ローソク足より左の方にはなれて配置してます。

当日の終値を26日前に記入します。
「前日比」は当日の価格と前日の価格を比較したものですが、「遅行線」は当日の価格と26日前の価格を比較していることになります。

この先行スパンという線、ローソク足より先に描かれているというのがこの「一目均衡表」の大きな特徴でして、ローソク足より先に描かれているチャート分析はほかにはほとんどありません。
したがって、これが「一目均衡表」が重宝されるひとうの理由でもあります。

これで、あらかた最強のチャートである「一目均衡表」の見かたの基本が理解でき、だいぶ距離が縮まったと思います。
理解を深め、いつでも使えるようにするには、日ごろからこの「一目均衡表」のテクニカル指標を出して、読み解く練習をしていくことが重要です。
そうすれば自然と身について、いざというときにエントリーへの判断材料として役立つことでしょう。

最後に

以上、一目均衡表ってなに?  ということでご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。

まだ、基本中の基本の線の呼び方ですが、これからの説明の中でこの5本線おのおのの言葉が飛び交います。そこでパッと理解できるかどうかがこの言葉の意味を知ってるかどうかにかかってきますので何度も繰り返し見直して自分のものにしておきましょう。

チャートの読み取り方やエントリー(売り、買い)のサインについてはまた次回以降ご説明します。

※ちなみにトレーディングビューの設定は下図のとおりです。

知識は武器にも防具にもなります。これからも勉強してお金に困らない暮らしを手に入れましょう!

それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。

本日もご覧いただきありがとうございました。では、また!(^-^)/

※参考文献:小次郎講師 チャート分析大全

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