こんにちは~、キートンです!(^-^)/
前回はアップルやマイクロソフトといった成長が著しいグロース株(成長株)についてお伝えしましたが、
今回は、比較的成長はそれほどしないが高配当がもらえるというバリュー株(割安株)についてお伝えいたします。
バリュー株とは(おさらい)
現在の株価がその企業の利益水準や資産価値などから判断して割安にある株のことをいいます。
PBR(株価純資産倍率)、PER(株価収益率)の説明をしましたが、その数値の評価で決まると思っててよろしいかと思います。
ざっくり
PERは20倍未満(株価/1株当たり純利益)
PBRは1倍未満(株価/1株当たり純資産)
の銘柄です。
バリュー株(ジョンソンエンドジョンソン)
主なバリュー株銘柄のひとつで「ジョンソンエンドジョンソン(JNJ)」がございます。
みなさん、この企業名は聞いたことありますよね。よく聞く商品としてはバンドエイドやコンタクトレンズでしょうか。ま、とにかく色んな医療、ヘルスケア系の商品を開発、製造、販売をしております。ちなみに予想PERは19.8倍 PBRは4.95倍と割安性はぼちぼちというところです。
ジョンソンエンドジョンソンの概要
事業内容としては大きく3つございまして
コンシューマ カンパニー
一般消費者向けの商品の製造、販売を行っております。よく知られているのが
「バンドエイド」「リステリン」「ベビーオイル」といった製品で日本でももちろん、世界中各国で販売され使われております。
メディカル カンパニー
病院関係で使われる医療機器や、医療関連製品の輸入、製造販売も行っており、こちらも世界の医療関係者の要望にこたえるべく、日々、技術の進歩とともに現場を支える活動を行っております。
ビジョンケア カンパニー
使い捨てコンタクトレンズ「アキュビュー」の製造販売を行っております。乱視用や遠近両用などさまざまなレンズの開発をしており、コンタクトレンズ界では約3割のシェアで世界トップとなっております。
ジョンソンエンドジョンソンの歴史
設立は1887と約130年前とかなり歴史ある企業でして、
ロバート・ウッド、ジェームス・ウッド、エドワード・ミードのジョンソン三兄弟がトータルヘルスケアカンパニーとして創業しました。
初の生産は軟膏、そして当時は戦争で傷を負い感染症でなくなる人も少なくありませんでした。そこで殺菌済みの包帯を大量生産することに成功し世に広まっていきました。
ニーズがヒット商品を生む社風は脈々と受け継がれます。1920年
J&J社員の一人が台所仕事でよく傷を作る妻のために、すぐに手当てができる絆創膏を考案しました。そう、現在どこの家庭にもある「BAND-AID」です。
米西戦争時代アメリカ軍は負傷兵用に包帯の開発と製造をJ&Jに依頼するも契約以上に必要となり、J&Jは契約外の製造分については無償で包帯を提供しました。
1986年の設立から総合ヘルスケア企業となった現在までJ&Jは人々の命を救い生活を改善する方法を探ってきました。
創業当初ニーズは滅菌済み外科用製品、ファーストエイド製品や衛生用品にありました。
成長し分社分権した後は新分野と技術に進出。ニーズを満たす製品と事業の先駆者となりました。
ジョンソンエンドジョンソンの理念
「本物の経済工建と社会価値を生む企業だけが成功する権利を持つ。
近代企業が利益を得るためには顧客への奉仕が第一。社員と経営陣が第二、株主が最後であるとの認識が不可欠だ。」
ロバート・ウッド・ジョンソンJr 1943年
この「我が信条」は企業哲学を導く原則であり、今でも受け継がれつづけ、J&Jの企業文化の礎となりました。
ジョンソンエンドジョンソンの株価
バリュー株のカテゴリーに属しているにもかかわらず10年チャートをみると、確実に右肩上がりで成長しております。
確かに高配当株ではありませんが2~3%の配当金をだしており、
なんといっても
増配年数が驚異の59年ということで、今後も成長しつづけ増配し続ける優良企業として存続していくことでしょう。
ジョンソンエンドジョンソンの今後
事業内容にも書いた通り、医療現場でも活躍できる企業ということで、世界の中でまだまだ医療体制がいきとどいてない地域に対しても支援がなされ、世界のさらなる成長へ貢献し続けていくことでしょう。
ちなみに業績予想としては下図の通り、売り上げ、利益とも、2021年末には年初比で格段に跳ね上がりそうですね。その後もじわじわと売り上げ、利益とも成長の見込みです。
こちらの株もBUY&HOLDということで売らずにもっておくといいことありそうですね。
最後に
以上、バリュー株(ジョンソンエンドジョンソン) ということでお伝えいたしました。
いかがでしたでしょうか。
ジョンソンエンドジョンソンは万国共通で知られている医療品大手メーカーです。
IT企業みたいに衝撃的な商品を送り出してるわけではありませんが、世界を縁の下から支えている重要な企業です。今後も世界成長の底上げに重要な役割を担っておりますので
ズバリ、もっておいていい株の一つに挙げられます。
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。では、また!(^-^)/
役立つアイテム
では、ジョンソンエンドジョンソンのコンタクトレンズ
ワンデーアキュビュー!!です。
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