こんにちは~、キートンです!(^-^)/
今回はアメリカの高配当株SPYDについてちょっと詳しくご説明します。
現在日本では大変大人気ですが
これ実は世界であまり売れてないマイナーなファンドです。
SPYDって?
SPYDについておさらいしますと
「SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF」
という名前のファンドです。
名前が長いので「SPYD」と呼びます。
これもHDVと同じく米国株の詰め合わせセットで
ステートストリートという世界最大のアメリカの資産運用会社の商品です。
銘柄は下記のとおりです。配当利回りは
4.05%と、VYMやHDVにくらべても高配当株のなかではダントツです。
どんな詰め合わせセットかというと下記の通りで公益事業、金融関係の大企業勢が組み入れられてますね。
ふ~ん、ということで一般的な説明は終わりです。
SPYDの特性
ここからはSPYDの特性について説明したいと思います。
SPYDは
S&P500といって
米国の優れた企業に投資しているETF(上場投資信託)
から
77社を抽出してます。
どんな抽出しかたなの?
S&P500の500社から77社をとにかく高配当率の順に片っ端から62社組み入れて
それにプラス
REIT(不動産投資信託)15社を入れてる恰好となってます。
HDVみたいに優秀な企業を選び出して。。とかめんどくさいマーケットリサーチなどやってません。
なにしろパワープレイな抽出のしかたなので、どんな赤字の企業だろうともなりふりかまわずです。
ある意味単純明快でわかりやすいかなと思います。
また、組み入れ比率もすべて均等でどの銘柄も1.1%程度とどんな黒字の企業や赤字の企業でも
比率は平等ということで
これも竹を割ったみたいにすっきりしていてわかりやすいですね。
あまりにも雑??
ただし、ただしですよ。このSPYDって一応S&P500のくくりなのである程度は優秀な企業を選定していることをお忘れなく。
ちなみにS&P500に組み入れられるときの基準というのは
- 時価総額が61億ドル以上
- 浮動株比率が50%以上
- 4四半期連続して黒字(追加時なので赤字で即除外はない)
- 時価総額に対する年間売買高が10%以上
です。
あと、年に二回銘柄みなおしのタイミングがあり、ここで成績の悪い銘柄が排除され
成績の良い銘柄が組み入れられます。
パワープレイの選定とはいえども新陳代謝もパワープレイなので、実は割といいのかも。。
と個人的には思います。
SPYDへの投資方法
結論から言うと、これもHDVと同様、積立ではなくタイミングを見て投資する方法がおすすめです。
キャピタルリターン(過去5年)が
SPYD 5.1%とこれも
含み益が増えないETFとなっております。
S&P500は約17%とうなぎのぼりです。
で、コロナ時暴落率
SPYD -46.4%
とキャピタルリターンが5.1%ですから暴落から復活するまで約10年かかってしまうファンドです。
キャピタルが増えないということは暴落が起きると狼狽売りを起こし、そこで退場してしまうこととなり、確定損になってしまいます。
S&P500だと年々17%増えていくわけですから数年に一度暴落がおこったとしてもその増えたキャピタルゲインの17%がクッションとなってくれて。ふ~よかった~となるのですが
高配当のSPYDやHDVとなるとキャピタルゲインがないということはクッションがないということですので暴落が起きると地面にたたきつけられることとなり、痛い思いをするハメになります。。
ということでSPYDやHDVは積立はおススメしません。
イコール暴落時の集中投資をお勧めします。
以上米国高配当株SPYDについて、ちょっと詳しく説明してみましたがいかがでしたでしょうか。
参考になればうれしいです。
今日もありがとうございました。では、また!(^-^)/
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