関税交渉もいよいよ佳境に入ってまいりました。
日本、ユーロがまだ完全合意に至っておらず、せまる期限の7/9まだもうあと少しです。
さて、これからはもうトランプさんの主導でやられると思うので、参ったというしかなさそうですね。。
今週の出来事としては
- トランプ減税法案が上院、下院とも可決。施行となった。
- FRBパウエル議長は関税政策の影響を見極めつつ慎重に利下げ時期を判断する考えを改めて示した。
- トランプ大統領はイーロン・マスク氏に対してトランプ氏が補助金の打ち切りを示唆。
- 関税交渉を巡って米政権がベトナムと合意に。株上がる。
- 米政府が5月に導入した半導体設計ソフトの対中輸出規制を撤回。
- 雇用統計は強く景気後退懸念失速し株上がる。
- アメリカ独立記念日
今週はなんといっても雇用統計が響きました。
ポジティブサプライズといってもよいでしょう。
ただ利下げは少し遠のいたとのことです。
ということで、いつものごとく今週の各種指標について。まずはこちらから。。
(PR)
(PR)
(PR)
(PR)
ダウ、ナスダック、S&P500
3指数は終値ベース、先週末比で
- ダウは+2.3%(終値:44828.53)
- ナスダックが+1.1%(20601.10)
- S&P500+1.7%(6279.35)
ダウ
下図をご覧ください。
強い上昇です。
地合いが良い状態がつづいており、ハイテク以外の銘柄、医薬や金融の銘柄にも資金がはいってきました。

ダウ 週間上昇ランキングトップ10
今週上げたのは

ダウ 週間下落ランキングトップ10
今週下落したのは(下位10銘柄)

今週下げたのは御覧の通り2銘柄のみで、他はすべて上昇です。
いろんなリスク(景気後退や地政学)が解消され、ゴルディロックス(適温)相場となってきており、
減税法案やらベトナムとの関税合意といった株価全体を底上げするようなポジティブニュースも効いております。
ナスダック
下図をごらんください。
こちらも21日移動平均線の上で上昇中でして、売り材料がない今、利益確定後も買われているようです。

ナスダック 週間上昇ランキングトップ10
今週上昇したのは(上位10銘柄)

ナスダック 週間下落ランキングトップ10
今週下落したのは(下位10銘柄)

ソフトウェア関連銘柄のデータドッグ(DDOG)が
S&P500に採用され、大きく上昇しました。
チップ設計ソフトウェア企業のシノプシス(SNPS)も輸出規制解除が好感され上昇。
ほかにも半導体銘柄がランクインしており、まだまだハイテク株には追い風が吹き続けそうですね。
↓↓データドッグ(DDOG)の株価チャート(日足)

S&P500
下図をご覧ください。
先週は2月の高値6144ポイントをブレイクアウトし、今週はポジティブニュースを追い風に勢いのまま上昇を続けました。最高値更新中。

S&P500 週間上昇ランキングトップ10
今週のS&P500上昇銘柄は

S&P500 週間下落ランキングトップ10
下落銘柄は(下位10銘柄)

ファーストソーラー(FSLR)はベトナムとの関税合意により、生産再開、受注が加速するといわれております。
上昇銘柄にAI関連銘柄があまり入ってないのですが、それ以上にほかの銘柄への資金流入が起きたと思われ、相場全体が底上げのフェーズに入ってるようです。
あとでも述べますが、S&P500は今年まだ上昇していくでしょう。
(PR)↓これ1冊で米国株のファンダメンタル分析は完璧!!


米10年債利回り
下図をご覧ください。
4.348%と先週から上昇です。

強い雇用統計の発表による利下げ期待の後退ということで、上昇しましたが、株価も上昇してます。。
今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)

まんべんなくグリーンです。
すべてのセクターで買われておりますね。
下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。

VGT(情報技術)の伸びの勢いがすごいですね。この1か月で10%以上の上昇です。
原油以外のセクターほとんど右肩上がりで全体が上がってます。
|
VIX(恐怖指数)
下図をご覧ください。
16.37と先週から横ばいです。

相場にあったほとんどのリスクが取り除かれたため、低水準を維持しております。
ドル円の状況
下図をご覧ください。
144.49円/ドルと先週からほぼ横ばい。
今週もいろんなニュースで上下に振れましたが、結局いってこいになりました。
ここ数か月はレンジ相場ですが、またドル高円安が来そうな雰囲気です。
為替はなんせわからないので。。
となると今が仕込み時かもですね。

(PR)
経済イベント(経済指標)
米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。
<過去分>

今週のイベント結果(経済指標の結果)

来週のイベント

考察
先週も述べた通り、
利下げ局面、AI需要継続、地政学リスク緩和
ということで、売り材料が見当たりません。
したがって今週も3指数とも上昇で終えてます。
で、今週はポジティブニュース
減税法案成立
半導体設計ソフトの輸出規制緩和
などがあり
これらも追い風になりました。
今はすべてがプラスに捉えられる雰囲気ですね。
こう毎日、最高値更新が続くと出てくるのが、
「高所恐怖症」軍団で
これらの人は利益確定して売ったり、
なにかしらの売り材料をみつけて空売りとかしてきます。
そこで守りもしっかりしておく必要があり、ちゃんと現物はホールド
個別はストップロスをしておきましょう。
というのが言いたいわけではなく。
それも然りなのですが
実は
「今後も上がるよ!」
というのが今回言いたいことでして。。
実際いま、S&P500は年初来7%くらいしか上がってません。
中間選挙に向けてトランプさん、これじゃあ満足しませんよね。
となると今後も株高よりの発言や施策をうってくるはずです。
それと
下記のS&P500(2020年~2025年)月別のパフォーマンスを見てください。

あのバイデン政権でさえコロナの時は年15%上昇しました。
去年の利下げ開始局面では24%もの上昇しました。
当然いまのプラス7%。袋叩きにあいます。。
ということで、数字上でも政策方針上でも株高は必至とキートンは見立てております。
ゆえにいったん下がるもよほどの事件がないかぎりは押し目とみて間違いないでしょう。
欧州(ユーロ)もそろそろあやしくなってきましたんで、欧州に流れた資金が巻き戻って
米国株に流入してきそうな予感です。
そして
金曜の6月雇用統計ですが、雇用が14万と予想を上回りましたが、
民間は7万、政府が7万と
実は民間弱いです。。
これをFRBがどうみるか、もしかしたら
7月利下げとかあるかもですね。
あったらヤバいです。
ということで、今個別株トレードするなら
とりあえずホールドです。
もし良好銘柄があれば買いです。
そしてストップロス(逆指値)を仕掛けておきます。
ストップロスで売る前にMACDなどでサインでたら売りで
買いサインのものに入れ替え
みたいにぐるぐる銘柄回していくのも手です。
それも機械的に。
具体的に言うと
いまもしAMDをもってたらすぐに売って、その同量の株を
今週、S&P500に組み入れられたデータドッグ(DDOG)を買う
みたいにやっていくのです。
とにかくもってる個別銘柄をいきってる上昇銘柄ばかりに揃えておくのです。
あ、ちょっとテクニカルな話になってしまい、話が脱線しちゃいました。。
ま、いいたかったことはとりあえず言えたので今日はここまで。
Q.トランプ関税、地政学リスク、利下げ今後どうなる?
A.関税関連、地政学リスクについてはいったん落ち着きました。利下げは7月の可能性はほぼゼロかと。ただ雇用は強いが民間が弱いのでまだわかりませんね。
Q.来週の相場は?
A.また利益確定の売りも入ってくると思うので、凸凹しつつも上昇かなと。
Q.今は株を買った方がいいのでしょうか?
A.地政学リスクが去ったあと2から3か月上昇がありえます。
Q.売りのサインはなんでしょうか?
A.売りは激ムズなので、別途記事「キートンの米国株トレード術」を見てください。あっさり簡単ですよ!
最後に
以上、「ウィークリー米国株ニュース250705/米国株さらなる上昇へ」
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか
高所恐怖症を克服しませんか?
ストップロスさえいれておけば大丈夫で。あとは買って売ってを繰り返し利益を伸ばし、
さらにその利益でさらに利益伸ばしていけます。それが今の相場です。
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/
※参考 ↓↓「キートンの米国株トレード術」
https://puretwostrokespirit.com/archives/6122/keatonstrading/
(PR)
役立つアイテム
一日一粒のむだけで、一日元気でいられます!
コスパいいので試してみてはいかがでしょうか。(PR)
パ・ソ・コ・ン
パソコンは必須です。しかも使い古したパソコンは買い替え必須です。
さーてなにに買い替えようかなー
こちらはASUSのノートパソコンです。
私もASUS使ってますが、ほんとシンプルで使いやすい!です!
(PR)
缶コーヒー好きですか?私は大好きです。昔は一日缶コーヒーを3本飲んでました。。
一日360円です。年間131,400円となります。
それではいかんと水筒を買ってそのおかげでうるおいアップしました!
1週間で元がとれます。
(PR)
睡眠は人間にとって鋭気を養う貴重な時間です。
充分な睡眠が快適にとれるよう寝具も重要ですよね
ということで今回ご紹介するのは
人気の「エアウィーヴ 高反発マットレス」
私キートンも使っており、寝転がるだけで体がすうーっと楽になり、どっぷり眠りに入れます!
(PR)
ロジクール ボールマウス
・手首をひねらなくても操作ができ、腕が疲れなくなりました
・親指でのボール操作なのでスイスイとカーソルが動いて即座にクリックができ、超快適です。
・毎日マウスを扱うのが楽しいです!(PR)
ティファール
スイッチオンすぐにお湯が沸かせるティファールはすごく便利です。
お湯が沸いたら勝手にスイッチがOFFしますよ。(PR)
ウィブル証券のご紹介
米国でロビンフッドに続く2番目にダウンロード数が多いアプリとして多くの方からの厚い支持を受けております。
詳細はこちら(PR)↓

- 銘柄数の多さ
- 総額での為替手数料の安さ
- 取引時間の長さ
- コミュニティ機能
- 優れたUIによるチャート分析機能
- 国内でも取扱は2社しかないオプション取引可能
ちなみにこちら↓↓はウィブル証券提供のYouTube「米株・オプションTV」

あの天才ザキオカと投資家 大橋ひろこさんの掛け合いがみどころで面白いし、考え方の参考になりますよ。
元チャンネルはこちら↓↓
