キートンのウィークリー米国株ニュース 250125/きたぞ!トランプ相場2.0

ウィークリーニュース
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こんにちは~、キートンです!(^-^)/

先週の消費者物価指数の発表あたりから米国株の流れがガラリと変わりまして
4.7%ほどあった10年債利回りも4.5台に低下して株式に追い風が吹きました。
そこから今週はどうなるかと思いきや、トランプさんがやってくれました。

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きたぞ!トランプ相場2.0

 まず、週初めはトランプさんの大統領就任式からということで、大いに盛り上がったそうです。
 そしてとりあえず、関税についてはまだ実行しないということで
しょっぱな市場の懸念が払しょくされ、ご祝儀相場が来ました。

スターゲイトプロジェクトというAIへの巨額投資内容が発表されて、これまたAI銘柄への追い風となり、株価も上がりました。

SOFTBANK HPより

あと、ダボス会議での演説でトランプさんは

・サウジアラビアなどへ原油価格を下げるよう
・自国のFRBに米国の政策金利を下げるよう

持論を展開しました。
これでインフレの低下と金利の低下を促した格好となり、株価も上昇となりました。

ただ、昨日の金曜日にはさすがに利益確定売りが出てしまいましたが、当初、株式は売られると思われた不安は一切なくなり、まさにトランプ相場2.0といえる絶好のスタートを切った感じです。

 半導体やソフトウェアなどのAI銘柄は恩恵を受けたのですが、トランプ氏にもっとも近しいとみられるテスラについては今週は終始軟調でした(ので切りました)。
というのもテスラの決算発表が来週の27日水曜引け後にありますが、そこで好決算をたたき出すかというとハテナなので一旦手じまいしました。
ちなみに来週の決算発表は下図の通りです。

 来週はテスラやメタ、マイクロソフトなどマグニフィセント7の決算発表が目白押しです。
 それ以外に注目はやはりAI銘柄でもいま旬のサービスナウ(NOW)を上げておきます。
 去年後半かなり調子よかったのですが、ここ最近の株価は軟調でしたが、直近では元気をとりもどしつつありますので、こちらはすでにもうエントリーしてもいい銘柄ではないかと思われます。

↓↓サービスナウ(NOW)の株価チャート(日足)

そして来週さらにはFOMCが30日木曜の朝方に会見があり、
31日の金曜にはインフレ指標のPCEコアデフレータの発表もあり
ということで
かなり相場は波乱含みのようです。
がしかし、これらはプラス要因に働く可能性が非常に高いので、
まだまだホールドしてても問題ないと思われます。

今月当初のキートンの株価予想はというと
1月13日~:米)消費者物価指数、決算発表→株価少し上昇
1月20日~:トランプ大統領就任→株価上昇
1月27日~:FOMC、PCEコアデフレータ→株価横ばい

でしたが

結果は
1月13日~:米)消費者物価指数、決算発表→株価「大きく」上昇
1月20日~:トランプ大統領就任→株価「大きく」上昇

そして
1月27日~:FOMC、PCEコアデフレータ→株価上昇の公算大
と思われます。

昨日の金曜日は下げが主導してましたが、私キートンが保有しているすべての銘柄に売りサインは一切ついてません。このまま突っ走りたいと思います。

※ちなみに私キートンが保有している個別銘柄は下図となります。

Q.トランプ相場を信じていいの?

A. いまのところトランプさんの方針に問題はない(むしろ今までより良い)ので信じて大丈夫でしょう。

Q.じゃあ今はイケイケでどんな株でもOKなの?

A.いえ、今は金融相場なので「金融」、「不動産」、「情報技術」がいいと言われてます。

Q.金融ならなんの銘柄を買えばいいの?

A.金融セクターのなかでもっとも時価総額が高い銘柄でJPモルガン・チェース(JPM)が挙げられます。

Q.今買って大丈夫でしょうか?

A.はい、今がいいでしょう。好決算出したし、金利が下がってきてるので。

ということで、いつものごとく今週の各種指標について。まずはこちらから。。

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ダウ、ナスダック、S&P500

3指数は終値ベース、先週末比で

  • ダウは+2.2%(終値:44424.25)
  • ナスダックが+1.7%(19954.30)
  • S&P500+1.7%(6101.24)

でした。

ダウ

下図をご覧ください。
さ今週は21日移動平均線が50日移動平均線を上抜けして復活してきました。
さすがに今週は好決算を出したP&Gや3Mが上昇して押し上げ、エヌビディアやマイクロソフトも例の巨額投資ニュースで上昇してます。

今週上げたのは

今週下落したのは(下位10銘柄)

グロース、バリュー銘柄がバランスよく混じって押し上げた感じですね。

エネルギー株は原油価格下落にともない、さすがに下がりました。

ナスダック

下図をごらんください。
 はい、こちらも21日移動平均線を完全に上放れして高値水準で推移しております。
やはりトランプ相場2.0は強力でして、これはバイデン、ハリスではできなかったことでしょう。
12月のトランプ相場1.0からレンジで推移してます。
来週はもしかしたら最高値突破して上へ上へいく可能性がありそうです。

ナスダック100
今週上昇したのは(上位10銘柄)

今週下落したのは(下位10銘柄)

 今週好決算をたたき出したネットフリックスがトップに躍り出ました。
2位にあのAIソフト銘柄のパランティアテクノロジー(PLTR)、メタ(META)もトップテン入りを果たしてます。

 アームはAI巨額投資による効果で、パロアルトネットワークス(PANW)はペロシ効果でしょうかね。

↓↓パランティアテクノロジー(PLTR)の株価チャート(日足)

S&P500

下図をご覧ください。

 ホップステップジャンプではなくジャンプジャンプジャンプで上昇しており、
木曜には6118.71と1か月ぶりに最高値を更新してしまいました!
好決算とトランプ相場の相乗効果がでましたね。

今週のS&P500上昇銘柄は(上位10銘柄)

下落銘柄は(下位10銘柄)

モデルナ(MRNA)は鳥インフルエンザ・ワクチンの開発を急ぐため、米国から5億9000万ドルを獲得したということで株価が上昇しました。
オラクル(ORCL)は例のAI巨額投資の効果、ビストラ(VST)はこれまたペロシ効果。

↓↓オラクル(ORCL)の株価チャート(日足)

↓↓ビストラ(VST)の株価チャート(日足)

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米10年債利回り

下図をご覧ください。
4.617%と先週からわずかに低下してます。

 FOMCでパウエル議長からなんとかハト派の発言が出れば、低下のきっかけになるのですが、さてどうでしょう。まだ200日移動平均線の4.25まではまだまだあり、株価上昇余地はたっぷりです。楽しみですね~。

今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)

 やはりエネルギー株は弱ってきてます。がアップルとテスラを除けば絶好調といえるのではないでしょうか。

下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。

 

1位は
VDE(エネルギー エクソンモービル、シェブロン、コノコフィリップス
2位は
VIS(資本財 GEエアロスペース、キャタピラ、レイセオン
3位は
VAW(素材 リンデ、シャーウィンウィリアムズ、エアープロダクツ&ケミカルズ

まだまだトップはエネルギーセクターですがもはやピークアウトしてますので
右肩上がりのVOX(通信)やVPU(公益)あたりがこれから上位を狙ってくるのではと考えます。
まだ情報技術が上がってこないのが気になりますのでまだまだ割安で放置されているのはチャンスですね!

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VIX(恐怖指数)

下図をご覧ください。
14.84と先週から低下して確実に落ち着いてきてます。

 来週はFOMCがありますのでその手前で上がるのかどうか、ちょっとだけ警戒が必要かもしれません。
 CPIはインフレ鈍化を示唆してましたので、今回はそこまで心配する必要はないかもですね。

ドル円の状況

下図をご覧ください。
下図をご覧ください。155.95円/ドルと先週から0.3円ほど低下です。

 今週は日銀が利上げしたにもかかわらず、ドル円は暴落しませんでした。今回は事前に織り込まれていたためですが、そうとはいえ、植田総裁の会見後はうなぎのぼりでした。
 もはや円安基調は止められないとのことで投機筋に完全に見透かされております。

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経済イベント(経済指標)

 米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。

<過去分>

今週のイベント結果(経済指標の結果)

PMI(購買担当者景気指数・速報値) 01月[製造業PMI・速報値]→前回49.4 予想49.8 結果50.1
PMI(購買担当者景気指数・速報値) 01月[非製造業PMI・速報値]→前回56.8 予想56.5 結果52.8
PMI(購買担当者景気指数・速報値) 01月[コンポジットPMI・速報値]→前回55.4 予想55.6 結果52.4
ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値) 01月→前回73.2 予想73.2 結果71.1

来週のイベント

2025年01月28日(火)
新築住宅販売件数 12月→前回66.4万件 予想66.8万件 結果
耐久財受注(速報値) 12月[前月比]→前回-1.2% 予想0.5% 結果
耐久財受注(速報値) 12月[輸送除くコア・前月比]→前回-0.2% 予想0.3% 結果

2025年01月29日(水)
コンファレンスボード消費者信頼感指数 01月→前回104.7 予想106.0 結果

2025年01月30日(木)
FRB政策金利(FOMC) 01月[上限金利]→前回4.50% 予想4.50% 結果
FRB政策金利(FOMC) 01月[下限金利]→前回4.25% 予想4.25% 結果
実質GDP(速報値) 第4四半期[実質GDP・前期比年率]→前回3.1% 予想 結果
実質GDP(速報値) 第4四半期[個人消費・前期比年率]→前回3.7% 予想 結果
中古住宅販売成約指数 12月[前月比]→前回2.2% 予想 結果

2025年01月31日(金)
雇用コスト指数 第4四半期[前期比]→前回0.8% 予想0.9% 結果
PCEデフレータ 12月[PCEデフレータ・前年比]→前回0.1% 予想0.2% 結果
PCEデフレータ 12月[PCEコアデフレータ・前年比]→前回2.8% 予想2.8% 結果

最後に

以上、「キートンのウィークリー米国株ニュース250125/きたぞ!トランプ相場2.0」
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか

S&P500は木曜に6118.71と1か月ぶりに最高値を更新してしまいました!
好決算続出とトランプ相場の相乗効果がでましたね。年初一括投資のかたおめでとうございます。で、今週だけでなく、なんだか来週さらに跳ねそうな気がします。。

株って勉強すればするほど、ほんと楽しいですね。

それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。

本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/

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