こんにちは~、キートンです!(^-^)/
今回もバイクの紹介をしたいと思います。
今日はKAWASAKIの名車 ZEPHYR(ゼファー)についてお伝えしたいと思います。
何に役立つかというとそれは口ごもってしまうのですが
温故知新(ふるきをたずねて新しきを知る)ということわざを用いれば、
今のバイクまでの進化の通過点として認識しておくと話の幅も広がるかもしれません。
ということで今回も「へ~」といっていただけるだけでいいかなと思います。
ZEPHYR登場の背景
時代は昭和から平成へと流れ移るとき、見た目あっと驚かせるスタイルで登場したのがKAWASAKI ZEPHYRです。
ちょっとさかのぼると1980年代というのがレーサーレプリカタイプのバイクが隆盛を極めてた時代で旅気分でツーリング、というより、峠を攻めてジェットコースターみたく走り回るというのが盛り上がってた時代でした。ある意味そういった走りというのにこだわってたときで過熱しすぎて事故や犯罪も増えて暴走族なんてのも世に蔓延してたときです。
ただ1980年後半からはバイクのブームというのがだいぶ冷めてきており、そういったときに出てきたのがこのZEPHYR(ゼファー)でありました。
ZEPHYRの概要
ゼファーはカウルがないネイキッドタイプでとがった部分がなくシンプルかつスタイリッシュな外観でしたが、逆にそれがバイクファンの刺激となり爆発的な人気と売れ行きを見せ、「ネイキッドブーム」の火付け役となりました。
当時のレーサーレプリカファンからみれば、4スト空冷400ccで46psとはなんとも非力ではないか。。という声もあったでしょうが、時代はそこにはフォーカスしておりませんでした。
運動性能を追求することではなく、バイクの楽しみ方も多様性がでてきて、老若男女が楽しむバイクが求められ、それに業界がこたえ始めたような感じでした。
当初は中型免許が一般的だったので400ccのみのラインナップでした。のちに750,1100とラインナップを増やしていきます。400ccが出た当時、大型免許はハードルが非常に高かったので。。
で、最終的には2008年にZEPHYRχ(ゼファーカイ)のファイナルエディションで販売終了となりました。
ゼファーが出た1989年以降他メーカー(ホンダ、ヤマハ、スズキ)もネイキッドを発売して400クラスはネイキッドが主流になっていきました。
HONDA CB400SUPERFOUR
YAMAHA XJR400
SUZUKI BANDIT400
追随したこれらも今では名車として名を残しています。
諸元
スペックのほうをみてみますと下図のとおりとなっております。
KAWASAKI ZEPHYR中古の相場
400ccでは下図の通り今では100万円オーバーといった価格が相場となっております。
ちなみに発売当時は529,000円です。筆者も当時ほしかったのですが、諸経費込みで60万はさすがに出せませんでしたし、その後の中古も値下がりすることなく、ただただ指をくわえてみてるだけでした。。
ただ今は中古市場にも数があるようですので、お好きな方は探してみてはいかがでしょうか。
のちのち希少価値が上がってくること間違いなしです。
ZEPHYRの遍歴
400cc
1989年~1995年まで発売
ZEPHYRχ(ゼファーカイ)400cc
1996年~2008年まで発売
550cc
1990年~1995年まで発売
750cc
1991年~2007年まで発売
1100cc
1992年~2007年まで発売
ZEPHYRが登場したマンガ
「疾風伝説 特攻の拓」
(1991年~1997年 週刊少年マガジン)
高校生のヤンキー漫画、エディ・ローソン号と名付けて主人公の浅川拓がどノーマルで愛用していたゼファー400(1989~1993)「かぜでんせつ ぶっこみのたく」と読みます。
湘南純愛組
(1994年~1997年 週刊少年マガジン)
『GTO』でご存じの鬼塚英吉が乗っていたバイクです。実際登場するのはZEPHYR1100です。
湘南純愛組は『GTO』の前身となる青春漫画で、ビーバップハイスクールのバイクバージョンみたいな感じですが、登場するバイクにはこだわりが入っており、ほとんどのバイクが名車ばかりでした。読む側としてもストーリーとバイクの両方が楽しめて大好きなマンガの一つです。
ちなみに
下図は1100RSですが外観がさらにブラッシュアップされ、ホイールもスポークタイプとなって、いじるところがなくなるほど完成度が高いですね。
東京リベンジャーズ
(2017年~ 週刊少年マガジン)
東京卍會副総長、ドラケンこと龍宮寺堅がゼファーに乗っています。
作中に登場するドラケンのゼファーはカスタムされていて、通称白赤火の玉カラーZ2仕様となっております。
おっと!偶然ですが3作品すべて「週刊少年マガジン」ですね。(笑)
ZEPHYRの現在
ZEPHYRXとして2008年までで販売終了していましたが、その後Z900RSというネイキッドタイプが発売され、それが後継機として引き継いでます。
ただ中古市場は数量があるものの、人気もやっぱり高く、価格も同様にそこそこしまして100万円は下らないと思います。
すでに絶版車ですので後々プレミアがついてくると思います。お気に入りのゼファーがございましたら今のうちにいかがでしょうか。
下はZ900RSです
以上、名車コレクション KAWASAKI ZEPHYRということでお伝えいたしました。
いかがでしたでしょうか。
温故知新、「故きを温ねて新しきを知る」ということで
みなさんのバイクライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。では、また!(^-^)/
役立つアイテム
たまには漫画でもいかがですか?
他の世界に感化されるのもいいかもしれませんね。
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