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VUGとは、バンガードが運用する米国グロースETFです。
米国の成長企業へまとめて投資できる仕組みや、メリット・デメリット、QQQとの違いを初心者向けに解説します。
正式名称はVanguard Morningstar Growth ETFです。米国の大型株の中でも、成長性が高い企業にまとめて投資できるETFです。
こんな人に、VUGは向いています。
・S&P500より少し攻めたい
・QQQほどハイテクに集中するのは少し怖い
・新NISAで長く持てる成長株ETFを探している
このような人にとって、VUGは有力な選択肢です。
ただし、VUGは値動きの大きい大型グロース株ETFです。
金利上昇やハイテク株が売られる局面では、大きく下落することがあります。
この記事でわかること
・VUGとはどのようなETFか
・VUGの構成銘柄トップ10と構成比
・VUGに採用される銘柄の選び方
・メリット・デメリットとQQQとの違い
3ポイントで要約
VUGは、米国の大型グロース株にまとめて投資できるETFです。
NVIDIA・Apple・Microsoftなどが上位を占め、上位10銘柄で約63.6%を占めます。
経費率は0.03%と低く、S&P500より成長株寄り、QQQのようにNASDAQ100に限定されないのが特徴です。
VUGの構成銘柄トップ10【2026年7月31日時点】
VUGの構成銘柄をティッカー別に見ると、エヌビディア、 アップル、マイクロソフトが上位を占めています。 以下は、Vanguard公式の保有銘柄一覧に基づく上位10銘柄です。
| 順位 | 銘柄名 | ティッカー | 構成比 |
|---|---|---|---|
| 1 | エヌビディア | NVDA | 12.80% |
| 2 | アップル | AAPL | 12.59% |
| 3 | マイクロソフト | MSFT | 9.58% |
| 4 | アルファベット(クラスA) | GOOGL | 5.79% |
| 5 | アマゾン | AMZN | 5.15% |
| 6 | アルファベット(クラスC) | GOOG | 4.62% |
| 7 | ブロードコム | AVGO | 4.46% |
| 8 | メタ・プラットフォームズ | META | 3.40% |
| 9 | イーライ・リリー | LLY | 2.72% |
| 10 | テスラ | TSLA | 2.44% |
| 上位10銘柄合計 | 63.55% | ||
上位10銘柄だけで、VUG全体の約63.6%を占めます。 上位銘柄への集中度が比較的高いことがわかります。
GOOGLとGOOGが別々に載っている理由: どちらもAlphabet株ですが、株式クラスが異なるため、Vanguardの保有銘柄一覧では別銘柄として表示されます。
※構成銘柄・構成比は変動します。
出典: Vanguard公式:VUGの保有銘柄一覧(Holdings details) (2026年7月31日時点)
VUGの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ティッカー | VUG |
| 正式名称 | Vanguard Morningstar Growth ETF |
| 運用会社 | Vanguard |
| 連動指数 | Morningstar US Large Cap Growth Index |
| 株価(2026年7月31日終値) | 85.20ドル |
| 経費率 | 0.03% |
| 保有銘柄数(2026年6月30日時点) | 147銘柄 |
| ETF純資産総額(2026年6月30日時点) | 2,232億ドル |
VUGの株価推移と長期チャート【2026年】
VUGの株価は、2026年7月31日終値で85.20ドルです。
また、Vanguard公式資料では、2026年3月31日時点の年率リターンは以下のようになっています。
- 1年:18.27%
- 3年:21.14%
- 5年:11.81%
- 10年:16.13%
つまり、VUGは短期では上下があるものの、長期では米国大型成長株の成長をかなりしっかり取り込んできたETF だといえます。

※TradingViewで2026年6月12日に作成した長期チャートです。
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VUGのセクター構成【2026年7月31日時点】
VUGは米国大型グロース株に幅広く投資するETFですが、 セクター構成には大きな特徴があります。
テクノロジーが69.40%を占めており、 かなりハイテク株寄りのETFです。
| セクター | 比率 |
|---|---|
| テクノロジー | 69.40% |
| 一般消費財 | 13.88% |
| 資本財 | 7.66% |
| ヘルスケア | 4.49% |
| 通信 | 1.33% |
| 金融 | 1.20% |
| 不動産 | 0.98% |
| 素材 | 0.38% |
| エネルギー | 0.35% |
| 生活必需品 | 0.20% |
| 公益事業 | 0.14% |
VUGは複数のセクターに分散されていますが、 実際の値動きは大型テクノロジー株の影響を強く受けます。
そのため、金利上昇やハイテク株が売られる局面では、 S&P500より値動きが大きくなることがあります。
※構成比は変動します。また、各比率は四捨五入されているため、 合計が100%と一致しない場合があります。
出典: Vanguard公式:VUG (2026年7月31日時点)
VUGの構成銘柄はどうやって選ばれる?
VUGは、バンガードが独自に「良さそうな銘柄」を選んでいるわけではありません。 Morningstar US Large Cap Growth Indexに連動し、 その指数のルールに基づいて構成銘柄が決まります。
① まず米国の大型株から候補を選ぶ
まず、米国株市場の中から時価総額の大きい大型株を対象にします。
その中から、成長性の高いグロース株を選んでいきます。
② 成長性の高い銘柄を選ぶ
Morningstarでは、グロース株かどうかを判断するため、 主に次の6つの成長指標を使って評価します。
- 将来の長期EPS成長率
- 将来の短期EPS成長率
- 過去3年間のEPS成長率
- 過去3年間の1株あたり売上成長率
- 投資資産比率
- 総資産利益率(ROA)
つまりVUGの構成銘柄は、 単に「有名なハイテク株」を集めているわけではありません。
米国の大型株の中から、成長性が高いと評価された銘柄を、 指数のルールに基づいて組み入れるETFです。
VUGのメリット
米国の大型成長株にまとめて投資できる
VUGを1本持つだけで、NVIDIA、Apple、Microsoft、Alphabet、Amazonなど、米国を代表する大型成長企業にまとめて投資できます。
経費率がとても低い
経費率は 0.03%。長期投資では、この低コストはかなり大きな武器です。
QQQより投資対象が少し広い
VUGもかなり成長株寄りですが、QQQのようにナスダック100に限定されません。
そのぶん、米国大型グロース株に少し広く投資できるETFとして使いやすいです。
ただし、VUGにも注意点があります。特に、テクノロジー比率の高さと、成長株が売られる局面での下落には気をつけたいところです。
VUGのデメリット
グロース株が弱い局面では下がりやすい
VUGは成長株中心なので、金利上昇局面やハイテク株売りの局面では下落しやすいです。
テクノロジー比率が高く、ハイテク株の影響を受けやすい
「分散されているETF」と思って買うと、意外とテック色が強いと感じるかもしれません。
実際、テクノロジー比率は 69.4% あります。つまり、VUGは「分散ETF」ではありますが、値動きの中身はかなり大型テック株に左右されます。
配当狙いには向かない
VUGは高配当ETFではなく、値上がり益を狙うETF です。
配当収入を重視したい人には、別のETFのほうが合うかもしれません。毎月・毎年の配当収入を目的にするなら、高配当ETFや債券ETFなど別の選択肢も比較したほうがよいです。
VUGが向いている人
VUGが向いているのは、こんな人です。
- 新NISAの成長投資枠で長期保有したい人
- S&P500より少し攻めたい人
- QQQほど尖った値動きは避けたい人
- 米国の大型成長株に広く投資したい人
- 低コストETFを選びたい人
会社員投資家にとっては、かなり使いやすいETFだと思います。
VUGが向いていない人
逆に、こんな人には少し合いにくいかもしれません。
- 安定した配当収入を重視する人
- 株価の上下に弱い人
- とにかく守り重視でいきたい人
- S&P500だけで十分と思う人
VUGは便利ですが、下がらないETFではありません。
ここはしっかり理解しておきたいです。
VUGはどこで買える?楽天証券での買い方
VUGは米国ETFなので、日本の証券会社でも取り扱いがあります。 私が普段使っている楽天証券でもVUGを購入できます。
楽天証券でVUGを買う場合は、米国株式・海外ETFの画面から ティッカー「VUG」で検索すると見つけられます。
楽天証券でVUGを買う流れ
- 楽天証券にログインする
- 米国株式・海外ETFの画面を開く
- ティッカー「VUG」で検索する
- 買付数量や価格を入力する
- 注文内容を確認して発注する
VUGは新NISAの成長投資枠でも利用できます。 長期で保有する場合は、NISAを使うかどうかもあわせて検討するとよいでしょう。
なお、米国株・海外ETFの手数料や為替コスト、 NISAの対象条件などは変更されることがあります。 実際に取引する際は、楽天証券の最新情報をご確認ください。
楽天証券でVUGを確認する(PR)
キートン流のVUGの使い方
いまはVUGは主役で使ってます。
実質私の場合は
土台:QQQ、VUG、S&P500でして、これは徐々にQQQやVUGの比率を高めた結果です。
投資始めたばっかりは傷を負うことが結構あるので
- 土台:S&P500、全世界株、VTI
- 成長株の上乗せ:VUG
- さらに攻めるなら:QQQ
という考え方のほうが、会社員投資家には続けやすいと思います。
※実はわたくし最初はガッチガチの高配当株メインでした。。
まとめ:VUGは「少し攻めたい長期投資家」に向くETF
VUGは、バンガードが運用する米国大型グロース株ETFです。
経費率は 0.03% と低く、米国を代表する大型成長企業にまとめて投資できます。
一方で、上位銘柄やセクター構成を見ると、かなり大型テック寄りでもあります。
つまり、VUGは「広く分散された万能ETF」というより、
米国の大型成長株にしっかり乗るETF と考えるのが近いです。
新NISAで長く持つなら、
- S&P500だけでは少し物足りない
- でもQQQほど値動きが荒いのは避けたい
そんな人に、VUGはかなりちょうどいい選択肢です。
夢は持つ。
でも、夢だけで買わない。
数字を見て、特徴を理解して、長く続ける。
これが大事ですね。
本日もご覧いただき、ありがとうございました。
では、また!
新NISAでVUG以外の候補も比較したい方は、S&P500・QQQ・VUG・VTの選び方をこちらの記事でまとめています。
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