AIスーパーサイクルは終わったのか?雇用統計ショックで米国株急落【ウィークリー米国株ニュース 260606】

ウィークリーニュース
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こんにちは~ キートンです!(^-^)/

 週前半は、エヌビディアの新製品発表やAI投資拡大期待で、ダウ・ナスダック・S&P500が最高値を更新。
「このままどこまで上がるんだ?」という雰囲気でした。

ところが週末、強い雇用統計をきっかけに金利が上昇。
さらにブロードコム決算への失望売りも重なり、ナスダックは大幅安。
SOX指数も急落し、AI半導体株には一気に利益確定売りが出ました。

おいおい、AIスーパーサイクルもう終わりか?

と不安になった方も多いと思います。

ただ、わたくしキートンは、これはAI相場の終わりというより、
「みんな売る理由を探していたところに、ちょうど材料が出た」
という動きに見えています。

AI需要そのものが崩れたわけではありません。
むしろ、こういう大きな下落こそ、強い銘柄を見直すチャンスかもしれません。

それでは今週の米国株の動きと、AIスーパーサイクルが本当に終わったのかを整理していきます。

↓↓ブロードコム(AVGO)の株価チャート(日足)

【3行で要約】

  • 週前半はAI期待で主要3指数が最高値更新、SOX指数も強い展開。
  • 週末は強い雇用統計と金利上昇でナスダック・半導体株が急落。
  • ただしAI需要は崩れておらず、今回の下落は一時的な利益確定の可能性が高い。

【こんな人向けの記事です】

  • 今週の米国株急落の理由を整理したい人
  • AIスーパーサイクルが終わったのか気になっている人
  • エヌビディア、マイクロン、ブロードコム、マーベルを見ている人
  • ナスダックやSOX指数の急落をどう見ればいいか知りたい人
  • 雇用統計と金利上昇が株価に与えた影響を知りたい人
  • 押し目買いのタイミングを探している人
  • 強い相場で焦らず分割投資したい人

今週の米国株を動かした主な材料

週前半はAI期待で最高値更新
 エヌビディアの新製品発表やAI投資拡大期待で、ダウ・ナスダック・S&P500は連日最高値を更新。SOX指数も最高値を付け、AI半導体相場は強い滑り出し。

マーベル急騰、AIインフラ銘柄に資金流入
 ジェンスン・ファンCEOがマーベルについて前向きな発言をしたことで株価が急騰。シスコ、HPE、キャタピラーなどAIインフラ関連にも買いが広がった。

中東不安と原油高で一時リスクオフ
 米イラン情勢の悪化や原油高を受け、ダウは大幅反落。金利も上昇し、最高値圏にあった株式市場では利益確定売りが出やすい展開となった。

停戦期待でダウは一時最高値更新
 レバノンとイスラエルの停戦合意を受け、原油が下落。インフレ懸念が後退し、ダウは874ドル高で最高値を更新。金融やヘルスケアに買いが入った。

強い雇用統計で金利上昇、株は急落
 5月雇用統計が予想を大きく上回り、利下げ期待が後退。米10年債利回りは4.55%まで上昇し、ナスダックは4%超下落、SOX指数も大幅安となった。

ここからは、実際に各指数や金利、VIXを見ながら今の相場を整理していきます。

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ダウ、ナスダック、S&P500

3指数は終値ベース、先週末比で

  • ダウは-0.3%(終値:50872.08)
  • ナスダックが-4.6%(25709.43)
  • S&P500が-2.6%(7383.73)
    でした。

ダウ

下図をご覧ください。
今週はいってこい続きにかかわらずうなぎのぼりだったんですけど、金曜日に大きく下落。。
結局、いってこいでした。。

ダウ 週間上昇ランキングトップ10

今週上げたのは

ダウ 週間下落ランキングトップ10

今週下落したのは(下位10銘柄)

上昇トップはユナイテッドヘルス(UNH)。
さすがディフェンシブセクター、ヘルスケア界のエヌビディア!

↓↓ユナイテッドヘルス(UNH)の株価チャート(日足)

しばらく見ない間にここまで上がってたんですね。
失礼しました。。

しかし昨日の雇用統計ショックを受けての上昇はすごいと思います。
さすがディフェンシブ銘柄の王者ですね!
こういうとき助かるんですよね~(笑)

ナスダック

下図をごらんください。
今週はブロードコムの決算による下落で、雲行き怪しくなって
からの~雇用統計ショックということで大きく下落しました。

ナスダック 週間上昇ランキングトップ10

今週上昇したのは(上位10銘柄)

ナスダック 週間下落ランキングトップ10

今週下落したのは(下位10銘柄)

上昇トップはマーベル・テクノロジー(MRVL)

↓↓マーベル・テクノロジー(MRVL)の株価チャート(日足)

あのエヌビディアCEOのジェンスン・ファンが「MRVLは1兆ドル企業になる!」と発言。
その日の株価は30%を超えて上昇。金曜下げても週間では28%プラスとモンスターぶりを発揮しました。

で、どんな会社かというと↓↓こんな感じです。ご参考まで!

そして、そして~
さきほどニュースが入ってきました。
なんとマーベル・テクノロジーがS&P500に組み入れ決定!!
どんどんパフパフ~👏👏

S&P500

下図をご覧ください。

こちらも大きく下落し、7383でフィニッシュ。
週前半では7600到達し8000も見えるかもというところでした。。

S&P500 週間上昇ランキングトップ10

今週のS&P500上昇銘柄は

S&P500 週間下落ランキングトップ10

下落銘柄は(下位10銘柄)

上昇トップはヘルスケアのヒューマナ(HUM)

↓↓ヒューマナ(HUM)の株価チャート(日足)

今週は「医療利用・医療コストが落ち着きつつあるのではないか」という見方が出て、医療保険株全体が買われました。ユナイテッドヘルスが上昇したのもそのためです。

それと、モルガンスタンレーが管理医療企業がAI活用の恩恵を受ける可能性を指摘し、AI効率化がグループ平均で利益を押し上げる可能性に言及しました。
。。。やはりAIおそるべし

そしてS&P500チャートに青い線がみえますが、それは年末に向けた予想上昇線です。
S&P500の利益見通しが改訂された時点で更新してます。2026年末予想は8393とみてます。
今週末は大きく下げたのでさすがにブルーラインを割り込みました。
となるとー、次は買われるフェーズにはいっていきそうです。まだ売り込まれる可能性もありますが、長期でみたら問題ではないでしょう。

↓↓S&P500(SPX)の株価チャート(日足)

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米10年債利回り

下図をご覧ください。
4.532%と先週から上昇です。

週末の雇用統計で雇用者が予想を大きく上回り、FRBの利上げ確率が伸びました。

ただ内容はフルタイム雇用は減少、パートタイマーが増加と質的に悪化とみてよく、利上げはさすがに無理で、せめて現状の政策金利を維持するのがやっとではないかと思います。

今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)

左上が赤
右下が緑
とばっさり袈裟懸け斬りにあってます。。

ということは全部が全部総悲観ではなく、資金の退避が起こったということでしょう。

さらにいうと、これまでぐいんぐいん上がっていたAI関連銘柄を利確したかった方たちが、
ブロードコムの決算と強かった雇用統計を理由に売り飛ばした
そういうストーリーではなかったかと思います。

ただ、AIはつよく、雇用の中身は弱い
のが実態で、

これ、来週明らかになったときには
。。。
です。

 

1位は
VGT(情報技術 アップル、エヌビディア、マイクロソフト
2位は
VHT(ヘルスケア ユナイテッドヘルス、イーライリリー、J&J
3位は
VFH(金融 JPモルガン、バークシャハサウェイ、マスターカード

今週、情報技術のVGTが大きく下がりましたが、これまで述べてきたことを吟味すると一時的なもののように感じます。来週も下がるかもですが、AI関連銘柄はホールドで問題ないと思います。
あとはトランプさんとジェンスンがなんとかするでしょう(笑)

VIX(恐怖指数)

下図をご覧ください。
下図をご覧ください。21.50と先週から6ポイント上昇です。

ナスダックは大きく下げはしたものの、VIXがこの程度であれば私的にはベアとはまだ言えません。
ただ、来週も売られるかもしれませんので、資金管理には注意を払い、適宜エントリーもアリでしょう。

ドル円の状況

下図をご覧ください。
下図をご覧ください。160.28円/ドルと先週から1円上昇です。

 いよいよ160円台に乗っかってしまいました。。
財務省からは準備万端のお言葉がありましたが、こちらも準備万端です。
介入すればするほど日本の財務が悪化するのはまぎれもない事実となります。
来週160円台がつづき介入なしとなれば、円売りがスタートしそうな予感です。

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経済イベント(経済指標)

 米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。

<過去分>

今週のイベント結果(経済指標の結果)

来週のイベント

考察:AIスーパーサイクル、おわり?

 結論→いえ、ただ単にみんな売りたかったんです!
はいおわり。

ではなくもうちょっと言わせてください

まずは
MSTRをみてみましょう
こちらストラテジーという基本ソフトウェア会社ですが主にビットコイン保有でも有名な会社です。
チャートはというとさらに下のビットコインと同様、週足は地を這うような値動きです。

↓↓ストラテジー(MSTR)の株価チャート(週足)

↓↓ビットコイン(BTCUSD)の株価チャート(週足)

と、最近大量にビットコインを売って株価も下がって、さらに昨日の雇用統計ショックではフルボッコたたき売られた状況です。

でもまた時間がたてばビットコイン相場がくるかもですね。
キートンは先月全売却して韓国、台湾に振り向けました。

今はそういうことなんです。
資金はいま半導体なので、そこにいくしかない世界になってます。
つまり仮想通貨ではなくAI、そちらに風向きが変わってます。
仮想通貨から新たなイノベーションは生まれませんがAIからはロボット、宇宙、医療、生活のいたるとこまで成長は無限大です。
成長あるところに投資する。という考えがどうしても優先してそちらに資金が流れるフェーズになりつつあるということです。

 為替にしてもイノベーションはありませんが、円安トレンドというのが最近世界に知れ渡りました。こちらは常に株式市場よりも大規模な資金が毎日動いてますから、いざ160円を超えてくると、円安の加速が始まるかもしれません。ただ日銀が次回利上げということですので、そこはいったんステイとなるでしょうが、いずれは170,180円という世界がくるのが濃厚だと思います。

となると
みなさんAI+ドル高円安の流れに乗りたいですよね。
キオクシアもいいかもですが単元株を買うとなると日本では最低700万円必要となります!
そんなん誰がかうねん!!

ということでやっぱり米国半導体銘柄を買うのが一番です。
だってエヌビディアはいま200ドル前後なので4万円もあればおつりが来ます。
頑張っておこづかいをためれば世界のトップ企業を買えるんです。

S&P500だったら投資信託で1000円で買えますよ。
私キートンも最初は月1000円でS&P500を積み立てた時代もありました。
そうして一年でなんと数千円の利益を出せたのです。

その時は米国株なんて流行ってなかったし、周りは宝くじやパチンコ、競馬しか話はなく、
自分はその利益をみたとき、これだ!
と確信し有り金を株にシフトさせ始め、何とか種銭を稼ぐべく節約活動をはじめました。

ま、その話はおいといて

ブロードコムの決算見てみましょう。
直近高値から22%下落しました。
ただ決算はというと

とダブルビート(売上、利益が予想より上)
でガイダンスも強い
が市場に期待に届かなかった模様です。(十分強いが。。)
それと決算前は期待でどんどん買われた部分も影響してるようです。

つづいて、5月アメリカ雇用統計

非農業部門雇用者数が17万人/予想8.5万人
失業率が4.3%/予想4.3%

たしかに雇用者数が大きく上振れしましたが
これはパートタイマーが大きく寄与しており、質的には悪化といってもよいかと思います。
したがって、この内容がかみ砕かれるとまた別の見方が拡大し政策金利の方向性も変わった来るかもしれません。

以前にも申しましたが
AIによる雇用削減は進行しており、これから生産性向上が高まると予想され
するとインフレが抑制される見込みと思います。

となるとやはり
AI銘柄の業績はまだ序の口でこれからということになり、AIスーパーサイクルに入り、まだまだ株価は伸びるものと考えます。

結論はこういうことになりますが、

はて?アップルやアマゾン、グーグル、メタ、マイクロソフトといった大型ハイテク、ハイパースケーラー達の株価がさえないのはなぜ?
これは、設備投資に巨額のお金を突っ込んでいるためでどうしてもキャッシュフローが縮小します。アルファベットも資金を社債でかき集めてますよね。また株式発行してますし、、
株式発行すると株券が多くなり株価は下がります。
つまり今は資金調達のフェーズなのでどうしても株価下がっちゃうということです。

それではキートンの個別の保有銘柄は今週かーなーり調整して下図の通りとなります。

今回の下落、つまり今日の引けでNVDAをエントリーしました。(笑)
あと台湾株のEWTとマイクロン・テクノロジー(MU)を買い増し。です!

来週の注目ポイント

  • 金利が落ち着くか
  • 強い雇用統計を受けて米10年債利回りは上昇しました。来週、金利が4.5%台でさらに上に行くのか、それとも落ち着くのかが、ナスダックと半導体株の反発を左右しそうです。
  • SOX指数の反発力
  • 今週はSOX指数が大きく下落しました。ただ、AI半導体の需要が崩れたわけではありません。来週、SOXがすぐに反発するのか、もう一段下を試すのかは要チェックです。
  • ブロードコム決算後の半導体株の見直し
  • ブロードコムは決算自体は悪くないものの、市場の期待に届かず売られました。来週は「期待が高すぎた銘柄」と「本当に強い銘柄」の選別が進みそうです。
  • 雇用統計の中身が消化されるか
  • 雇用者数は強かった一方で、フルタイム雇用減少・パートタイム増加という見方もあります。市場が「強すぎる雇用」ではなく「質の弱さ」に注目し始めるかがポイントです。

Q.来週の相場は?

A金利とSOX指数の反発力がポイントです。米10年債利回りが落ち着けば、ナスダックとAI半導体株に買い戻しが入りやすいと思います。

Q.おすすめの銘柄は?

A.引き続きAI半導体・AIインフラ関連です。エヌビディア、マイクロン、サンディスク、TSMC、マーベル、EWTあたりは注目です。。

Q.今は株を買った方がいいのでしょうか?

A.急落後なので、少量ずつならアリだと思います。ただし、来週も下げる可能性はあるので、一括ではなく分割で入るのが現実的です。

Q.売りのサインはなんでしょうか?

A.米10年債利回りの急上昇、SOX指数の続落、原油急騰、AI関連企業のガイダンス悪化、ハイパースケーラーのCAPEX下方修正。このあたりが出たら警戒です。

最後に

以上、「AIスーパーサイクルは終わったのか?雇用統計ショックで米国株急落【ウィークリー米国株ニュース 260606】」
いかがでしたでしょうか

今週は、なかなか派手な一週間でしたね。

週前半はAI期待で最高値更新。
そこからブロードコム決算、強い雇用統計、金利上昇が重なって、ナスダックと半導体株は一気に急落。

正直、久しぶりに
「お、来たな」
という下げでした。

でも、こういう下落があるからこそ、相場は面白いんですよね。

AI需要そのものが崩れたわけではありません。
むしろ、強い銘柄を少し安く買える場面が来たとも言えます。

もちろん、油断は禁物です。
来週も下げるかもしれませんし、金利や原油、中東情勢には引き続き注意が必要です。

ただ、私はAIスーパーサイクルはまだ終わっていないと見ています。
焦らず、でも乗り遅れず。
分割で、余裕資金を残しながら、強いテーマに寄り添っていきたいですね。

それでは今日はこのへんで。
みなさんの投資ライフに少しでもお役に立てれば幸いです。

本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/

※参考 ↓↓「忙しい会社員でも続けられる米国株投資術」

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↓↓Xやってます「キートンの米国株投資」

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