AIサーバー需要が爆発中、米国株はスーパーサイクル継続へ【ウィークリー米国株ニュース 260530】

ウィークリーニュース
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こんにちは~ キートンです!(^-^)/

 通信ネットワーク大手のマーベル・テクノロジー(MRVL)の決算も実績、見通しともに良かったのですが、
AIサーバーのデル・テクノロジーズ(DELL)の決算、見通しが驚くほど衝撃の神決算でした。

簡単に言うと

売上・EPSともに市場予想を大幅超過

1Q実績

売上高:438.4億ドル
市場予想:354.3億ドル
EPS:4.86ドル
市場予想:2.94ドル

という「超絶ビート」でした。

通期見通しを大幅上方修正

Dellは

AIサーバー売上予想
500億ドル → 600億ドル

へ引き上げました。

つまり、

「AIブームはまだ続く」

と経営陣自身が強気メッセージを出した形です。

AI関連銘柄がこのように連日好決算を発表し、そのたびに株価は上昇とこの暴走列車みたいな勢いはいつまで続くんでしょうかね。。

↓↓デル・テクノロジーズ(DELL)の株価チャート(日足)


それでは今週の米国株の動きと、これからどこに注目すべきかを整理していきます。

【3行で要約】

  • 米イラン交渉進展で原油が急落し、米国株は主要3指数そろって最高値更新。
  • デルの神決算やマイクロン急伸で、AIサーバー・半導体需要の強さを再確認。
  • AIスーパーサイクルは継続中だが、CAPEX減速や受注鈍化など終わりのサインも要チェック。

【こんな人向けの記事です】

  • 今週の米国株で何が起きたのかサクッと知りたい人
  • AIサーバー、メモリー、ストレージ関連の投資チャンスを探している人
  • 強い相場に乗りたいけど、出口のサインも知っておきたい人
  • 忙しくてニュースを追えないけど、米国株の流れを把握したい人

今週の米国株を動かした主な材料

米イラン交渉進展で原油が急落
 米イランの停戦延長・ホルムズ海峡正常化への期待が高まり、WTI原油は一時86ドル台へ下落。原油安がインフレ懸念を和らげ、株式市場の追い風になった。

主要3指数がそろって最高値更新
 ダウ、ナスダック、S&P500がそろって最高値を更新。ナスダックとS&P500は7日続伸し、米国株はかなり強いリスクオン相場になった。

半導体株は引き続き強い
 マイクロンがAIメモリー需要を背景に急伸し、SOX指数も最高値更新。クアルコム、ブロードコム、マーベルなどにも買いが入り、AI半導体の流れは継続。

デル急騰、AIサーバー需要が追い風
 デルはAIサーバー需要の拡大を受けて通期見通しを引き上げ、株価は大幅高。AIインフラ投資が実際の業績に効き始めていることが確認された。

IBMは量子コンピューター材料で上昇
 IBMは量子コンピューター分野への大型投資計画が材料視され大幅高。AIだけでなく、量子コンピューター関連にも資金が広がり始めた。

ここからは、実際に各指数や金利、VIXを見ながら今の相場を整理していきます。

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ダウ、ナスダック、S&P500

3指数は終値ベース、先週末比で

  • ダウは+0.9%(終値:51037.09)
  • ナスダックが+2.4%(26972.62)
  • S&P500が+1.4%(7580.05)
    でした。

ダウ

下図をご覧ください。
週初めから堅調な値動きで週末は月末にもかかわらず売りより買いが圧倒的勢いで勝利し、またもや最高値更新でフィニッシュしました。

ダウ 週間上昇ランキングトップ10

今週上げたのは

ダウ 週間下落ランキングトップ10

今週下落したのは(下位10銘柄)

上昇トップはIBM(IBM)、なんと先週に引き続き連覇です!

↓↓IBM(IBM)の株価チャート(日足)

先週も申しましたが、米政府による量子コンピューター支援策を発表したことで急騰を継続中です。
チャート的には200日線を勢いよく上抜けてフィニッシュを決めてます。

先週はまだ様子見で。と申しましたが失礼しました。本格的にくるかもですね。

※ちなみにエヌビディアは下がり50日線で反発できるかってとこです。

ナスダック

下図をごらんください。
値動きは右肩上がりで、週末は最高値を更新しフィニッシュ。
多少、売りに押された週末でしたが、来週の反発エネルギーとみてよいでしょう。

ナスダック 週間上昇ランキングトップ10

今週上昇したのは(上位10銘柄)

ナスダック 週間下落ランキングトップ10

今週下落したのは(下位10銘柄)

上昇トップはマイクロン・テクノロジー(MU)

↓↓マイクロン・テクノロジー(MU)の株価チャート(日足)

もはやおなじみのメモリー銘柄ですが、決算でもないのに週で20%近くの急騰っぷり。
売りたいのはやまやまだとは思いますが、ここは我慢強くホールドしていきたいとこですね。

今週買われた材料としてはUBSがマイクロンの目標株価をを535ドル→1,625ドルへ大幅引き上げたのが要因でした。

S&P500

下図をご覧ください。

こちらも最高値を更新し、7580でフィニッシュ。
8000も視野に入ってきた感じです。

S&P500 週間上昇ランキングトップ10

今週のS&P500上昇銘柄は

S&P500 週間下落ランキングトップ10

下落銘柄は(下位10銘柄)

こちらも上昇トップは冒頭申し上げたデル・テクノロジーズ(DELL)
強烈な好決算で一日で30%以上もの暴騰をみせてくれました。

半導体銘柄以外にもソフトウェア、金融銘柄も入ってますね。
偏りなくまんべんなく上昇していっているのがスマートですね。
さすがS&P500

そしてチャートに青い線がみえますが、それは年末に向けた予想上昇線です。
S&P500の利益見通しが改訂された時点で更新してます。2026年末予想は8393とみてます。
そうするとこの青い線に沿って上昇するとみて、値が上振れるとちょっと売られる可能性、下回ると上昇圧力がかかるので、売買する目安の一つとして利用してみようかなと

↓↓S&P500(SPX)の株価チャート(日足)

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米10年債利回り

下図をご覧ください。
4.437%と先週から低下です。

停戦合意のニュースが連日出て二転三転してますが、なんとかアメリカ側の要望寄りに傾いており、原油も下がりインフレ懸念が和らいでおります。
しかしまだまだわかりませんね。

今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)

 エヌビディア、インテル以外のテクノロジー銘柄はほぼ上昇。
さすがにエネルギー銘柄は原油価格低下のおかげで売られてますね。しかし上昇圧力が継続しているのがAI関連銘柄が依然強力です。

 

1位は
VGT(情報技術 アップル、エヌビディア、マイクロソフト
2位は
VHT(ヘルスケア ユナイテッドヘルス、イーライリリー、J&J
3位は
VCR(一般消費財 アマゾン、テスラ、ホームデポ

今週も情報技術のVGTが独走中で、他を寄せ付けない勢いです。
懸念はやはり中東情勢ですが、大きな事件が起きないことを祈るばかりです。

VIX(恐怖指数)

下図をご覧ください。
15.31と先週から低下です。

長期金利も原油も下がり株価は上昇、でVIXは低下となんとも市場が期待していた方向に向かっているようです。
しかしいつかなにかがあるのが株式市場ですので浮かれすぎないよう余裕資金は確保しつつ流れにのっていきたいところです。

ドル円の状況

下図をご覧ください。
159.23円/ドルと先週からはほぼ横ばいです。

 GW期間中の財務省が為替介入した金額が11兆円と発表がありましたね。
1か月でほぼ回復しました。
6月は日銀が利上げするとのことですが果たしてできるのでしょうか。。

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経済イベント(経済指標)

 米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。

<過去分>

今週のイベント結果(経済指標の結果)

来週のイベント

考察:AIスーパーサイクル、一体いつまで続く?

 冒頭、DELLの爆裂決算の記述をいたしましたが、出てくるAI銘柄の決算は好決算ばかりで株価も上昇、そうなると関連銘柄の株価も上昇、と相乗効果で全体の株価もあがっており絶好調の様相です。

 たしかにAI半導体やCPU、ネットワークの需要が強いのは確かでデータセンターの建設も進んでるようですが、はたしてこれは永遠に続くのかといわれるとハテナです。

建設は加速しますがいずれリソースが足りない状況になることが予想され、建設数も頭打ちになるのではと思われます。
 現時点では電力・変電設備・冷却設備不足にともなって電気工事士や送電線作業員などの人手不足が深刻化しているとされています。

となると今ブームのメモリーやらストレージ関連銘柄が売られているかというと、そんなことは一切なく買いが殺到してますよね。

下図をご覧ください。
AIデータセンター建設の年毎の規模です。

 2030年まではいまのところ右肩上がりで衰える兆候が見当たりません。
ただもし、何かしらの要因で需要が衰えるような場合があるとすれば
AIデータセンター向けの投資に影が出やすくなり、
そういったときには一旦資金を抜いたほうがいいかもしれませんね。

(たぶん需要の衰えはしばらく来ないと思いますが。。)

そこで、もうAIブーム終わりだなというサインをお伝えしておくと
以下の通りです。

MSFT、GOOGL、AMZN、METAなどのCAPEX(設備投資)下方修正
NVDAのGPU納期短縮や在庫増加
DELL、SMCIのAIサーバー受注残減少
MUのHBM価格下落
STX、WDC、SNDKのガイダンス悪化
VRT、ETN、GEV、PWRの受注残減少
巨大IT企業のAI収益化への疑問が強まる局面

こんな感じですね。
逆に言えば、これらが出ていない間は、まだAIスーパーサイクルに乗っていてよい可能性が高いと思います。

まだ先の話で、これも想定なので、実はスーパーサイクルは10年20年続くかもしれません。
しかしいつでも逃げられるよう逃げ方の知識は知っといてもよいかと思います。

つぎに気になるハイパースケーラーのCAPEX(設備投資)の予想はというと
下図の通りで

2027年まで、需要においてはまだ安心できそうです。

どこかで加速は衰えてくるかもですが
AIが爆発的に普及、発展するとなると
今後、AIデータセンターの建設は継続的に続き
途切れるということはもはやないと思います。

さて私キートンの個別の保有銘柄は今週ちょっと調整して下図の通りとなります。

来週の注目ポイント

  • AI関連銘柄の勢いが続くか
  • デル、マイクロン、クアルコム、ブロードコムなど、AIインフラ関連に買いが広がっています。来週もAIサーバー・メモリー・ストレージ銘柄に資金が入るか注目です。
  • 原油価格が落ち着くか
  • WTI原油は一時86ドル台まで下落しました。原油安が続けばインフレ懸念が和らぎ、株には追い風です。逆に中東情勢が再燃すると、相場の空気は一気に変わります。
  • 米10年債利回りの低下が続くか
  • 今週は米10年債利回りが4.4%台まで低下し、ハイテク株を支えました。金利が落ち着けば、AI関連株にはかなりプラスです。
  • S&P500が7600台を維持できるか
  • S&P500は最高値を更新し、8000も少しずつ視野に入ってきました。来週は利益確定売りをこなしながら、高値圏を維持できるかがポイントです。

Q.来週の相場は?

A.原油と金利が落ち着けば、リスクオン継続と見ています。S&P500とナスダックが高値圏を維持できるかがポイントです。。

Q.おすすめの銘柄は?

A.半導体銘柄でよいでしょう。サンディスク、マイクロン、TSMCなどなど。

Q.今は株を買った方がいいのでしょうか?

A.強い相場なので、押し目は浅いかもしれません。一気に買うより、少しずつ分割で入るのが現実的だと思います。

Q.売りのサインはなんでしょうか?

A.原油急騰、10年債利回りの再上昇、SOX指数の崩れ、AI関連企業のガイダンス悪化、ハイパースケーラーのCAPEX下方修正。このあたりは警戒です。

最後に

以上、「AIサーバー需要が爆発中、米国株はスーパーサイクル継続へ【ウィークリー米国株ニュース 260530】」
いかがでしたでしょうか

今週の米国株は、かなり強かったですね。

原油が下がり、金利も落ち着き、主要3指数はそろって最高値更新。
そこにデルの神決算、マイクロンの急伸、IBMの量子コンピューター材料まで重なり、まさにテーマ株祭りのような一週間でした。

ただ、こういう相場こそ油断は禁物です。

AIスーパーサイクルはまだ続いていると思います。
でも、どんな強いテーマにも必ず波があります。
上がるときは一気に上がりますが、下がるときも一気に来ます。

なので、今は流れに乗りつつ、出口のサインもちゃんと見ておく。
これが大事ですね。

焦らず、でも乗り遅れず。
AIという大きな波にうまく乗りながら、来週も良い銘柄を狙っていきたいと思います。

それでは今日はこのへんで。
みなさんの投資ライフに少しでもお役に立てれば幸いです。

本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/

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