【PR】この記事には広告・アフィリエイトリンクを含みます。
こんにちは~、キートンです!(^-^)/
つらい。つらいです。
チャートを見るたびに、あの高値あたりで売っておけばよかったな~と思う今日この頃です。
年初から無敵に見えた半導体・メモリー株ですが、今週は見事にメッタクソにやられました。
SanDiskは週間で約29%安、Western Digitalは約18%安、Marvellは約20%安。MicronやSKハイニックス、DRAM ETFも高値から大きく下げています。
ただし、今回の下落で大きな収穫もありました。
これだけ保有株が下がっても、以前ほど慌てて投げようとは思わなくなったことです。
今週は、米国株市場で何が起きたのかを整理したうえで、「良い決算でも売られる相場」で退場しないために何が必要なのかを考えていきます。
関連記事:
前週記事「SKハイニックス上場が示すAIメモリー新時代」への内部リンクをここに設定してください。
3行で要約
- ダウは週間-0.9%、ナスダックは-2.9%、S&P500は-1.6%。半導体・AI関連が下落を主導しました。
- CPIとPPIは市場予想を下回りましたが、原油高、地政学リスク、「好材料の織り込み済み」が株価の重荷となりました。
- AI需要の長期仮説と、短期の株価下落は別問題。キャッシュ、指数をコアにする戦略、分割売買が重要です。
こんな人向けの記事です
- MU、WDC、SNDK、STXなどのメモリー・ストレージ株を保有している人
- 半導体株の急落で売るべきか迷っている人
- AI相場が終わったのか知りたい人
- 下落相場でも退場しない資金管理を学びたい人
- 今週の米国株を短時間で振り返りたい人
今週の米国株を動かした主な材料
ホルムズ海峡を巡る不安で原油と金利が上昇
週初は中東情勢への警戒でWTI原油が上昇し、米10年債利回りも一時4.62%へ。インフレ再加速と利上げへの警戒から半導体株が売られ、SOX指数は大幅安となりました。
CPIとPPIは予想を下回り、早期利上げ観測が後退
6月CPIとPPIはいずれも市場予想を下回り、早期利上げ観測は後退しました。金利低下でナスダックは一時反発しましたが、半導体株の戻りは限定的でした。
IBM急落が示した「AI投資の勝者と敗者」
IBMは決算速報値が市場予想に届かず急落。企業がAIインフラ投資を優先し、従来型ソフトウエア支出を抑えているとの見方から、AI投資の恩恵に差が出始めました。
TSMCは好決算でも下落。「完璧以上」が求められる相場
TSMCは好決算と上方修正を発表しましたが株価は下落。高値圏の半導体株では、好業績だけでなく、市場予想を大幅に上回る内容が求められる相場になっています。
中国AIモデルへの警戒で米国テック株が続落
中国の低価格AIモデルへの警戒から、米国AI企業の優位性や投資回収に懸念が広がりました。一方、AI利用の低価格化は長期的な推論需要拡大につながる可能性もあります。
(PR)
(PR)
(PR)
(PR)
主要3指数の週間騰落率

| 指数 | 週間騰落率 | 今週の特徴 |
|---|---|---|
| ダウ | 約-0.9% | 旅行・エネルギーが支えた一方、IBMと大型テックが重荷 |
| ナスダック | 約-2.9% | 半導体・AI・ストレージ株の急落で最大の下げ |
| S&P500 | 約-1.6% | エネルギーや金融の一角は強いが、テック売りを吸収できず |
今週の相場を一言で表すなら、「指数の下落以上に、AI・半導体保有者の体感が厳しかった一週間」です。
ダウ

ダウは5万2150ドル前後で終了し、週間では約0.9%安となりました。
高値圏で横ばいを続けた後、週末に21日線付近まで下落しています。50日線は上向きを維持しているため、中期上昇トレンドが完全に崩れたとはいえません。
ダウ週間上昇ランキング

- TRV:+8.87%
- CVX:+6.22%
- AAPL:+5.84%
- CRM:+4.56%
- MRK:+3.21%
- V:+2.75%
- MSFT:+2.26%
- DIS:+2.14%
- PG:+2.00%
- MMM:+1.47%
トラベラーズは好決算を受けて上昇。原油高を背景にシェブロンも買われました。
ダウ週間下落ランキング

- IBM:-26.04%
- CSCO:-7.72%
- CAT:-7.57%
- NVDA:-3.86%
- BA:-3.71%
- GOOGL:-2.91%
- MCD:-2.51%
- KO:-2.31%
- JNJ:-1.53%
- NKE:-1.37%
IBMの急落が突出しています。AI投資拡大が従来型ソフトウエア支出を圧迫する可能性が意識されました。
ナスダック

ナスダックは2万5520.24で終了し、週間では約2.9%安となりました。
日足では21日線を割り込み、50日線付近まで下落しています。ここで反発できるか、それとも6月の安値を試すのかが短期的な分岐点です。
ナスダック週間上昇ランキング

- PYPL:+22.11%
- CTAS:+13.81%
- PANW:+10.05%
- CRWD:+8.49%
- TRI:+7.31%
- FANG:+6.63%
- PAYX:+6.37%
- ADBE:+6.09%
- INTU:+5.87%
- AAPL:+5.84%
半導体から資金が抜ける一方、決済、サイバーセキュリティ、ソフトウエアの一角には買いが入りました。
ナスダック週間下落ランキング

- SNDK:-29.29%
- ALAB:-26.48%
- MRVL:-19.99%
- NBIS:-19.09%
- WDC:-18.09%
- CRWV:-17.63%
- ARM:-17.38%
- RKLB:-16.56%
- APP:-16.26%
- ISRG:-15.08%
AIインフラ関連の下落が目立ちます。特にメモリー、ストレージ、高速接続は、上昇相場で人気が集中していた分、利益確定とポジション解消の影響を強く受けました。
S&P500

S&P500は7450ドル台で終了し、週間では約1.6%安となりました。
高値を切り下げる短期下降ラインの下で推移し、21日線も下回っています。ただし50日線はまだ上向きです。
目先は7400付近を維持できるかが重要です。ここを明確に割れると、調整が長引く可能性があります。
S&P500週間上昇ランキング

- PYPL:+22.11%
- CTAS:+13.81%
- VLO:+10.32%
- MPC:+10.17%
- PANW:+10.05%
- PSX:+9.82%
- TRV:+8.87%
- CRWD:+8.49%
- VRSK:+8.25%
- CHRW:+7.75%
原油高を受け、Valero、Marathon Petroleum、Phillips 66などのエネルギー関連が上位に入りました。
S&P500週間下落ランキング

- SNDK:-29.29%
- IBM:-26.04%
- MRVL:-19.99%
- GLW:-19.01%
- CIEN:-18.73%
- WDC:-18.09%
- PNR:-18.03%
- APP:-16.26%
- ISRG:-15.08%
- SMCI:-14.59%
下落上位には、メモリー、ストレージ、光通信、AIサーバー関連が並びました。
(PR)↓これ1冊で米国株のファンダメンタル分析は完璧!!


米10年債利回り

米10年債利回りは4.549%。
CPIとPPIが予想を下回ったことで週後半は低下しましたが、原油高と地政学リスクから高止まりしています。
金利が4.6%を明確に上回る場合、PERの高いAI・グロース株には再び強い逆風となります。
今週のセクター別騰落一覧

ヒートマップでは、NVIDIA、Broadcom、Micronなどの半導体株が赤く、Apple、Microsoft、金融、エネルギーの一角が相対的に強いことが分かります。
AI関連全体が同じ方向へ動いたわけではありません。資金は、過熱していたAIハードから、キャッシュフローの安定した大型株や金融、エネルギーへ移っています。
直近1カ月のセクター別ETF推移

| ETF | セクター | 騰落率 |
|---|---|---|
| VHT | ヘルスケア | +11.73% |
| VFH | 金融 | +8.81% |
| VNQ | 不動産 | +5.27% |
| VIS | 資本財 | +3.77% |
| VPU | 公益 | +2.57% |
| VCR | 一般消費財 | +1.85% |
| VGT | 情報技術 | +0.87% |
| VAW | 素材 | -1.29% |
| VDC | 生活必需品 | -1.68% |
| VOX | 通信サービス | -4.59% |
| VDE | エネルギー | -5.08% |
直近1カ月では、ヘルスケアと金融が強く、情報技術は+0.87%にとどまっています。
これは、AI相場が消えたというより、資金が一部の過熱銘柄から他セクターへ分散している状態です。
Fear & Greed Index

Fear & Greed Indexは37でFear。
前週の49から低下し、市場心理は中立から恐怖へ傾きました。
ただし、極端な恐怖にはまだ入っていません。投げ売りの最終局面というより、上昇相場の過熱を冷ましている段階と見ています。
VIX

VIXは18.76まで上昇し、17日は12.2%高となりました。
20を明確に超えて定着するまでは市場全体のパニックとはいえませんが、ボラティリティは確実に高まっています。
ドル円

ドル円は162.356円。
米金利が高止まりしているため、円安基調が続いています。
米国株の株価が下落しても、円安が円換算資産の下落を和らげる一方、新規購入時には割高な為替で買うことになります。
WTI原油

WTI原油は81.78ドル。
中東情勢の悪化を受けて反発し、200日線付近まで上昇しています。
原油がさらに上昇すると、せっかく鈍化したCPI・PPIに再び上昇圧力がかかります。来週以降もAI株を見るうえで原油は重要です。
経済イベント(経済指標)
米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。
<過去分>

今週のイベント結果(経済指標の結果)

来週のイベント

考察:AI・メモリー相場は終わったのか
需要が強くても、株価は下がる
ここを混同すると、下落相場で判断を誤ります。
AI向けHBM、DRAM、NAND、SSD、HDDの需要が長期的に増えるという仮説と、今週の株価が下落したことは矛盾しません。
株価は、将来の利益を先回りして上昇します。
期待が大きくなりすぎれば、好決算が出ても「想定内」として売られます。TSMCの下落は、その典型です。
業績が悪くなったから下がる相場ではなく、良い業績を前提に上がりすぎた株価が調整する相場です。
メモリー・ストレージ株の下落は、需給崩壊よりポジション解消の色が強い

DRAM ETFは高値80ドル付近から52.72ドルまで下落しました。
21日線と50日線を割り込み、短期的なトレンドは明らかに悪化しています。
一方で、年初からの上昇幅が非常に大きかったため、利益確定とレバレッジ解消が連鎖した面もあります。
KOSPIでは信用取引の巻き戻しが相場を増幅したとの見方もあり、ファンダメンタルだけでは説明できない値動きが発生しています。

Micronは50日線を割り込んだが、200日線は大きく上回る

Micronは848.95ドル。
21日線と50日線を下回り、短期的には戻り売りが出やすい形です。
ただし、200日線は500ドル前後にあり、中長期の上昇トレンドまで完全に崩れたわけではありません。
今すぐ一括で買い増すのではなく、50日線を回復できるか、安値を切り上げるかを確認したいところです。
Western Digitalは400ドル付近が次の重要ライン

Western Digitalは477.22ドル。
50日線を割り込み、5月のもみ合い上限へ戻ってきました。チャート上では394.77ドル付近が次の大きな支持候補です。
下落率だけを見て飛びつかず、反発の形を確認してから分割で入る方が安全です。
中国AIの低価格化は、メモリー需要に本当に悪いのか
中国の低価格AIモデルが米国企業の収益性を圧迫する可能性はあります。
一方、AIの利用料金が下がれば、利用者と推論回数は増えます。
推論回数が増えれば、GPU、HBM、サーバーDRAM、ストレージ、ネットワーク、電力・冷却への需要が増える可能性があります。
モデル企業の競争激化と、AIインフラ需要の拡大は、同時に起こり得ます。
キートン流、下落相場の心得
1.最重要は資金管理
昔はニュースやインフルエンサーにあおられ、言われるがままに銘柄を買い、資金を残さずフルポジションにしたこともありました。
信用取引で余裕がなくなれば、最も売りたくない安値で売らされます。
だからこそ、下落相場では利益を最大化することより、次のチャンスまで生き残ることを優先します。
2.コア・サテライト戦略
メインのコアはS&P500やQQQなどの指数。
サテライトとして、Micron、Western Digital、SanDisk、Seagate、AMDなどの個別株を持つ。
個別株が急落しても、資産全体が一つのテーマだけで崩れない構造にしておくことが重要です。
3.キャッシュは「機会損失」ではなく保険
現金があると、暴落時に買えます。
現金がないと、暴落時に祈るしかありません。
上昇相場ではキャッシュが無駄に見えますが、下落相場では心理的な余裕と選択肢を与えてくれます。
4.一括で買わず、反発を確認して分割する
下落率が大きいという理由だけで買うと、さらに大きく下がることがあります。
21日線・50日線での反発、安値の切り上げ、出来高の減少などを確認しながら、引け付近で分割して入る方針です。
5.相場に居続ける
私が失敗を繰り返しながらも株式市場に残っていられる理由は、相場を見続けてきたからだと思います。
そして、相場を見続けられた理由の一つが、毎週ブログを書き、自分の考えを整理してきたことです。
昔の記事を読み返すと、甘い考えや間違いもたくさんあります。
しかし、その記録があるからこそ、同じ失敗を少しずつ減らせます。
株式市場は天国と地獄が共存する場所。常に謙虚であること。
今週の相場を一言でいうと
AI需要が消えたのではなく、AI株に支払う価格が見直された一週間。
来週の注目ポイント

Alphabet決算
AI設備投資額、クラウド成長率、Geminiの進捗、広告収益を確認します。
設備投資を維持・増額するのかは、NVIDIA、Micron、ネットワーク、電力・冷却銘柄に大きな影響を与えます。
Tesla決算
自動車の利益率、ロボタクシー、Optimus、AI投資に注目です。
IBM決算説明と株価の反応
今週の急落後、ソフトウエア需要とAI投資の関係についてどのような説明があるかを確認します。
Texas Instruments・Intel決算
Texas Instrumentsではアナログ半導体の在庫循環、Intelではデータセンター、ファウンドリー、設備投資、利益率を確認します。
米国・欧州PMIとECB
企業景況感と物価圧力を確認します。原油高が続くなか、サービス価格が再び強まるかが重要です。
原油と米10年債利回り
WTIが80ドル台を維持し、米10年債利回りが4.6%を超える場合、AI・グロース株の戻りは抑えられやすくなります。
キートンの投資方針
- 急落した銘柄を寄り付きで一括買いしない
- 余裕資金と信用余力を優先する
- MU、WDC、SNDKなどは21日線・50日線の回復を確認
- 長期のAIメモリー需要仮説と、短期のチャート悪化を分けて考える
- 指数をコア、個別半導体株をサテライトとして管理する
- Alphabet、Intel、Texas Instrumentsの決算を確認してから判断する
質問コーナー
AI相場は終わったのでしょうか?
現時点では、終わったとは考えていません。
TSMCの決算やハイパースケーラーの設備投資を見る限り、AIインフラ需要は依然として強いです。
ただし、株価は将来の成長を大きく織り込んでおり、以前より選別が厳しくなっています。
メモリー株は今すぐ買い増しでしょうか?
急落したからという理由だけでは買いません。
50日線で反発するのか、安値を切り上げるのか、出来高を伴って戻るのかを確認し、分割で入る方針です。
保有株は損切りした方がよいでしょうか?
投資期間、ポジションの大きさ、信用余力によって答えは変わります。
生活資金や追証リスクがある場合は、銘柄の将来性より先にポジションを小さくする必要があります。
下落相場で一番大切なことは?
退場しないことです。
底を当てることより、キャッシュと余力を残し、次の上昇局面に参加できる状態を維持することが重要です。
それではキートンの個別の保有銘柄はというと。こんな感じです。ホールド続けてまっせ!

最後に
今週は、半導体・メモリー株を保有する投資家にとって、非常につらい一週間でした。
私も、あの高値で売っておけばよかったと思います。
しかし、相場の天井で売り、底で買うことを毎回成功させるのは不可能です。
大切なのは、間違えても退場しない仕組みを作っておくことです。
AI需要の長期トレンドが続いても、途中には何度も20%、30%の下落が起こります。
そのたびにフルポジションで耐えられなくなるのではなく、指数をコアにし、個別株をサテライトにし、キャッシュを残す。
そして、相場を見続ける。
これが、今回の下落で改めて確認したキートン流の心得です。
それでは今日はこのへんで。
本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/
主な参照先:添付資料「米国株一週間のニュース」、TradingView添付チャート、BLS、Reuters、AP、TSMC公表資料、Earnings Whispers。
本記事は情報提供を目的としたもので、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
次に読むおすすめ記事
↓↓「AI時代の勝ち組企業!SKハイニクスとは?」

↓↓「忙しい会社員でも続けられる米国株投資術」

↓↓「会社員におすすめの米国株口座はどれ?」

▼証券口座をこれから準備するなら
・楽天証券で米国株・米国ETFを買う手順
「楽天証券で口座開設しましょう!」↓↓

(PR)
↓↓Xやってます「キートンの米国株投資」

↓↓YouTubeでも超わかりやすく動画にしてます。「キートンの米国株投資」
https://www.youtube.com/channel/UCVH0ApXzSdu7ii3g-2ZlXdA
ウィブル証券のご紹介
米国でロビンフッドに続く2番目にダウンロード数が多いアプリとして多くの方からの厚い支持を受けております。
詳細はこちら(PR)↓

国内でも取扱は2社しかないオプション取引可能
銘柄数の多さ
総額での為替手数料の安さ
取引時間の長さ
コミュニティ機能
優れたUIによるチャート分析機能
ちなみにこちら↓↓はウィブル証券提供のYouTube「米株・オプションTV」

あの天才ザキオカと投資家 大橋ひろこさんの掛け合いがみどころで面白いし、考え方の参考になりますよ。
元チャンネルはこちら↓↓



