こんにちは~、キートンです!(^-^)/
昨日はアメリカで1月度のPCEデフレータという指標が発表されて、その影響で一時株価が大きくさげました。
まず、そのPCEデフレータというのは
アメリカの個人消費者が購入する商品やサービスの価格を示すものです。
CPI(消費者物価指数)と似たようなものですが、データや計算が違うくらいです。
で、それがどうなったかといいますと。下記の通り予想を大幅に超えて、前回の5.0%をも上回ってます。
01月 PCEデフレータ[前年比]→前回5.0% 予想4.9% 結果5.4%
CPIになぞらえると、やはりショック的な数字ですよね。
下図の通り、CPIと同様順調に下がっていってたのに、ここで上がってきたのはさすがにびっくりでして、みなさん動揺されたのは無理もありませんね。
ここで、結論じみたことをもうしますが、株価としてはこれからも上昇トレンドです。
逆に言いますと、去年の0.75x4回の利上げプラスアルファを敢行して
効き目がないのかというと、まずそれはあり得ないでしょう。
それとも利上げの効き目が切れた??
いやいや利上げというものはボディブローのように効いてきます。
タイタニックのような船のかじ取りと同じです。
あとであとで効いてくるものです。
その兆候として、いよいよ個人消費者のクレジットローンが増えてきてます。
クレジットローンとは??
みなさんクレジットローンってやってます?
まずやってらっしゃらないと思います。
だって、平気で数%の利子がとられるものでして、そうとうお金に困ってないと手をだすことはないものです。
それが増えてきてるんです。
下図をごらんください。
リズ・アンさんのツイートですが、このとおり、クレジットローンがあきらかに増えてるんですよね。

ということは個人は消費しつつも借金までして消費してるということで
これは利上げの効果がいよいよ末端の個人消費者まで触手が伸びてきてるということになります。
そしていずれローンが増えて借金がふくれ、返済に精一杯になり、消費は落ち込んでくるものと思われます。
アメリカ経済は強い!!と誰もが言ってますが、こういった側面も出てきたことで
このほころびがいずれ大きな崩壊につながる可能性は否めないと思われます。
そういえば、先日のCPIも予想を上回ってましたよね。
これまで、一気に急降下してきてましたので、ここでちょっと小休止、踊り場といったとこでしょうか。
も少ししたら、CPIもPCEデフレータも再び下落の兆候が表れてくると思いますのでここは
泰然と構えて、少し株式を離れて俯瞰するのもよいかもしれませんね。
ちなみにPCEデフレータを再度説明しておきますと。。
「アメリカ商務省が発表するデータで、消費者が購入する商品・サービス全般の価格変化を示す指標で、FRBが金融政策を決定する上で重視する指標」です。FRBは、コアPCEデフレーターの上昇率を前年比2%に引き下げることを目指しています。
PCEデフレーターから、価格変動が激しい食品とエネルギーを除いたものを「PCEコアデフレーター」と呼び、FRBが最も重視している物価指標として知られています。
ということで、連日、強い経済指標が発表され、安定してない株式ですが、ちょっと一歩引いたスタンスも念頭に先週の米国主要3指数を振り返ってみましょう。
ダウ、ナスダック、S&P500
3指数は終値ベース、先週末比で
- ダウは-3.0%↓(終値:32816.93)
- ナスダックが-3.3%↓(11394.94)
- S&P500は-2.7%↓(3970.05)
でした。
ダウ↓

ナスダック↓

S&P500↓

ダウは今週一気に下げてきており200日移動平均線を割り込んでしまいました。せっかく安定していたのに、これからがちょっと不安です。しかしまだ去年からのボックス圏内におさまってますので、ここからまた上昇しボックス圏で動くのではないかと思われます。
ナスダックもダウ同様200日移動平均線を一気に割り込み50日移動平均線上で踏ん張ってます。こちらはおそらくまだまださがってもおかしくない指数ですので、まだ下がると踏んでます。
S&P500も200日、50日移動平均線ダブルで一気に割り込みました。
去年10月からの上昇トレンド(紫の線)を支持線として反発できるかが見ものです。
米10年債利回り
下図をご覧ください。
3.947%とここ1か月上昇しっぱなしです。
いよいよダブルボトムのネックラインをとっぱしてきましたね。
とはいえこれから上昇が続くかというとちょっとスピード違反してる感があります。
いずれ、景気のダウンサイドの指標がでたらまたガクンと下がるんでしょうね。。

今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)

これまで申してきた通り、株式市場全体が悲観ムードですので、ほぼすべてのセクターで下落の一途をたどりました。また。。
下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。

こちらもどのセクターが好調、不調という差はなく、全体が下がってきております。
ん?ということは?
もしかして全体を買い?
といった考えが浮かんできますね。。
そうなんです。「節分天井、彼岸底」というのがあてはまるのかどうかはわかりませんが、まだまだ買い時つづいてますね。
アノマリー的にも2月が年間のなかでもっとも株価は軟調になりやすい時期です。
そういった意味でもこういった軟調時にはじっくり眺めてすこしずつ買っていくのもアリかもです。
VIX(恐怖指数)
下図をご覧ください。さすがに少しあがってきましたね。
ま、でも去年に比べたらすごく落ち着いている状況ですので、市場は悲観しすぎというのも言えるかと思います。(すなわち今チャンスかもです!)

ドル円の状況
下図をご覧ください。
当然こちらもアメリカの10年債利回りの上昇に伴い、一気にあげて135円を突破し、さらに136円をも完全に抜けてきました。
ま、ただ為替の動きはなかなか読めるものではないので、あまり気にする必要はないかと思います。

経済イベント(経済指標)
米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。
<過去分>

- 02月 製造業PMI→前回46.9 予想47.3 結果47.8
- 02月 サービス業PMI→前回46.8 予想47.2 結果50.5
- 02月 コンポジットPMI→前回46.8 予想47.4 結果50.2
- 01月 中古住宅販売件数→前回402.0万件 予想413.0万件 結果400.0万件
- 02月 FOMC議事録
- 第4四半期 実質GDP[前期比年率]→前回2.9% 予想3.0% 結果2.7%
- 01月 PCEデフレータ[前年比]→前回5.0% 予想4.9% 結果5.4%
- 01月 PCEコアデフレータ[前年比]→前回0.3% 予想0.4% 結果0.6%
- 01月 新築住宅販売件数→前回61.6万件 予想61.8万件 結果67.0万件
- 01月 耐久財受注[前月比]→前回5.6 予想-3.9 結果
- 01月 耐久財受注(輸送除くコア)[前月比]→前回-0.2 予想0.0 結果
- 01月 中古住宅販売成約指数[前月比]→前回2.5 予想1.0 結果
- 02月 コンファレンスボード消費者信頼感指数→前回107.1 予想108.5 結果
- 02月 製造業PMI→前回47.8 予想47.8 結果
- 02月 ISM製造業景気指数→前回47.4 予想47.8 結果
- 02月 ISM非製造業景気指数→前回55.2 予想54.6 結果
最後に
以上、キートンのウィークリー米国株ニュース 230225
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。
連日、強い経済指標が発表され、安定してない株式ですが、ちょっと一歩引いたスタンスも必要です。大きなトレンドをつかんでいれば大怪我はしません。
「強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」
みんなの意見に流されるとふところ的にも精神的にもダメージをうけます。自分の考えをしっかりもって相場に取り組みましょう。
株って勉強すればするほど、ほんと楽しいものですね。
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/

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