こんにちは~、キートンです!(^-^)/
日本時間11月10日22:30にみなさんが待ちに待った米消費者物価指数(CPI)が発表になりました。
指標としては株価に好材料をあたえる素晴らしい数値で、株価はその後暴騰しました。
暴騰した理由は
株価とシーソーの関係にある「金利」が下がる(株価が上がる)兆しが見えたからです。
FRBは今、インフレを退治しようと金利を上げてます(株価を下げてます)。
ただ今回のCPIの数値でインフレは退治できそうな見込みがみえ、
FRBがもう金利を上げてこないかもという観測が広まったためです。
ようやくこの日がきたかと思ってすっきりされた方も多いかと思います。
これで悩むことなく株にエントリーできますね。
ということで
いつものごとく、今週のアメリカ主要3指数をみてみましょう。
ダウ、ナスダック、S&P500
3指数は終値ベース、先週末比で
- ダウは4.1%プラス(終値:33747.87)
- ナスダックが8.1%プラス(11323.33)
- S&P500は5.9%プラス(3992.92)
でした。
ついにダウは200日移動平均線をはるかに超え、今年のサマーラリーの高値をトライする展開となっております。
ダウにはGAFAMのなかでもGoogle amazon facebook(META)は入っておらず、ハイテク企業というより老舗企業の集まりで30銘柄だけです。GAFAMが米国株の足を引っ張る反面、3指数のなかでこのダウが最も堅調です。
ということで、ナスダックは上昇してきてはいるものの、ようやく50日移動平均線を超えたところです。
金利よりも業績に注目されているためなかなか株価が上昇しづらい局面にきてます。
ただ、facebook(META)やAmazonに関しては大規模なレイオフ(解雇)を決断したようで、これが好感され株価はなんとか持ちこたえている状況です。
そしてS&P500は50日移動平均線を一気に突破して、次は200日移動平均線にトライできるところまできましたね。
今年はサマーラリーの高値4300を超えられるかってとこですが、道のりはまだ険しいものが続くと思われます。
米10年債利回り
下図をご覧ください。
3.85%です。先週より0.3の下落です。
こちらもCPIの影響でして、今後FRBは金利の上昇幅を縮小する兆しが見えました。
ただ、まだ引き締めは続き、すぐに利下げとはいかないでしょうから、ある一定のところで下げ止まりを継続するものと思われます。
今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)
ちらほら赤いのが見えますが、ほぼグリーン一色です。
これは株式投資家の方々はほっとされた一日だったと思います。
むしろ、歓喜のほうが大きかったかもしれません。
ただ、これからどんどん株価が上昇していくかは、これからの指標次第だと思います。
しばらくは全体的に上昇トレンドですが、一時的な下げも来るかと思いますので、これまで同様、丁寧に相場を張っていきましょう。
※テスラ株が下げたのはご存じの通り、イーロンマスクが40億ドルものテスラ株を売ったからです。だけどテスラは間違いなく成長株です。とてもいいです。
下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。
こちらもCPIのおかげですべてのセクターがプラスになりました。
素材、資本財、サービスが上位のほうにいますが全体で調子よいですね。
いまはどのセクターがといいづらいところはあります。
本来であれば金利上昇が縮小するところなのでハイテクセクターかな?とも思いますが
いまは、米国株全体が有利でできればGAFAMの影響の少ないETFがおススメです。
ずばりVTI(バンガード トータル ストック マーケットインデックスファンド
Vanguard Total Stock Market Index Fund ETF)です。
でもVOOやSPYとかでも全然かまいません。
グロース全体といえばQQQですが、VUGもおススメです。
VIX(恐怖指数)
下図をご覧ください。22.53とこちらもCPIの影響で先週からさがりました。
もしかしたら来週あたり20を切ってくるかもしれませんね。
原油価格の動向
現在1バレル88.96ドル近辺で推移してます。
いまずっと落ち着いておりますので、原油によるインフレは収まったと思われます。
こちらは今のところ眺めておくだけでよろしいかと思います。
ドル円の状況
下図をご覧ください。
138.67円近辺で推移してます。先週から8円下がりました。
もちろんこちらもCPIの影響ですが、なかなかの下げっぷりですね。
たしかに異常なドル高でしたので、このくらい落っこちても不自然ではありません。
ただ、アンダーシュートな感じもし、まだ金利は上げていくわけで10年債利回りもこのままズルズル下がるわけではありませんので、ドル円も一定のところでヨコヨコすると思います。
ドル建てで米国株を買ってる人にとっては為替は非常に影響力が大きいです。
株価は上がるがドル円は下がります。
これってプラマイゼロ?儲からない?下手すりゃ損する?
とお思いかと思いましたので、ちょっと検証してみました。
下図をご覧ください。ドル円下がったら株(円)はどうなる?
というグラフです。
結論からいうと、この金利縮小局面では株は上がります。つまり儲かります。
前提条件としては
金利がさがりドル円が1円下がったら、VTIが1%上がるという前提です。
そしてどこかで下げ止まりすると。。
こんな感じですがあくまでイメージですので、ご参考まで。
経済イベント(経済指標)
過去のイベント含め、時系列に並べて下記に示しておきます。
過去の指標からながめていくとなんとなく流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。
<今週>
10月消費者物価指数(CPI前月比)→結果0.4 予測0。6% 前回0.4
10月消費者物価指数(CPIコア前月比)→結果0.3 予測0。4% 前回0.6
10月消費者物価指数(CPI前年比)→結果7.7 予測8.0% 前回8.2
10月消費者物価指数(CPIコア前月比)→結果0.3 予測6.6% 前回6.6
<来週>
10月小売売上高(前月比)→結果 予測0.9% 前回0.0
10月小売売上高(コア前月比)→結果 予測0.4% 前回0.1
10月鉱工業生産指数(前月比)→結果 予測0.2% 前回0.4
10月設備稼働率(前月比)→結果 予測80.5% 前回80.3
11月フィラデルフィア連銀景況指数→結果 予測 前回-8.7
<経済指標の推移と一覧表>
最後に
以上、キートンのウィークリー米国株ニュース 221112
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。
今週のCPI(消費者物価指数)の発表は激震が走りましたね。
私キートンもドキドキしながら発表を待ち構えてましたが、、
気づいたらピヨピヨと小鳥のさえずりが聞こえてました。。
果報は寝て待て(^-^ゞ
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。では、また!(^-^)/
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