S&P500が史上最高値を更新!!
こんにちは~、キートンです!(^-^)/
まずはご報告。
S&P500が史上最高値4796.57をぶち破り、4839.82で更新、塗り替えました!
これは今後上昇圧力が高まることを意味します。
ただ、この4796.57を下回ることもやってくることもあるし、下回ったまんまということもあり得ます。そうなったあとでも何回かこの4796を上抜けトライを何度もやりますし、それを抜けて安定したら相当強い圧力になります。
今年は「利下げ」と「AI」の飛躍の年です。まずは「AI」の見通しが明るいことが示唆されましたのでそれに乗じて本日上昇したと思います。これはまだまだ未知数ですので今後も期待してよいでしょう。
ちなみこの前回高値4796.57という数値はいつマークしたのかと申しますと。2022年1月3日で、ちょうど2年前です。この2年間は株価は低調に推移していたと言え、ようやく、ようやく上昇トレンドに入り始めたといっても過言ではないでしょうか。
ん?11月初旬からの上昇は上げすぎでない?と思う人もいるかもしれませんが、巨視的にみると、ただ戻っただけでようやくスタートラインに立ったところです。
その2022年の1月ってどういう状況だったかというと、コロナショックから明けてぐんぐん株価が伸びていた時期でそこらへんでFRBがあれ?インフレ落ち着かない?ヤバくね?と思い始めたときで、そのあとテーパリングだのなんだのとあわてふためいて「鬼の利上げ」が始まるわけです。
それがやっと火消しが進んで今年利下げができるかな?という状況です。
ま、とにかくS&P500おめでとうということで今後に期待です!オラ、わーくわくすっぞ(^o^)/
で、近々どうなのかともうしますと、株高になるとインフレ再燃という懸念がありますので、FRBは次回のFOMCでタカ派で来ると思います。ですので一旦は下落の可能性があるかもしれません。がしかし、個別銘柄でいうと、大型株のマイクロソフトやAMD、NVIDIA、INTC(インテル)などはしっかり堅調さを見せるものと思いますので、ぜんぜん持ってて問題ないし、落ちたら拾いに行けばいいかと思います。
というのも、下図のように今の市場の利下げ時期予想はこれまでの3月から5月に移っており、株価はそれを織り込みにいってます。ですのでFRBが利下げは慎重にと言ってもそれほど下落は見込めないのかなと思います。
もしくは3月利下げ期待が再燃するとそれはそれで慌てる必要がありますので、そこも踏まえて大型株はもっておくべし。です!
一方小型株のラッセル2000はどうかというと、今は一旦調整局面にはいってますね。これは利下げ時期がまだ不透明ということであまり買う人がいません。つまり利下げ時期の見通しがついてからまたエントリーでもいいかと思います。私キートンはこちら損切りして、ナスダック100に乗り換えました。ふーー。でも現物ではもってますいつか化けそうなのでね。
ところで今日のS&P500なんで上がったの??というと、半導体大手TSMCとAppleです。あとはミシガン州の消費者を対象とした予備調査による1年先の期待インフレは1月に2.9%と3年ぶりに低下したためです。
TSMCが決算発表しまして”TSMCは、1-3月期の売上高が少なくとも8%増の180億-188億ドルになるとの見通しを示した。市場予想は約182億ドルだった。”と先行きが青天井の様子です。
またアップルはあの大手銀行のBofA(バンクオブアメリカ)が投資判断を引き上げたからです。
こないだ引き下げられたばっかりですが、iPhoneがAIを組み込んでさらに販売拡大の見通しとのことです。
ということで、めでたく週末最後で限界突破した米国主要3指数について振り返ってみましょう。
ダウ、ナスダック、S&P500
3指数は終値ベース、先週末比で
- ダウは0.7%↑(終値:37863.81)
- ナスダックが2.3%↑(15310.97)
- S&P500は1.2%↑(4839.82)
でした。
ダウ
下図をご覧ください。
こちらダウもまたまた最高値更新しました。
さきほどもうしましたAppleの投資判断引き上げが効いてるのとAI関連株の引き上げによってマイクロソフトやインテルなどが上昇しました。
一方ディフェンシブ銘柄がちょっと足踏み状態です。ヘルスケアのユナイテッドヘルスは大幅にダウン、P&Gやジョンソンエンドジョンソンが小幅プラスといったところです。
金融系やエネルギー関連も足踏み状態で今は圧倒的にハイテク関連銘柄に資金がいってますね。
ナスダック
年末の値を完全にブレイクアウトしましたね。ただ実は、ナスダック総合指数としてみた場合だとまだまだ史上最高値は更新できてません。2022年11月19日㈮につけた16057.44まではまあまあ距離があります。ただ、これをブレイクアウトすると本物の上昇がまってるのではと思います。
とにかく利下げまで株価は上昇します。逆に利下げがあとずれしたほうがありがたいかもですね。。
個別でもうしますと、AMD、NVIDIA、AVGO(ブロードコム)QCOM(クアルコム)など総勢が急伸しており、お祭り騒ぎです。
S&P500
こちらは冒頭もうしましたとおり、史上最高値4796を思いっきりブレイクアウトし記録を塗り替えました。いやー長かった。
何発か更新のトライの機会はあったのですが、都度たたき落され続けてきておりました。しかし、これでもかこれでもかとトライした甲斐がありましたね。今度はこの4796を下値支持線として推移してくれるとなおいいのですが。で、次の目標ポイントはというと、、キリのいい4900といったところでしょうか。でもそこまでいくと5000が間近に迫ってきます。
日本の新NISAからでも資金が流入しそうですし、どこまでいくのかS&P500、楽しみですね。
米10年債利回り
下図をご覧ください。
4.126と4%台を上回ってきました。
今週発表された小売売上高が超調子よくて、利上げ継続は長引くとの見方から金利上昇しました。
がしかし、金曜日は上ヒゲつけてさがってますので、高止まり感がうかがえます。こちらやはり期待インフレ率が予想を下回り、しかも3年ぶりの低水準ということで下がってきたものと思います。
来週はPMI、耐久財受注、PCEコアデフレータなどの発表が控えてますので、また乱高下する可能性が高いです。しかし利下げ時期は5月で織り込んでますし、金利圧力は下ですのでどっしり構えて持ち続け、株価下がったら買いでオッケーです!
ちなみに先日のモーサテで谷さんが言ってましたが、テイラールールというこれまで非常に実態に近似した経済政策ルールがあり、それによると、今年の利下げ回数はFRBの3回ではなく6~7回との見解を示しました。もしこのテイラールールにもとづく政策にするなら。。
テイラールールとは
米国の政策金利との一定の整合性もあって、各国の金融政策決定過程で参考にされることもあるテイラールールは、経済学者のテイラー氏が提唱したもので、中央銀行が誘導する政策金利の適正値をマクロ経済の指標によって定める関係式となっています。式に基づいた政策金利については、現在インフレ率が目標インフレ率を上回るほど、GDP成長率が潜在GDP成長率を上回るほど引き上げられ、反対にその値が下回るほど引き下げられます。
東海東京証券より
今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)
緑と赤がくっきり分かれた状態になってますね。つまり、ハイテクが上昇、ディフェンシブが下落といった状況です。確実にハイテクに資金が流れてます。ただ、テスラがめちゃくちゃ軟調です。EVレンタル業者がテスラを大量に売り払い、中国で値下げといったニュースが立て続け下落しつづけてます。またあがるでしょうけど、個別では避けたい銘柄です。
ヘルスケア銘柄、こないだまで堅調だったんですけどねー。ま、でもディフェンシブなのでまた上がるでしょうし、もっててもいいですが機会損失避けたい方はグロースに乗り換えてもいいかもですね。私キートンはヘルスケア数銘柄利確損切りしてピョンとグロースに乗り換えてます。
下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。
今月初旬にハイテクセクターの緑がビリにつけてましたが今ではVHT(ヘルスケア)を抜こうとしているところです。先週同様トップはVHT(ヘルスケア)、VGT(情報技術)、VOX(通信)となっております。ディフェンシブ→グロースの流れになってきてますね。うまく波を乗りこなしましょうね。
一方決算発表のほうですが、来週から有名銘柄が発表してまいります。ネットフリックス、ベライゾン、GE、テスラ、AT&T、VISA、インテルといった名だたる銘柄軍がきますので、株価の方向性がある程度見やすくなってくると思います。インテルいいかもです。
VIX(恐怖指数)
下図をご覧ください。
13.31と先週からすこし上がりましたが、週中の高値からストーンと下がり、50日移動平均線をあっというまに割り込んでます。期待インフレ率の予想外の低下に反応した結果だと思います。長期金利が高止まり、VIXが下がってきたときはエントリーのタイミングです(トレードの場合)が長期投資の方はタイミング気にすることなくいつでも即エントリーでまったく問題ありません。
ドル円の状況
下図をご覧ください。148.10円/ドルです。
先週末から3円強上昇してますし50日移動平均線をおもいっきりブレイクアウトしてます。
年初はドル安円高としきりにニュースで言ってましたがどうでしょう。舌の根も乾かないうちにこの様です。アメリカの利下げ時期が後退したのと日本のマイナス金利解除が遠のいたからですね。もともとドルは強いので理論通りといえばそのとおりです。
で、このドル円が下がるのはいつかというとアメリカが利下げするときでしょうね。それまではドル円は高いと思います。為替は気にせずまいりましょう!
私キートンは危うくドル円ショートするところでした。ほんとFXはおそろしい。。
経済イベント(経済指標)
米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。
<過去分>
今週のイベント結果(経済指標の結果)
- 小売売上高 12月[前月比]→前回0.3% 予想0.4% 結果0.6%
- 小売売上高 12月[コア・前月比]→前回0.2% 予想0.2% 結果0.4%
- 鉱工業生産指数 12月→前回0.2% 予想-0.1% 結果0.1%
- 鉱工業生産指数 12月[設備稼働率]→前回78.8% 予想78.7% 結果78.6%
- フィラデルフィア連銀景況指数 01月→前回-10.5 予想-6.0 結果-10.6
- ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) 01月→前回69.7 予想70.0 結果78.8
- 中古住宅販売件数 12月→前回382万件 予想385万件 結果378万件
来週のイベント
- PMI(購買担当者景気指数) 01月[製造業PMI(速報値)]→前回47.9 予想 結果
- PMI(購買担当者景気指数) 01月[非製造業PMI(速報値)]→前回51.4 予想 結果
- PMI(購買担当者景気指数) 01月[コンポジットPMI(速報値)]→前回50.9 予想 結果
- 実質GDP(速報値) 第4四半期[実質GDP]→前回4.9% 予想1.8% 結果
- 実質GDP(速報値) 第4四半期[個人消費]→前回3.1% 予想 結果
- 耐久財受注(速報値) 12月[前月比]→前回5.4% 予想-2.4% 結果
- 耐久財受注(速報値) 12月[コア・前月比]→前回0.4% 予想 結果
- 新築住宅販売件数 12月→前回59.0万件 予想 結果
- PCEデフレータ 12月[PCEデフレータ・前年比]→前回2.6% 予想2.6% 結果
- PCEデフレータ 12月[PCEコアデフレータ・前年比]→前回3.2% 予想3.0% 結果
- 中古住宅販売成約指数 12月[前月比]→前回0.0% 予想 結果
最後に
以上、「キートンのウィークリー米国株ニュース 240120」
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか
S&P500が2年前の史上最高値4796.57をぶち破り、4839.82で更新、記録を塗り替えました!ま、とにかくS&P500おめでとうということで今後に期待です!
オラ、わーくわくすっぞ(^o^)/
株って勉強すればするほど、ほんと楽しいですね。
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。今年もよろしくお願いします。
では、また!(^-^)/
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