ボリンジャーバンドってなに?

株式投資・お金
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こんにちは~、キートンです!(^-^)/

株価チャートの見方として、前に移動平均線ということで少し説明させていただきました。
下図のようなロウソク足チャートにゆるーい線が入ってるものです。
これからさらに深堀りして売買のタイミングを測る指標があります。
それがボリンジャーバンドという指標です。

ボリンジャーバンドの概要

まずは下図をご覧ください。

ロウソク足チャートのほかに曲がりくねった五線譜のように5つの線がはいってますね
これがボリンジャーバンドという指標になります。

上から

  • 1番の線:+2シグマ
  • 2番の線:+1シグマ
  • 3番の線:ミッドバンド(20日移動平均線)
  • 4番の線:-1シグマ
  • 5番の線:-2シグマ

と呼びます。

ボリンジャーバンドは米国の現役テクニカルアナリスト、ジョン・ボリンジャー氏が1983年に考案したテクニカル指標です。ボリンジャー氏は大変な日本びいきで何度も来日しています。ボリンジャーバンドはテクニカル分析にボラティリティという概念を持ち込んだということで大変な人気を博しています。

ボリンジャーバンドってなにを見てるの?

かというと
過去20日間の価格のばらつきを見てます。
その価格のばらつきの幅が大きいか小さいかがこのボリンジャーバンドの広がりや狭まりに現れてます。
※ばらつきのことをボラティリティーといいます。

もう少し線の意味を説明しますと。

  • 1番の線:+2シグマ=ミッドバンド+標準偏差x2
  • 2番の線:+1シグマ=ミッドバンド+標準偏差x1
  • 3番の線:ミッドバンド(20日移動平均線)
  • 4番の線:-1シグマ=ミッドバンド-標準偏差x1
  • 5番の線:-2シグマ=ミッドバンド-標準偏差x2

価格変動の中で、現在の価格がどれくらい高いかを偏差値で表したものです。

※標準偏差とは
データのばらつき具合を表す数値(シグマ)
ばらつきが大きいと標準偏差を大きくなり、ばらつきが小さいと小さくなる。
標準偏差についてはまた別途説明します。
偏差値とは
平均値を50とします。
標準偏差を算出し平均値から
1シグマ上が60、2シグマ上が70
1シグマ下が40、2シグマ下が30と計算します。学校のテストと同じ考え方ですね。

ボリンジャーバンドってなにに役立つの?

以下の3つが分かります。

①トレンドの方向性
②ボラティリティ
③相対的価格の高さ

この3つの要素がボリンジャーバンドに含まれています

これを基にして現状を分析し、投資の買い、売りのポイントを見定めていけます。

①ミッドバンド(トレンドの方向性)

  • ・20日移動平均線
  • ・過去20日間の平均的買値(売値)
  • ・中期のトレンドの方向性

が分かります。

②Band width※バンド幅(ボラティリティ)

  • ・Band width=(バンド上限-バンド下限)÷ミッドバンド
  • ・バンド幅=過去20日間のボラティリティ(ばらつき)

なぜミッドバンドで割るのか?というと
下の二つのボラティリティは
価格が1000円として上限が100円下限が100円 プラスマイナス10%
価格が2000円として上限が100円下限が100円 プラスマイナス5%
と上下限が同じ価格でもばらつきの具合(%)は違ってくるからです。

③%bチャート(相対的価格の高さ)

%b=(価格-バンド下限)÷(バンド上限-バンド下限)

  • ・ストキャスティクスの進化形
  • ・価格の相対的高さ

以上3つについてさらにそれぞれ解説していきます。

①ミッドバンドでトレンドを見抜く

20日移動平均線よりロウソク足がずっと上にあれば上昇トレンド
20日移動平均線よりロウソク足がずっと下にあれば下降トレンド
となります。

でその上昇、下降トレントが終わるとき
ロウソク足が20日移動平均線と交わったときです。

つまりこの20日移動平均線とローソク足の実態を見れば、現在が上昇トレンドか下降トレンドかもみ合い(価格があんまり動かない)かを一瞬で見抜くことができます。

例えば、下図の赤丸のところが交わってるところ(売りポイント)です。

標準偏差のことをシグマといいσという記号やΣという記号で表します。標準偏差って聞いただけで難しい感じがしますよね。そのために、ボリンジャーバンドの仕組みを複雑なものだと思っている方が多いようです。真ん中は普通の移動平均線、その上下に標準偏差ずつで点を打って、その点をつなげたものがボリンジャーバンドだと思えば、実はとてもシンプルなものなのです。

小次郎講師のチャート情報局より

ここらで一旦区切って、ボリンジャーバンドってなに?。ということでお伝えいたしました。
いかがでしたでしょうか。

株価やFXのチャート分析で最も使えて使いやすいボリンジャーバンドです。
Band widthや%bチャートは「TRADING VIEW」というソフト(PC,スマホ)で使えますんでご利用いただければと思います。

次回はボリンジャーバンドその2ということで
Band width(バンド幅)
%bチャート
の使い方をご説明したいと思います。

みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。

本日もご覧いただきありがとうございました。では、また!(^-^)/

参考文献:小次郎講師のチャート情報局

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