PBRとPERを実際の企業でみてみよう!

株式投資・お金
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こんにちは~、キートンです!(^-^)/

先日説明したPBRとPERですがご理解していただけたでしょうか?
そのときはふんふんといって理解したつもりでも
この3文字が出てきたら、「はて??」なんだったっけと
なってしまいがちです。

ということで、今回は具体的な例を出してみてみたいと思います。
その企業とは表題にも書いた通り「東芝」です。
かつては隆盛を極めた東芝ですがいまは勢いがあまりみられません。
それは前にお話しした通り、不正会計問題であまりにも大きな犠牲を払ってしまったからです。
そんなスキャンダラスな企業の健康状態を見てみたいと思います。

東芝の株価

1989年のバルブ以降、複数の山はみられるものの右肩下がりとなっております。

例の不正会計問題が起きた2015年にも株価が約半分に値を下げてますね。
これで損失をこうむった銀行などが東芝に対して損害賠償を求めたという事例もあります。
しかもこの裁判は原告(銀行)側の勝訴となり、東芝へ1億6千万円の支払いが命じられました。もう踏んだり蹴ったりですね。。

では東芝の直近の株価を見てみましょう

株価の振れ幅は大きくなく穏やかな値動きとなってます。

PBR

さて、投資対象としての指標であるPBRをみてみましょう。

たしかPBRは1倍以下が割安(買い時)とのことでしたね。
東芝のPBRは1.66倍ですので買い時ではないとの判断になります。

PER

では次にPERを見てみましょう

投資判断の材料として重要なのは、予想PERのほうですので
コンセンサス情報の表をみてみると

となっており、14.71倍と比較的低い数値となっております。

結果は?

PBR,PERの二つの数値だけをみると、微妙ですね

PERについて一般的に20以下が割安の相場とみています。
ただ例外として企業の将来に不透明感が高い場合低PERで取引されるといわれておりますので
東芝の14.71倍というのは割安というより当然安といえます。

PERが割安でない。
PBRは1倍以上となっており割安でない

結果、東芝の株価は買い時ではないという結論にいたります。
これは数値上の判断でして、イメージ上、信用上の判断としても買い時ではないし
今後も買い時はないと判断します。

営業利益率は?

あと参考にするのは営業利益率です。
基準としては10%以上をキープできてる企業が投資対象として望ましいです。
では東芝の売上高と利益、利益率をごらんください。

売上高は年々右肩下がり、利益はわすかながらプラス。
営業利益率は3.5%ということでまだまだ弱いです。

ということで総合的に見て「東芝」への投資は適当ではないと判断できます。

これは数値上の判断でして、イメージ上、信用上の判断としても買い時ではないし
今後も買い時はなかなか難しいと思われます。

個人的には今後なにかしらの発展を期待したいものです。

以上、具体的な企業をモデルにPBR,PER,それと営業利益率についてみてきました。
あくまでも投資対象の指標として参考にしていただければと思います。

ということでありがとうございました。ではまた!(^-^)/

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一日の終わりはこれでしめくくり!ですね。o(^-^)o


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