ウィークリー米国株ニュース 251018/トランプさん、うっちゃり決める!

ウィークリーニュース
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「わたくし、生まれも育ちもアメリカ合衆国です
 名はドナルド、姓はトランプ
 人呼んで TACOのトラさんと発します」

な~んて聞こえてきそうで、すっかりTACOなトラさん。
しかし週末はプライドもかなぐり捨てて恐怖のアメリカを救って
粋なところをみせました。

今週の出来事としては

  • 米中首脳会談が予定通り実施とベッセント財務長官
  • パウエル議長が量的引き締め(QT)の終了が近いことを示唆
  • パウエル議長が「雇用の下振れリスクが高まったようにみえる」
  • パウエル議長が政府閉鎖によるデータ不足は10月のFOMCでの追加利下げを妨げる可能性が低いことを示唆
  • アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)がオラクルに人工知能(AI)半導体を提供すると発表
  • 銀行(JPモルガン、モルガン・スタンレー、バンク・オブ・アメリカ)決算クリア&株価上昇
  • 半導体製造装置ASMLホールディングが26年12月期通期の売上高見通しは「25年を下回らない」と。
  • TSMCが発表した25年7〜9月期決算で売上高などが市場予想を上回った。25年12月期通期の見通しも引き上げ
  • 地銀のザイオンズ・バンコーポレーションが13.1%安、ウエスタン・アライアンス・バンコープが10.8%安。いずれも融資に関する不正行為を巡る訴訟を起こした。銀行売られる。
  • 地銀のフィフス・サード・バンコープ、底堅い決算発表を受け、市場では「ザイオンズとウエスタン・アライアンスの問題が地銀業界の一部で起こった局地的なものだった」と
  • トランプさん、対中関税の大幅な上乗せについて「持続可能ではない」「中国と仲良くする」と。

TACO:trump always chickens out(トランプ米大統領はいつもビビッて退く)
と今週はほんとうにミミタコのTACOった一週間で、週末いよいよ急落かとみんながフライドチキンになってたらトランプ砲が連発。トランプさんが土俵際でうっちゃりをかまし、ナスダック先物は日中-1.5%程→+1.0%ほど(場中引け)と売り方(ベア)を土につけ、座布団もぶっ飛びました。
ありえへん。。

ということで、いつものごとく今週の各種指標について。まずはこちらから。。

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ダウ、ナスダック、S&P500

3指数は終値ベース、先週末比で

  • ダウは+1.6%(終値:46190.61)
  • ナスダックが+2.1%(22679.97)
  • S&P500+1.7%(6664.01)

ダウ

下図をご覧ください。
先週の50日移動平均線割れから一気に上へつきぬけ21日移動平均線へタッチというところで終了しました。なんと!

ダウ 週間上昇ランキングトップ10

今週上げたのは

ダウ 週間下落ランキングトップ10

今週下落したのは(下位10銘柄)

決算シーズンインということで、好決算のアメリカンエキスプレスがトップ。金融は不安なしとみてよいでしょうね。一応JPモルガン他も例の事件で下げてますが好決算で問題なしでしたので。。つまり一過性でしょう。

大型ハイテクはアップルがなんとか滑り込みランクイン。ちなみに大型ハイテクの決算は来週以降。

どっちかというとディフェンシブが優勢な一週間でした。

ナスダック

下図をごらんください。
 先週50日移動平均線へ下向かうところでしたが、今週は上昇、21日移動平均線を奪還、突き抜けて乗せました!

ナスダック 週間上昇ランキングトップ10

今週上昇したのは(上位10銘柄)

ナスダック 週間下落ランキングトップ10

今週下落したのは(下位10銘柄)

マイクロンテクノロジー、ちょっとネガティブニュースがでましたが週間では見事に上昇。やっぱり強いものは強いですね。

↓マイクロン・テクノロジー(MU)の株価チャート(日足)

また、あのAMDも上昇7位にランクインでこちらも堅調です。

↓アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)の株価チャート(日足)

S&P500

下図をご覧ください。

 こちらもナスダック同様先週は50日移動平均線にタッチ寸前まで急落したのですが、今週なんとか最後の最後で売り方をうっちゃり21日移動平均線上に載せました。お見事!

S&P500 週間上昇ランキングトップ10

今週のS&P500上昇銘柄は

S&P500 週間下落ランキングトップ10

下落銘柄は(下位10銘柄)

輸送会社のJBハント(JBHT)が好決算で急騰。輸送量の横ばいながら利益が予想を上回り買われました。おそらくAIが効いてるのでしょうね。

↓↓JBハント(JBHT)の株価チャート(日足)

アグリビジネスの巨人、BG(バンジ・リミテッド)は、ビテラ・リミテッドとの合併後、事業構造の大幅な再編を完了したため上昇しました。これいいかも。。

↓↓BG(バンジ・リミテッド)の株価チャート(日足)

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米10年債利回り

下図をご覧ください。
4.011%と先週から低下です。

週末ちょっと上昇しましたが利下げ確率は依然として確実視されており、トレンドも下なので株にとっては後押し材料でしょう。

今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)

先週の全面安からだいぶ持ち直したようですね。そして大型ハイテクがちょっと回復しつつあります。決算発表シーズンはやっぱりお祭りとなるようです。

下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。

 

1位は
VGT(情報技術 エヌビディア、マイクロソフト、アップル
2位は
VPU(公益 ネクステラエナジー、サザン、デュークエナジー
3位は
VHT(ヘルスケア ユナイテッドヘルス、イーライリリー、J&J

トップ3は先々週、先週に引き続き同じです。
公益が意外とねばり強く、VOX(通信)がもちなおし始めました。ネットフリックス決算結果が好感されれば来週ランクインするかもですね。

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VIX(恐怖指数)

下図をご覧ください。
20.77と先週から低下です。

週末の大陰線ですが
一時28越えともうみんな覚悟を決めたと思いきや。
トランプさんが土俵際ギリギリのところでふんばり、うっちゃりを決め大金星となりました。
なんじゃこのボラティリティ。。

ドル円の状況

下図をご覧ください。
150.62円/ドルと先週から若干下落です。

いろんなニュースがドル売りを支え、利下げ期待も相まった結果と思われます。
週末の下ヒゲはトランプさんのうっちゃりで反転した結果ですね。

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経済イベント(経済指標)

 米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。

<過去分>

今週のイベント結果(経済指標の結果)

来週のイベント

考察

先週はトランプさんのちゃぶ台返しでイカり絶頂といったところでしたが、
今週はタコるタコる。金曜日はなんと
「中国と仲良くする」
なんて、先週ではありえない発言をぶっぱなしましたね。

おかげで指数は無事たすかったわけですが、
この相場の上下を見る限り
もはや金利や業績というより、トランプさんのオンステージ。
つまり
ドライバーはトランプさんになってますよね。

しかしあんなに強気でジャイアンなトランプさんですけど
見た目とは裏腹に、相場にとても優しく接してくれてるほうかなと思います
たしかにボラティリティはとんでもないですが
なんだかんだ言っても相場をみて助けてくれてる
粋なトラさんとなってますね。

一方、決算結果はどうかというと
銀行決算はJPモルガンをはじめ至ってどの金融機関も好業績で幸先よいスタートといってよいかと。
ただ、地銀の事件で株価は下落しましたけどね。。
来週はいよいよテスラやネットフリックスといった人気者の決算あり、大型株もGE、GEV、ラムリサーチ、P&G、インテル、といった具合に目白押しです。

利下げ見通しの環境のなか、各企業ポジティブな発表になりそうな雰囲気もあります。
したがって業績、決算発表というくくりではお祭りムードがさらに盛り上がってくるとみてもよいでしょう。

で、利下げは冒頭パウエル議長発言の通り、利下げはほぼ確実視され、QTも終了と、もはや金融相場のど真ん中へ突入しつつあります。

と金利や業績は突風みたいな追い風で株式を買うにはもってこいの環境です。

しかし今の株式のドライバーは金利でも業績でもなく
そう、トラさんにかかっているのはもう周知の事実ですよね。

ただ、トラさんを見る限り、株式市場をみてないかというとそんなことはなく。
むしろがっつり株式市場をよくみてるかもですね。
それもそう、プライドもかなぐり捨てて前言撤回も一切気にせず
株式市場を助ける発言を連発されてます。

つまりこのアメリカのトラさん。
株式のドライバーではあるものの、株式を助けながら、政策打ち出してますよね。

となると追い風は
金利、業績だけでなく、トラさんという強力な要素が加わってしまった
とみてよろしいでしょうか。
はい、おそらく間違いありません。

さて
今は10月、もう11月に入ろうというところです。
ということは2025年も終盤です。

ここでアメリカ中間選挙という視点から考えると
トランプさん
2025年末までには「経済好調の演出と支持層の再結集」を進め、
2026年中間選挙に向けて「国内回帰・強いアメリカ」のイメージを固める戦略を展開しています。


経済好調の演出ですから、
関税による貿易赤字の縮小、株高、雇用最大化のための利下げ
こういったものの結果を出しに来てる
と思ってて間違いないでしょうね。

となるとそりゃ必死に着の身着のまま、昼夜も問わず、プライドもかなぐり捨てて
TACOとか言われようが
米国を救う最大限の発言、ポストをしまくるでしょう。

これで自国のため経済のためになるならお安い仕事ですしね。

となるとわれわれ個人投資家のやることは
押し目は買い
急落は買い

つまりフルインベストメント
でOK
ということです!

以上、ああだこうだ述べましたが、
結論はただひとつ
「買い」ってだけです。

そしてトラさん
一週間よく頑張りました

♪今日も涙の
今日も涙の 日が落ちる
日が落ちる
~「男はつらいよ」より~

備忘録ですが私キートンのいまのポートフォリオは下図の通りです。
いくつか切られましたがまた買い戻す予定です。とくにマイクロン(MU)
公益銘柄をいくつかいれてみました。

ちなみこれ以外の指数現物はフルインベストです。

Q.利下げ今後どうなる?

A.冒頭のパウエル議長の発言通り、利下げは確実。あとは下げ幅に注目ってとこですかね。

Q.来週の相場は?

A.もりあがってきた決算発表ムード。ひきつづき期待です!

Q.今は株を買った方がいいのでしょうか?

A.買いですね。トランプさんが支えてます(笑)

Q.売りのサインはなんでしょうか?

A.売りは激ムズなので、別途記事「キートンの米国株トレード術」を見てください。あっさり簡単ですよ!

最後に

以上、「ウィークリー米国株ニュース251018/トランプさん、うっちゃり決める!」
いかがでしたでしょうか
週末いよいよ急落かとみんながフライドチキンになってたらトランプ砲が連発。トランプさんが土俵際でうっちゃりをかまし、株式は場中急騰と売り方(ベア)を土につけ、座布団もぶっ飛びました。
ありえへん。。

それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。

本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/

※参考 ↓↓「キートンの米国株トレード術」
https://puretwostrokespirit.com/archives/6122/keatonstrading/

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↓↓Xやってます「キートンの米国株投資」

キートン@米国株投資 (@masterkeaton19) on X
米国株で現物、信用取引、CFD取引やってます(NISAも)。ブログ「キートンの米国株投資」も是非見てやって下さいm(__)m バイクが好きなフツーの会社員です。よろしくお願いします。愛車はYAMAHA TZR250R 3XV 1992 ✨🌙*゚

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