ようやく、ようやくです。株価が明らかに下落を見せました!
だがAIは?
そう、これからなんですね。
今週の出来事としては
- 米国と欧州連合(EU)が27日に貿易交渉で合意
- 米中、関税停止を延長 閣僚協議で一致、「90日間」
- 4〜6月期の米GDPは前期比年率3%と予想上回る。関税政策が経済を下押しするとの警戒が薄れた。
- FRB政策金利を据え置き(4.25-4.50%)。経済指標が米経済が底堅いとのことで。。
- マイクロソフトが3.9%高、メタ11.2%高。決算&見通しが市場予想を上回った。
- 雇用統計、7月の失業率は4.2%と6月(4.1%)から上昇した。過去2カ月分の大幅修正。ゲームチェンジャーきたか?
- トランプ大統領は数十カ国にかける新しい関税に関する大統領令に署名。7日後に発効する。
- ISM製造業景況感指数は48.0と、市場予想(49.5)に反して6月(49.0)から低下。
- トランプさん、米労働省統計局長を一発解任。5,6月の雇用修正ひどすぎて。。
データ次第とひたすら言ってきましたが、指標が”ずさん”ではFRBも立つ瀬ないですね。
とはいえども、トランプさんの粛清が行われこれからもアメリカは日本と違って正常化に向かっていくんですね。
ということで、いつものごとく今週の各種指標について。まずはこちらから。。
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ダウ、ナスダック、S&P500
3指数は終値ベース、先週末比で
- ダウは-2.9%(終値:43588.58)
- ナスダックが-2.2%(20650.13)
- S&P500-2.4%(6238.01)
ダウ
下図をご覧ください。
先週最高値をつけましたが今週はずっと下落で
週末は一気にさげました。

ダウ 週間上昇ランキングトップ10
今週上げたのは

ダウ 週間下落ランキングトップ10
今週下落したのは(下位10銘柄)

上昇したのは5銘柄のみで、ほとんどの銘柄が下げてます。
アマゾン決算ミスりましたからね。。
まあでも、50日移動平均線で一応支えられております。
ナスダック
下図をごらんください。
週末直前までなんとか踏ん張ってましたが、例の雇用統計をうけて見事窓をあけて下落を食らいました。50日移動平均線まで下がるかな?

ナスダック 週間上昇ランキングトップ10
今週上昇したのは(上位10銘柄)

ナスダック 週間下落ランキングトップ10
今週下落したのは(下位10銘柄)

好決算を出したメタやマイクロソフトはなんとかプラスで終えてます。
シノプシス(SNPS)、AMDもいいです。
AI関連はまだまだこれからなので、またどこかの時点でエントリーしてもいいですね。
QQQ(ナスダック100指数)は持ち続けてOKです!
S&P500
下図をご覧ください。
こちらも21日移動平均線をした抜け50日移動平均線を試そうとしてます。
木曜日の大陰線が水曜日のローソクを包んでましてここで売れた方はラッキー、もちろん私は売れてません。。(笑)

S&P500 週間上昇ランキングトップ10
今週のS&P500上昇銘柄は

S&P500 週間下落ランキングトップ10
下落銘柄は(下位10銘柄)

ちょっと仮想通貨関連が弱くなってますが、押し目はくるとみていいかもです。今ではないですが。。
ま、とにかく大型ハイテクはまた復活すると思いますので、とくに好決算を出した銘柄などはエントリーの準備ですね。
メタやマイクロソフト(MSFT)、アルファベット(GOOGL)はいいでしょう。
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米10年債利回り
下図をご覧ください。
4.218%と先週から大幅低下です。

金曜の雇用統計で一気にさげました。雇用がよろしくないということで、ズバリ利下げを織り込みにいってます。
今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)

はい、血の海のように真っ赤になっちゃいました。
メタとマイクロソフトがかろうじて生き残った感じです。
ただこれも来週はわかりませんし、他も上昇するかもしれません。
なんせトランプ相場ですから。。

先週、すべてのセクターでプラス回復を喜んでたのもつかの間。
ほとんどのセクターで転落です。
ただ、VPU(公益)だけは知らん顔で上げてますね。
そして、まだ埋もれてますが、利下げとなればやはりあのセクター、
そう、不動産が仕込みどきかもです。少しずつ積んでいくのもアリですね。
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VIX(恐怖指数)
下図をご覧ください。
20.37と先週から大きく上昇です。

低ボラティリティー長かったですね~。来週は下がるかというと、なんとも言えませんが、普通にいくともっと上がるかなとみてます。
もしかしたらトランプさんが火消しにはいるかも。。
ドル円の状況
下図をご覧ください。
147.40円/ドルと先週からほぼ横ばいです。

一時150円台まで登ったものの、雇用統計による景気後退、利下げ確率上昇によりがっつり下落。
為替介入でもあったのかと思いました。
ちょっと行き過ぎかとは思いますので買いのチャンスかもですね
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経済イベント(経済指標)
米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。
<過去分>

今週のイベント結果(経済指標の結果)

来週のイベント

考察
なんといっても今週のサプライズは雇用統計でした。
失業率は4.2%と予想通りだったが、雇用者数は予想をはるかに下回る結果でした。
そしてなんといってもみんなびっくり
5,6月の大幅な修正。
なんじゃこりゃと、トランプさんが大激怒して、統計局局長を一発解雇。
という始末

たしかにこれみたら、もう雇用は終わりだよって言いたくなりますね。
さ、それはそうと、利下げはどうなる?ちなみにCMEフェドウォッチの次回利下げ確率は以下の通り、
9月0.25%の利下げが大方優勢です。

「データ次第」とFRBはさんざん言ってきましたが、
お粗末な統計指標ではデータ次第も信ぴょう性はまったくないので、
これからのFRBの姿勢が変わることは間違いないでしょう。
つまり、パウエル議長はこれで利下げできる大義名分を得たわけで。トランプさんには「ごめんなさい」とあやまりつつも「統計局のせい」いわば政府のせいとでもいわんばかりの思いで自身になんの非もないことをアピールできるわけです。
トランプさん&パウエルさんで「ウィンウィン」になるかもですね。
とはいえ、9月にいっきに0.5いっちゃったり、
緊急利下げとなると
今度はFRBの信頼ガタ落ちによる株下落が起きちゃいそうって思いますよね。
しかも。。FRBにほころびか?
クーグラー理事が辞任し、後任指名の機会が訪れますので
そこでトランプさんによるFRBに対する圧力が増長し、やっぱり緊急利下げで株価ダウン。というストーリーが想起されます。
がしかし、
緊急利下げでもこれはFRBのせいではないので、
うまくやればこれは株高期待大だと思います。緊急でも利下げはトランプさんには受けはいいですから
株式へのフォローが入るかもですね。さて来週も水面下で穏やかではなさそうです。。
まさに「ゲームチェンジャー」と呼ぶべき衝撃的な雇用統計でした。
一方企業業績はというと、AI関連は引き続き堅調です。
さらにいうと
すそ野はひろいので、AI相場は長いでしょうね。というのも
エヌビディアやアルファベットなど大方金曜は下げたのですが
好決算を出したメタやマイクロソフトは金曜は上昇してるのです!
↓↓メタプラットフォーム(META)の株価チャート(日足)

↓↓マイクロソフト(MSFT)の株価チャート(日足)

これみてどう思います?下落はしてますが業績が金利と戦って勝ったという意味ととらえてます。
来週下げるかもしれませんが、これはこれで非常に明快なサインだったと思いますね。ということで来週メタやアルファベットが下げようものなら、完全にロックオン状態です。
エヌビディア(NVDA)、アルファベット(GOOGL)もねらい目ですね。そして来週月曜引け後にパランティア(PLTR)の決算発表があると思います。
もし好決算であれば、ふたたび業績が注目されて全体を引っ張ってくれるかもです。AMDもいいです。
とにかく大型ハイテクはおいしさ抜群ですので、またがっつりごちそうになりたいと思います。さて、キートンの個別株の進捗ですが今週は例の雇用統計でバッサリ切られてます。
エヌビディア(NVDA)ブロードコム(AVGO)アルファベット(GOOGL)キャタピラ(CAT)アマゾン(AMZN)セールスフォース(CRM)サービスナウ(NOW)切られました。
昨日の相場を生き残った勇者はこれだけです↓↓

また大型ハイテクを軸にモメンタム銘柄を追加していこうと思います!
もひとつご紹介を。
来週の決算発表一覧をお届けします。

私キートンが注目の銘柄については赤丸で印をしてます。
どれもいい銘柄だと思いますので、上がっても下がっても買っていこうかなと思ってます。(^-^)/
Q.トランプ関税、利下げ今後どうなる?
A.どうも関税による米国の収益が爆上がりの様相です。そして9月FOMCでの利下げは濃厚となってきてますのでまた跳ねるでしょうね。
Q.来週の相場は?
A.正直読みにくいです。週前半は下げるとみてますがISM非製造業の数値によりますかね。
Q.今は株を買った方がいいのでしょうか?
A.雇用統計でガンと下げたので様子見です。指数の現物はホールドでOKです。
Q.売りのサインはなんでしょうか?
A.売りは激ムズなので、別途記事「キートンの米国株トレード術」を見てください。あっさり簡単ですよ!
最後に
以上、「ウィークリー米国株ニュース250802/ゲームチェンジャーきた!」
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか
いよいよ明確な株価下落がきた一方ずさんな雇用統計が浮き彫りとなり、トランプさんが局長を一発解雇。この歪んだ統計の発表が相場だけでなく米政治、経済のゲームチェンジャーとなりそうです。
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/
※参考 ↓↓「キートンの米国株トレード術」
https://puretwostrokespirit.com/archives/6122/keatonstrading/
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