キートンのウィークリー米国株ニュース 250201/アクシデント発生!

株式投資・お金
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こんにちは~、キートンです!(^-^)/

 さて、昨日で1月は終わりまして、なんだかんだありましたが
S&P500は
5903.26-6040.53と
2.3%のプラスで終えてます。
 一応、今は利下げのフェーズつまり強気相場は続いており、1月前半はインフレ懸念での金利上昇で激弱相場で泣きそうでしたが、後半は消費者物価指数とトランプ大統領就任ということでなんとか息を吹き返しました。ところが。。。

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アクシデント発生!

ということで今週の頭、月曜、日本時間の朝8:00、ナスダック先物がなんといきなり-1.2%でスタートしたのです。(当日の夜20:00まで下げ続け-5%を超える下げでした)

下の赤丸が1/27月曜の朝8:00ナスダック先物です。

ま、これはあとでわかる
ディープシーク(Deep Seek)ショック事件というアクシデントが起きたのです。

こちら、簡単に言うと、AIソフトのChatGpt並みのソフト
DeepSeek
を中国が安価で開発、
それが全米でのダウンロードが週間一位だったとのことです。

これでアメリカの半導体関連銘柄が一気に売りこまれ、ひどい銘柄だと株価が一日で20%程度ものの暴落を受けてしまいました。

その後、そのDeepSeekがChatGptのデータを盗んだとか、NVIDIAの半導体を大量に闇ルートから購入してるとかいろいろとあって、事件はひとまず落ち着いた感じですが
半導体関連の株価は少々反発しただけで戻るのに上値がまだ重い感じです。

 一方、決算発表もテスラ、メタ、マイクロソフト、アップルとありましたが、
このDeepSeekのせいでなんだかパッとしない値動きでして、
FOMCもほぼ無風でイベント通過でしたが、今週終始悪い流れが重しとなり、昨日の金曜日の取引では上げて落すみたいな株価で終わってます。

 経済指標ではPCEコアデフレータが予想通りとなったものの、株価には影響をあたえず、トランプさんの関税発言もあり、週明けまた今週のような下落が見込まれそうだということで立会時間の後半は売りに売られました。

ということでもちろん私キートンもがっつり被害をうけてまして。。
なんとかナスダック先物は先週のプラスちょっとくらいで終えることができて一安心ってところです。
 個別株についてはまだ金利は低下傾向なのでもつことはもってますが決算をうけての入れ替えはしました。

 さて来週からは2月となり、アノマリー的にはまだまだ上昇相場にはありますが、ここは好決算銘柄を見極めつつトレードを楽しんでいこうと思います。

 下図は来週の決算発表カレンダーです。

パランティアテクノロジー(PLTR)が月曜引け後です!ほかGOOGLE AMAZONなど。

Q.トランプ相場を信じていいの?

A. いまのところトランプさんの方針に問題はない(むしろ今までより良い)ので信じて大丈夫でしょう。

Q.じゃあ今はイケイケでどんな株でもOKなの?

A.いえ、今は金融相場なので「金融」、「不動産」、「情報技術」がいいと言われてます。

Q.金融ならなんの銘柄を買えばいいの?

A.金融セクターのなかでもっとも時価総額が高い銘柄でJPモルガン・チェース(JPM)が挙げられます。

Q.今買って大丈夫でしょうか?

A.はい、今がいいでしょう。好決算出したし、金利が下がってきてるので。

ということで、いつものごとく今週の各種指標について。まずはこちらから。。

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ダウ、ナスダック、S&P500

3指数は終値ベース、先週末比で

  • ダウは+0.3%(終値:44544.66)
  • ナスダックが-1.6%(19627.44)
  • S&P500-1.0%(6040.53)

でした。

ダウ

下図をご覧ください。
昨日金曜は関税の話でインフレ懸念、長期金利上昇と、株価大きく下げておりますが、週間ではプラスでした。

今週上げたのは

今週下落したのは(下位10銘柄)

IBMが好決算で大幅高となっております。どうも従来のハードからAIソフトに軸足を変えているようですね。アップルも好決算を出しており、ようやく低迷期を脱出できるかというところに来てます。
で、足を引っ張ってるのがNVIDIA、大人気のエヌビディアですから、乱高下は仕方ないですね。

↓↓エヌビディア(NVDA)の株価チャート(日足)

ナスダック

下図をごらんください。
 月曜の急落以降なんとか持ち直してきたのですが、昨日は週末の手じまいと関税発動の影響で、だいぶ下げて終わってます。ただ、21日移動平均線を支えになんとか持ちこたえており、DeepSeekの影響は時間が経つにつれて弱くなってきているようです。

ナスダック100
今週上昇したのは(上位10銘柄)

今週下落したのは(下位10銘柄)

 アトラシアン(TEAM)はオーストラリアのAIソフトウェア企業で昨日好決算の発表を受けて株価が急騰しました。
もちろんここでもNVIDIAが足を引っ張っており、乱高下をよいことに売りの圧力もそれなりに高いですね。個人投資家がNVDAだけで相場を乗りこなすのはかなり至難の業です。。

↓↓アトラシアン(TEAM)の株価チャート(日足)

S&P500

下図をご覧ください。

 こちらもDeepSeekの影響はあったものの21日移動平均線を支えに推移してますので、株価は堅調といってもよいでしょう。
乱高下しやすいNVIDIAなどの銘柄がどうも足を引っ張っておりますので、今後もそういったAI関連ニュースやトランプの発言に翻弄されつかみにくいトレンドになるのではと懸念しております。

今週のS&P500上昇銘柄は(上位10銘柄)

下落銘柄は(下位10銘柄)

今週はロイヤルカリビアンクルーズ(RCL)は決算はそうでもなかったのですが
2025年通期の予想利益が前年比25%を超えるとのことで急騰しました。

↓↓ロイヤルカリビアンクルーズ(RCL)の株価チャート(日足)

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米10年債利回り

下図をご覧ください。
4.543%と先週から0.5ポイントほど低下してます。低下トレンドです。

 何も足さない、何も引かないということで終わったFOMCでしたので、今回ははげしい乱高下はみられませんでした。
 来週は雇用統計ですが、今回も労働市場は堅調ということで金利はあまり動かない、か、低下するかのどちらかのような気がします。12月初旬からの急速な上昇もこれでひと段落。といけばいいですね。

今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)

 半導体関連株が焼かれたのとマイクロソフトが決算で嫌気されました。
マイクロソフトの決算はデータセンター能力がまだ不十分なため、クラウドコンピューティング事業の成長は今四半期も緩やかになる見通しを示したとのことで株価下落しました。

↓↓マイクロソフト(MSFT)の株価チャート(日足)

下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。

 

1位は
VFH(金融 JPモルガン、バークシャハサウェイ、マスターカード
2位は
VHT(ヘルスケア ユナイテッドヘルス、イーライリリー、J&J
3位は
VOX(通信 メタ、アルファベット、ディズニー

なんとVGT(情報技術)だけがダダ下がり、エネルギーもですが。。
他はかなり堅調です。
つまり、株式市場はかなり強く、資金がセクターごとに入れ替わりしてるだけのようです。

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VIX(恐怖指数)

下図をご覧ください。
16.42と先週から上昇してますが、現トレンドは低下傾向です。

 今週は、DeepSeekの事件にFOMCにトランプ関税にとかなりバタバタした一週間でしたが
一週間でここまで落ち着いたのは上出来ではないでしょうか。尾を引かなかったというか。
昨日は上昇で終わってるので来週あたまが不安です。
先ほども申しました通り、トレードに関して、
平時は現金多めにもっておいて株価急落時にエントリー
といった戦略が今はどうも有効な気がしますね。

ドル円の状況

下図をご覧ください。
155.16円/ドルと先週から0.8円ほど低下です。

 154円割れもあったとのことですが、200日移動平均線が152円なのでそこまでは想定できるかなと。やはりアメリカ長期金利が下がっているのでなんとなくシンクロしてますね。

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経済イベント(経済指標)

 米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。

<過去分>

今週のイベント結果(経済指標の結果)

新築住宅販売件数 12月→前回66.4万件 予想66.8万件 結果69.8万
耐久財受注(速報値) 12月[前月比]→前回-1.2% 予想0.5% 結果-2.2%
耐久財受注(速報値) 12月[輸送除くコア・前月比]→前回-0.2% 予想0.3% 結果0.3%
コンファレンスボード消費者信頼感指数 01月→前回104.7 予想106.0 結果104.1
FRB政策金利(FOMC) 01月[上限金利]→前回4.50% 予想4.50% 結果4.50%
FRB政策金利(FOMC) 01月[下限金利]→前回4.25% 予想4.25% 結果4.25%
実質GDP(速報値) 第4四半期[実質GDP・前期比年率]→前回3.1% 予想2.7% 結果2.3%
実質GDP(速報値) 第4四半期[個人消費・前期比年率]→前回3.7% 予想3.2% 結果4.2%
中古住宅販売成約指数 12月[前月比]→前回2.2% 予想0.1% 結果-5.5%
雇用コスト指数 第4四半期[前期比]→前回0.8% 予想0.9% 結果0.9%
PCEデフレータ 12月[PCEデフレータ・前年比]→前回2.4% 予想2.5% 結果2.6%
PCEデフレータ 12月[PCEコアデフレータ・前年比]→前回2.8% 予想2.8% 結果2.8%

来週のイベント

2025年02月03日(月)
PMI(購買担当者景気指数・確報値) 01月[製造業PMI・確報値]→前回 予想 結果

2025年02月04日(火)
ISM製造業景気指数 01月→前回49.3 予想49.1 結果

2025年02月05日(水)
JOLTS求人件数 12月→前回809.8万人 予想 結果
耐久財受注(確報値) 12月[前月比]→前回-2.2% 予想-2.2% 結果
耐久財受注(確報値) 12月[輸送除くコア・前月比]→前回0.3% 予想0.3% 結果
ADP雇用者数 01月[前月比]→前回12.2万人 予想15.3万人 結果
貿易収支 12月→前回-782億ドル 予想-804億ドル 結果

2025年02月06日(木)
ISM非製造業景気指数 01月→前回54.1 予想54.4 結果

2025年02月07日(金)
雇用統計 01月[非農業部門雇用者数・前月比]→前回25.6万人 予想15.5万人 結果
雇用統計 01月[失業率]→前回4.1% 予想4.1% 結果
ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) 02月→前回71.1 予想 結果

FOMC後のパウエルFRB議長の会見

私キートンが注目した内容は下記でして、
FRBは依然として公平中立的な立場で冷静に経済を見守ってる感がありますね。

  • 政策金利、政策スタンスの調整を急ぐ必要はない
  • 現在、労働市場は良好で、経済は成長し、インフレは低下している
  • 追加利下げを決定する前にインフレの実質的な改善か労働市場の弱さを確認する必要
  • 住宅関連のインフレは着実に低下している
  • 大統領の発言についてコメントしない
  • 大統領との接触はない
  • 適用される法の下で大統領令に沿うよう政策を調整している
  • 経済への影響を検証する前に政策の詳細が明確になるのを待つ必要がある
  • 低所得世帯は物価上昇に苦しんでいる
  • 現在、労働市場は良好で、経済は成長し、インフレは低下している
  • 長期金利、FRBの政策とは無関係の理由で上昇

全内容は以下となります。

  • 経済は目標に向かって大きく進展
  • インフレ目標にさらに近づいたが、幾分高止まり
  • 2024年のGDPは2%超の伸びとなった見通し
  • 設備投資は減速したもよう
  • 労働市場の状況は堅調で、おおむね均衡している
  • 失業率は安定し、低水準にとどまっている
  • 労働市場はインフレ圧力の源ではない
  • 昨年12月のPCE総合は前年比2.6%上昇、コアは2.8%上昇
  • FRBの目標達成に対するリスクはおおむね均衡
  • FRBの責務の双方に対するリスクを注視
  • 政策金利、政策スタンスの調整を急ぐ必要はない
  • 制約的な政策を早急に緩和すれば進展が妨げられる一方、過度に遅ければ雇用に悪影響が及ぶ可能性がある
  • あらかじめ決められた方針はない
  • 目標達成に向け政策スタンスを調整していく
  • 現在の政策はリスクと不確実性に対応するために適切な位置にある
  • 政策の枠組みを巡る討議を今回の会合で開始し、夏の終わりまでにとりまとめる
  • 2%のインフレ目標を維持する
  • 大統領の発言についてコメントしない
  • 大統領との接触はない
  • 政策スタンスに関するアセスメントに変更はない
  • 現在の政策は利下げ開始時と比べて大幅に制約的な度合いが低下している
  • 追加利下げを決定する前にインフレの実質的な改善か労働市場の弱さを確認する必要
  • インフレ目標を達成するために労働市場が一段と弱体化する必要はない
  • どのような政策が実施されるのか、FOMCは待っている
  • 財政、規制、関税、移民政策がどのように展開していくかは不明
  • 経済への影響を検証する前に政策の詳細が明確になるのを待つ必要がある
  • どの政権も発足時は同様の状況にある
  • 忍耐強く観察し、理解を深め、事態の進展を見守りたい
  • 予測は極めて不確実
  • 現在は重要な政策転換により不確実性が高まっているが、一時的なものと認識
  • 現時点での政策予測は暫定的なもの
  • 指針としてデータを注視している
  • 経済は極めて良好な状態にある
  • インフレを巡る一段の改善を予想している
  • 政策調整を急ぐ必要はない
  • 大統領令の詳細を精査中
  • 適用される法の下で大統領令に沿うよう政策を調整している
  • 想定される政策の影響についてさまざまな結果を検証している
  • 住宅関連のインフレは着実に低下している
  • インフレのさらなる改善が見込まれるが、実際の改善を確認したい
  • 労働市場は全般的に安定し、おおむね均衡している
  • FRBの政策で経済に有意な影響が及び、インフレが抑制されている
  • 中立金利を有意に上回っている
  • 追加的な政策調整を急がないことが適切
  • 貿易の様相は変化し、中国への集中度はこれまでほど高くない
  • 関税を巡る今後の展開の幅は極めて広い可能性がある
  • 関税(の影響)がどのように消費者に波及するかは分からない
  • 最新のデータは、準備金が依然潤沢であること示す
  • バランスシートの規模を縮小する
  • 準備金に絡むシグナルを注視
  • 人工知能(AI)は株式市場にとり大きな発展だが、われわれはマクロ経済に焦点を当てている
  • 長期金利、FRBの政策とは無関係の理由で上昇
  • 長期金利の上昇がどの程度持続するか見極める必要
  • インフレにおいてさらなる進展を確認したい、FRBの政策スタンスは極めて制約的
  • 貿易政策を巡る不確実性が大きく、かつ持続すれば、影響が出始める可能性はあるが、そのような状況は現時点で確認していない
  • 多くの指標に基づくと資産価格は上昇、その大部分がハイテクやAI関連
  • 家計は健全で、銀行は十分な資本を有している
  • 全体的な金融状況は幾分緩和的
  • レイオフが急増すれば、採用率が低いため失業率は急伸するだろう
  • 低所得世帯は物価上昇に苦しんでいる
  • 労働市場の状況は総じて良好
  • 雇用創出は失業率を安定させる水準に近い
  • 移民労働者の減少に関するデータはまだないが、移民労働者に頼っている企業からは労働者を見つけるのが難しくなっているという報告がある
  • 現在、労働市場は良好で、経済は成長し、インフレは低下している
  • 政策スタンスの調整を急ぐ必要はないというのがFOMCの大方の見解だ
  • インフレを巡る状況は引き続き改善していくと予想している
  • 達成できていない時点で2%としているインフレ目標の変更を検討することはない

最後に

以上、「キートンのウィークリー米国株ニュース250201/アクシデント発生!」
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか

1月は終わり、なんだかんだありましたがS&P500は1月は2.3%のプラスで終えてます。米国株は堅調ですがアクシデント(事故)は必ず起きますので急落時にはエントリできるよう現金は常にもっておくことをおススメします。

株って勉強すればするほど、ほんと楽しいですね。

それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。

本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/

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