こんにちは~、キートンです!(^-^)/
先週はおやすみしてすいませんでした。
米国株式市場は11月は上昇しまして、今は利益確定売りのフェーズに入ってるようです。
ですので今月12月は少々踊り場てきな値動きになるのかなと予想します。
ただしかし、昨日の雇用統計は強いながらも好感されたようです。
また、フェドウォッチャーのニックティミラオスによると
ミシガン大学消費者調査によると、1年先のインフレ期待は2021年3月以来の低水準に低下した。
9月の3.2%から11月の4.5%へと上昇した後、12月の予備調査では3.1%へと反転した。
と記事がありました。
それに下記のような記事も。
ジャネット・イエレン(米財務長官):「これを成し遂げるには非常に高い失業率が必要だと言ってきたエコノミストたちは、その言葉を噛みしめている。」
「高い失業率が必要だとはまったく思えない。」
ということでソフトランディングという観点からは非常に高確率の方向に向かっているということがうかがえます。
利益確定売りも続いているものの、金利の低下にともないそれに匹敵する買いも入ってきてるのではと思います。
そしてシーズン性のあるこの利益確定売りが一服するとまた上がり始めるものと思われます。
ただ、それがいつかというのはわからないのでいまは売らずにがっちりホールドで問題ないでしょう。
さて、来週はいよいよ今年最後のFOMCが開催されます。
政策金利は大方の予想で、利上げナシの現状維持となっており、あとはパウエル議長の発言がどんな内容だかに大注目となります。タカ派からハト派に寄っていくのかどうなんでしょうねー。
ということで、12月にはいってもじわじわ上がっている米国主要3指数について振り返ってみましょう。
ダウ、ナスダック、S&P500
3指数は終値ベース、先週末比で
- ダウは0.0%→(終値:36247.88)
- ナスダックが0.7%↑(14403.97)
- S&P500は0.2%↑(4604.36)
でした。
ダウ
下図をご覧ください。
先週の年初来高値更新値をさらにわずかですが上回りまた年初来高値を更新しました。
チャート形状をみると少し横ばいトレンドになっておりますが、じわじわ上がってるのはうれしいですね。
来週は重要指標の消費者物価指数やFOMCがあり、ここで予想どおりの数値であればまた上昇となりそうです。
ここで地固めして伸びていってほしいですね。
今週目立った上昇したのはボーイングやナイキ、そしてアップルです。王者アップル強いです。腐っても鯛というわけではありませんが体力をもってる企業はやっぱり力があります。ただエネルギーセクターはいまはちょっと弱く、しばらくはお休みのようです。。
ナスダック
終値ベースで年初来高値を更新しましたね。雇用統計の発表を無事通過してみなさんホッとしたところでしょう。
こちらもやはりアップルがけん引役になっており、チャート形状も強いかたちをしてます。いまは金利の低下が功を奏しており、ハイテク株に追い風が吹いてきてるからでしょう。マグニフィセント7としてはいまは比較的落ち着いた値動きなのですが、小型株のラッセル2000が好調のようです。
ラッセル2000指数に連動するETFでIWMというのがありますが、そのチャートをみてみると。。
50日移動平均線を突破したあと堅調な値動きを示しており、50日移動平均線がもうすぐ200日移動平均線を上抜けしようとしてます。この株式先行指標のラッセル2000があがることでナスダックを引っ張っていってくれることと思います。
S&P500
前回は「さあ4500台を完全にキープしてきました。」と申し上げておりましたが、今週終値はなんと節目の4600を超え、4604.36で閉まりました!
そして、図の赤線で引いてる下落トレンドラインを上回り、かつ年初来高値をも更新しつつ地固めしつつヒタヒタとあげてますね。
これをみたショート筋の投資家はハッとなり来週はショートの手じまい(買い)が入ることと思います。
ただ、この株高をFRBがどうみるかですが、経済指標も鈍化、個人の貯蓄が減り年末商戦もそこまで過熱しそうでもありませんのでパウエル議長の発言がハト寄りになるのではと思われます。利下げの議論がでるのかどうかですが、このFOMCは大きな転換点のひとつとなるでしょう。
米10年債利回り
下図をご覧ください。
4.229とだいぶさがってきましたね。
週の半ばでは4.1台もありましたが200日移動平均線で反発して上昇して終えてます。
政策金利は横ばいですが将来の織り込みが反映されてきており、来週のFOMCの結果などによってはさらに下がって株価上昇の可能性があります。
今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)
大型株の利益確定売りもありまして、だいぶまだら模様にはなっておりますが、先ほども述べた通り、アップル強いです。
下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。
今週も各セクターボラティリティが低く緩やかな右肩上がりです。
いわば、どのセクターもボラティリティがなく、スルスルと上昇していったためです。
トップ集団はVNQ(不動産)、VCR(一般消費財)、VFH(金融)の順でならんでおり、今週はディフェンシブ銘柄が調子いいです。株価上昇の好循環ですね。
VIX(恐怖指数)
下図をご覧ください。
12.35とここ最近ずっと横ばいをつづけており、地を這うようなチャート形状です。来週はFOMCがあるので少し上下あるかもですね。
ドル円の状況
下図をご覧ください。
現在は144.98円と先週の147円台から一気に落ちてきました。
米10年債利回りの低下の要因もあるのですが、日銀のマイナス金利解除の思惑が広がった影響が主な要因です。
たしかにこれで米国株式の保有円資産は減少するのですが、米国株は青天井です。為替は気にしないほうがいいでしょう。
前にも説明したかと思うのですが、中長期では為替による円資産目減りより米国株の上昇率のほうが高いんです。
で、これからのトレンドはというと、マイナス金利を解除したとしても、海外投資家の日本株売りはもう始まっており、これを補う形で円高を抑制する動きがなんらか出てくると思いますし、もしかしたら解除はなしというパターンもありえます。そしていくら米金利が下落していっても米ドルは世界の基軸通貨ですのでドルが下がってもドル円としてみればドル高円安の可能性が高いと思います。
ここでFXドル売り円買いもいいのですが、上記理由でそこは触らないようにしたいと思います。
経済イベント(経済指標)
米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。
<過去分>
今週のイベント結果(経済指標の結果)
- 耐久財受注(確報値) 10月[前月比]→前回-5.4% 予想-5.4% 結果-5.4%
- 耐久財受注(確報値) 10月[コア・前月比]→前回0.0% 予想0.0% 結果0.0%
- JOLTS求人件数 10月→前回955.3万人 予想942.0万人 結果873.3万人
- ISM非製造業景気指数 11月→前回51.8 予想52.4 結果52.7
- ADP雇用者数 11月[前月比]→前回11.3万人 予想12.0万人 結果10.3万人
- 貿易収支 10月→前回-615億ドル 予想-632億ドル 結果-643億ドル
- 雇用統計 11月[非農業部門雇用者数]→前回15.0万人 予想18.3万人 結果19.9万人
- 雇用統計 11月[失業率]→前回3.9% 予想3.9% 結果3.7%
- ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) 12月→前回61.3 予想61.5 結果69.4
来週のイベント
- 消費者物価指数 11月[前月比]→前回0.0% 予想0.1% 結果
- 消費者物価指数 11月[前年比]→前回3.2% 予想3.1% 結果
- 消費者物価指数 11月[コア・前月比]→前回0.2% 予想0.3% 結果
- 消費者物価指数 11月[コア・前年比]→前回4.0% 予想4.0% 結果
- FRB政策金利(FOMC) 12月[上限金利]→前回5.50% 予想5.50% 結果
- FRB政策金利(FOMC) 12月[下限金利]→前回5.25% 予想5.25% 結果
- 小売売上高 11月[前月比]→前回-0.1% 予想0.0% 結果
- 小売売上高 11月[コア・前月比]→前回0.1% 予想0.1% 結果
- 鉱工業生産指数 11月→前回-0.6% 予想0.2% 結果
- 鉱工業生産指数 11月[設備稼働率]→前回78.9% 予想79.1% 結果
- PMI(購買担当者景気指数) 12月[製造業PMI(速報値)]→前回49.4 予想49.3 結果
- PMI(購買担当者景気指数) 12月[非製造業PMI(速報値)]→前回50.8 予想50.7 結果
- PMI(購買担当者景気指数) 12月[コンポジットPMI(速報値)]→前回50.7 予想 結果
最後に
以上、キートンのウィークリー米国株ニュース 231209
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。
さあ、S&P500が今週終値なんと節目の4600を超え、4604.36で閉まりました!
そして、去年からの下落トレンドラインを上回り、かつ年初来高値をも更新しつつ地固めしつつヒタヒタとあげてます。みなさんこれを待ってましたよね!
株って勉強すればするほど、ほんと楽しいですね。
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/
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