こんにちは~、キートンです!(^-^)/
明日で4月が終わります。
今月は3月分も取り戻すのかという勢いの予想だったのですが、そこまで強気の値動きにはなりませんでした。。
というのも、やはりFRBのタカ派発言と銀行株の破綻懸念つまり金融不安がまだくすぶっていたためで、
昨日おとといの上昇がなければ、4月はマイナスで終わってました。
昨日おとといの上昇の要因としては、主にはハイテク主要銘柄の好決算につられて上げたのが理由だったと思います。
成長率は隆盛を極めた時期よりはだいぶ落ちているのですが、予想よりかは上回ったのと、コスト削減への取り組みが評価された点が主な要因だったと思います。
これらはたしかにポジティブな材料なのですが、業績の価値としてはあまり評価できるものかといわれるとそうではない、と言えます。つまり残念ながらこれらハイテク企業について、本業の価値を高めて成長し続ける時期はもう終わろうとしてます。。
そういったところを好感するしかないという市場になりつつあるともいえますね。
とくにメタについては決算後急騰しましたが、これはコスト削減を好感されただけで、本業についての評価はそれほど高くなかったと思います。ちょっと前に聞いた「メタバース」ですが、今ではどうでしょう、パタリとニュースを効かなくなりましたし、バーチャルよりもやっぱりリアルだよねという感覚が強くなかなか普及には至りづらい状況です。
アップルに関しては、4%強の金利をつけるという預金サービスの提供を発表しましたが、スマホに大金をいれておくのはちょっとリスクがあり、そこまで普及はしないのかと。。あとその4%という高い利率は魅力的なのですが、そうまで高い利率でないと預金してくれないサービスというのはどうかと思います。
もう少し画期的なサービスを考え付いてもよさそうですが、なかなかテクノロジー的に頭打ちになってきてます。
個人的にはエンリアルみたいなメガネ型端末など、利便性を一段と向上させるモノなど、もうちょっと打ち出してほしいなと思いますね。。
そのアップルの決算はFOMC後の5月4日に発表されますが、アイフォンの売れ行きはそこまで高くないですし、パソコンも世界中だいたいもっており、こちらもあまりパッとはしないでしょう。
しかしFOMCでのパウエル議長の発言にはやはり注目で利上げ打ち止めは6月に延期??かもという説もありますので
要注意だとおもいます。
ちなみにFOMCは来週の5月3日(水)の朝方にパウエル議長の発言があります。まだ準備の時間はありますので、まずは値動きの方向性を探るべく今週の米国主要3指数を振り返ってみたいと思います。
ダウ、ナスダック、S&P500
3指数は終値ベース、先週末比で
でした。
ダウ
ダウはまだおおきく下げておおきく上げました。つまりまたおおきく下げたりする場面も可能性としてはありえますので、注意が必要かと思います。ただ、50日移動平均線を下値支持線として堅調は堅調ですので、次下げたときは押し目として買うパターンもありかと思います。
ナスダック
ナスダックもダウと同様ですが、こちらがやや値動きは荒い感じです。かなり難しい局面ではありますが数日トレードもありかと思います。アップルの決算がどうでるかですね。。
S&P500
こちらもダウ、ナスダックと同調してます。
下値は堅調で、上値は1月末の高値をブレイクアウトするかどうかのところにきてます。
これをブレイクアウトするとなると一定の買い圧力が高まってくる状況となりえます。
ちょっと形崩れのカップウィズハンドルですが来週の高値トライに注目ですね。
米10年債利回り
下図をご覧ください。
それほど動きは大きくなく3.428と先週から若干低下です。
FRBの利上げ見通しが遅かれ早かれ打ち止めが近づいてる状況を考えると、もはや動きはそこまでブレないような気がします。
今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)
メタ、マイクロソフトの株価上昇が目立ってますね。
そこまで好決算?魅力的だった?かと問われると、ちょっと言葉につまっちゃいます。
一応イベント通過にはなりますが、悪い決算で尾をひかなかったことはラッキーだったかなと思います。
下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。
現在、電気通信(VOX)セクターががトップに躍り出たのはメタの急騰がきっかけです。で、先週同様つぎにヘルスケア(VHT)という順番です。
今回ハイテクの決算はラッキーで株価上昇しましたが、もはやハイテクの決算が簡単に読みにくくなってきてます。株価指数の上位を占めてるので決算のたびにビクビクしなくてはなりません。。S&P500などの指数は仕方ないにしても、個別ハイテクへの投資は控えておいた方が賢明のような気がします。
VIX(恐怖指数)
下図をご覧ください。
ついに16.76と前回とまったく変わらずです。
いまは嵐の前の静けさといったところでしょうか。FOMC前後に向けて、投資戦略の準備をきっちり進めたいところです。
ドル円の状況
下図をご覧ください。
現在は136.2円近辺で、昨日134円近辺から急上昇しました。
レンジ相場だったのですが日銀金融緩和継続の見通しで円が売られた結果となっております。
先週申した通りしばらくは為替リスクがない状態でトレードができそうで、ドル高円安はあってもあまり心配いらないのかなと思われます。
経済イベント(経済指標)
米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。
<過去分>
来週はいよいよFOMC(連邦公開市場委員会)が開催され、利上げ幅の発表と、今後の利上げ見通しが公表される予定です。
しかし、あくまでも予定ですので、利上げ打ち止めと明らかなコメントがあるかどうか、パウエル議長の発言に注目です。
もし、利上げ打ち止めしない可能性を含んだ発言であれば、10年債利回りが上昇し、株価は下落といった結果になるでしょう。ただし一時的なものとなりえますので、大きく売ったりとかは必要ないと思います。
最後に
以上、キートンのウィークリー米国株ニュース 230429
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。
市場はなかなか身動きが取れない状況を呈しております。いまは下手に動かずトレンドフォローのスタンスでよろしいかと思います。ただなにが起こるかわからないので、常に情報には気を使い、大きな事件、ニュースのときはボラティリティをとりにいける準備だけはしておきましょう!
株って勉強すればするほど、ほんと楽しいものですね。
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/
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