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こんにちは~、キートンです!(^-^)/
今週の米国株は、かなり強い一週間でした。
ダウは週間で約3.0%高、ナスダックは約5.2%高、S&P500は約3.6%高。
週末にはS&P500が終値ベースで最高値を更新しました。
中東情勢への警戒が後退し、原油が下落。さらに週末の雇用統計が弱かったことで米長期金利も低下し、株式市場には追い風が吹きました。
一方で、半導体・メモリー株を見ていると、少し違う景色が見えます。
AMD、Western Digital、SanDiskはいずれも決算内容そのものは強かったものの、株価は素直に上がりませんでした。
「好決算なのに、なぜ売られるのか?」
今週はここを中心に、先週と同じ流れで、米国株一週間のニュース、経済指標、チャート、キートンメモ、そしてXで発信している投資スタンスを材料に整理します。
3行で要約
- ダウ約+3.0%、ナスダック約+5.2%、S&P500約+3.6%。中東不安後退と金利低下で主要指数は大幅上昇しました。
- 一方、WDCは週間-20.29%。AMD・SNDKも好決算後に売られ、「決算の良し悪し」より「高すぎる期待値」が株価を左右しました。
- 来週は7月CPIが最大の焦点。短期の株価反応に振り回されず、需要・利益・ガイダンスを確認していきます。
こんな人向けの記事です
- 今週の米国株を初心者向けに整理したい人
- 好決算なのに株価が下がる理由を知りたい人
- MU、WDC、SNDK、STX、AMDを保有・監視している人
- AI・データセンター需要が本当に続くのか確認したい人
- 来週のCPIを前に投資方針を整理したい人
今週の米国株を動かした主な材料
中東不安後退で原油が急落、米国株はリスクオン
米国がイランへの攻撃を停止し、交渉進展への期待が浮上。WTI原油が大きく下落し、インフレ懸念と長期金利が低下。大型テックや半導体株に買いが戻りました。
SOX指数が急反発、半導体株に買い戻し
原油安とAI需要への安心感から、7月に売られた半導体株を買い戻す動きが拡大。4日にはSOX指数が6.5%高となり、相場のリスク選好を押し上げました。
AMDは好決算でも市場の期待値に届かず
AMDは売上・EPS・次四半期売上見通しが市場予想を上回りましたが、決算前の期待が極端に高く、利益率の大幅上振れもなかったため株価は売られました。
WDC・SNDKも「悪い決算」ではなく期待値調整
WDCとSNDKは売上・利益とも強く、次四半期見通しも堅調。それでも事前期待が高すぎたため、「もっと上」を求める市場の売りが株価を押し下げました。
弱い雇用統計で早期利上げ観測が後退
7月雇用統計は非農業部門雇用者数が2.3万人減と予想外の減少。賃金の伸びも予想を下回り、米金利が低下。週末はハイテク・半導体株に買いが入りました。
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主要3指数の週間騰落率

| 指数 | 週間騰落率 | 週末終値 | 今週の特徴 |
|---|---|---|---|
| ダウ | 約+3.0% | 54,036.93 | 中東不安後退と大型株買いで最高値圏 |
| ナスダック | 約+5.2% | 26,690.62 | 半導体・AI株への買い戻しが加速 |
| S&P500 | 約+3.6% | 7,757.64 | 週末に終値ベースの最高値更新 |
指数だけを見ると、完全なリスクオンです。
ただし、個別株では決算をきっかけに大きく売られる銘柄もあり、指数の強さと保有株の体感が一致しない投資家も多かったと思います。
ダウ

ダウは54,042.39付近で推移。21日線、50日線を上回り、中期上昇トレンドは継続しています。
最高値圏なので短期的な利益確定には注意が必要ですが、チャートは依然として強い形です。
ダウ週間上昇ランキング

- NVDA:+11.56%
- DIS:+9.07%
- SHW:+8.47%
- BA:+8.46%
- MSFT:+7.59%
- HD:+7.13%
- AMGN:+6.69%
- IBM:+6.09%
- CRM:+4.74%
- CSCO:+4.69%
NVIDIAがひさびさに顔を出してくれました(笑)。Microsoftも上位に入り、AI・大型テックへの資金回帰が鮮明です。
ダウ週間下落ランキング

- CVX:-5.22%
- UNH:-1.77%
- MRK:-1.24%
- V:-0.99%
- KO:-0.62%
- GOOGL:-0.51%
- NKE:-0.02%
原油安でChevronが下落。今週の相場は、エネルギーからテクノロジーへ資金が移った一週間でもありました。
ナスダック

ナスダックは26,690.62。
7月末の急落から一気に切り返し、21日線・50日線を回復しました。MACDも改善しており、短期地合いはかなり良くなっています。
ナスダック週間上昇ランキング

- PLTR:+39.78%
- SHOP:+29.38%
- RKLB:+27.53%
- CRWV:+26.33%
- LITE:+24.68%
- SPCX:+22.83%
- ARM:+17.89%
- ABNB:+17.52%
- MRVL:+16.61%
- MCHP:+14.00%
AI、半導体、高速通信関連が再び上位へ。Marvellも大きく反発しました。
ナスダック週間下落ランキング

- WDC:-20.29%
- HONA:-18.49%
- DDOG:-12.70%
- APP:-12.40%
- FANG:-7.35%
- MNST:-6.25%
- MAR:-5.07%
- STX:-5.07%
- KDP:-3.57%
- MELI:-3.05%
WDCが下落率トップです。
ただし、決算内容を見ると「業績悪化」ではなく、「市場が要求するハードルが高すぎた」という見方が重要になります。
S&P500

S&P500は7,757.63。
週末に最高値を更新しました。添付チャートでは上昇トレンドライン付近に達しており、短期的には過熱感も意識したい水準です。
S&P500週間上昇ランキング

- COHR:+44.22%
- PLTR:+39.78%
- ZBRA:+28.14%
- LITE:+24.68%
- IT:+22.90%
- NEM:+20.56%
- GLW:+19.84%
- LDOS:+19.01%
- FSLR:+18.49%
- ABNB:+17.52%
- MRVL:+16.61%
S&P500週間下落ランキング

- TTD:-23.50%
- DVA:-23.46%
- WDC:-20.29%
- HONA:-18.49%
- TPL:-15.38%
- PODD:-14.62%
- DDOG:-12.70%
- APP:-12.40%
- APTV:-12.25%
- NRG:-12.03%
経済イベント(経済指標)
経済指標の推移

7月は製造業PMIが53.9、サービス業PMIが53.6と拡大圏を維持。景気全体が急失速しているわけではありません。
一方、雇用関連は弱さが目立ち始めています。
今週の経済指標結果

- 製造業PMI:53.9
- ISM製造業景気指数:55.6
- ADP雇用者数:4.4万人増
- ISM非製造業景気指数:54.1
- 非農業部門雇用者数:2.3万人減
- 失業率:4.1%
景況感は強いのに雇用は弱い、という少し複雑な内容です。
株式市場は「景気後退」よりも「FRBが利上げを急がない」方向を好感しました。
来週の経済指標

最大の注目は8月12日の7月CPIです。
- CPI前年比:予想+3.5%
- CPI前月比:予想+0.2%
- コアCPI前年比:予想+2.5%
- コアCPI前月比:予想+0.2%
14日には小売売上高とミシガン大学消費者信頼感指数も発表されます。
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米10年債利回り

米10年債利回りは、雇用統計を受けて低下しました。
今週の株高を支えた大きな要因です。来週CPIが上振れると、再び金利が上昇し、AI・グロース株の上値を抑える可能性があります。
今週のセクター別騰落一覧

ヒートマップではNVIDIA、Microsoft、Amazon、Metaなど大型テックの緑が目立ちます。
一方、エネルギーや一部の決算銘柄は弱く、指数上昇の中でも選別は続いています。
直近1カ月のセクター別ETF推移

| ETF | セクター | 騰落率 |
|---|---|---|
| VAW | 素材 | +5.75% |
| VGT | 情報技術 | +5.18% |
| VFH | 金融 | +4.76% |
| VCR | 一般消費財 | +3.73% |
| VDE | エネルギー | +3.46% |
| VIS | 資本財 | +2.67% |
| VHT | ヘルスケア | +1.86% |
| VNQ | 不動産 | +1.68% |
| VDC | 生活必需品 | +1.05% |
| VOX | 通信サービス | +0.04% |
| VPU | 公益 | -3.57% |
情報技術が再び上位へ戻り、相場のリスクオンを裏付けています。
Fear & Greed Index

Fear & Greed Indexは64でGreed。
- 前日:59
- 1週間前:45
- 1カ月前:39
- 1年前:54
わずか1週間でNeutralからGreedへ。市場心理の改善スピードはかなり速くなっています。
VIX

VIXは低下基調です。
不安心理が後退している一方、指数が高値圏にある今こそ、楽観に傾きすぎないことも重要です。
ドル円

ドル円は週中の急落後、落ち着きを取り戻しています。
米金利低下はドル円の上値を抑える材料です。米国株を円で買う場合、株価だけでなく為替も分けて見ます。
WTI原油

WTIは中東交渉への期待から大きく下落した後、再び反発しました。
ホルムズ海峡を巡るニュースひとつで流れが変わるため、来週も重要な確認項目です。
保有・監視銘柄

現在の保有・監視銘柄は、MU、WDC、SNDK、AMD、STX、TSM、VRT、MRVL、CRDOです。
今週は指数が強い一方、WDCやSTXは下落し、MRVLは大きく上昇しました。
考察:好決算でも売られる相場をどう見るか
予想との勝負ではなく「期待値との勝負」になっている
キートンメモにもある通り、WDC、SNDK、AMDは決算そのものを見れば強い内容です。
ただ、市場で広く知られた人気銘柄ほど、決算前に期待が株価へ織り込まれます。
すると、売上やEPSが予想を上回っても、投資家は「もっと上」を要求します。
好決算=株価上昇ではない。短期は期待値、長期は需要と利益を見る。
今週の3社は、まさにこの典型だと見ています。
WDC:株価は急落しても、事業の方向は上向き


WDCは週間で-20.29%。しかしFY2026 Q4は、売上37.47億ドル、Non-GAAP EPS3.56ドルと市場予想を上回りました。
粗利益率は54.4%、次四半期見通しは55~56%。フリーキャッシュフローも前年比で大きく増えています。
さらにNearline HDDの出荷容量は209EBまで拡大しました。
短期的には期待値調整ですが、クラウド・AI向けデータ保存需要という長期テーマを崩す数字ではありません。
SNDK:強い数字でも、470%上昇後のハードルは高かった


SNDKのFY2026 Q4は売上89.65億ドル、Non-GAAP EPS39.25ドル。
次四半期の売上見通しは103~108億ドル、EPS見通しは44~46ドルと、会社はさらに成長を見込んでいます。
データセンター売上29.77億ドル、Edge売上54.32億ドルと、AI・高付加価値用途が成長をけん引しています。
決算ミスというより、急騰していた株価の期待値をいったん調整している、と考えやすい内容です。
AMD:成長ストーリーは崩れていない


AMDのQ2売上高は115.36億ドルで前年比+50%。データセンター売上は67.18億ドルで前年比+107%でした。
Q3売上見通しも130億ドル±3億ドルと、成長継続を見込んでいます。
株価が売られたのは、AI事業への期待が高すぎたことと、粗利益率56%が大幅な上振れではなかったことが中心です。
ファンダメンタルズを見る限り、業績悪化というより期待値調整と見る材料が多いでしょう。
DRAM ETFとKOSPIは底固めを確認


DRAM ETFとKOSPIは急落後に反発しています。
ただし、反発したことと底打ちしたことは別です。21日線・50日線、出来高、安値切り上げを確認します。
金曜はほぼ値動きがなく落ち着き払ってます。
Micronは中期トレンドを維持できるか

Micronは877.57ドル。
急落後に戻していますが、移動平均線付近の攻防が続いています。AI・HBM需要の長期仮説は維持しつつ、短期の買い増しはチャートを確認します。
Seagate・TSM・VRT・MRVL・CRDO

Seagateは812.76ドル。週間では-5.07%でしたが、AIデータセンターの大容量HDD需要というテーマは変わりません。

TSMは420.04ドル。先端プロセス需要を確認しながら、AI半導体全体のベンチマークとして見ています。

VRTは272.40ドル。電力・冷却というAIデータセンターの周辺需要を確認する銘柄です。

MRVLは218.72ドル。週間+16.61%と大きく反発しました。

CRDOは249.89ドル。高速接続・ネットワーク需要の強さを確認する銘柄として継続監視します。
キートン流、今週の投資判断
1.「好決算なのに下落」で慌てない
株価が下がったという事実と、事業が悪化したという事実は同じではありません。決算数字、需要、利益率、次四半期ガイダンスを分けて確認します。
2.市場予想より、需要が続くかを見る
短期の株価は市場予想との差で動きます。しかし長期では、AIデータセンター需要、HBM、NAND、HDD、ネットワークの実需が利益につながるかを重視します。
3.煽りに流されない
Xでも最近、「最大のリスクは相場そのものより、自分が熱狂に飲み込まれること」という視点に共感しました。
買い煽り、売り煽りを見て「あ、そうかも」と流されないこと。今週のように指数が急騰した後ほど重要です。
4.信用余力とキャッシュを優先
良い銘柄でも20%下がります。余裕資金がなければ、最も売りたくないところで売らされます。
基本はホールド。新規買いは余力を確認し、分割で入ります。
5.ホルムズ海峡と原油は引き続き警戒
Xでもホルムズ海峡の再封鎖報道に警戒しました。原油が再上昇すれば、インフレ・長期金利を通じてハイテク株の逆風になります。
今週の相場を一言でいうと
指数は最高値、でも個別株は「期待値との勝負」。短期の株価より、需要と利益を見たい一週間。
来週の注目ポイント

7月CPI
12日発表。市場予想は前年比+3.5%、コアCPI前年比+2.5%。上振れすれば米10年債利回りが再上昇し、AI・グロース株の逆風になります。
小売売上高・ミシガン大学消費者信頼感指数
14日発表。雇用が弱くなった中で、個人消費がどこまで維持されているかを確認します。
Cisco・Applied Materials決算
AIネットワーク、半導体製造装置の需要を確認します。AI設備投資が実需として広がっているかを見る材料です。
Super Micro・CoreWeave・Lumentum
AIサーバー、クラウド、光通信の決算から、GPU以外のAIインフラ需要を確認します。
SanDisk Investor Day
13日に予定されています。決算後の株価下落を受け、長期のNAND・データセンター戦略がどこまで示されるか注目です。
キートンの投資方針
- WDC・SNDK・AMDは決算内容と株価反応を分けて考える
- MU・WDC・SNDK・STXは基本ホールド
- 急落したから一括買いせず、21日線・50日線の反発を確認
- 信用余力とキャッシュを優先する
- 買う場合は引け付近で分割する
- CPI、米10年債、WTI、KOSPIを確認してから追加判断
- Xの買い煽り・売り煽りに流されず、自分のルールを優先する
質問コーナー
WDCは決算ミスだったのでしょうか?
添付資料では売上・EPSとも市場予想を上回っています。株価急落は、数字が悪かったというより、事前期待が高すぎたことやSeagateとの比較が影響したと見る材料が多いです。
SNDKは成長鈍化したのでしょうか?
次四半期も大幅な売上成長を見込み、EPS見通しも市場予想を上回っています。短期の株価反応だけで成長ストーリーが崩れたとは判断しにくい内容です。
AMDはNVIDIAに負けているから売られたのでしょうか?
外部材料は重石になりましたが、Q2売上+50%、データセンター+107%と業績自体は強いです。市場のAI期待が非常に高かったことが大きな要因です。
指数が最高値なら今すぐ買うべきですか?
最高値更新は強いシグナルですが、Fear & GreedはGreedまで上昇しています。焦って一括で買わず、余力を残して分割する方針です。
最後に
今週の米国株は、S&P500が最高値を更新する非常に強い一週間でした。
しかし、WDCやSNDKを持っていると、「本当に強い相場なの?」と思った人も多いはずです。
これが株式市場の難しいところです。
指数が上がっていても、好決算でも、人気が高まりすぎた銘柄は売られます。
でも、株価が下がったからといって、需要まで消えたわけではありません。
WDCはクラウド・AI向けHDD、SNDKはデータセンター・NAND、AMDはデータセンターCPU・AI GPU。
今後も見るべきなのは、短期の予想差ではなく、「需要が増えているか」「利益が増えているか」「会社が次も成長を見込んでいるか」です。
そして、もう一つ。
相場が上がると、人は強気になります。
下がると、急に弱気になります。
だからこそ、相場ではなく自分自身に飲み込まれないようにする。
今週は、そんなことを改めて感じた一週間でした。
それでは今日はこのへんで。
本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/
主な参照先:添付資料「米国株一週間のニュース」「キートン メモ」、TradingView添付チャート、AMD・WDC・SNDK決算資料画像、経済指標資料、キートンのX(@masterkeaton19)、Earnings Whispers。
本記事は情報提供を目的としたもので、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
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