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こんにちは~、キートンです!(^-^)/
今週の米国株は、指数だけ見ると少し嫌な一週間でした。
ダウは週間で約0.8%安、ナスダックは約2.1%安、S&P500は約1.4%安。
中東情勢が再び不透明になり、WTI原油は上昇。さらに米10年債利回りは4.7%台まで上がり、グロース株には本来かなり厳しい環境です。
ところが、半導体・メモリー株を見ていると、全面崩壊という感じではありません。
Micronは週初に4%超上昇。Marvellも週間上昇組に入り、KOSPIやDRAM ETFも急落後の底固めを続けています。
「金利4.7%台なのに、半導体が思ったほど崩れない」
ここが今週のいちばん気になったポイントです。
来週はNVIDIA決算。AI需要が本当に強いのか、メモリー・ネットワーク・ストレージまで次の波が広がるのかを確認する重要な週になります。
3行で要約
- ダウ-0.8%、ナスダック-2.1%、S&P500-1.4%。原油高と米10年債4.7%台が重荷となりました。
- それでも半導体・メモリーは全面安ではなく、MU・MRVLなどに買いが入りました。高金利でも崩れにくい点は注目です。
- 来週はNVIDIA決算とPCEが最大の焦点。AI設備投資とメモリー需要の強さを確認します。
こんな人向けの記事です
- 今週の米国株を初心者向けに短時間で振り返りたい人
- 米10年債4.7%台でも半導体が崩れない理由を考えたい人
- MU、WDC、SNDK、STX、MRVL、CRDOを保有・監視している人
- NVIDIA決算がメモリー株へ与える影響を知りたい人
- 高金利・原油高の中で買い増しのタイミングを考えている人
今週の米国株を動かした主な材料
中東情勢の不透明感で原油が上昇
米国とイランの協議を巡る不透明感が再び強まり、WTI原油が上昇。インフレ再加速への警戒から長期金利も上がり、週前半の株式市場を圧迫しました。
半導体へ資金移動、Micronが上昇
米政権がAppleに中国製メモリー調達を避けるよう求めたとの報道を受け、米メモリー企業への競争懸念が後退。MUなどメモリー・ストレージ株に買いが入りました。
米10年債は一時4.74%、AI資金調達コストが意識される
AIインフラ企業の社債発行や米財政への警戒から長期金利が上昇。高PER株には逆風となり、18日はSOX指数も大きく下げました。
米財務省の国債買い戻し拡大で一時金利低下
米財務省が長期国債の買い戻し上限を引き上げる方針を示し、19日は長期金利が低下。ダウとナスダックは反発しました。
Walmart決算と金利再上昇で再び売り
20日は米10年債利回りが再び4.7%台へ上昇。Walmartの見通しも市場期待に届かず、消費鈍化への懸念が加わってダウは700ドル超下落しました。
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主要3指数の週間騰落率

| 指数 | 週間騰落率 | 週末終値 | 今週の特徴 |
|---|---|---|---|
| ダウ | 約-0.8% | 53,282.32 | 2週続落。金利・原油・Walmartが重荷 |
| ナスダック | 約-2.1% | 26,180.45 | AI・高PER株に金利逆風 |
| S&P500 | 約-1.4% | 7,674.36 | 高値圏から調整も21日線近辺を維持 |
3指数とも週間では下落しました。
ただしVIXは15台、Fear & GreedもNeutralで、市場全体がパニックになったわけではありません。
ダウ

ダウは53,282.32。8月上旬の高値から調整していますが、50日線の上を維持しています。
21日線付近での攻防が続いており、短期は調整、中期は上昇トレンド維持という形です。
ダウ週間上昇ランキング

- MRK:+12.30%
- CRM:+6.61%
- AMGN:+5.81%
- KO:+3.87%
- JNJ:+3.80%
- CVX:+2.64%
- V:+1.89%
- AAPL:+1.12%
- DIS:+0.87%
- IBM:+0.58%
ヘルスケアとディフェンシブが上位。原油高でChevronも買われました。
ダウ週間下落ランキング

- WMT:-10.04%
- HON:-7.72%
- BA:-7.54%
- NVDA:-4.64%
- SHW:-3.48%
- CAT:-3.35%
- JPM:-3.10%
- UNH:-2.89%
- MSFT:-2.45%
- MMM:-2.02%
Walmartの急落に加え、NVIDIAやMicrosoftも週間では下落しました。
ナスダック

ナスダックは26,180.45。8月前半の戻り高値から調整し、21日線を割り込んでいます。
ただし50日線の上は維持しており、ここで反発できるかが次の焦点です。
ナスダック週間上昇ランキング

- MSTR:+28.17%
- VRTX:+8.36%
- CPRT:+6.93%
- MRVL:+6.77%
- INTU:+6.17%
- TSLA:+6.02%
- AMGN:+5.81%
- GILD:+5.61%
- ADBE:+4.27%
- MELI:+4.24%
Marvellが上昇上位に入りました。高速接続・ネットワーク需要への期待は残っています。
ナスダック週間下落ランキング

- NBIS:-21.09%
- CRWV:-16.54%
- ARM:-12.93%
- STX:-12.68%
- INTC:-12.13%
- CRWD:-11.52%
- ALAB:-11.39%
- TER:-10.28%
- WMT:-10.04%
- WDC:-9.70%
AIインフラの資金調達懸念を受け、CoreWeaveやNebiusなど高成長銘柄の下げが目立ちました。
S&P500

S&P500は7,674.36。最高値圏から下げていますが、21日線付近で下げ止まりを試しています。
7,600台を維持できれば、中期上昇トレンドの範囲内の調整と考えやすいでしょう。
S&P500週間上昇ランキング

- MRNA:+129.20%
- COIN:+25.61%
- EL:+18.40%
- FCX:+15.30%
- HOOD:+13.15%
- MOS:+12.96%
- MRK:+12.30%
- NEM:+11.74%
- ARE:+11.11%
- CMG:+10.15%
S&P500週間下落ランキング

- RDDT:-13.93%
- JBL:-13.74%
- STX:-12.68%
- FLEX:-12.45%
- INTC:-12.13%
- AKAM:-11.66%
- KEYS:-11.65%
- CRWD:-11.52%
- COHR:-11.14%
- VRT:-10.85%
データセンター・電子機器関連の下落が目立ち、AIインフラ内でも選別が強まりました。
経済イベント(経済指標)
経済指標の推移

8月のサービス業PMIは56.8、コンポジットPMIは56.0と拡大が続いています。景気が急失速している状況ではありません。
一方、7月CPIは前年比3.4%、コアCPIは2.5%。インフレはピーク時より落ち着いていますが、FRBが安心できる水準まで低下したとは言い切れません。
今週の経済指標結果

- フィラデルフィア連銀景況指数:47.4(予想25.9)
- サービス業PMI:53.2(予想54.0)
- コンポジットPMI:56.8(予想53.9)
- ISM製造業景気指数:56.0(予想54.1)
製造業の強さが目立つ一方、サービスPMIは予想をやや下回りました。強い景気指標は業績には追い風ですが、長期金利には逆風です。
来週の経済指標

- 耐久財受注:前月比予想+0.4%
- 耐久財受注コア:前月比予想+0.4%
- PCEデフレーター:前年比予想+3.6%
- コアPCE:前年比予想+3.3%
- 実質GDP:前期比年率予想+1.5%
株式市場にとって最重要はPCEです。インフレ鈍化が確認できれば、4.7%台まで上がった長期金利が低下するきっかけになります。
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米10年債利回り

米10年債利回りは4.736%。
4.7%台は情報技術・グロース株にはかなり高い水準です。それでも半導体株が全面崩壊していない点は注目しています。
もし金利が低下し始めたとき、半導体・メモリー株の上昇余地が一気に広がる可能性があります。
今週のセクター別騰落一覧

大型テックには赤が目立つ一方、メモリー・一部半導体、ヘルスケア、素材などには買いが入りました。
直近1カ月のセクター別ETF推移

| ETF | セクター | 騰落率 |
|---|---|---|
| VHT | ヘルスケア | +9.31% |
| VDE | エネルギー | +7.22% |
| VAW | 素材 | +6.04% |
| VCR | 一般消費財 | +2.74% |
| VFH | 金融 | +2.60% |
| VGT | 情報技術 | +2.42% |
| VDC | 生活必需品 | +1.63% |
| VOX | 通信サービス | +0.34% |
| VIS | 資本財 | +0.22% |
| VNQ | 不動産 | -0.53% |
| VPU | 公益 | -6.74% |
Fear & Greed Index

Fear & Greed Indexは55でNeutral。前週の63(Greed)から低下しました。
指数は下げましたが、極端な恐怖には入っていません。
VIX

VIXは15.14。株価指数が週間安でも、恐怖指数は低位です。
「パニック売り」ではなく、金利と原油を見ながらポジションを調整している相場と考えやすいでしょう。
ドル円

ドル円は158.972円。為替介入後の急落から戻していますが、160円近辺では上値が重くなっています。
WTI原油

WTI原油は86.63ドル。
中東情勢を巡って再上昇しています。原油高が続けば、インフレと金利を通じてグロース株には逆風です。
保有・監視銘柄

保有・監視銘柄はMU、WDC、SNDK、AMD、STX、TSM、VRT、MRVL、CRDO、SKHYです。
ようやくSKハイニクス(SKHY)を購入しました!(^-^)/
考察:金利4.7%でも半導体が崩れない理由
AI・半導体の実需がまだ強い
キートンメモで最も気になったのは、米10年債が4.7%台でも半導体が意外に底堅いことです。
通常なら高金利は高PERのグロース株に強い逆風になります。それでも半導体が崩れないのは、AIインフラ需要という実需が金利の逆風を吸収している可能性があります。
TSMCの月次売上も強い
TSMCの7月売上高が4,675.8億台湾ドル、前年同月比+44.7%だった点を取り上げました。
1~7月累計も前年同期比+37.0%です。
半導体サイクルが完全に崩れたと考えるには、まだ実需が強すぎます。
「流行」ではなく、業績・成長性・割安度を見る
先日、もし米国株を1銘柄だけ挙げるならMUを選ぶ、ということを申し上げました。
そこで大事にしているのは、惚れ込みではなく、業績・成長性・割安度を客観的に説明できるかという点です。
SNSの買い煽り・売り煽りではなく、企業の利益と需要を見て判断したいところです。
DRAM ETFとKOSPIは底固め継続


DRAM ETFは57ドル台、KOSPIも急落後に小幅ながら上昇を続けています。
まだ高値には届きませんが、少なくとも一方的に売られる相場ではなくなっています。
Micronは再び1,000ドルを試せるか

MUは966.78ドル。移動平均線の上を維持し、1,000ドルが再び意識される位置まで戻りました。
来週のNVIDIA決算でAI・HBM需要の強さが確認されれば、メモリー株全体の追い風になる可能性があります。
WDC・SNDK・STXはストレージ需要を確認

WDCは459.44ドル。決算後の急落から戻り切れていませんが、大容量HDD需要の長期テーマを確認します。

SNDKは1,596.08ドル。急落後に反発し、短期移動平均線の回復を試しています。

STXは850.00ドル。週間では大きく下落しましたが、AIデータセンターの保存層という長期テーマは変わりません。
AMD・TSM・VRT・MRVL・CRDO・SKHY

AMDは473.25ドル。50日線付近でのもみ合いが続いています。

TSMは418.95ドル。7月売上高の強さを背景に、AI半導体需要のベンチマークとして継続監視します。

VRTは261.95ドル。高値から調整中ですが、AIデータセンターの電力・冷却需要は長期テーマです。

MRVLは237.04ドル。週間上昇組に入り、ネットワーク・カスタム半導体への期待が戻っています。

CRDOは230.57ドル。高速接続需要の強さを確認する銘柄として監視します。

SKHYは163.41ドル。メモでは日本工場の噂にも触れていますが、現時点では未確認です。公式確認できる最新の大型投資は韓国の龍仁・清州工場なので、日本工場の噂は売買判断には使いません。
キートン流、今週の投資判断
1.金利4.7%でも崩れない銘柄を観察する
悪材料があるのに下がらない銘柄は強い。金利が高い状態で半導体が底堅いなら、金利低下時の反応を確認したいところです。
2.NVIDIA決算前に無理してポジションを増やさない
NVIDIAはAI市場全体のセンチメントを変えるイベントです。決算前に一括で買うより、通過後の値動きを見て分割で対応します。
3.流行より業績・成長性・割安度
SNSで話題だからではなく、人に理由を説明できる銘柄を持ちたい。MUを中心に、利益成長とバリュエーションを確認します。
4.原油と長期金利は毎日確認
WTIと米10年債利回りは、半導体株のバリュエーションを直接揺らします。原油90ドル、10年債4.8%方向へ進むなら警戒を強めます。
5.未確認の噂は売買判断に使わない
面白いテーマでも、公式確認できない材料は売買判断には使いません。一次情報を確認してから考えます。
今週の相場を一言でいうと
金利4.7%台でも半導体は崩れ切らない。次の答えはNVIDIA決算が握る一週間。
来週の注目ポイント

NVIDIA決算
水曜引け後。売上・EPSだけでなく、データセンター売上、次世代GPUの供給、粗利益率、次四半期ガイダンスを確認します。売り上げが1000億ドル超えてくるのか見ものですね~
MU、SKHY、MRVL、VRT、CRDOなどAIインフラ株への波及が最大の注目です。
Marvell決算
木曜引け後。カスタムAI半導体、データセンターネットワーク、光通信需要の伸びを確認します。
PCEデフレーター
前年比予想は3.6%、コアPCEは3.3%。インフレ鈍化なら長期金利低下につながり、グロース株には追い風です。
耐久財受注・実質GDP
景気の強さが続けば企業業績にはプラスですが、強すぎる数字は金利上昇を招く可能性があります。
キートンの投資方針
- MU、WDC、SNDK、STX、MRVL、CRDOは基本ホールド
- NVIDIA決算前の大きな新規買いは控える
- 決算通過後、21日線・50日線と出来高を確認
- 信用余力とキャッシュを優先する
- 買う場合は引け付近で分割する
- 米10年債、WTI、KOSPI、DRAM ETFを毎日確認する
- 未確認の噂は売買判断に使わない
質問コーナー
米10年債が4.7%でも半導体株は買えますか?
高金利は明確な逆風です。ただし、その環境でも崩れない銘柄は相対的に強いと考えられます。金利低下を確認してから分割で入る方が安全です。
来週はNVIDIAを買うべきですか?
決算前に一括で買うより、決算とガイダンスを確認し、翌日の値動きを見てから判断する方針です。
MUはまだ割安ですか?
短期の株価だけではなく、来期EPS、HBM売上、利益率、設備投資とのバランスを見ます。業績・成長性・割安度をセットで確認します。
SK hynixの日本工場は本当ですか?
添付メモには噂としてありますが、今回確認できたSK hynix公式発表は韓国の龍仁・清州への大型投資です。日本工場は現時点で未確認として扱います。
最後に
今週は、米国株全体では調整の一週間でした。
原油は上がり、米10年債は4.7%台。
本来なら半導体やグロース株がもっと崩れてもおかしくありません。
それでもMicronやMarvellには買いが入り、KOSPIも急落後の底固めを続けています。
さらにTSMCの7月売上高は前年同月比44.7%増。
半導体の実需がまだ強い。
この一点は、短期の株価より重く見ています。
ただし、強いテーマだからこそ買い煽りにも売り煽りにも流されない。
来週はNVIDIA決算です。
ここでAI需要の強さが再確認されるのか。
それとも市場の高い期待値に届かず、もう一段調整するのか。
決算前に答えを決めつけず、数字を見てから動きます。
それでは今日はこのへんで。
本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/
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