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こんにちは~、キートンです!(^-^)/
今週はFOMCを通過しました。
FRBは政策金利を0.25%引き上げ、目標レンジを3.75~4.00%へ。
米10年債利回りはついに5%に到達。原油も週中には100ドルを大きく超えました。
普通なら、AI・半導体のようなグロース株にはかなり厳しい環境です。
ところが週間で見ると、ダウは-1.7%、S&P500は-0.1%だった一方、ナスダックは+0.7%。
しかもSNDKは週間+9.70%、AMDは+8.46%、MRVLも強く、半導体・メモリーの一角には資金が戻っています。
「利上げしたのに、なぜNASDAQは週間プラスなのか?」
そして、次に市場がぶつかる壁は何なのか。
今週は「金利vs. AI産業革命・第3幕」として、添付の米国株一週間のニュース、キートンメモ、チャート、Xで発信してきた内容をもとに整理します。
3行で要約
- FOMCは0.25%利上げ。米10年債は5%まで上昇したものの、NASDAQは週間+0.7%と主要3指数で唯一プラスでした。
- SNDK+9.70%、AMD+8.46%。Micronの新型512GB DDR5やMarvellの光接続増産など、AIインフラ投資の実需は続いています。
- 次の壁は「10年債5%の定着」「原油100ドル再突破」「AI投資の収益化」。9月30日のMicron決算が大きな確認ポイントです。
こんな人向けの記事です
- FOMC利上げ後の米国株を整理したい人
- 金利5%でもNASDAQが崩れない理由を知りたい人
- MU、SNDK、WDC、STX、SKHYを保有・監視している人
- MRVL、CRDO、VRTなどAIインフラ株の先行きを考えたい人
- 9月末のMicron決算へ備えたい人
今週の米国株を動かした主な材料
AI開発ペース鈍化懸念で週初は半導体売り
週初はAI開発を減速すべきとの議論が材料視され、SOX指数は大幅安。MU、AVGO、ARM、AMDなどAIインフラ関連に売りが広がりました。
原油106ドル台・米10年債5%超えで警戒
中東の供給不安からWTIが一時106ドル台へ。インフレ警戒で米10年債利回りも5%を超え、グロース株のバリュエーションを圧迫しました。
FOMCは0.25%利上げ
FRBは政策金利を3.75~4.00%へ引き上げました。FOMC直後は追加利上げへの警戒からダウが631ドル安となりました。
原油・金利の一服で半導体株が反発
翌日は原油と長期金利が低下し、NASDAQは1.69%高。MRVLとGlobalFoundriesの光接続向け増産契約もAIインフラ株の支えになりました。
金曜もNASDAQはプラス、週間でも逆行高
週末は10年債が再び5%へ上昇したものの、NASDAQは0.4%高。週間でも+0.7%となり、高金利の中でもAI関連の利益成長期待が残りました。
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主要3指数の週間騰落率

| 指数 | 週間騰落率 | 週末終値 | 今週の特徴 |
|---|---|---|---|
| ダウ | 約-1.7% | 51,688.16 | 3月以来の大幅な週間下落 |
| ナスダック | 約+0.7% | 26,522.55 | 半導体・AI関連が下支えし週間プラス |
| S&P500 | 約-0.1% | 7,650.51 | ほぼ横ばい。金曜は小幅高 |
今週のポイントは、3指数が同じ方向に動かなかったことです。
ダウが大きく下げた一方で、NASDAQは週間プラス。
金利上昇だけで説明できない「利益成長の差」が、指数間の強弱に表れています。
ダウ

ダウは51,688.16。
21日線・50日線を下回り、短期的には弱いチャートです。高金利と景気敏感株への売りが重荷になりました。
ダウ週間上昇ランキング

- GOOGL:+3.26%
- AMGN:+2.20%
- MRK:+2.04%
- HON:+2.03%
- NVDA:+1.82%
- JNJ:+1.66%
- AAPL:+1.16%
- PG:+0.77%
- MMM:+0.56%
ダウ週間下落ランキング

- GS:-8.47%
- BA:-5.82%
- IBM:-5.65%
- AXP:-4.04%
- CRM:-3.96%
- DIS:-3.64%
- NKE:-3.51%
- HD:-2.84%
- CSCO:-2.34%
- CVX:-2.13%
金融・景気敏感株の弱さが目立ちました。AI関連が強くても、ダウ全体には波及し切っていません。
ナスダック

ナスダックは26,522.55。
週前半はAI減速懸念と金利上昇で売られましたが、FOMC後に切り返し、週間では+0.7%。
21日線・50日線近辺を維持しており、主要3指数では最も底堅い動きです。
ナスダック週間上昇ランキング

- MSTR:+17.52%
- CRWD:+14.95%
- PANW:+9.96%
- SNDK:+9.70%
- FTNT:+8.82%
- AMD:+8.46%
- DXCM:+7.61%
- ISRG:+6.55%
- PLTR:+6.22%
- INTC:+5.50%
SNDKとAMDが上位に入りました。
金利5%でも、売上・EPSの伸びが大きい企業には資金が向かっています。
ナスダック週間下落ランキング

- CEG:-10.55%
- CMCSA:-9.76%
- CRWV:-8.57%
- TMUS:-7.76%
- NFLX:-7.25%
- AXON:-6.59%
- FANG:-6.12%
- MELI:-5.80%
- INTU:-5.72%
- PCAR:-5.43%
AIクラウドのCoreWeaveが下落側に入ったことにも注目です。
「AI関連なら全部上がる」相場ではなく、利益の見え方と資金調達力で選別が強まっています。
S&P500

S&P500は7,650.51。
週間ではほぼ横ばいです。
9月は季節的に需給が弱くなりやすい中、10年債5%でも大崩れしていない点は底堅さと言えます。
S&P500週間上昇ランキング

- RVTY:+15.40%
- CRWD:+14.95%
- GNRC:+10.94%
- COIN:+10.84%
- PANW:+9.96%
- SNDK:+9.70%
- FDS:+9.29%
- FTNT:+8.82%
- AMD:+8.46%
- MTD:+7.64%
S&P500週間下落ランキング

- JBHT:-13.39%
- CHTR:-12.07%
- CEG:-10.55%
- GLW:-9.78%
- CMCSA:-9.76%
- SLB:-8.81%
- NRG:-8.64%
- FISV:-8.51%
- GS:-8.47%
- ON:-8.09%
経済イベント(経済指標)
経済指標の推移

今週は「景気の強さ」と「インフレの粘着性」が同時に意識されました。
小売売上高は予想を上回り、労働市場も底堅い一方、FRBはインフレ抑制のため利上げへ動きました。
今週の経済指標結果

- 小売売上高 前月比:+1.2%(予想+0.9%)
- 小売売上高 コア前月比:+1.4%(予想+0.5%)
- FOMC政策金利:3.75~4.00%へ0.25%利上げ
- フィラデルフィア連銀景況指数:37.8(予想28.6)
- 中古住宅販売成約指数:+0.3%(予想-0.1%)
- 鉱工業生産:0.0%(予想+0.4%)
- 設備稼働率:76.3%(予想76.4%)
消費は予想以上に強く、景気後退を急いで織り込むような内容ではありません。
一方、需要が強いほどFRBはインフレを警戒しやすくなるため、株には単純な好材料ではありません。
来週の経済指標

- 9月23日:製造業PMI、サービス業PMI
- 9月24日:経常収支、新築住宅販売件数
- 9月25日:耐久財受注、耐久財コア、ミシガン大学消費者信頼感指数
FOMC直後なので、来週は指標そのものより「追加利上げを正当化するほど景気・物価が強いか」という視点で見ます。
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米10年債利回り

米10年債利回りは5.000%。
今週、一時5%を超えました。
ここから5%台に定着するなら、AI株のPERにはさらに圧力がかかります。
それでもNASDAQが週間プラスだったという事実は、利益成長期待の強さを示しています。
今週のセクター別騰落一覧

大型株ではNVIDIA、Micron、Alphabetなどに買いが入る一方、金融・資本財・公益などには弱さが目立ちました。
直近1カ月のセクター別ETF推移

| ETF | セクター | 騰落率 |
|---|---|---|
| VGT | 情報技術 | +2.95% |
| VOX | 通信サービス | +2.16% |
| VDE | エネルギー | +0.70% |
| VFH | 金融 | -3.08% |
| VHT | ヘルスケア | -4.14% |
| VDC | 生活必需品 | -4.63% |
| VAW | 素材 | -5.03% |
| VNQ | 不動産 | -5.78% |
| VPU | 公益 | -6.50% |
| VIS | 資本財 | -6.79% |
| VCR | 一般消費財 | -6.83% |
情報技術と通信サービスがプラス。
高金利の中でここが上位に残っているのは、AIを中心とした利益成長期待が市場平均を上回っているためと考えられます。
Fear & Greed Index

Fear & Greed Indexは29でFear。
- 前日:28(Fear)
- 1週間前:32(Fear)
- 1カ月前:54(Neutral)
- 1年前:66(Greed)
NASDAQが週間プラスでも、市場心理はFearです。
つまり指数の底堅さに対して、投資家心理はまだ慎重です。
VIX

VIXは14.82。
週中には18前後まで上昇しましたが、週末には急低下しました。
市場全体のパニックというより、FOMC・原油・金利を巡る警戒が一度和らいだ形です。
ドル円

ドル円は156.854円。
日銀の利上げを受け、一気にドル高・円安方向へ戻しました。
158円/ドルにつけましたがその後レートチェックが入ったみたく156円後半でおちつきました。トレンドは円安でしょうね。しかも強い。。
WTI原油

WTI原油は95.46ドル。
週中には106ドル台まで上昇しましたが、週末は大きく反落しました。
100ドルを再び超えて定着するかどうかは、インフレ・金利・株価の三つに影響するため引き続き重要です。
保有・監視銘柄

| 銘柄 | 株価 | 今週見るポイント |
|---|---|---|
| MU | 1,015.80ドル | 9/30決算、HBM・サーバーDRAM、利益率 |
| WDC | 441.36ドル | AI保存需要、大容量HDD |
| SNDK | 1,791.82ドル | 週間+9.70%、NAND/SSD需要 |
| AMD | 559.82ドル | 週間+8.46%、AIアクセラレーター |
| STX | 858.79ドル | Nearline HDD需要 |
| TSM | 434.67ドル | 先端プロセス・AI半導体需要 |
| VRT | 249.39ドル | 電力・冷却、金利感応度 |
| MRVL | 244.25ドル | 光接続・CPO/NPO需要 |
| CRDO | 175.89ドル | AEC・高速接続 |
| SKHY | 187.50ドル | HBM需給、米国生産構想 |
金利高のさらにその上をいくこれらの銘柄がやはり強いようなきがします。。
考察:金利vs. AI産業革命・第3幕

FOMCは利上げ。それでもNASDAQは週間+0.7%
まず、今週の相場を最もシンプルに整理するとこうです。
政策金利↑、10年債5%、原油高。それでもNASDAQは週間プラス。
これは「金利は株に関係ない」という意味ではありません。
実際、ダウは-1.7%。金利上昇はPERに明確な逆風です。
それでもAI・半導体の一角が上がったのは、利益成長への期待が金利による評価低下を上回ったからだと考えます。
堀古氏の報告会を、FOMC後にどう読むか
キートンメモでまとめた堀古英司氏の運用報告会は、今回のFOMCより前に行われたものです。
報告会時点では「9月利上げはない」との見方でしたが、実際には0.25%利上げとなりました。
ここは予想と結果を分けて見る必要があります。
一方で、堀古氏が示した
AI投資 → 巨額設備投資 → 資金需要増加 → 長期金利高止まり
というフレームは、FOMC後の相場を考える材料になります。
高金利そのものを「景気が悪い証拠」と決めつけるのではなく、AIを含む投資需要の強さとセットで見る考え方です。
「金利が高い=株は必ず下がる」ではない
株価を単純化すると、
株価 ≒ EPS × PER
です。
金利が上がればPERには下押し圧力がかかります。
しかしEPSの伸びがそれ以上なら、株価は上昇できます。
これは以前Xでも、
EPS10ドル×PER25倍=250ドル。
PERが20倍へ低下しても、EPSが15ドルへ伸びれば300ドル。
という例で整理しました。
今週のNASDAQ+0.7%は、この考え方をもう一度確認する週になりました。
Micron:HBMだけでなくサーバーDRAMも重要

MUは1,015.80ドル。
Micronは今週、次世代サーバー向けの512GB DDR5 RDIMMを発表しました。
同社によれば最大9,200MT/s、動作電力を60%超削減できる設計で、AMDとIntelが検証を進めています。
AIデータセンターではHBMだけでなく、サーバーDRAM容量そのものも増えます。
AIメモリー=HBMだけではない。
ここは9月30日のMicron決算でも重要です。
SNDK:メガトレンドに乗ることの大きさ

SNDKは1,791.82ドル。週間+9.70%。
Xでは今朝、1年前の86ドルから大きく上昇したSanDiskを見て、メガトレンドに乗ることの大きさを改めて感じたと書きました。
一方で、ここまで上がれば短期の値動きは当然大きくなります。
「上がったから強気」「下がったから弱気」ではなく、NAND・SSD需要と利益成長が株価に追いついているかを確認します。
MRVL:AIはGPUだけでなく「データを動かす」技術へ

MRVLは244.25ドル。
今週、MarvellとGlobalFoundriesはAIインフラ向けの光接続需要に対応するため、SiGe技術の生産能力を増やす複数年契約を拡大しました。
対象にはプラガブル光トランシーバー、NPO、CPOが含まれます。
GPUを増やすほど、GPU同士・ラック同士のデータ移動がボトルネックになります。
AI相場の次の主役候補は「計算」だけでなく「接続」でもある。
SK hynix:米国生産はまだ「協議段階」

SKHYは187.50ドル。
Reutersは、SK hynixが米国でのメモリー生産を巡りIntelと予備的な協議をしていると報じました。
ただし、現時点では具体的な生産品目や合意は確定していません。
HBM・DRAMの需要拡大に加え、供給網の現地化が投資テーマへ加わるかを見ていきます。
メモリーは「ピークアウト」より「織り込み」を見る
キートンメモの中で、堀古氏のメモリー株に対する見方は参考になります。
メモリー需給が将来ピークアウトするかどうかだけでなく、
そのピークアウトを株価がすでにどこまで織り込んでいるか
を見るという考え方です。
メモリー企業の利益が高水準でもPERやPEGが低い場合、市場は将来の失速をかなり先取りしている可能性があります。
だからこそ、価格サイクルだけではなく、EPS・FCF・バリュエーションを同時に見ます。
次の壁① 米10年債「5%」が定着するか
5%に一瞬触れるのと、5%台で定着するのは意味が違います。
金利が5%台で居座れば、将来利益の現在価値は低下し、高PER銘柄ほど厳しくなります。
AI株でも、利益がまだ小さい企業と利益が急増している企業の差がさらに広がりそうです。
次の壁② 原油100ドル再突破
今週のWTIは週中106ドル台まで上昇後、95.46ドルまで下がりました。
原油が100ドルを再び超えて定着すると、CPI・企業コスト・消費へ再び圧力がかかります。
AIの利益成長が強くても、金利と原油が同時に上がれば株価には二重の逆風です。
次の壁③ AI投資は本当に回収できるのか
先週はOracleの巨大AI投資を見ました。
今後の最大の論点は、設備投資額の大きさではなく、
その設備投資がどれだけ売上・利益・キャッシュフローへ変わるか
です。
GPU・HBM・光接続・電力・冷却を売る企業は先に売上を得ます。
一方、クラウド事業者は巨額投資を回収する必要があります。
AI産業革命の第3幕は「投資額」から「投資回収」へ少しずつ焦点が移ると見ています。
9月は「弱い月」だからこそ、良い会社の価格を見る
キートンメモで整理した堀古氏の見方では、9月は構造的な弱気相場というより、需給が弱くなりやすい月です。
重要なのは「9月だから売る」ことではなく、悪材料で良い企業が安くなった時に、その価格が企業価値に対して魅力的かどうかを見ることです。
キートン流、今週の投資判断
1.FOMC通過だけで安心しすぎない
利上げは通過しましたが、10年債5%と原油は残っています。次の利上げ観測が強まるかを確認します。
2.NASDAQの相対的な強さを観察する
悪材料が多い中で週間+0.7%。半導体・メモリー・サイバーセキュリティなど、強いところへ資金が集中しています。
3.メモリーは株価ではなくEPS・FCFと需給を見る
SNDKやMUが高値でも、利益成長がそれ以上なら割高とは限りません。一方、利益予想が鈍化すれば評価は一気に変わります。
4.CPO・高速接続を「次のボトルネック」として監視
MRVLとGlobalFoundriesの増産は、AIデータセンターで通信帯域が重要になっている証拠の一つです。
5.9月30日のMicron決算までは余力を残す
HBM4、サーバーDRAM、粗利益率、来期ガイダンスが次の大きな確認材料です。イベント前にポジションを偏らせすぎないようにします。
今週の相場を一言でいうと
利上げでもNASDAQは上がった。次に問われるのは「AI利益成長が5%金利と100ドル原油をどこまで上回れるか」。
来週の注目ポイント
PMI
9月23日。製造業53.7、サービス業56.0が予想されています。景気が強すぎると追加利上げ観測が高まる可能性があります。
新築住宅販売
9月24日。金利5%の影響が住宅需要へどこまで出ているかを確認します。
耐久財受注
9月25日。総合は前月比-0.3%、コアは+0.5%が予想されています。企業投資の強さを見る材料です。
ミシガン大学消費者信頼感指数
前回47.8。原油高と金利上昇で家計心理がさらに悪化していないかを確認します。
米10年債5%・WTI100ドル
この2つが同時に上昇するなら、AI利益成長が強くても株価の値動きは荒くなります。
Micron決算へのカウントダウン
Micronは9月30日に決算予定です。売上、粗利益率、EPSに加え、HBM4、サーバーDRAM、設備投資計画を確認します。
キートンの投資方針
- AI・メモリーの長期テーマは継続して確認
- 金利5%でも強い銘柄の相対強度を重視
- 短期の上昇を追いかけず、押し目と業績を確認する
- 一括ではなく分割を基本にする
- AI設備投資額だけでなく、売上・EPS・FCFへの転換を見る
- 米10年債、WTI、KOSPI、DRAMの動きを毎日確認する
- Micron決算前後の値動きに備えて余力を残す
質問コーナー
利上げしたのにNASDAQが上がったのはなぜですか?
金利上昇はPERに逆風ですが、半導体・AI関連の利益成長期待がそれ以上に強かったためです。すべての銘柄が上がったわけではなく、選別が進んでいます。
米10年債5%は危険ですか?
グロース株には明確な逆風です。ただし5%そのものより、EPS成長との比較が重要です。利益が大きく伸びる企業は高金利でも耐えられます。
SNDKは上がりすぎではありませんか?
値上がり幅は非常に大きいので短期の変動には注意が必要です。一方、NAND・SSD需要とEPS成長が続くなら、株価だけで割高とは判断できません。
MRVLの光接続はなぜ重要ですか?
AIデータセンターでは大量のGPU間でデータを高速に移動する必要があります。CPOやNPOなど光接続は、計算能力の次のボトルネック候補です。
次の最大イベントは何ですか?
短期では10年債5%と原油、中期では9月30日のMicron決算です。HBM・DRAM需要が利益へどこまで変わっているかを確認します。
最後に
今週はFOMCで利上げがありました。
米10年債は5%。
原油は一時106ドル。
それでもNASDAQは週間+0.7%。
SNDKは+9.70%。
AMDは+8.46%。
これは「金利は関係ない」という話ではありません。
むしろ逆です。
金利という強い逆風があるからこそ、
どの企業の利益成長が本当に強いのかが見えやすくなっている。
Micronは512GB DDR5。
Marvellは光接続。
SK hynixには米国生産を巡る新しい動き。
AI産業革命の恩恵は、GPUからメモリー、ストレージ、ネットワーク、電力・冷却へ広がっています。
一方で、次の壁ははっきりしています。
10年債5%。
原油100ドル。
そしてAI投資を本当に回収できるのか。
ここからは「AI投資額が大きい」というだけでは足りません。
売上、EPS、FCFとして数字に変わる企業を見ていきます。
9月は需給が弱い月。
だからこそ、良い企業が安くなる場面があるかもしれません。
焦らず、一次情報と業績を確認しながら、月末のMicron決算へ備えます。
それでは今日はこのへんで。
本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/
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【関連記事リンク:金利vs. AI産業革命・第2幕|Oracle決算で見えたAI投資の勝者】

主な参照先:添付資料「米国株一週間のニュース」「キートン メモ」、TradingView添付チャート、経済指標資料、Federal Reserve、Micron Investor Relations、GlobalFoundries、Reuters、AP、キートンのX(@masterkeaton19)。
補足:添付の「米国株一週間のニュース」は9月17日米国市場までの内容だったため、9月18日の終値と週間騰落率はAP・Reutersおよび添付TradingViewチャートで補完しました。
FOMC:9月16日に0.25%利上げ、政策金利3.75~4.00%。Micron決算は9月30日予定。MarvellとGlobalFoundriesの光接続向け増産契約は9月17日発表。SK hynixとIntelの米国生産協議はReuters報道で、現時点では予備的・未確定です。
堀古氏の運用報告会はFOMC前の内容であり、「9月利上げはない」との予想は実際の結果と異なりました。本記事では予想そのものではなく、AI投資と資金需要・長期金利を結びつける分析フレームを考察材料として使用しています。
本記事は情報提供を目的としたもので、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
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