キートンのウィークリー米国株ニュース 250419/あ~あ、言っちゃった。。

ウィークリーニュース
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 こんにちは~ キートンです!(^-^)/

FRB議長のパウエルさんが会見を行いました。
一言でいうと
「株価市場を救済しない」
と。

これはある記者さんが株価が落ち込んだとして、利下げをしますか?
と質問したところ、パウエル議長はこう答えました。

最近はトランププットだのパウエルプットだのと市場で噂されてきましたが
ついに「助けません!」と明言したのです。

これで株式市場は一気に急落、ナスダックにおいてはマイナス3%のもの落ち込みでした。

投資家にとって思ったのは「そんな質問しないでよ~」と落胆したでしょうね。。

エヌビディアも中国向けの半導体H20が輸出規制をされてマイナス8%もの下落もしました。

は~

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ダウ、ナスダック、S&P500

3指数は終値ベース、先週末比で

  • ダウは-2.7%(終値:39142.23)
  • ナスダックが-2.6%(16286.45)
  • S&P500-1.5%(5282.70)

でした。

ダウ

下図をご覧ください。
今週は日を増すごとに下落の幅も大きくなり、下げ一色の一週間でした。
保険大手のユナイテッドヘルス(UNH)が医療コストの上昇し業績下方修正ということで一時20%あまり下落してしまいました。

今週上げたのは

今週下落したのは(下位10銘柄)

 エヌビディアは冒頭申し上げたとおりですが、他のハイテク大手も大きく下げており、株式市場はまだまだ下落が止まらないようです。

ナスダック

下図をごらんください。
 週の初めは、スマホや半導体が相互関税から外れるとのことで一旦は上昇しましたが、いずれは関税の対象になるとの発言もあり、上昇に転じることができませんでした。
エヌビディアの対中輸出規制の件もあってなかなか難しい相場ですね。もう米国株オワコンなのでしょうか??

ナスダック100
今週上昇したのは(上位10銘柄)

今週下落したのは(下位10銘柄)

 エヌビディアが下落したことからブロードコム(AVGO)やAMDも下落しております。
がしかし今週はTSMCが決算を発表し、純利益が1~3月期前年比60%増と驚異的な数字を見せてくれました。
 半導体需要はまだまだ旺盛なことは間違いなく、これからも伸びていくと思われます。ただ株価ということでいうと、半導体上流銘柄はハテナかもです。これからはソフトウェアやロボットといった領域へ市場の注目はシフトいきそうな感じとみてます。

↓↓エヌビディア(NVDA)の株価チャート(日足)

ですので、パランティアテクノロジー(PLTR)とかテスラ(TSLA)あたりが恩恵を受ける番になってくるような感じです。
他は。。

↓↓パランティアテクノロジー(PLTR)の株価チャート(日足)

↓↓テスラ(TSLA)の株価チャート(日足)

↓↓クラウドストライク(CRWD)の株価チャート(日足)

パランティアテクノロジーやクラウドストライクは関税には無関係な銘柄ですので、ホールドで問題ないかと思います。

S&P500

下図をご覧ください。

こちらもナスダック同様の動きで下落の一週間でしたが、来週はというと。。
50日移動平均線が200日移動平均線ををデッドクロスしてますよね~
これはちょっと気にしておかなければならない局面になってきたということでして、米国株に投資するには銘柄選択に気をつけたほうがよさそうかなと。

しかし、積み立てはいまは絶好の仕込み時ですので、そこは気にせず積み立てをしておきましょう。
こんど復活したときにはかなりの恩恵が受けられますのでね。

今週のS&P500上昇銘柄は(上位10銘柄)

下落銘柄は(下位10銘柄)

日経によると

米製薬大手イーライ・リリーは17日、経口肥満症治療薬「オルフォルグリプロン」の第3相臨床試験(治験)の結果を発表した。市場が予想していた減量効果と一致したことで、同日の株価は一時前日比17%高と急上昇している。

とのことです。
一応、企業個別の好材料は株価上昇に寄与しているということで。
こういったことからやっぱり米国株は長期的に上昇するのでしょうね。

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米10年債利回り

下図をご覧ください。
4.333%と先週から0.16ほど低下です。

 先々週から上下に大きく振れてしまい、米国債に危機が訪れたかと思われましたが、今週はなんとか
200日移動平均線あたりまで落ち着きを取り戻しております。
トランプ関税砲もそろそろ終盤になってきてくれるといいですね。

今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)

 これを見る限り、大型ハイテク株だけが売られている状況がうかがえます。
これはもう、米国株から撤退しろということなのでしょうか。
短期的にはそうかもしれませんが、まだまだこれからも世界を牛耳るマグニフィセント7ですから
どこかで反発はくることでしょう。

下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。

 

1位は
VDC(生活必需品 P&G、コストコ、ウォルマート
2位は
VPU(公益 ネクステラエナジー、サザン、デュークエナジー
3位は
VNQ(不動産 アメリカンタワー、プロロジス、クラウンキャッスル

どのセクターも株価はある程度戻ってきて、落ち着いた感はあるのですが、ここから急上昇があるのか急落があるのかまだわかりませんね。
ただ、関税砲もだいぶ打って混乱を極め、すこし市場が慣れてきた感もあるように思います。
あとは決算発表がどう出て、市場全体に影響をあたえるか、来週も気が抜けませんね。

来週の決算予定は下図の通りです。

個人的に注目してるのはテスラ、アルファベット、サービスナウ、アラスカ航空などです。

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VIX(恐怖指数)

下図をご覧ください。
ちょっと低下傾向が鈍りましたが、おおむね低下傾向です。

 正直、ここらでもう上がらないでくれ!と願うばかりですね

ドル円の状況

下図をご覧ください。
142.11円/ドルと先週から引き続き下落です。

 トリプル安のうち、国債はだいぶもどしてきましたが、ドル円はまだ下落が止まる気配がありません。
個人的には2024年9月につけた140.61円/ドルが底と見てます。

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経済イベント(経済指標)

 米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。

<過去分>

今週のイベント結果(経済指標の結果)

小売売上高 03月 [前月比]→前回0.2% 予想1.4% 結果1.4%
小売売上高 03月 [自動車除くコア・前月比]→前回0.3% 予想0.4% 結果0.5%
鉱工業生産指数 03月 [前月比]→前回0.7% 予想-0.3% 結果-0.3%
鉱工業生産指数 03月 [設備稼働率]→前回78.2% 予想78.0% 結果77.8%
ECB政策金利 04月 [ECB政策金利]→前回2.65% 予想2.40% 結果2.40%
フィラデルフィア連銀景況指数 04月→前回12.5 予想6.7 結果-26.4

来週のイベント

2025年04月23日(水)
PMI(購買担当者景気指数・速報値) 04月 [製造業PMI・速報値]→前回50.2 予想49.2 結果
PMI(購買担当者景気指数・速報値) 04月 [非製造業PMI・速報値]→前回54.4 予想52.9 結果
PMI(購買担当者景気指数・速報値) 04月 [コンポジットPMI・速報値]→前回53.5 予想 結果
新築住宅販売件数 03月 [新築住宅販売件数]→前回67.6万件 予想68.0万件 結果

2025年04月24日(木)
耐久財受注(速報値) 03月 [前月比]→前回1.0% 予想1.4% 結果
耐久財受注(速報値) 03月 [輸送除くコア・前月比]→前回0.7% 予想0.3% 結果
中古住宅販売件数 03月 [中古住宅販売件数]→前回426万件 予想412万件 結果

考察

パウエルさんも言った通り、整理してみると

  • インフレ:2022年の9%をピークにFRBが目標とする2%へ順調に低下
  • 消費者物価指数:ここ最近下落トレンドを明らかにしてきている。
  • 労働環境:ほぼ最大雇用に近く、失業率は4%くらいで安定している。
  • 消費行動:小売りは関税の影響で駆け込み需要があったが、住宅関連の伸びは鈍い。

ざっくりこんな感じですが、アメリカ経済に問題はないといえます。

ただ、物価の落ち込みと住宅の落ち込みが明確になってきているので
関税による混乱にかかわらず、利下げの話がFRB内でもでてもよさそうな雰囲気です。

でもやっぱり4月のハードデータがみたいのでしょうかね、それにより方向性が出てくるのかもしれません。となると利下げは6月以降になりそうで、それまで株式は上がりづらい状況におかれてしまいます。。

一方政策のほうはというと
関税砲などの悪材料はなんだか出尽くした感があって、先週みたいに関税除外などの発表がちらほら出てきてこれからは株価上昇という場面があるかもです。
多岐にわたる関税撤廃や停止の話、中国との交渉結果しだいでは利下げを待たずに上昇という可能性もありますね。

また先週のパウエルさんの厳しいご発言での下落のあとはそこまで下落となってませんので今は少し上押し圧力のほうが勝ってるような気がします。

時間軸的な観点ですと、
トランプワンのときの関税砲による株価下落は約2か月で反発しました。今回のほうが程度はヒドイので時間はかかるのかもですが、一応2月20日から下落してますので、ちょうど2か月たちます。
人々は疲れ切ってますがそれと同時に関税砲にも慣れてきてもおかしくないかと思います。

いずれにしてもひきつづき、今後のトランプさんの発言には注目しといたほうがいいですね。

あと直近では来週の大型ハイテク企業の決算で設備投資の見通しに注目ですね。

Q.トランプ関税今後どうなる?

A.交渉フェーズにはいってきました。好材料に期待です。

Q.トランプ関税の収束はどうなる?

A.中国も反撃にでましたので妥協点が出てくるといいのですがしばらくかかりそうですね。

Q.今は株を買った方がいいのでしょうか?

A.難しいとこですが個別銘柄は少しずつ買ってもいいかなと。積み立てはしっかりやっていきましょう!

Q.買いのサインはなんでしょうか?

A.フォロースルーデイです。前日からの上昇を1日目としてそこから4日目以降で株価指数が前日比で1%~1.25%以上上昇かつ出来高が前日よりも増加したときです。

最後に

以上、「キートンのウィークリー米国株ニュース250419/あ~あ、言っちゃった。。」
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか
 関税砲などの悪材料はなんだか出尽くした感があって、先週みたいに関税除外などの発表がちらほら出てきてこれからは株価上昇という場面があるかもです。ひきつづき、今後のトランプさんの発言には注目しといたほうがいいですね。

株って勉強すればするほど、ほんと楽しいですね。

それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。

本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/

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