こんにちは~、キートンです!(^-^)/
ただいまキートンは株式休暇中です。個別は一切手を出してません。
先日、様子見程度にQQQショートしてみたのですが、ここから下がっていくのかと思いきや、若干上昇してたので、即切りでお休みモードです。
今週は、半導体大手のNVIDIAの決算やらジャクソンホール会議といったイベントがありました。なんだかんだで市場はうごいたのですが、週終わってみたら、う~んさほど変わってないなという印象ですね。
てな感じで一応相場は見ておりますが、「休むも相場」という言葉もありますとおり、ゆっくり静観しております。
NVIDIAはたしかに好決算で株もあがったのですが、上がった直後に速攻利益確定で売られて長続きはしませんでした。やっぱりみんなジャクソンホール会議でのパウエル議長のタカ派発言を警戒してたようです。
NVIDIAがナスダックをけん引してくれるものと思ってたのが期待外れに終わりましたので、9月4日のレーバーデー明けでがっつり株価上昇する気配はなくなったと思います。とはいえがっつり売られるのかというとそうでもないので、横ばいの状態がつづくものとみてます。
ジャクソンホール会議でのパウエル議長の発言については特に際立った発言はなく、これまで同様、インフレ加速したら利上げします程度の発言でした。政策金利の長期維持がさらに強まりFRBと市場との乖離が若干縮まったかなという印象です。その点でみると株価はやっぱりしばらくは軟調に推移しそうです。
一方、これからドル高円安は維持するものと思い、10月以降の株高を控え一時MMF(マネーマーケットファンド)にお金をあずけておこうかと思っているところです。そして、去年同様10月になったらまた個別銘柄を買っていこうかと思います。
それまでじっくり経済指標など全体観を抑えつつ品定めですね。
それでは今週の米国主要3指数を振り返ってみたいと思います。
ダウ、ナスダック、S&P500
3指数は終値ベース、先週末比で
でした。
ダウ
いまはまだ50日移動平均線を下回る位置で横ばい状態です。まだ上へ試す展開には時間がかかりそうです。今週はアップルやマイクロソフトといったハイテク関連株が上昇をけん引しましたが、持続的なけん引力は明確化されてない状況です。
とくに昨日のNVIDIA決算発表後で50日移動平均線を一時上回りましたが下押し圧力が強く大きな陰線で終わってしまってます。これによっても強さより弱さが勝っておりますね。
ナスダック
こちらも週半ばで一旦50日移動平均線を超えた場面もありましたが大きな陰線で沈み込み週末は若干上げたものの50日移動平均線が抵抗線として働き沈んだままで終わってます。これをみるとレーバーデー明けはカンカンの強気で買いが入るのにはちょっと疑問がありますので、先行して買うのは危険かなと思います。
S&P500
こちら、ナスダック同様で紫のトレンド線を下回って調整局面といったところです。売るのにも買うのにも危険な香りがしますので、ここはじっと動かないでみておくのが一番の策といえるでしょう。来週雇用統計もありますしね。
とはいえ、S&P500に積み立ては粛々と積み立てておくのが鉄板でして、上がり下がりはするものの上昇トレンドには変わりなさそうですし、利上げ終了局面ですから、これからは投資のうま味がじわじわ出てくるところです。絶対に逃さないようにしましょう。
米10年債利回り
下図をご覧ください。
4.239と先週からは若干下落しました。
週の前半では4.3%を上回る場面もありましたが、PMI(購買担当者景気指数)が低調だったため、金融引き締めの長期化が幾分和らいだことで一気に4.2%台まで下がってきました。そしてジャクソンホール会議でのパウエル議長の発言にはサプライズはなく、これまでと同じ内容でしたので、ほぼほぼ変化なしで終わってます。
今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)
ナスダックは先週からの下落からのテクニカルな押し目買い、それとNVIDIAの好決算が功を奏したのかグロースは上昇して終わっており、その分ディフェンシブ銘柄は軟調です。
一応NVIDIAは好決算出したので個別で買っても問題ないと思いますが、地合い、アノマリーを考えるとこれらに勝てるのかどうかは疑問です。やはり様子見した方がよさそうですね。
下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。
エネルギー(VDE)以外はマイナス圏に沈み込んでます。いよいよベアマーケットが襲ってきそうな予感です。調整とはいえこれからどこまで調整していくのか、様子見していき、底打ちまでは虎視眈々と相場とにらめっこかなと思います。
もしトレードしたいのであれば、相場全体がベアの兆候のため、指数でトレードはなかなか勝てないので、やるなら個別銘柄のチャートテクニカル(MACDなど)の買いで遊んでみるくらいがよさそうですね。
VIX(恐怖指数)
下図をご覧ください。
15.67と先週から下がりました。ジャクソンホール会議でのパウエル議長の発言でのノーサプライズが起因してるかと思います。今回の発言が8月FOMCでの会見とほぼ変わらなかったということで、9月のFOMCでもノーサプライズが予想できますし、市場はそれを予想するかと思います。となると金融政策を追加で実施することはほぼないこととなり、あとは経済指標で株価が動くくらいだと思います。すると去年みたいに滑り台のように株価が下落していくのはなかなか想定しづらいので、ベアマーケットといっても9月4日のレーバーデー明けで一定の下落があってそのあとは傾斜の緩い下落トレンドでジグザグの展開かなと思います。
ですので、VIXとしては20超えることはないような気がします。
ドル円の状況
下図をご覧ください。
現在は146.38円近辺と先週から上げてきてます。
金融引き締めの長期化によりドル買いが意識されております。来週はPMI(消費者信頼感指数)が発表され、そして雇用統計の発表もあります。これら経済指標により下がったり上がったりとありそうですが144~147円くらいのレンジで推移しそうです。
経済イベント(経済指標)
米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。
<過去分>
最後に
以上、キートンのウィークリー米国株ニュース 230826
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。
今年の株価はいったん8月で頂上超えましたので、これからしばらく調整局面が来そうです。「休むも相場」という格言のとおり、これから少し休んで10月からの上昇相場にそなえておきたいと思います。
株って勉強すればするほど、ほんと楽しいですね。
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/
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