こんにちは~、キートンです!(^-^)/
「FRBは2会合連続で利上げを減速させる準備を進めている。
Nick timiraos 2023 1/23 のツイートより
労働需要、消費、インフレがあとどの程度軟化すれば、今春の利上げを一時停止できるかを検討し始める可能性がある。」
こういった政策的方針が示されるなかの決算発表シーズンです
ということを念頭に置きながら、株価の推移をみてみると、あ~そうなるんだ~
やっぱりね。
というふうに思えて腹落ちした感じになります。
この「Nick timiraos」さんはアメリカの経済新聞「ウォールストリートジャーナル」
の記者さんです。
WSJの中でもとりわけFRB(アメリカの中央銀行)専門の記者さんと認識しておけばよろしいでしょう。
俗に「フェドウォッチャー(FED Watcher)」とも呼ばれており、FRBのスピーカーです。
※FED=FRBメンバー
すなわちFRBがまだ公に言えないこと等をこのNick Timiraos(ニックティミラオス)=フェドウォッチャーを通して世間に考えをばらまいて、その世間の反応をFRBが見てまた政策を検討する。といったやりとりが行われております。
すなわちFRBがまだ公に言えないことなどをこのNick Timiraos(ニックティミラオス)=フェドウォッチャーを通して世間に考えをばらまいて、その反応をFRBが見てまた政策を検討する。といったやりとりが行われております。
ですので、この方の記事やツイートを見ておけば、市場の流れも大体つかめてくるし、FRBの動きもだいたい予想がつきます。みなさんもフォローされてはいかがでしょうか。
英語で書かれてますがすぐに翻訳してくれます。大丈夫です。
で、決算発表ですが、それぞれ各社クリア、ミスはあるものの全体をみるとそこまで悪くない?悪くてもあらかじめ織り込まれてる部分があって、株価としてはいまのところ悲観するほどではないかと思います。
ということで、
今週1週間の米国株がどうだったか、振り返ってみましょう。
ダウ、ナスダック、S&P500
3指数は終値ベース、先週末比で
でした。
ダウ↓↓
ナスダック↓↓
S&P500↓↓
ダウは6日続伸し、この1週間は全日上昇してます。
50日移動平均線(図の濃いブルー)が下値を支える支持線として動いており
なんとも堅調な動きをしてますね。
12月の高値が次の目標ラインですが、決算発表の間は上がり下がりが続くのレンジ相場となりそうです。
今回、決算がよかったのはV(VISA)ですね。
決算内容は下図の通り売上、収益ともに予想をクリアしてます。
一方ナスダックはというとこちらも一進一退あったものの1週間をプラスで終えており、いま200日移動平均線(薄い青緑の線)にタッチしようとしてるとこです。
さ、来週この線を超えられるかどうか見ものです。
この1週間はすべて陽線をつけており、非常に調子がいいです。
とくにテスラ(TSLA)の決算による上昇が大きいですね。
テスラの決算と株価チャートを見てみましょう
下図の通り、売上高をミスしてますが、イーロンマスクが値下げによる需要増加を強調し評価されたため、株価大きく上昇してます。
ただこのテスラ株についてはイーロンマスクの裁量で大量の売りをしてしまうので、心臓の弱い方にはあまりおすすめしません。
で、これから一本調子であがるかといえばそうでもないかもです。
値下げはするものの、ネームバリューが先行しすぎてる感じがしてるんで。。(個人的感想です)
そして、キング オブ インデックスのS&P500はどうだったかというと
そうですこちらもナスダック同様1週間をプラスで終えてますし、すべて陽線をつけてました。
そして向こう1年のダウントレンド線をついに上抜けてきたんです!
(下図の青丸のとこです)
200日移動平均線も完全突破し、それを下値支持線として動いているんです。
これは2022年年初以来のことでして、これまではプロローグでしたが、これから株価上昇の第一章が始まったと言えるでしょう。
ついでに言及しておくと
じつは全世界株もかなり調子がいいです。
たとえばバンガード社の
「VT」
バンガード トータル ワールド ストック インデックスファンドETF
Vanguard Total World Stock Index Fund ETF
こちらのチャート1か月単位でみてみるとVTのほうがVOO(S&P500)を上回っておりますので、こちらへの投資も非常におススメです。
短期も長期も全世界株式でOK!!ということになりますね。
米10年債利回り
下図をご覧ください。
3.52%とここ最近はほぼ横ばいで落ち着いてます。金利はまだ利上げが続くので、まだまだこの水準くらいで動きそうですね。
今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)
今週も先週にひきつづきGAFAMが好調でして相場のけん引役を果たしてくれました。
ただ、これらグロース株がこのままグロースかというともうすでに成長はしてません。残念ながら。。この決算がどうであれグロースの株価の上値は限定的といわざるを得ません。
すなわちグロース以外への投資を考える時期なのですがコレ!というのがいまだ見つからないため、とりあえずVOOやVTI,VTなどのインデックスでお茶を濁しておくのが、現時点での最適解かなと思っております。
下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。
先週同様TOP3は電気通信、一般消費財が上位にいます。
電気通信銘柄はGOOGLEやメタ、ディズニー、ネットフリックスなどで決算良かったあとは上昇がつづきますね。
一般消費財のけん引役はやはりテスラでしょうね。
ディフェンシブセクターのヘルスケア(VHT)や公益(VPU)がさえない動きです。
となるとやはりVOOやVTIといったETFをもっておくのがいいですね。
VIX(恐怖指数)
下図をご覧ください。18.50と先週から1.3ものダウンです。
ここ最近18台をちょくちょくマークしてきてます。株価もそれなりに上昇トレンドを継続してますのでいまはホント適温相場ではないかと思います。
相場格言で「節分天井、彼岸高」というのもありますので、ここらで利確もありでしょう。
ただ、今年はなにか違うような気がしてならないです。2月は落ちないくらいの水平飛行でいくような気がします。あくまでカンですが。。
ドル円の状況
下図をご覧ください。
先週今週と130円前後で比較的落ち着いてますね。
日銀騒動が落ち着いたからですかね。。あとは今月末から始まるFOMCで発表される利上げがどのくらい10年債利回りに影響してくるかによるかと思われます。
経済イベント(経済指標)
米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。
<過去分>
<今週>
なーんと実質GDPが2期連続プラスとなり通年でもプラスとなりました。ソフトランディング、マイルドリセッションの可能性ありそうですね。
そしてFOMCでパウエル議長のコメントに注目いただき、ここで利上げ停止などのハト派発言が出れば株価上昇に大きくかつ持続的に影響するものと思われます。
最後に
以上、キートンのウィークリー米国株ニュース 230128
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。
キング オブ インデックスのS&P500は
向こう1年のダウントレンド線をついに上抜けました。
200日移動平均線と完全突破し、それを下値支持線として動いてます。
これから株価上昇の第一章が始まりそうですね。
株って勉強すればするほど、ほんと楽しいものですね。
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いします。
では、また!(^-^)/
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