こんにちは~、キートンです!(^-^)/
S&P500が大台の5000を突破!!
な、なんとS&P500があっという間に
大台の5000を突破し
史上最高値を更新しました!!

先日、2024年1月20日
前回高値の4796をなんどもトライ後のブレイクアウト
からの~
一気に4800オーバー
そしてスルスルと4900もオーバー
そして、あれよあれよと
日本時間の本日
2024年2月10日06:00時
終値ベース5026と
5000を突破したわけであります。
やはり4796の壁がそうとう厚かったみたいで
二年がかりでぶち破りました。
そこを抜けた力というものは絶大なものがあったわけでして
その壁の上はブルーオーシャン状態ということがいえるでしょう。
これからはばたくS&P500。
かなり期待がもてそうです。
さて、このS&P500
ってなんでしょう。。
下の方にリンクを張っておきますが
ではあらためて、
「S&P500」(えすあんどぴーごひゃく)
アメリカ名では
「Standard & Poor’s 500 Stock Index」と呼び
米国の金融市場指数を扱う企業
「S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス・エル・エル・シー」
が算出しております。
で、これは主に
アメリカのいろんな企業約500社の
株価が混ぜ混ぜされており
時価総額の加重平均を指数化したものです。
つまり単なる500社株価の平均ではなく、
時価総額の高い企業順に比率を大きく出してそれを平均したもの
と思ってていいです。
時価総額=株価x発行済株式総数です。
ですので
極端な話だと
組み入れ銘柄(比率)一位のアップルが急騰すると
S&P500が上がりやすくなります。
でその組み入れ比率としては下図のような企業構成となっております。
いまをときめく大型銘柄がはいっており、完全無欠の布陣で成長してきました。

で,
S&P500に組み入れられるには条件があって
1.米国企業であること(海外に拠点を構えるのは可能)
2.時価総額が146億ドル(約2兆円)以上あること
3.流動性が高いこと
4.浮動株が発行済み株式総数の50%以上あること
5.4四半期連続で黒字の利益を維持していること
となっております。
S&P500の銘柄入れ替えは四半期ごとに検討されますが、
定期的に行われるわけではなく、
必要に応じて行われます。
さて、いまは日本株もかなり調子よく上げまくってますね。
ただ、成長のサスティナビリティ(持続性)といいますと、
S&P500のほうが圧倒的であることが言えるかと思います。
日経平均はいわば砂上の楼閣になりかねませんのでご注意あれ。
下図に1985年からのS&P500と日経平均を示します。

日本の個々人としては世界一といっていいほど優れているのですが、企業システムやら体質がどうも。。経済政策や政治もどうも、なんだかな~って感じです。
日本の株式市場にもちょっと入りにくい雰囲気があります。
100株も高くて買えなーいって感じですからね。。
さてそれでは、ハイテク大企業の決算、FOMC、雇用統計発表を先週終えてからの今週の米国主要3指数について振り返ってみましょう。
ダウ、ナスダック、S&P500
3指数は終値ベース、先週末比で
- ダウは0.0%→(終値:38671.70)
- ナスダックが2.3%↑(15990.66)
- S&P500は1.4%↑(5026.62)
でした。
ダウ
下図をご覧ください。
こちらダウもまたまたまた最高値更新しました。非常に堅調で毎週更新しております。

今週は決算発表のあったディズニーが+11%と急騰しました。
通期の利益見通しは予想を上回り、
あのオンラインゲーム「フォートナイト」を配信するエピックゲームスの株式を15億ドルで取得とのことで株価上がりました。
あとはアメリカンエキスプレスとマイクロソフトが右肩上がりで調子いいのが目立ちますが、他はぱっとしません。
ただ図の21日移動平均線にそってきれいに上昇推移してますのでかなり安定しております。
ナスダック
まあ、しかしこんなにもよく上がるもんだといわんばかりの上げっぷりです。

というのもこれまでがナスダックが軟調すぎてそれに慣れてた所以かもですね。
なんせ、NVIDIAの株価はいま721ドルくらいですが、見込み800ドルともいわれており、呼び水のように上げが上げを呼んで上げ続けります。
こないだみたいにNVIDIAの決算で期待通りじゃないと下落する可能性は大いにあります。
ただ、AIの未知数具合からするとまだまだ上げが足りないともいえるかと思います。
また、グーグルもアマゾンも強く、かつてのGAFAMがAIという触媒でまた別の生き物に化けてしまいました。
一方アップルはAI関連の事業とはいまのところ縁がみられない状況で株価も横ばいです。ただ、この企業隠し玉をもってる可能性が非常に高いので、またなにかやらかす可能性があります。先日アメリカにて発売された「Vision Pro」ですが50万円と非常に高価でウェアラブルとはちょっといいがたい大げさなメガネというマイナスポイントがかなり気になってしょうがないのですが、まずは第一歩ということで及第点はつけてあげてもいいかなと思います。
ウェアラブルについては個人的には非常に興味がありまして、この特にメガネ型端末はかなり使えるものと評価してます。これが進化すればスマホも時計もPCも財布もイヤホンも鍵も何もかもが要らなくなってしまいます。でなおかつAIとの組み合わせでいろんなことはでき、インターネット級のブレイクになることと思います。
ゆくゆくは攻殻機動隊みたいに人間にチップを埋め込んで人間自体を進化させていく技術が出てくるのでしょうね。
あ、そういえばラッセル2000がじわっとあげてきてます。みなさん、これ気づかないうちに上げてきてますんで気を付けてくださいね。
S&P500
冒頭いろいろと述べましたので言うことないのですが、改めて。。

5026.62と初めて5000を超えました。
またまたこれで上昇機運が高まったものと思います。
週末の引け際の利確決済も比較的穏やかな下げで収まったと思います。
そういえば2月アノマリーってありましたよね。
それって、2月が一年で2番目に調子悪い月で下げたときに買おうって言ってました。。
ただそれさげたのはFOMC後の1月最後の日だけで
2月1日からはほとんどずっと上げ続けてます。
長期金利が高いのと、NVIDIAの決算が2/21に控えているのがちょっと気になるところで、
まずは長期金利がこれ以上急騰しないか注意してみておきたいと思います。
米10年債利回り
下図をご覧ください。
4.177と先週より上昇で今週は終えてます。

ただ、ここ数日は比較的落ち着いた動きで急上昇といった感じではありませんで、50日、200日移動平均線に沿った形です。レンジとしては3.9~4.2くらいでしょうか、この範囲であれば、そう株価に影響しない程度で済みそうです。
今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)

大手企業の決算が終え、個別銘柄での明暗がだいぶ緩和してきているような感じです。相変わらずハイテク銘柄はすごい伸びを見せており、どこまでこれが続くのか終わりはまだ先なのか、ちょっと高所恐怖症チックになってしまいます。
来週は火曜日に消費者物価指数の発表があります。ここでまたインフレ鎮静化のデータが示されると思いますので、長期金利が下がり、株価が上がる可能性大です。
株価動向のウェイトが業績から金利に少しずつ移っていく時期に入っていくものと思われ、いまじわっと上がってるラッセル2000あたりが目を覚ますのかもしれませんね。
下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。

一か月での伸びでトップはVGT(情報技術)、VOX(通信)、VIS(資本財、サービス)とならんでおります。
ハイテク大手がトップグループに位置しており、VGT(情報技術)が一位に躍り出ました。
VPU(公益)やVNQ(不動産)が軟調でまだ眠ったまんまです。
決算もFOMCもひと段落しましたし利下げはまだ先の話ですので、今はやはり「AI」の期待が株価を主導している格好です。未知数なので期待が大きくどこまで続くかとどうなったらピークをつけるのかを見極めたいところです。
VIX(恐怖指数)
下図をご覧ください。
12.92と先週からは下落して終わっております。

S&P500の大台5000ブレイクした関係で、株式はリスクオンの状態とみてとれます。
年末からジグザグと動いてきてますが、株価はどんどん上がってますので、このあたりのレンジ(12~15)で動いているのはまず問題ないかと思います。
ドル円の状況
下図をご覧ください。
149.27円/ドルです。なんと先週より約1円上昇してます。

先週申しました通り149円突破してきましたね。
アメリカの金利上昇や日銀のマイナス金利解除後ズレの可能性が影響しているかと思います。
さらには日本円がまだまだドルに代わっていっているのと、NISAでの投資が米国に向かっていることもベースで効いてきている気がします。こちらはあちこちのメディアで取り上げられてました。
経済イベント(経済指標)
米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。
<過去分>

今週のイベント結果(経済指標の結果)
- ISM非製造業景気指数 01月→前回50.6 予想52.2 結果53.4
- 貿易収支 12月→前回-632億ドル 予想-623億ドル 結果-622億ドル
来週のイベント
- 消費者物価指数(CPI) 01月[前月比]→前回0.3% 予想0.1% 結果
- 消費者物価指数(CPI) 01月[前年比]→前回3.4% 予想2.9% 結果
- 消費者物価指数(CPI) 01月[食品・エネルギー除くコア・前月比]→前回0.3% 予想0.2% 結果
- 消費者物価指数(CPI) 01月[食品・エネルギー除くコア・前年比]→前回3.9% 予想3.7% 結果
- 小売売上高 01月[前月比]→前回0.6% 予想0.1% 結果
- 小売売上高 01月[自動車除くコア・前月比]→前回0.4% 予想0.3% 結果
- フィラデルフィア連銀景況指数 02月→前回-10.6 予想-9.0 結果
- 鉱工業生産指数 01月[前月比]→前回0.1% 予想0.5% 結果
- 鉱工業生産指数 01月[設備稼働率]→前回78.6% 予想78.9% 結果
- ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) 02月→前回79.0 予想80.0 結果
最後に
以上、「キートンのウィークリー米国株ニュース 240210/S&P500が大台の5000を突破!! 」
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか
S&P500が
大台の5000を突破し
史上最高値を更新しました!!
やはり前回高値の4796の壁が
相当、厚かったみたいで
二年がかりでぶち破りました。
そこを抜けた力というものは絶大なものがあったわけでして
その壁の上はブルーオーシャン状態ということがいえるでしょう。
これからもはばたくS&P500。
かなり期待がもてそうです。
株って勉強すればするほど、ほんと楽しいですね。
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/

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