キートンのウィークリー米国株ニュース 240406/金利でうごく「今」

株式投資・お金
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こんにちは~、キートンです!(^-^)/

金利でうごく「今」

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「4月は高い!」と先週申しましたが、SPXは3/31を頂点に今は下落してます。
その主な要因として今週は下記のようなトピックがありました。

  • FRB高官タカ派発言
  • ISM製造業景気指数が50超え
  • イランイスラエル戦争始まる?
  • JOLTS、ADP雇用統計強い

と、いずれも金利に影響するニュースで、株価を動かす材料が金利に集中しているようです。
したがって、どれも金利を上げる方向の内容ですので、かなり株式相場は軟調でした。

ただ、昨日の雇用統計では強い数値がでたものの、ずっと売られていた株式に見直し買いが全体的に入って踏みとどまったところです。

 さて来週もビッグイベントであるCPI(消費者物価指数)の発表があります。
こちらもまた強い数字となると金利高、利下げ時期後退となりますので注意が必要です。

と、金利の話題が尽きませんが、来週からいよいよ
 第一四半期の決算発表シーズンが始まります。

来週末4/12(金)~ 恒例の金融銘柄からのスタートです。
JPモルガン、ウェルズファーゴ、シティ、ブラックロック、ステートストリートなどです。
金融セクターは調子がいいのでいいスタートが切れるのではないでしょうか。
なんとか株価上昇に寄与していただきたいですね。

 4月はおそらくこの決算発表シーズン以降からが本番だと思います。4/15はタックスデーですからね。

 ということで、金利上昇にかかわるニュースが多く、軟調な相場だった今週の米国主要3指数について振り返ってみましょう。

ダウ、ナスダック、S&P500

3指数は終値ベース、先週末比で

  • ダウは-2.2%(終値:38904.05)
  • ナスダックが-。1%(16248.52)
  • S&P500は-1.0%(5204.35)

でした。

ダウ

下図をご覧ください。

 先週まで高値更新つづきでしたが、今週はがっつり下げております。
 セクター、銘柄関係なくです。
今週はFRB高官が連発で発言を行い、カシュカリ総裁が今年は利下げナシとの発言。
木曜日の大陰線はこの発言で下げを加速させました。
 その前までのJOLTS、ADP雇用統計の強さをうけ、金曜日の雇用統計発表を前に持ち高調整するのとあと原油高と一気に重なったことが考えられます。
 とくにインテル(INTC)は特有の悪材料、製造部門の赤字ということで、12%強の下落です。。
あと、ヘルスケアのユナイテッドヘルス(UNH)は7%強の下落。
一方、新入りのアマゾン(AMZN)は強く2.6%の上昇でした。

ナスダック

下図をごらんください。

 週末はなんとか21日移動平均線の上で終えてます。週末ということもあり、後半売られて上ヒゲで終わってますが。。
 これから浮上して21日移動平均線を突破できるか見ものです。
来週CPI(消費者物価指数)の発表があるものの、今週の売りの取返しが来週入ってくるかもしれませんん。
 というのも、、私キートン、昨日の雇用統計の発表を受けて「強い!」と思って、速攻、ナスダック先物、R2000先物をショートしたのですが、下げたのは一時的ですぐに上昇してきました。それでタイミング見計らってすぐに損切した次第です。
で、その後はずんずん上げてきて、これは株式はやっぱり強気相場だなと改めて思いました。
 余談ですが、その前の日の大陰線の日、これはなんか怪しいというのと、雇用統計前ということもあって、先物、個別株CFDを寄りで全決済しました。そして次の日起きてみたら血みどろになってました。。

 銘柄、セクターに関係なく、全体が下げているときはチャンスです。
業績がいい銘柄なんかは押し目買いをいれてもいいかもです。ただ金利が高いんで小型銘柄は待ちかなと思ってます。

S&P500

 こちらもナスダック同様で、なんとか21日移動平均線を一日割ったものの、昨日は復活を遂げております。しかし、50日も21日もきれいな移動平均線ですね。

ちなみにナスダック銘柄でもあるメタ(META)についてですが、
こいつ、木曜の大陰線のときもプラス0.8%で終えてます。メタくちゃ強いです。今週なんとプラス8%強で終えてます。
 あと注目するのが、先日会社分割したGEベルノバ(GEV)、だったりゼネラルエレクトリック(GE)に注目してます。あとイートン(ETN)こちら今週プラス5%強。
GEなんかは今週プラス11%で終えてます。
 そしてそして、エネルギー銘柄が強いです。エクソンモービル(XOM)率いるエネルギーセクターです。中東の緊張が高まるなかどこまで原油高になるかですが、すぐに紛争は終わらなく、また、これからドライブシーズンに入っていきます。がつんと下げるのかというとハテナ??です。

米10年債利回り

下図をご覧ください。

4.404と急上昇してます。

 これまでも申しました通り、今週は金利上昇に影響を与えるニュースがバンバン入ってきてました。
こうなるとちょっと株価にはマイナスになるのですが昨日はさすがに見直し買いが入り、金利上昇にもかかわらず、株価上昇しました。こういう現象だと株価は強いと思ってよいのでしょうが、エントリーするのは大型株に限っておいた方がよさそうです。
あと、この土日でなにも起きなければいいのですが。。

今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)

 う~ん、ほぼほぼの銘柄が焼かれてますね。。
しかし、それに負けなかったのが
MSFT、GOOG、META、AMZN、AVGO、MU、GE、CAT、RTX、NFLX、XOM、CVXといったスーバースター銘柄です。
ここで注目なのはNVDAです。上にないんですが。。
 おそらく、最も成長率の高い銘柄ですが、週で-2.6%と大きく下げており、もうダメなのか?という声も聞きますが、ここはエントリーチャンスじゃないかと。。すぐには上げにくいかもですが、もっておくのはアリかと思います。

下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。

 一か月での伸びでトップ集団はさほどかわらず、VDE(エネルギー)、VOX(電気通信)VAW(素材)の順でならんでおります。

 さらにエネルギーセクター(VDE)は伸びを拡大しており2位以下を突き放しております。EVももう減速してるみたいで、アメリカのモーターショーも今年はハイブリッドが主役だったみたいです。
 VOX(電気通信)はメタやグーグルがけん引しており、ここは引き続き成長期待がもてますね。
 こうなってくると、おのずと自分のポートフォリオになにがくるかはだいたい想像できますかね。

VIX(恐怖指数)

下図をご覧ください。
 16.02と先週からはるかに上昇してます。昨日は少し下げておりますが、来週どうなるか、CPIやら中東情勢やらで動きそうな材料がありますのでそこは注意が必要です。
ただ、週末の決算発表スタートあたりからどうなるか、金融は調子いいのでもしかしたら相場上昇の呼び水になってくれるかもですね。

ドル円の状況

 下図をご覧ください。151.607円/ドルと先週からは若干上げておりまだ高いです。

 もう12日間もほとんど動きなしで推移してます。なにかが上にのしかかってるようなチャートでちょっと不気味ですね。米金利が大きく上昇してもドル円動かず。。もしかしたらドル円て金利差あんまり関係ないフェーズに入ってきてるのでしょうかね。
 ま、しかし今後も円安トレンドは続くでしょうから、まだ気にするほどのことはなさそうです。

経済イベント(経済指標)

 米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。

<過去分>

今週のイベント結果(経済指標の結果)

  • PMI(購買担当者景気指数・確報値) 03月[製造業PMI・確報値]→前回52.5 予想52.5 結果51.9
  • ISM製造業景気指数 03月→前回47.8 予想48.5 結果50.3
  • JOLTS求人件数 02月→前回886.3万人 予想877.0万人 結果875.6万人
  • 耐久財受注(確報値) 02月[前月比]→前回1.4% 予想1.4% 結果1.3%
  • 耐久財受注(確報値) 02月[輸送除くコア・前月比]→前回0.5% 予想0.5% 結果0.3%
  • ADP雇用者数 03月[前月比]→前回14.0万人 予想15.2万人 結果18.4万人
  • ISM非製造業景気指数 03月→前回52.6 予想52.8 結果51.4
  • 貿易収支 02月→前回-674億ドル 予想-660億ドル 結果-689億ドル
  • 雇用統計 03月[非農業部門雇用者数・前月比]→前回27.5万人 予想20.3万人 結果30.3万人
  • 雇用統計 03月[失業率]→前回3.9% 予想3.9% 結果3.8%

来週のイベント

  • 消費者物価指数(CPI) 03月[前月比]→前回0.4% 予想0.3% 結果
  • 消費者物価指数(CPI) 03月[前年比]→前回3.2% 予想3.5% 結果
  • 消費者物価指数(CPI) 03月[食品・エネルギー除くコア・前月比]→前回0.4% 予想0.3% 結果
  • 消費者物価指数(CPI) 03月[食品・エネルギー除くコア・前年比]→前回3.8% 予想3.7% 結果
  • ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) 04月→前回79.4 予想78.8  結果

最後に

以上、「キートンのウィークリー米国株ニュース 240406/金利でうごく「今」」
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか

今は金利に関する情報が株価に大きく寄与してますが、来週末からはお待ちかねの決算発表シーズンが始まります。つまり業績情報が株価に影響を与えるフェーズに入っていきますので銘柄選択など今のうちにご準備を。

株って勉強すればするほど、ほんと楽しいですね。

それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。

本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/

キートン@米国株投資 (@masterkeaton19) on X
米国株で現物、信用取引、CFD取引やってます(NISAも)。ブログ「キートンの米国株投資」も是非見てやって下さいm(__)m バイクが好きなフツーの会社員です。よろしくお願いします。愛車はYAMAHA TZR250R 3XV 1992 ✨🌙*゚

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